プロスピリアルタイム対戦の歴史

この題材に関しては、リアタイ正式実装初年度から5年連続球王以上(たぶん僕だけかと)獲得してるぐらい毎年やり込んでる僕だからこそ、書ける記事かなと思います。


古参アピと言われたらそれまでなので、そこには触れないでください笑
それでは、各年度前期後期に分けて解説していきたいと思います。


2018年度前期

正式実装当初ということもあり、誰しも一度は耳にしたことがある通称スラカット時代でした。

また、今ではスピリッツが相手打者より500低いと変化量-1となりますが、その制度がなくAランクでも問題なく使えていました。

更にストレートの場合に打者の始動が早くなるテイクバック問題も発生しており、ストレートか変化球か見極めがついたことから現在王道となっているツーシームスプリットの組み合わせが今よりは強くなかった気がしています。

最初はランク戦の勝ち星ランキングしかなかったものの、夏に初めての大会が開催されました。
プロスピ界ではかなり有名な全ちゃんsc選手が1位を獲得したものの、唯一リボンが配布されなかった大会として有名です。
また、この頃は現在の最終レート制ではなく、ベストレート制でした。

そして、この後に2種スライダーの西口投手と2種フォークの永川選手がTS選手として排出され、Aランクであろうが猛威を奮うこととなりました。


この時代は5割打ってれば超猛者、6割打ったことがある人は50人もいなかったぐらいだったと思います。

2018年度後期

ついに第1回スピチャン予選が開催されます。
この時は東日本と西日本の計2地区しかありませんでした。
この予選で疲労MAXで連投させる疲労西口が流行し、結果的にスピチャン東日本大会でも使われ、かなり物議を醸しました。
個人的にはルールの範囲内なら何やっても良いとは思ってます。

そして、スピチャンが終わってから、前期の方で書いたテイクバック問題の修正のアプデが来たことによって、ツーシームスプリットが同一球種やスライダーカットと共に強い球種の組み合わせとなりました。
このアプデによって、有名選手の打率が大きく落ちることが続出していました。

今ではフォーク系は一部を除き、変化量が高めからだと少なくなりますが、この頃にリリース時に敢えてタップをズラすことによって高めからでも変わらない変化量で落とす技が開発されました。
これを今では落ちないフォークを抜けと呼んでいましたが、当時はこれを抜けフォークと呼んでました。

2019年の1月に第1回純正杯が開催される前に疲労度合いによってスタミナ切れを起こす球数が調整され、疲労西口は姿を消すことになりました。

3月に大会で初めて高速フェードではない大会、フェードが表示されない非表示大会が開催されました。
僕の記憶が正しければ、大会ルールが変わるという予告が来てた気がします。
フェードが表示されないことから、球の着地点が分からないため、案の定打率が大きく下がり、1-0の試合なんて珍しくない投手戦が繰り広げられることとなりました。

また、この時期から今まではiPhone勢しかいなかった中でiPad勢がほんのわずかですが姿を現すようになりました。
この辺りから7割を打つ人がチラホラ現れ始めていました。

2019年度前期

球の回転の変更により、シンキングスプリットという強い組み合わせができ、一時的に田中将大投手が猛威を奮っていました。
ツーシームスプリットと違って球速差がなく、軌道打ちの人は以前と変わりなく打ててたとのことですが、回転で打ってる人は判別がつかなかった人がほとんどだったと思います。

そして、6月頃に同一球種の回転が同じようにならないアプデが入り、回転が今とほぼ同じになったと共に同一方向やスライダーカットの組み合わせが大きく弱体化することとなりました。
また、この時に高めからでも変化量が変わらない通称抜けフォークの仕様ができなくなりました。

そして迎えた第2回のスピチャン予選、ルールは2019年から導入されたフェード非表示でした。
そして、地区は前年度の2地区から1地区増えた3地区で行われました。
この大会はどの投手でもとにかく制球が悪く、インローに投げようとしてもど真ん中にいくことがザラにありました。
非表示は投手戦になりやすいルールなこともあり、そのせいでホームランを打たれ、負けることからストレスがすごかった思い出があります。

2019年度後期

スピチャンが開催される前にコントロールのアプデが来ました。
以前は先程書いたようにインローが真ん中にいくことがザラだったものが、今度は全員がコントロール持ちなのではないかというほどビタビタに決まったことから、Cランクでも余裕でコーナーに決まるようになりました。

そして、スピチャンではiPadを使用したpopo選手が優勝を飾ったことから、徐々にiPadの存在が世に出てくるようになりました。

時は過ぎ、12月に突如始まった大会にて、今の大会ルールである超高速フェード、変化球がノーマル+が導入されました。 
また、この大会から一気にレートのインフレが起こり、それまでは10000あればベスト8、9000あればベスト100には入れる環境でした。
しかし、ベスト8にはおよそ10800、ベスト100もほぼ10000必要になりました。
この時はルール変更の予告がなかったと同時に、ルームでもその仕様がなかったことから、ぶっつけ本番で大会をしなければならない状態でした。
そして、2020年の2月にタイブレーク杯が開催されましたが、その1ヶ月前ぐらいにようやく大会ルールがルーム戦で練習できるようになりました。
この頃には、もう最上位にいる人はほぼiPad勢となっていました。

2020年度前期

4月、6月に行われたオールスター杯とテクニカル、純正杯にてベストレートが12000を超えてくる人が徐々に出てくるようになり、レートのインフレが進んでいきました。
ベスト100も10400ぐらい必要になってきていたと思います。
そして、このテクニカル杯で13000台という記録も生まれました。

この大会を境に最終レート制に移り変わり、迎えた8月のオールスター杯とテクニカル杯ではある程度のレートの落ち着きを見せました。
また、2020年はコロナ禍真っ只中ということもあり、ランク戦の階級の上がるペースが過去一凄かったです。

2020年度後期

第3回スピチャンのルールは超高速フェードであり、この年から地区が今と同じ5つまで広がりました。
この大会で初めてみんなが真剣にスピチャン出場を目指した最終レートの大会ということあり、やるべきなのか、ステイするべきなのかの見定めが今でも難しいですが、とても難しかった思い出があります。
スピチャン本戦では、2020年が1番の盛り上がりを見せていたこともあり、視聴回数が最も多い大会となっています。
以前までのスピチャンのような西口投手や菅野投手の繰り返しやストレートしか来ず投手戦だけで若干見応えに欠けていた大会と違って、打撃戦もあれば投手戦もあるとても良いルールだったことも1つの要因かなと思ってます。

そして、過去一みんな真剣に取り組んでいたスピチャン後夜祭が開催され、1つの大会に皆が集中したことから名のしれた猛者達が沢山ベスト100から漏れてた大会でした。

2021年度前期

この年からダルビッシュ杯とスピリーグ、そして国体という新たな試みが始まりました。

ダルビッシュ杯では、通常の大会レギュレーション同様の超高速フェードと変化球+に加えてリアル軌道が加わりました。
ストレートは基本浮き上がり、落ちる方向の変化量は通常より落ち、サイドスローのスライダー方向はより曲がるなど、とても打ちづらく高度な技術が求められる大会でした。

スピリーグ予選では、純正オーダーでしか参加できず、純正杯とは違って参加する球団同士でしか当たらない面白い大会です。
これが発表されたのが予選開催されるまで日にちがあまりなく、純正を作ってなかった人はオーダーがかなり弱い状態で挑まなければなりませんでした。

6月か7月頃にアウトコースを引っ張ると飛ばず、流しても以前より飛ばないアプデが入ったことから、高スピンのアーチストは生き残り、それ以外のパワーヒッターと高弾道は大きく弱体化が入りました。
反対に以前まで使用者が少なかった低角度の弾道ですが、高スピンのラインドライブの評価が上がっていきました。
もっと言えば、広角持ちでないとアウトコースを捌くのがとても困難になりました。

2021年度後期

リアタイ勢が大幅に増加した2020年以降、ライトを守らせる選手は様々でしたが、ここでライト完全一強となる高橋由伸選手が2019年以来の追加されました。

また、第2弾ダルビッシュセレクションにて、超対ピンチのムービングファストを操る赤堀投手が運ゲーの頂点となり、環境に君臨しました。

前期に行われたスピリーグオンライン予選を突破した各球団上位8名が現役選手だけを用いた球団代表決定戦が行われました。
現役野手は弾道も低く、パワーも低いことからアウトコースが飛びづらい傾向もあり、今まで使ってる人が少なかった流し打ち警戒が徐々に流行りだしました。

そして行われたペナントレースでは、各球団の名前、スポンサーを背負い、他の大会と違ってチーム戦なことから事あるごとに話し合いが行われ、プレイヤーとしてはとても楽しかったです。

1月の後半に行われた第4回スピチャン予選は、初めてレギュレーションが変わらず、超高速フェード、ノーマル+での開催となりました。
スピリーグ、そしてスピチャンも決勝大会からの参加でしたが、一回も負けることなく日本一を勝ち取った黒山羊選手のような選手はもう未来にも出てこなさそうです。

2022年度前期

ムービングファストの回転が変わったことから、どっちに曲がるかが分かるようになり、今まで猛威を奮っていた赤堀投手が大きく弱体化を受けることとなりました。

また、シフトの変更が行われたことにより、引っ張り警戒や流し打ち警戒を敷く際に、ランナーが一塁にいるとそれ以外の時と比べて左打者の場合はセカンドがセカンドベースよりに配置されるようになりました。
この仕様は私にとっては有り難いと思っていましたが、意見は様々でした。

詳しい時期は忘れましたが前期にプルヒにアップデートが入り、以前と比べて流し方向の飛距離やポール際が切れにくくなり、引っ張りの飛距離も上がるようになりました。
これによって、プルヒッター持ちのアーチストやラインドライブの高スピン系は逆方向でも問題なく飛ぶようになりました。

6月頃から藤浪投手のシュート方向に動くストレートとツーシームの組み合わせをひたすらアウトローに投げ、長打警戒や流し打ち警戒にはめる投球スタイルが徐々に猛威を奮い始めました。 
また、フォースラと縦スラの回転がほぼ同じで追加された藤井投手が追加されたことにより、かなり問題となりました。

2022年度後期

藤井投手にアプデが入り、縦スラの回転が変わったことにより、それに伴って縦スラと縦カットの組み合わせで翻弄してた2017年Siri1覚醒山岡投手も巻き添えにされ、弱体化が入りました。 

そして、22年度も国体、ダルビッシュ杯、スピリーグ、スピチャンが開催されました。
特にスピリーグでは、前年度猛威を奮った流し打ち警戒の対策としてミート打ちが開拓されたことから、平均打率が上がっていきました。
このミート打ちは対藤浪投手や長打警戒を敷かれた際の対策にもなっていることから、今では多くのプレイヤーが使用しています。

そして2022年度のスピチャンでもルールは前年度と変わらず行われました。
グランドオープンでシーズンが切り替わる直前で侍JAPANの大谷投手が追加され、リアタイにおいて強い球種を詰め込んだピッチャーとなっており、話題となりました。

2023年度前期

パワーヒッターに強化が入り、以前と比べて流し方向に飛距離が若干入るようになりました。
そして、4月にパリーグ杯とセリーグ杯という初めての試みとなる大会が開催されました。





ところどころ抜けてるところもあるとは思いますが、ざっくりこんなところだったと思います。

ではまた何かネタ思いついたら書きます。

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