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夜歩く

夜歩く
 
街を独りで
 
月の明かりと
少しの街灯
 
夜は私を受け入れてくれる
 
こんな私も迎え入れてくれる
 
優しさも暖かさも必要ない
 
ただ夜を感じて
ただ闇を感じて
 
宛もなく歩く

少しの月明かりだけが

私を見守ってくれている

それだけで良い

それが嬉しい

太陽の光は私には強すぎる

朝日が昇る迄の数刻を

惜しむように闇を歩く

幸せでも不幸でもない時間

私には必要で大切な時間

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