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学校の部活動を外部委託するには   派遣会社を使います


学校の教職員の本当の業務ではない部活動をまず切り離す事が教職員の働き方改革につながるといってもいいでしょう。
メディアやYouTubeでよく議論されているが、一部の外部の指導者を呼び成功している学校もある。地方では指導者そのものがいない状態が現実です。
どうやって外部委託するのか、スポーツ庁では土日だけ地域のスポーツクラブに移行する計画です。では平日の部活動は学校の先生が見るのか。
平日の部活動は先生のただ働きです。意味がありません。
しかも外部委託するには結構コストがかかります。
しかし自治体も少しはコストを考えないと先生方のただ働きに頼るのは過労死を認めているようなものです。

外部委託するには




小学校、中学校、高校の部活動を担当する別の会社が全国にあればいいですが、ありません。
サッカーであればJリーグ。バスケットボールであればBリーグがありますが全国の小学校から高校生までくまなく教えるのはユースチームだけです。
そこで全国都道府県にあり、非正規雇用で悪いイメージがある派遣会社に学校の部活動、すなわちスポーツビジネスに参入してもらってはどうかと思います。
派遣会社は新規事業として学校の部活動だけでなく中小企業の運動部がない所や自治体の職員、ひいては自治体の住民の運動にも積極的に参入して、スポーツのビジネスモデルを作れば人材派遣業だけでなく新たな収益源となります。
収入源は国と自治体からの収入とスポンサー企業からの収入が主な収入源となります。
各スポーツ協会も競技人口が増えて学校の部活動のレベルが上がれば色々な
サポートをしてくれるでしょう。
野球選手の大谷選手やサッカーの元日本代表の中村俊輔さん等、学校の部活動が無ければそういった選手も生まれなかったです。そのやり方に興味がある企業がスポンサーになってくれれば大きな収入源となります。

そのやり方とは

やり方としては、派遣会社が学校の事務職として求人を集めます。学校の事務を生徒の勉強時間が終わるまで仕事をしてその後は部活動の顧問を兼務します。
部活動は一人当たり三つの部活動を担当します。三つの部活動を掛け持ちします。同時刻にやる部活動なのでそこは生徒がスマホで練習風景を撮影します。顧問の事務員はそのスマホを見ながら巡回していくというスタイルです。ではどうやって指導を行うか。
派遣会社が各スポーツ協会からオンラインでトレーニングのやり方や指導の仕方、分析の仕方を各学校の生徒がスマホで撮影した画像を協会に送ります。それを見て協会の指導員がオンラインで派遣会社に指導します。
その結果を部活動を担当している事務員に送って指導していくやり方です。
各スポーツ協会も引退した選手や現役の選手を引っ張ってきたり、再雇用してオンラインの指導者を確保します。
そして各都道府県の派遣会社にオンライン指導を行います。
派遣会社はスポーツ庁の認可を受けたとこだけが各スポーツ協会と自治体と契約します。
自治体は学校の事務員料と部活動代行料を上乗せして月給を派遣会社に払います。派遣会社は正規雇用として扱います。
事務員の求人はスポーツをやった事が無いズブの素人でも派遣会社がレクチャーすれば高卒以上の学歴があれば構いません。地元の高校生の就職の受け皿としてもいいと思います。
派遣会社がブラック企業だといけないので学校が生徒や保護者に聞き取りをして改善されなければ、自治体が手を切ったり、スポーツ庁が認可を取り消します。認可は5年ごとに更新するといった感じです。
最初からうまくいくわけではないのですがこれはあくまで提案しましたので
参考にして頂く程度のものです。

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