eBASEBALLで学んだこと

こんにちは。
私はこの3月終わりで人生の節目となり、新たな世界へと進みます。
そこで初めてスピチャンに出場してから4年、たくさんお世話になったプロスピの大会で得た経験について振り返りたいなと思います。
それでは本編へ。



1.憧れの舞台

スピチャン初出場からの4年間、ありがたいことにプロスピの大舞台に出ることが多かった自分ですが、それより前までは当然ながらそのような舞台に憧れている側の人間でした。
先にスピチャンに出ていた全ちゃんであったりSounith、黒山羊やpopo、ながいのぴーのすけあたりを見ながらいつか出てみたいなと思っていました。
その舞台に自分が立ってからは色んな経験をすることができました。
そんな私がプロスピの大会を通じて得たことを少し書いていきたいと思います。

2.スピチャン出場

20.22年度のスピチャンに出場しました。


20年度スピチャン

初めての大舞台であり、ここから全ては始まりました。
それまではずっと見る側でいつか出てみたいと思っていた憧れの舞台でした。
最初は本戦で勝つというよりはスピチャン自体に出るということが目標であったため、初戦敗退という結果に終わりました。

出ることが目標な人と出て優勝することが目標の人だったら、それは当然出て優勝することが目標の人が勝つよねということを強く実感しました。

その中で自分がスピチャンでお気に入りの選手を起用する始祖として栗山選手を4番起用し、ホームランを含む2安打をマークしました。
しっかりと好きな栗山選手で打てたことによって良い思い出になりましたし、スピリーグで実況を務められている槇嶋さんにもよく栗山選手好きについて触れてもらえているので嬉しい限りです。


22年度スピチャン

2年ぶりに出場した大会でこの大会の目標はスピチャン限定選手の山川選手が欲しかったので1回戦突破、あわよくば優勝を目標としていました。

結果は関東大会準優勝となりました。
この大会では強く勝負を諦めたらそこで一気にツキがなくなることを実感しました。

初戦、準決勝と危なげなく勝ち進み、初めて決勝戦へと駒を進めました。
決勝戦の初戦を死に物狂いで手にし、優勝に大手をかけていました。

しかし、試合進行と共に会場入りしてから10時間ぐらい経とうとしており、異常な緊張感の中に長く身を置いていたことから疲労がかなりきていました。
2戦目を取れそうな中で落とし、3戦目もことごとくチャンスを潰して疲労もありかなり弱気になっていました。
3戦目の試合中にこんなことを思っていました。
「この展開負けるやつだなあとか負けて良いから早く終わりたい、でも後々絶対に後悔するやつだなあと」

案の定3戦目も落とし、決勝で敗退することとなりました。
相手も条件は同じで疲労が結構あったはずです。
となると、勝負を分けたのはどっちが本気で勝ちたいかだったかなと思います。

いついかなる時もこれからは諦めずに戦いきった方が後に後悔しないし、自分のためになると学びました。
良い意味でここで負けて良かったって思えるように今後の人生に活かしていきたいと思います。


3.スピリーグ出場

スピリーグは初年度から21.22.23年度と3年連続で出場しました。

21年度スピリーグ

初年度ということもあり、この先どう進むか分からない中で出れたら満足という気しかありませんでした。
結果は2勝3敗。
自分の思うような成績が残せなかったと共にチームも最下位でCSを戦ってる人たちを見ると、とても悔しくなった気持ちは忘れません。

22年度スピリーグ

前年度の雪辱を果たすため、代表決定戦はあくまでも通過点でありスピリーグで結果を残すと強く誓いました。
結果プロになり、前年度と比較して打撃成績も勝敗も全て向上させることに成功しました。

23年度スピリーグ

個人の成績よりチームの成績、全てはライオンズを勝たせることだけを考えていました。
自分がチームを引っ張る意思表示でキャプテンになりました。
自分の性格上普段から自分のためより他人のためを思った方がやりがいを感じるタイプであるため、それが4勝1敗という成績に繋がったと思います。


この3年間スピリーグという舞台で戦ってきましたが、出れるだけで満足から前年度の悔しさをバネに自分の成績向上、そしてキャプテンとしてチームの成績向上と年々心と責任感が成長していったなと思います。
その心の成長と共にシーズンごとに1勝ずつ前年を上回り、技術の成長にも繋がりました。
心の成長という点では戦っている時は気づかなかったことですが、振り返るとそう思います。

また、このスピリーグで3年間戦っていたことから球場でありがたいことに声をかけてくださる機会が度々ありました。
3年目の昨シーズンを戦っていくうえで、自分が知らない方からの応援というものが力になったので本当にありがたかったです。
普段ただ生きてるだけだったら絶対に得ることのできない経験をできただけで、本当に価値があることだと思います。




遊びを頑張れる人は多分、仕事や自分のやらなければいけないことはもっと頑張れると思うんです。
これは、19年のスピチャン日本一であるpopoのインタビューでの記事の引用です。

本人には直接言ってませんが、自分に刺さりましたし実際その通りだなと思います。
プロスピを頑張ったからこのような経験を積めましたし、プロスピを頑張ったから出会えた人もたくさんいます。
この4年間プロスピばっかやっていましたが、間違いなく無駄ではなかったと思います。

プロスピに限らず、何かを真剣に頑張ったらそれだけの対価を必ず得られると思います。
何か1つでも良い。
これからも何か1つ真剣に頑張るものを作っていこうと思いますし、皆さんも是非作ってみてはいかがでしょうか。



ではまた書きます。



実は総課金額よりもスピリーグで得た報酬の方が多い


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