アングロサクソン・ミッション


 備忘:香ばしくなってきたので再度読む

ビル・ライアン(以下B):はじめに、今回 「表」 に登場し、インタビューに協力してくださることに感謝を述べたいと思います。あなたの書かれた報告書を読み、あなたがお持ちの情報はかなり重要度の高い情報で、世の中の人びとにぜひ発信されなければならないものだ、とすぐに分かりました。あなたのような方が情報を発信するのを手助けするのが、我々「プロジェクト・キャメロット」のしごとなのです。ここにアクセスする人びとは、あなたのもたらす情報について十分な知識があります。何のことを話しているのか、なぜその情報が重要なのかを理解でき、これまでに得た情報と全体像をきちんと紐づけることができるでしょう。これから始める話の前置きとして、録音に残るプロフィールとして自己紹介をしていただければ、と思うのですが。あなたのバックグラウンドや経歴などを。大まかな概要だけでもよいのですが、ここまでは話してもよいと思われる範囲で、当時のあなたの身分(立場)やポジションなどをお願いします。

 

証言者 (以下W):わかりました。ただ、これからお話しする内容は地球全体を揺るがすような新情報ではないとは感じています。大部分は、多くの人が漠然とは把握している情報ではないかと感じています。インターネット上には常に大量の情報が流れていますので。今日話す内容の中に、それらの情報とちがった独自性があるとしたら、これらが伝聞ではなく、私自身が直接に聞いた情報であるということ。そして、その情報をいかように使っていただいても構わないという点です。

 

さて、私自身のことですが、私は長い間「英国軍」で働いていました。それから「ロンドンのシティ」で上級の地位についていました。この両方の組織で、私はさまざまな社会的できごとが、ある一つのグループの利益のためだけに創出されてきたのをずっと見てきて、そのことにとても詳しくなりました。

 

それは一国の利益や、特定の団体のため・・・という表現にはなりません。明らかに「自分たちの利益」しか考えず、次から次へとタイムライン(計画)を力ずくで引き起こしている人々が構成する「たった一つのグループ」に関すること なのです。今振り返ってみると、彼らの計画はかなりの成功を収めてきたことが、はっきりと分かります。

 

しかし自分の知識と経験から言って、これらの人びとの計画は「時間切れ」に近づきつつあるように感じています。ですので、タイムラインはふさわしい名付けだと思います。タイムラインとは、ある時点で始まり、どこかの時点で終わるものだからです。彼らもこのことをしっかり認識しています。今、時代の決定的なポイントに差し掛かろうとしていて、多くの人がそれを議論しています。私もそれは十分認識しています。

 

私の情報は、ご自分の頭で考える人にとって、今ある骨組にさらなる肉付けをするような情報となるでしょう。これからお話しすることは、多くの人が「受け止め方の問題では?」と思うかもしれません。これは私の実経験であり、見聞きした通りの内容なのです。情報の正確さに関して、言えるのはこれだけです。

 

B: なるほど。では、実際に彼らの会議に出席して直接聞いた情報 と 個人的な方法で得た確証のもてる情報、この2つを明確に区別しながら述べていただければ有り難いです。情報の出どころをきちんと分けることは大事だと思います。あなたにとっても、これを読む多くの人にとっても。一貫性のある整然とした全体像を作り上げることが可能になるからです、そうですよね。

 

W: ええ、そう思います。このような証言は一貫性を持つべきだと思います。もちろん、主観的な要素もそこには含まれます。「主観的要素が含まれる可能性を否定できない」という意味においてです。この話全体は主観的な情報とも見られますし、客観的な情報にも見られます。しかし、私が情報をどのように述べるにせよ、人々が「そこに込められた私の個人的な感情」を通して「現在起こっているできごとの核心」に迫り、物事を理解できることを願っています。

 

B: まったくその通りです。では、そのグループについてもう少し詳しく述べて いただけますか?そのグループは自分たちのことをどう呼んでいますか?これを読んでいる読者が、別の情報をみた際「あぁ、あのグループのことだね」とわかるような名称のグループですか?

 

W: 私も、彼らのことをうまく言い表せないか、いろいろ試したのですが難しいです。私はこれまで「一群の兄弟たち(band of brothers)」と呼んできました。あるいは「政府を超えた権限を行使する者たち(オーバー・ガバメント)」とも呼んできました。別の名称でも呼べるかもしれませんが、いくつかは軽蔑的な響きのものになるでしょう。それが彼らにはふさわしいのですが(笑)しかし、彼らが一体どういう人達かを理解するのにもっとも適した言い方は「政府を超えた権限を行使する者たち(オーバー・ガバメント)」でしょう。なぜなら、それを彼らがやっていることですから。

 

B: このグループは全てイギリス人ですか、それとも様々な国の人で構成されていたのですか?

 

W: あとで詳しく述べますが「その会議」はすべてイギリス人で構成されていました。彼らの何人かはとてもよく知られた人物で、イギリス人なら誰でもすぐ分かる人たちです。これを読んでいる他国の人たちはちょっと調べないと分からないかもしれませんが、彼らの何人かは、国際的にも有名な人たちです。

 

B: 政治関係の人たちですか?またはいわゆる「貴族階級」に属する人たち ですか?

 

W: 貴族階級の人びとも少数含まれます。そのうち 何人かは完全に貴族出身 です。その会合には 「政界の長老」と認識できる人物が一人 いました。他の二人のうち一人は警視庁幹部で、あと一人は軍の幹部でした。どちらも全国的に有名な人物で、どちらも現在の政府に助言を与えるキー・パーソンです。今のこのインタビューの時点での現政府という意味です。

 

B: 構成メンバーを見ると政治的要素があるようですが、超党派的なものでしょうか?

 

W: いいえ、この「政界の長老」が属するのはイギリスの政治右派、つまり 保守党です。

 

B: なるほど。ではアメリカの読者のためにお聞きしますが、それは「アメリカの共和党に相当するもの」とみてよいのでしょうか?

 

W: ええ。

 

B: なるほど。アメリカの読者にとっては、シークレット・ガバメント のような内部グループのイギリス版が存在する、という感じですね。「表に出てこないで陰で暗躍する政治家たち」がいる。しかも彼らは大変影響力が強く、警察や軍ともつながっていると。このグループはアメリカ軍部ともつながっているのでしょうか?

 

W: ええ。

 

B: なるほど。

 

W: 今は引退していますが「1人非常に影響力を持った軍関係者」がいて、アメリカ政府に活発に助言を与えています。

 

B: なるほど。では、教会権威者、バチカン、またはどんな宗教関係でもよいのですが、このグループにどういう形であれ「宗教関係者」が関わっているとは聞きませんでしたか?宗教関係者が、彼らの計画の一部として話に出たことはありませんか?

 

W: いいえ。一度もありません。しかし「イングランド教会は現在起こっていることすべてに加担している」というのを私は知っています。イングランド教会は完全に彼らと共謀しています。

 

B: なるほど。あなたがそれを知っているのは、あなたが「イングランド教会の上層部」および「ザ・シティ・オブ・ロンドン」という組織内で会ったそのグループ、双方と懇意な関係を持っているためですね。

 

W: 正にその通りです。その関係を見抜くのに犯罪科学専門家は必要ありません。その関係はかなり知られているものなので。ここからフリーメーソンに関する記述があります。

 

B: なるほど。このすべては根本的にはフリーメーソンに関係しているのですか?

 

W: 正にその通りです。それついては全く疑いの余地はありません。そのグループに入るには誰もが入念な審査を受け、厳しく吟味されます。フリーメーソン流の手続きです。その後やっとグループ内でお互いに顔を合わせることができるのです。ここで、読者のみなさんが知っておくべきことがあります。フリーメーソン内ではいくつもの階層(階級)があります。でも、ほとんどのメーソン会員は本当に何も知りません。彼らの大部分は世の中で慈善活動に励みながら、一種の「特権クラブ」としての恩恵を得ていますが、それはあらゆるレベルのメーソン会員に共通のことです。問題は「誰が、誰であるか」です。つまり、誰が信用できて、誰が仲間に加えられる人物か。誰が権力を持っているか。そして、誰がもっと権力を欲しているか。この人たちは互いに引き寄せ合いまとまっていきます。なぜなら彼らはみな、一つの共通理念を持っているからです。

といっても、必ずしもその理念がフリーメーソンの理念と一致しているわけではありません。彼らの理念はフリーメーソンの理念になぞらえるようなものと言えますが、全く同じ内容というわけではありません。

 

B: もう少し分かりやすく明確に説明していただけますか?

 

W: そうですね、これを一番うまく表すには・・・私が知るかぎりでは、「フリーメーソン会員である」ということは、彼らにとっては単なる媒体手段でしかないということです。会員であれば、会員同士は秘密裏に会うことができます。そして、閉ざされたドアの向こうで、お互いによく知り合うことができるのです。それらの会議で話されることは、決して外に漏れることはないと確信しているので。というわけで、「政府を超えた権限を行使する者たち(オーバー・ガバメント)」の秘密会議にはメーソンの要素も加わりつつ、メーソンとは完全に別レベルの話にもなるわけです。さて、私が話す秘密会議ですが、出席者はさほど特別なレベルの人々ではありません。とはいっても、私と比べれば当時十分に特別な人たちばかりでしたが・・・。彼らが話し合っていたのは、すでに合意され、立案計画され、記述されていたものばかりでした。彼らは互いに情報を分かち合い、計画がうまくいっているか、計画どおりにタイムラインを進めるために何をしないといけないか、ということを討議するために集まっていたのでした。

 

B: ということは、タイムライン自体は「彼らよりさらに上のレベルで既に決定されていた」ということですね。

 

W: ええ、それは確かです。私が聞いた話では「彼らは意思決定をするグループではない」ということです。彼らは 実践部隊とでもいうようなグループです。彼らは時々会議を開いて、今何がなされないといけないか、たった今何がなされようとしているか、これから何がなされるべきなのかを話し合うのです。そして、彼らはまた散り散りに自分の場所に戻っていき、この会議の話し合いの結果として、彼らが為すべきことを遂行するのです。

 

B: なるほど。あなたが出席したのは一つの会議だけですか?

 

W: たった1回です。

 

B: そのとき、あなたはどういった肩書きで、この会議に出席したのですか?

 

W: それが全くのアクシデントなのですよ。私はその会議が普通の3ヶ月ごとの会議だとばかり思っていました。なぜかというと、Eメールリストを見たときによく知っている名前が並んでいて、私の名前もごく普通にそこにあったからです。でもそれだけでなく、私は当時既に「ザ・シティ」内部で幹部となっていましたから「私がこの種の会議の仲間入りするのはごく当たり前だ」と自負していたこともあります。会議に出かけて行ったとき、以前とは同じ会場ではありませんでした。そこは、リバリー・カンパニー(シティに本拠を置くロンドンの同業者組合)の会場でした。そんなことは極めて稀です。…まぁ「なんで!?」と驚愕するほどでもないですけど。そして、会議は私が予想していた内容ではなかった。確かに私は招待されましたが、それは当時の地位に加え、「こいつは自分たちと同じような人間だ、我々の仲間のうちの一人だ」と信用されていたからなんでしょうね。

 

B: つまり、彼らはあなたを既によく知っていたから、あなたの名前を出席者名簿に含めたということですね。あなたは安全牌(ぱい)だと見なされていたということですね。

 

W: その通りです。ええ、私は彼らにとって安全牌でした。私は思索家ではなく実行家タイプですから。私という人間は、組織の中で自分の属するレベルにおいて、「ものごとを遂行し成し遂げる」役割を果たすひとりだったからです。

 

B: わかりました。

 

W: 私は「同類」と見なされていたのでしょう。彼らの多くが私のことは長く知っていましたし、彼らの中でもっとも高位の人物でさえ私のことは 長く知っていました。つまりファースト・ネームで呼び合う間柄、またはそういう類いの関係だったという意味です。それに加え、私はそれまでずっと様々な催し、社交の催しや、彼らの何人かをよく知るきっかけとなった行事、また逆に彼らが私のことを大変よく知るきっかけとなった行事などに定期的に招待され出席していたからでしょう。そんなわけで、その会議はゆったりとした、いつもと変わりのないものに思えました。しかし、会議の目的と内容が分かりだすと「おいおい…」と心の中で警報が鳴り始めたのです。大体は知らないふりをしていたのですが。その話し合いは、ちょっと普通ではないように思えました。心の中のある部分が「目の前で起こっていることを無視してしまいたい」と感じていました。

 

B: その会議では、出席者たちはあなたのことを大体よく知っていて、あなたも彼らもそれ以前に他の会議に何度も出席していた、ということですね。でも、このときは全然違う会議だった。なぜなら会場もいつもと違ったし、議題もいつもと違ったものだった。しかし出席者の顔ぶれは基本的に同じ人々だった・・・ということですか?あなたが言っているのはそういうことですか?

 

W: いいえ、正確に言うとちょっと違います。私はその会議の出席者のほとんどを知っていました。しかし「全員を知っていた」わけではありません。約25人〜30人がその会議に出席していて、形式張らない感じに見えました。出席者は、お互いに顔見知りばかり。普通に「お互いについて、もっとよく知り合おう」といった雰囲気で、その点について、とくに変わったことはありませんでした。しかし、さまざまな話題が飛び交い始めたとき、参加者の発言に私は驚きました。

 

B: それは、ノートとグラスに水、そういうものが登場する、型どおりのテーブルを囲んでの会議だったのですか?

 

W: そんなものは全然ありませんでした。ノート(記録)は全くとられませんでした。本当に「閉じられた扉の向こう側での会議」と呼ぶようなものでした。参加者は互いに色々語り合い、ある人は何人かの聴衆をまわりに惹きつけていたり、彼ら自身が気にしている関心事を他の人に詳しく説明したり、人が話しているところへいきなり、相手の関心事のはずと勝手に思い込んで、別の話題を投げかけたりしていました。それから、彼らが起こることを期待している様々な「タイムライン」が、ちゃんと計画どおりのコースをたどっているかを話し合っていました。しかし、実際はタイムラインが当時計画通りに進んでいなかったため、かなり様々な心配事があったようでした。様々な心配事とは、そのタイムラインに沿って、もう起こっているはずのことがまだ起こっていないとか、ある《出来事》を起こさせるためにどんな行動をとるつもりか などです。このあたりから、話の内容が「非常に奇妙で理解しがたいもの」になっていきました。なぜなら、私はこのようなことを話し合う人々の中に入ったことは、一度もなかったからです。この参加者の中で、私がよく知っている人々は(ザ・シティ内部で仕事をしている人々は)様々な有名な金融委員会に所属しています。彼らの何人かは、かなり広範囲の種々の委員会に属しながら、実は全員ある一つの組織に帰属しているのです。彼らは、人々の目の届かないある場所に出入りする人たちです。ほとんどの人は、彼らが誰なのかを知りません。しかし私は彼らのことを知っています。私は彼らと面識がありますし、彼らの名前も知っています。私は彼らが何をしている人間かということも知っています。しかしその会議の場には、私を驚かすような人もいました。特に3人の人物がそうです。もちろんこの3人以外にも、彼らのメーソン内での地位を特定できないような人たちがたくさんいましたが、しかし3人の驚くべき重要人物がその会議にいたことは確かです。

 

B: なるほど、ではこの会議が行われたのはいつですか? 日付を教えて下さい。

 

W: 2005年の話です。5月の総選挙のあとでした・・・その選挙ではブレアが再び選出されました。その会議は、明らかにその年の6月の何日かでした。

 

B: 「それが6月だった」ということを記録に残してもいいですか?

 

W: 2005年6月で結構です。

 

B: わかりました。では、その会議で何が話し合われていたのかを説明していただけますか?

 

W: 分かりました。前述しましたように、そこに出席していた顔ぶれには本当に驚かされました。そこには、当時世界で起こっていた事態や項目をカバーする5つか6つの議題がありました。また、国内の安全に関してかなり議論されていました。そこにいた3人のキー・パーソンの1人が、そのとき計画されていた「役割」に勤めています。つまりその人物は今その役職についています。現在(2010年1月時点)その地位に予定どおり就いているのです。当時の大問題はイラクでした。それが彼らの議題でした。しかし驚くべきことに、イランに関する討議も当時すでに沢山なされていたのでした。そこで私は驚きました。次のような「あからさまな言及」があったのです。余談ながら、この人たちは気楽な調子で会話していたわけで、議論したり叫んだりしていたわけではありません。彼らは気楽な調子で「イランを戦争に誘い込むため、攻撃を仕掛ける案にイスラエルは気が進まない様子だ」と話していたのです。その話を聞いて、私は身の毛がよだつ思いがしました。「イスラエル政府が演じる役目」をイスラエルの国外で話し合っているという感じでした。その1年後、イスラエルは「イランが後ろから援助しているヒズボラのレバノン内の基地」をいくつか攻撃しました。ここから中国や日本に関する記述があります。それから、2番目の計画として「中国の金融部門内で日本が大混乱を創出する、という案に日本は気が進まない様子だ」という話もありました。なぜ彼らがそんなことを話しているのか?なぜそれが彼らにとって重要関心事なのか?全然理解できませんでした。他に得た情報は「日本政府、日本の人達に強制的に、中国が経済的にのし上がるのを遅らせるか、経済成長を挫折させるような計画を実行するよう仕向けているらしい」ということでした。中国があまりにも速く成長し、その恩恵は主に中国軍の拡大に貢献している。中国軍はどんどん近代化しつつある、というのです。そのほとんどは、世界市場で得たお金によって賄われているというのです。要は既存の支配者にとって、中国は目障りな存在ということ、それから、次のことに関しては・・・主観的にならざるを得ない部分です。なぜなら、そのあたりから話されている内容で私はかなり気分が悪くなり、話しの内容を本気で心配し始めたからです。こんなぶっ飛んだ話しが準備なしの即興で飛び出してくるので、末席の私は自分の中で不安が湧き上がるのを止められませんでした。この話は「全員のまえで発表するもの」ではありませんでした。というのも、すでに誰もがよく承知している事柄だったからです。ここから生物兵器についての記述がありますそれから、生物兵器の使用についてあからさまな話がありました。それがどこで・いつ使われることになるか、そのタイミングなどについての話でした。タイミングの問題がいつも決定的な問題のようでした。それから「彼らの望む軍事行動へと中国を刺激して誘い出すためには、いかにイランを戦場につなぎ留めなければならないか」ということを中心にもっと話し合われました。そこでは「イランを刺激して、西側世界との武力衝突へ巻き込むこと、特に中国がイランに味方するために出向いてくるように煽りたい」というはっきりとした望みがありました。このような煽り立てる作戦によって「中国かイランのどちらかが、ある種の戦術核兵器を使用するだろう」という目論見なわけです。前述したように、この人たちは意思決定をしている人たちではありません。彼らはただ、すでに打ち出された計画について議論していただけなのです。彼らはただ情報をお互い交換し合っていただけです。話しが進むにつれて、会議の焦点 が「いつこれら全てのことが起こるだろうか」なのが私にも分かってきました。他の話もあります。例えば「金融問題、資源問題、資産保護、それから資源をコントロールする方法、海外の資産をイギリスへもたらす話」なども中心議題として話し合われました。もしお望みならば、今ここでそれを順に追って話すこともできますよ。

 

B: ええぜひ、可能と思える範囲でできるだけ詳しく話していただければと思います。

 

W: わかりました。前述しましたように、彼らは中国かイランのどちらかに「史上初めて戦術核兵器を使用した」という罪をかぶせたいのです。それは、彼らの次なる行動展開を正当化するためです。加えて、これは推測で事実確認はできませんが、この会議や他の情報源からわたしが得た情報では「イランが本当に戦術核兵器を現在保有している」ことを肯定できます。今、開発しているわけではありません。既に持っているのです。

 

B: 彼らはロシアからそれを得たのかもしれない、と言う人もいるでしょう。あなたはどう思われますか?

 

W: 私は、中国からだと思います。

 

B: 中国から…なるほど。

 

W: 中国からの技術はもう何年にも渡り、彼らのミサイルシステムで使われてきたからです。彼らはミサイル技術をロシアからも得ています。しかし、そのほとんどは地対空ミサイルシステムなど防衛兵器の類いです。戦術ミサイル兵器の技術は中国経由でもたらされているのです。

 

B: あなたはご自分の軍出身というバックグラウンドから、専門知識をお持ちなのですよね?

 

W: ええ、そうです。

 

B: なるほど。ということはこれらの情報を聞いたその会議で、あなたは軍人としての観点でこの情報を聴き取っていたわけですね。あなたの軍での経験をもとに。戦略的/戦術的に何について話しているのか、なぜそうなのかを理解しながら聴いていたのですね。

 

W: もちろんですとも。その気になれば話に割って入ってそれらの技術について正すこともできたでしょう。彼らはどうも誤った方向へと話を進めていたようで した。しかしそれは、ただ彼らにとってのベストな方法を述べていたのですが。

 

B: そうですね。

 

W: そう、ですから、これらのタイプの兵器、兵器システム全般に関するかなり深い知識を私は持って聴いていたわけです。

 

B: 兵器システム全般、なるほど。では少し話を戻して、あなたがちょっと補足説明した情報について。推測だからと前置きした上で、「イランがすでに最新の核戦力を持っている」と仰いましたね。

 

W: ええ、そうです。こうも言いましょう。「その会議で、イランが核兵器を持っていないとは誰も言わなかった」という意味です。だから、これはあくまで推測なのだと。イランは当時、核兵器を「手に入れつつあるところ」だった。「すでに保有している」ではなく・・・。もしイランが核を持っていなかったのなら、そうだとわかる表現がなされると思うのです。繰り返しますが、その会議では「イランが核を持っていない」とは誰も言わなかったのです。核兵器を既に手に入れつつある、という意見のほうに皆が傾いていました。

 

B: 分かります。本来の話から逸れないようにしたいのですが、実はここにイラクのときとの類似点があるのです。というのは、西側諸国の政府と軍は、実態を本当に知ってかどうか分かりませんが、イランの軍事力は過去に比べはるかに強大なものとなっている、と先日告げたのです。イランの力に関して何かある種の妄想のようなものを、彼らが抱いている可能性はありますか。それとも、彼らはイランがどれだけの軍事力を持ち、どんな戦闘が可能であるかを実際にきちんと知っているのでしょうか。

 

W: イラクと比較したくなるのは当然ですが、この場合は背景が違うので誤った結論へと導く可能性もあります。イラン vs イラク戦争中に、イラクは主に西側からの援助を得ました。もちろん「西側」というとき、そこにイスラエルを含めなければいけません。ですから、イラクが核兵器を得た可能性は非常に低いと言えます。イラクは自分たちではまだ核兵器を製造する能力がなく、よそから輸入した可能性も低かった。さて、一方イランの場合です。イランはこれまで継続的に中国の支援を受けてきました。その後にはロシアからの支援。また他の諸国からもです。軍事マーケットは極めて自由で、イランを支援する諸国にフランスを入れることさえできます。フランスはかなり独立的で、武器を輸出できる所へはどこへでも輸出しています。

 

B: そうですね。

 

W: 武器の他国への販売に関する協定を公然と無視してです。しかし、我々の話はより深いレベルまでいきます。イラン革命の間中ずっと「他国によりさんざん利用された国の話」です。イランは西側諸国すべてにとっての敵として扱われてきました。また、湾岸諸国の敵としても見なされてきました。

 

B: つまり、そのころからイランが中国にずっと利用されている、ということですか?

 

W: 中国、そうです。もちろん彼らはお互いを利用し合っています。 中国の経済はうなぎ上りの成長でした。それが今、水平安定期に達したのかどうかはわかりません。しかし、それはここでの話の焦点ではありません。ここで言いたいのは、イランが中国軍から供与されつつある武器と専門知識の量です。中国からイランへ輸出される武器の中に、核兵器が含まれてこなかったとは想像しがたいのです。イラン革命隊の直接管理下なのか?イラン人と中国人の共同管理下なのか?それは確かめようがありませんが・・・。しかし前述のように、その会議での彼らの想定は(それは非常に明確でしたが)イランは核兵器を保有している、というものでした。なぜなら持っていないという言明はなかったからです。

 

B: なるほど。イランと中国の協力関係が、中国を誘い出す方法としてどう使われることになる。なぜなら、中国が彼らのメイン・ターゲットだから。これは正しいでしょうか?

 

W: 正しいです。中国は、少なくとも70年代半ば以降ずっとメイン・ターゲットでした。この情報は第三者から得たものなので、私はこの情報の直接的証拠を提示できませんが・・・しかしそれはいつも中国でした。このタイムラインにおいて、最大の焦点はこれまでいつも中国だったのです。

 

B: なるほど。

 

W: たった今、彼らが追いかけているのは中国の動向です。いかに無理やりにでもそのシナリオを創出するか・・・ つまり戦争へと導くか。いずれ戦争は起こるでしょう。問題はどうやってこれを実現するか、どうやって西側諸国の市民ひとりひとりに対して「その正当性を信じ込ませることができるか」です。西側諸国の市民にその政党制を信じさせるためには、ちょうどイラクが利用されたように「彼ら(イラン)は戦争を引き起こすために核兵器を使うつもりらしい」ということにするのです。

 

B: そして、この正当化キャンペーンによって、中国に参戦の理由を与えることになるのですか?または、中国をうまく戦争へ誘い込むというわけですか?この場合、中国はどういう理由で参戦することになるのですか?

 

W: 中国はイランを助けるために出てくるでしょう。それも迅速に。これは、いわゆる「エルサレムへの道」です。中国がいわば彼らの「エルサレムへの道」をたどるのは、驚くに及びません。なぜなら、そこは石油のある場所だからです。彼らのライフライン(生命線)が。彼らの勢力範囲が、現在のそれをはるかに超えて拡大されてゆく方向なのです。

 

B: 「エルサレム」という比喩でおっしゃりたいことがよく理解できないのですが。それは、イランのことを指す比喩ですか?

 

W: そうです。それは私の使う比喩です。ここまでインタビューには出てきませんでしたが、彼らは「エルサレムへの道(イラン)」について話しているのです。ベンジャミン・ネタニアフのような人はこの表現を何度も使っています。オバマも使ったことがあります。中国の主席(胡錦濤)もその表現を使ったことがあると記憶しています。彼らはこれを比喩として使うのです。

 

B: それは知りませんでした。

 

W: 実はそうなのです。その方向、その道が向かう場所、目的地です。それは中国軍がテヘランを通って、西へゆく一方向への道でしょうか?それとも西側諸国軍がテヘランを通って、逆方向へも向かっていく道でしょうか?

 

B: なるほど。つまり「エルサレムへの道」というのは、基本的に「希望のゴールへとつながる道の比喩として使われる」というのですね、達成される何か、獲得される何かを指して。

 

W: そうです。

 

B: なるほど。その状況を創出するために、かなり前に決定された長期計画があるというのですね。「地球チェスボード」をセットアップするため。必ず中国との戦争が起こるように。そうおっしゃっているのですね。

 

W: ええ。一言で言えばそうです。理解して頂けましたね。それは「一連の出来事」です。たくさんの連なる出来事であり、その多くがすでに実現しています。もう一度強調しますが「時間/タイミング」が彼らにとっては決定的要因です。

 

B: もう既に起こったこと、まだ起こっていないこと、そしてこれから起こしたいことがすべて起こるとした場合の、最終的な展開はどんなことですか?

 

W: 「中東の導火線に再び火を点けること」です。しかも、これまでの中東での数々の紛争が「お遊び」だったのかと思えるほど、はるかに大規模な衝突となるように導くことです。そこでは核による応酬があるでしょう。西側諸国だけでなく世界中の人びとが、混乱と究極の恐怖の雰囲気に包まれるようにするのです。それは統一された全体主義的な西側政府をつくるためです。そのような統一政府をつくるためには、中国が連れだされ参戦させられる必要があるのです。

 

B: 彼らは「一石二鳥で」ものごとを片付けようとしているのですね。インターネット上で多くの人が「NWO、ワン・ワールド・ガバメント、統一世界政府」と呼ぶものを創るのを正当化するために、事態を利用しようとしているのですね。その統一政府には中国を含んでいない。つまり、新しい脅威(中国) に対する西側諸国の包囲網同盟のことを仰っているのですね。

 

W: それは西側諸国に特定ですが、日本もこれに含めないといけません。

 

B: ロシアはどうですか? ロシアは立ち上がるでしょうか?

 

W: ロシアもプレーヤーの1人だと思います。しかしそうなるという証拠を私は持っていません。どういうわけか、ロシアはこの構図の中には姿を現わさないのです。私の仮定ですが、現在のロシア政府は、西側のこのゲームをコントロールしているプレーヤーたちと手を結んでいるからではないか、と思うのです。

 

B: なるほど。「その会議」ではロシアが重大要素としては述べられなかったからですか?

 

W: いいえ、そうではありません。「これらの案は世界中に大混乱を創出するためである」という表現でした。それは、のちに生物兵器を使用することを意味するのだろうし、食糧不足もそうです。食糧不足は地球上のいたるところで貧困国を直撃し、大飢餓と疫病の蔓延が襲うでしょう。「その会議」でロシアのことが述べられたのは、ちょっと奇妙な言及が出た時だけです。うまく説明できません。他の人なら説明できるかもしれません。何のことか、私は全然頭がまわりませんでした。ロシアは こんな風に言われていました。「中国に、ロシア東部を攻撃させるために」と。私はその表現に自己流の手直しを加えることはできませんし、なぜそういう表現がなされたのかも・・・ただただ、わかりません。

 

B: なるほど。では1分前の私の話にもどって「私が一石二鳥と述べた部分」について。彼らのゴールの一つが「西側諸国の統一された同盟」を「一 種の全体主義的な非常戦時体制のもと創り上げたい」ということ。この政府のもとでは、厳格なコントロール(監視社会)が国民に対して敷かれることになる。もう一つの側面は、第三次世界大戦に火を点けるという点です。結果的には、あらゆる種類の混乱と、特定地域での膨大な死者をもたらすでしょう。

 

W: その通りです。ここからコロナウイルスに関する具体的な記述があります。

 

B: つまり中国人人口のことでしょうか?または地球上の全ての人びとが対象でしょうか?これは人口削減計画の一部ですか? 彼らはなんと言っていましたか?

 

W: 生物学的物質が使われるということを話していました。インフルエンザのようなもので、 猛烈な勢いで広がるだろう、ということです。その会議中にでた話ではありませんが、今なら分かることがあります。それは「その生物兵器は人びとの遺伝子の違いによって、それぞれに違ったふうな攻撃をするだろう」ということです。全ての人を一様に攻撃するのではなく。私は遺伝学者ではないのでよくわかりません。ただ、DNAと関係しているのだろうと推定するしかありません。

 

B: なるほど。

 

W: 生物兵器に対する人びとの反応は、そのDNAの違いによって異なります。これまでの研究ではっきり分かっています。ですから、ターゲットとなる人びとのみを殺すようなウイルスを、しかもあっという間に殺すようなウイルスを作ることができるのです。

 

B: そのようなウイルスは遺伝子的にターゲットを絞られたもの、ということですね。

 

W: そうです。

 

B: 人種別に遺伝子的ターゲットを絞ることになるのですか?それとも、それよりさらに細かくターゲットを特定するのですか?

 

W: 人種タイプによってです。これについて私はかなり確証があります。彼らは「ある人種の絶滅について」話していました。遺伝子的にそうするのです。コロナウイルスは人種関係なく全世界に広まっているようですが、 これは計画が失敗したのか、変更されたのか、どちらでしょうか。

 

B: 本当ですか?その会議で彼らはその言葉を使って述べていたのですか?

 

W: いいえ、それは私の言葉です。しかし、明らかにそうした意味合いで述べられていたと思います。

 

B: なるほど。

 

W: しかし、その言葉が最も正確に事態を暗示しているのです。ここから人口削減計画に関する記述があります。

 

B: 「中国人が、彼らのグローバル計画に歩調を合わせようとしない邪魔な大グループなので、中国人を取り除くのだ」と話していたのですか?それとも「西側諸国も含めた世界全体の人口削減を口実にして」でしたか?

 

W: いい質問です。私は仮定としてしか言えません。はっきりした答えは私には分からないのです。しかし、明らかに彼らは世界人口を減らそうとしているように見えます。これから出現する統一政府にとって、支配が容易になる規模にするためです。生き残った人びとを支配するためには、人口を激減させなければ、彼らが望むような支配形態は実現できないでしょうから。こうして話しているだけでも気が滅入ります・・・本当に。彼らはこれを実行するだろうと思うと、とめどもなく暗い気持ちになります。しかし、これは実際に彼らが話していたことなのです。彼らは世界人口を彼らが冷淡に信じている「管理可能レベル」にまで引き下げるつもりなのです。

 

B: その会議ではその管理可能レベルについて数字か、パーセンテージか、何か具体的に表していませんでしたか?

 

W: ええ聞きました、50%(半分)と。

 

B: なんと。それはかなりの数ですね。

 

W: ええ、そうです。

 

B: なるほど。

 

W: その計画は、世界人口を半分にまで減らす、と。

 

B: それでは、中国人だけの話ではなさそうですね。その数字が答えになっていますよね?

 

W: ええ。核兵器の応酬が1回あり、限定的規模の核戦争になるだろうと私は信じています。「ある種の停戦」がもたらされます。そう話されていました。予め、速い段階での停戦を予定しています。とは言っても、数百万人が死ぬまでは停戦にはしないでしょう。なので、イスラエルのことも話に出ます。イスラエル人口も犠牲になるだろうと。またシリア、レバノンなども。イラクも可能性が高いです。イランはもちろんです。そうでしょう?小さな街、大都市、電力プラントなどが犠牲になります。しかし全面的に破壊し尽くされる前には”ある停戦”となります。

 

B:「ある停戦」ですか・・・。おっと、お話をさえぎるところでした。失礼しました。破壊し尽くされる前に「ある停戦」ですか?

 

W: ええ、まるで一種のポーカー・ゲームのようです。どんな手が使われることになるか、彼らはすでに知っているのです。事態がどのように収拾されていくかも。シナリオ(戦争)がもたらされ、停戦によって終結されるということを予め知っている。というわけで、その停戦はいずれはやってくるでしょう。そして、停戦中に彼らの「できごと」は本格的にテイクオフ(離陸)するのです。

 

B: どのようにですか?詳しくご存知なのですか?

 

W: ええ。このときが、生物兵器が使われるであろうタイミングなのです。

 

B: なるほど。

 

W: 核戦争とそれに続く停戦により、いよいよ生物兵器が使われうる条件が整うでしょう。想像してみてください、核戦争のあとの世界を。限定核戦争、大混乱、金融崩壊・・・そこへ立ち現れるのが、全体主義的政府です。コロナウイルスの世界的拡散・蔓延の真の目的でしょうか?

 

B: 社会インフラも大きなダメージを受けますね。

 

W: 人びとは、すっかり恐怖とパニックの中で生活していることでしょう。それは戦争と停戦の次に起こることで、シナリオの一部です。どのようにして人々がよりコントロールされやすい状態になるか、私はある程度詳しく話せます。ここまで来ると「これから何が起こるか」目立って主張する人は誰もいなくなるでしょう。自身の身の安全が、彼らを「保護する人たち」の手に握られているからです。この核戦争のあとの混乱の中、生物兵器がばらまかれるでしょう。どんな社会基盤もなく、どんなセーフティ・ネットもない状態におかれ、もはや誰も、この生物兵器の襲来に立ち向かうことができない状態にしておいてからです。それと、きちんと認識していない人のために言っておきますが、生物兵器は核兵器と同じくらい効果的なのです。ただ「人を殺すのに核より少し時間がかかる」というだけです。違いはそれだけです。

 

B: なるほど。ところで、停戦に続く生物兵器の使用はひそかに展開されるのですか?例えば、あるとき突然人びとが病気にかかり、原因がどこから来たのかもわからないままとか。または、この生物兵器の展開はあからさまに攻撃だと分かるような兵器使用となるのですか?

 

W: あからさまには行われないと思います。なぜなら「中国の人たちは "風邪をひくだろう"」というのですから。そして世界中でインフルエンザが蔓延し、中国がもっとも苦しむ国となるでしょう。

 

B: なるほど。では、もしあなたが中国軍の司令官だったとしたら、このような状況となったときどうしますか?恐らく、あなたは報復するでしょうか。

 

W: ええ、その通りです。中国軍が取りうる報復は、西側諸国の保有するレベルと同等ではありません。中国軍もどんどん技術レベルが上がってきてはいますが、西側諸国の使用する兵器類は、中国軍のどんな技術力も遥かに凌駕しています。中国という時、それは「人民解放軍または人民軍」のことを話して います。それは現在、急速にまとまりつつあります。いくつもの部隊が、彼らの想定している戦闘領域へと移動する大規模な動きがあります。そして、核戦争へとつながっていくこのタイプの交戦は、始まりは通常戦力による交戦で始まり、すぐに核戦争へ持ち込まれます。しかもそれは、イランまたは中国が最初に核兵器を使用するように挑発された結果としてです。なぜなら、イランや中国は核兵器を先に使わずには、西側の兵器に対して十分に自己防衛できないでしょうから。

 

B: なるほど。では、中国は先制攻撃を余儀なくさせられるというのですね。

 

W: そうです。他のすべての選択肢は取り上げられてしまうでしょう。そして戦力を回復する時間もないでしょう。

 

B: なるほど。つまり停戦に持ち込まれる前に、中国が挑発されて核兵器を使うという状況が起こるわけですね。

 

W: 段階的に見て行くのがいいと思います。まず従来型の戦争が起こり、 それから中国かイランによる核兵器の使用を引き起こさせる、と。

 

B: なるほど。

 

W: 多分、イランによって使われる可能性のほうが高いでしょう。その戦争をこれ以上もつれさせないために。そのあと様々な兵器を使っての交戦があり、事態がその地域だけにとどまらなくなる前に、ある停戦がもたらされます。

 

B: それはどんな様相でしょうか?全地球規模のという意味ですか?例えばアメリカ領土内での核兵器の使用ですか?それともヨーロッパなどですか?

 

W: いいえ、 全地球規模の核戦争とは言っていません。

 

B: なるほど。

 

W: ある地域だけに限定的なもの、ということでした。中東のことです。

 

B: なるほど。ある人びとはこれを預言されてきたハルマゲドンの戦争のことだ、と思うでしょう。

 

W: そうですね。その戦争は明らかに時代のハイライトを飾るでしょう。しかし、それは彼らが想像している通りの展開にはならないでしょう。なぜなら、人々はパニックと恐怖に置かれると「強大な一つの政府の樹立」を求めるものです。人々はそれを「全体主義者の政府」とは呼ばないでしょう。それは、軍事政府が民間政府を取り込んで一緒になったようなものです。しかし、民間政府は代理機能的なものです。実際は軍が支配するでしょう・・・アフガニスタンである将軍がやっているのと同様に、または以前のイラクのように。軍司令の将軍が現場を乗っ取るのです。重要な決断はすべて彼がするのです。ですから、一国の中でも同じことをイメージしなければなりません。軍事政権がベー スとなっている民間政府。そこでは一応選出議員による政府が代理政府として存在しますが、実際は軍政が支配します。そのような軍政ベースの政府は、戦争で猛攻撃にさらされる国々に治安をもたらすでしょう。

 

B: なるほど。ではこの一連のできごとが起こるタイミングはいつでしょうか、分かりうる範囲で推測して?

 

W: 私の推測では… 18ヶ月以内ですね。明らかに2012年まえの。

 

B: なるほど。

 

W: または2012年あたり。その年のどの時点かで。コロナウイルス騒動のスタートは2019年の年末ですから随分と遅れているようです

 

B: この原稿を読む人がこう尋ねるかもしれません。これが、彼らが2005年に話し合っていたことなのですね。でも、この計画が現在でも順調に進んでいるかどうか、どうやったら分かるのですか?計画に根本的な変更はなく、すっかり諦められたわけでもなく、大きな方向転換も、突然の閃きも起こっていないと、どうして分かるのですか?

 

W: それは、2005年以降に起こった様々なできごとを見ればわかるからです。それが恐らく、最も理路整然としてわかりやすい見方だと思います。いわゆる金融崩壊(リーマンショック)がすでに起こりました。それは崩壊というものでは全くなかったのですが。それは金融パワーの中央集権化のためだったのです。それはすでに起こりました。特にアメリカ合衆国では確実に起こりました。英国でもそれが起こったことは確かです。フランスとドイツにおいても起こりました。そうして西側の主要プレーヤー全てが、金融資産を集中化したのです。

 

B: このことはその会議で話し合われていたのですか?

 

W: そうです。金融崩壊がどのようにして起こるかについては、会議のかなりの部分を占めました。この会議がどこで開かれたか、しっかり思い出して下さい。それは「ロンドンのシティ」においてでした。英国ロンドン(ザ・シティ)こそ世界金融の中心地であることは、疑う余地がありません。

 

B: つまり、これまでに起こったことすべてが、この計画の彼らの実施展開に沿って起こっているのですか?

 

W: そうなのです。そして、この種の武力衝突前に準備されるべきことは、すでに全て準備完了している、というわけです。

 

B: 例えばどんなことですか? 何のことを言っているのですか?

 

W: 「キーとなる人物は、すでにその権限に就いている」ということを言っているのです。ここからアンティファや暴動に関する記述があります分かりやすい例を話しましょう。このことは、多分ほとんどのイギリス国民も気づいていないことですが、「イギリスの民間セキュリティ産業」はおよそ50万人を雇っています。その数は軍隊よりもはるかに多い数です。イギリス軍はそれよりもはるかに少人数で、たったの20万人ほどです。2005年以前はそれに関する法規はありませんでした。彼らには何も訓練がなされなかったわけです。その戦力が統一されることもありませんでした。しかし見えないところで・・・、特にイギリスに住む人びとは気付くべきですが・・・、2001年「民間セキュリティ産業法」というのが成立したわけです。その法律によれば、民間セキュリティで働く人は全員、特定の訓練を受け、警察のチェックを受けなければなりません。「セキュリティ責務の分野で働く人たちの一般常識」が「警察によるチェック」を受けるべきだ、という意味です。警察によるチェックでは、どんな個人的なことも明るみに出ます。あなたが罪を犯したことがあるかどうか、というだけではありません。信じられないかもしれませんが、それはもう詳細に・・・その個人のことがわかるでしょう。そして、チェックのあとは「訓練」があります。この訓練は「市民の衝突を収める方法について」です。衝突が起こったときに何をすべきか、どのように収拾しコントロールするかなどです。彼らは「統括された戦力の使い方について」教わります。そこから訓練内容はさらに拡大されます。

 

B: つまり、市民の騒動(暴動・デモ)などをどう扱うかですね。これは全てそのための段取りなのですね。

 

W: その通りです。2003年のイラク侵攻のあと起こった抗議を例にとっても分かりますが、ここ英国、西ヨーロッパ、そしてアメリカでも起こりましたね。ほとんどは西ヨーロッパで起こったのでした。まるで、イラクでの戦争に反対する大衆の蜂起のようでした。そんなことはもう二度と起こらないでしょう。 二度と。セキュリティ産業の人々は、彼らの任務を遂行するために法的に権限を強化される必要がある。なぜなら、彼らは資産を守る仕事もするから。彼らの本来の仕事です。セキュリティ産業連合は現時点でも、すでに与えられてきた権限に上乗せしてさらなる権限の強化を求め、そして与えられつつあるのです。彼らはすでに市民環境において、法的に行動する認可を受けているのです。イギリス民間セキュリティ産業だけの話ではありません。「民間強制執行役人」と呼ばれる人たちもそうです。例えば、駐車場警備員などのような職務のことです。また、コミュニティ警察役人も同様です。彼らは、警察の任務遂行が効率よく行われるために必要な責任と、それ相応の権限を与えられつつあります。例えば人を逮捕する権限・人を拘留する権限といった意味です。そうしたことがこれから起こるのです。

 

B: これは西側の諸国で一様に起こっているのでしょうか?

 

W: そうです。他の西側諸国でも既に起こっています。例えばフランス、ドイツなどです。そこでは、数種類の警察部隊が一つになって働いています。ぱっと見て「彼らは警察官だ」とすぐわかるような、統一された警察ではないでしょう。彼らは別々の機関に所属している人たちでしょう。しかし同時に、これらの人たちはみな似たような権限を持っているのです。そのような、イギリス民間セキュリティ産業に与えられた様々な権限は、今ではイギリスだけでなく、すでにアメリカ国内にも存在します。そしてアメリカ・モデルが、ここイギリスでも基本的に使われているのです。

 

B: なるほど。ここでその詳細に入る前に、我々は「タイムライン」のことを話していましたよね。その情報は5年も前に出席した会議での話なのに、どうして今でも計画された通りに進んでいると確信できるんですか?・・・と、誰かがあなたに質問したら、どうお答えになりますか?というところでした。

 

W: いまでは、5年前になるのですね。

 

B: ええおよそ5年ですね。

 

W: そうですね、私に言えることはこれだけです。みなさん、とにかく私が話した内容を受け入れて下さい。そしてその情報がピンときた人は誰でも・・・ここで語られた話の信ぴょう性は、その時代を生きる人達によって確かめられうるでしょう。もし、彼らが確かめたいと思うなら。

 

B: そうですね。

 

W: 全てのことが隠されているわけではありません。彼らだって全てを隠したりはできません。だから「パズルの断片をつなぎ合わせていくと、全体がとても信ぴょう性の高いものになる」ということがわかるでしょう。ここから天変地異に関する記述があります。

 

B: そうですね。それは本当にとても信ぴょう性が高い話だと認めざるをえません。酔いから覚まされるような、人をまじめにさせる話です。我々の会話のスタート時点であなたはこう言われましたね。これは私の意訳ですが…「これは彼らの観点からみれば、時間との競争なのだ」と、あなたは言いました。なぜですか?

 

W: 次の2~3年は、たくさんのことが起こってくるでしょう。それらは全て「権限・権力」と関係することがらです。いくつかは、正直言って私にはよくは理解できませんが。私の理解の範囲では「陰から大きな影響力を行使する」ということがかなり行われています。数百年と言わず、数千年にわたり社会の大部分をコントロールしてきた人達のことです。彼らは、このまま永遠にその支配が続くように願っているのです。その支配を続けるために「一連のできごと」が操作され創出されてきたのです。これまでの話は、おそらく彼らの計画の第一部にあたります。そういうわけで、私たちは現在この戦争へと向かって進んでいるわけです。それが、いつ始まるのか予定を提示することはできないのですが・・・「地球物理学的できごと」が起こるでしょう。それはすべての人に影響を及ぼすことになるでしょう。大規模なポールシフトやソーラーフラッシュ、大地震や破局噴火などと思われます。その時までには、我々は一つの核戦争と生物兵器戦争をくぐり抜けています。地球人口は、もしこれらの戦争が起こったなら大幅に減少していることでしょう。そして「地球物理学的できごと」を生き残る人々は、さらにその半分になるでしょう。生き残った人たちは、次の時代へ入っていく地球と、その生き残った人口を誰が支配するかのかを、決めることになるでしょう。ここで話しているのは、地殻大変動後の時代のことです。誰が全てを掌握し、誰が支配者となるのか?という話です。彼らは「これらの一連のできごと」を定められたタイムライン内で起こそうと絶望的なまでに必死になっています。そうしなければ、彼らは支配の座を失ってしまうでしょうから。

 

B: なるほど。ここであえて反論させてください。戦争、全体主義的政府の確立、恐怖の創出など・・・もしも本当に大きな「地球物理学的できごと」が起こるのなら、なぜ「これらのできごと」を起こすことが必要なのですか?地殻大変動で社会インフラはさらに崩壊するでしょうし、結果として世界中で大多数の死者、あらゆる種類の非常事態が起こるでしょう。地震、津波、神のみぞ知るですが・・・その大変動だけでも、戒厳令と非常事態宣言を発令するのに十分な正当的理由となるはずです。支配層はその種の非常事態において、いとも簡単に権力行使を正当化できるでしょうに。なぜ、このシナリオには必ず戦争が含まれるのですか?

そこのところが理解できないのですが。

 

W: 別の角度からも見ないといけないのではと思います。地殻大変動のあと、社会を維持する構造は殆ど、あるいは全く存在しなくなるでしょう。社会構造がなくなったのであれば、また別の社会構造を作り直し、取り戻さないといけない。この大変動をくぐり抜け、生き延びる前の問題として、新たな社会構造を、その大変動が起こる《前》に創っておく必要がある のです。大変動が終わった後、そのまま権力にとどまり、旧社会で享受していた権力を再び行使できるようにする為に。

 

B: つまり、戦争は大変動後の新政府樹立の準備として、社会基盤の決定的重要部分を強化するための正当化なのですね。その社会基盤の最も重要な部分は、これまでは権限をあまり持たなかった部分のことですね。そういうことですね。

 

W: その通りです。次のことについては、他の人たち同様、個人的見解からしか言えないのですが・・・彼らは今、一つにまとまって行動せざるを得ないのだろう、という感じがします。かなり直観的にそう思うのですが。彼らは権力基盤を適切な配置に整える必要があるのだろう、という感じです。それを可能とするための唯一の方法は、地域紛争などを創出することなのです。誰でも歴史を振り返ってみると分かります。すべての戦争はある目的を達成してきました。苦悩に加え、延々と続く人類の苦悩のほかに、戦争はいつもある目的を達成してきました。その目的達成は常に勝者の側にありました。私たちは、今後訪れる「全体主義的政権」を想定しています。しかし、いずれにしても、私たちの住む世界は既に全体主義的社会なのです。私たちは民主主義というものを元々持っていない、という意味です。これに文句を言う権利は誰にもありません。私たちの手の届かない、私たちの権利を超えるところで、ずっとそのように決められてきたことなのです。でも私たちは普段そのことに気づいていません。いわば本当に気にしてないのです。しかし「彼ら」は気にします。彼らの権力にとっては問題なのです。それが唯一、民主主義について考えられることでしょう。あなたも、そういうやり方で事を裏操作する人達の中に入り親しくなれば、彼らがしようとしていることを理解できるでしょう。彼らはなぜ、今必死なのか。なぜ、この終盤戦をコントロールし、無傷のまま権力の座にとどまりたいのか。この地殻大変動がラストサバイバルになるからです。

 

B: これがいつ起こるか何か目安はありますか?あなたが言っていることから想像すると、これらは2012年にも何かが起こるのを想定しているように聞えますが。それは2012年のできごとなのですか?

 

W: いいえ、これは2012年12月21日を中心に起こるわけではありません。私は2012年12月21日に何が起こるのかは知りません。ただ、何か別のことが起こるのではないか、という強い疑念は持っています。それも多分、みんなにとってすばらしい何かが起こるのではないかと。本当に私は何も知りません。しかし、そのころの我々は、ある期間続くことになる戦争のただ中にいることは確かです。そして2012年より数年後に「地球物理学的できごと」が起こるだろうと推測するのです。私の生きているうちに起こるでしょう。

 

B: なるほど。「一連のできごと」の展開について、まとめさせてください。まず、核ミサイルの応酬、そして停戦、それから生物兵器の使用…これらはかなりの大混乱を引き起こす結果となる。人類がすべてを立て直すのに一世代かかるほどの破壊をもたらす。破壊と混乱の中、一連の非常事態に対応するため、また秩序の再建のために、ある種の「厳格な全体主義的社会構造の設置」が正当化される。それから、どこかの時点で大きな「地球物理学的できごと」が起こる。しかし、その変動は今すぐにでも起こるかもしれない。それで正しいですか?

 

W: 正しいです。その通りです。

 

B: 彼らは「一連のできごと」がいつ起こるか知っていると思いますか?それとも「いつかそのうちに起こることになっている」と彼らは考えているので しょう か?

 

W: 彼らはそれがいつ起こることになっているのかを、よく分かっていると思います。私はいつ起こるのかは知りません。しかし私の強い直感によると、それは私の生きている間に起こることになるでしょう。つまり、20年以内に起こるだろうと。もっと前倒しすることも可能です。今から10年以内、5年以内かもしれない。2020年現在、このインタビューから 8年 が経過しています。

 

B: なるほど。

 

W: 私は本当に知らないのです・・・知ることが出来たらと願いますが。しかし、我々は「地球物理学的できごと」が今すぐ起きる時期に既に突入しているでしょう。というのも、それは 11,500年ごとのサイクル で起こるのです。これが最後に起こった11,500年前から経過した時の長さを考えると、そう言えます。今がちょうど再びその時期 なのです。

 

B: そうですね。

 

W: どの程度このイベントが地球に影響を及ぼすのか、私たちはただ想像するのみです。これらの人の間で広く認識されている「できごと」に備えて、不測事態対応プランも現在設定されているところです。彼らは「それ」が起こることになっていると、きちんと理解しています。確実性の高い情報を持っているのです。いつごろ起こるかというタイムフレームも持っているかもしれません。彼らがいつ起こるかを知らない、というのは信じがたいことです。世界最高の頭脳の持ち主たちがこの件を調査しているわけですから。

 

B: このことは「会議」で話し合われたのですか?

 

W: いいえ、表だって討議はされませんでした。しかし「会議」でどんなふうに話し合われたのかを解説させてください。イランは今から18ヶ月以内に攻撃される可能性があります。中国はイランを援護するために出てくるでしょう。彼ら自身の利益を保護するためにも。そして、核兵器がイランまたは中国によって使用されるでしょう。イスラエルが相手に核兵器を最初に使用させるよう、相手を挑発するのです。中東のほとんどが荒廃し、数百万人がかなり短い期間に亡くなるでしょう。そしてこのとき、なぜなのかは私にはわかりませんが、中国は停戦ラインを拡大するために、力ずくでロシアの一部へと入って行くでしょう。それゆえ、生物兵器が中国に対して用いられることになるで しょう。そして中国は”風邪をひく”ことになるでしょう。ここから地球外生命体(ET)に関する記述があります。私の理解では、ある種類の 悪意のある地球外生命体との提携が過去50年間の間、英国、アメリカ、他の西側主要国(日本も含みます)それらの国との間で結ばれてきた、ということです。「悪意のある地球外生命体」との提携というとき、それはブラック・プロジェクト関係における提携の話です。これはかなり以前から進行中のテクノロジーの交換のことです。ですからそこには地球外生命体との関わり合いがあるのですが、そこを十分には説明できません。また、もっと人道的で利他的な 善意の地球外生命体たちもおり、彼らはこのタイムライン計画を防ごうと働いています。彼らは直接介入をすることなしに、おぼつかないながらも、なんとか状況のバランスを維持してくれています。これについても十分に説明することはできません。しかし、これだけは確かな直観的な感じなのですが、この「善意のETたち」の努力はなんとかうまくいっているようだ、ということ。私の経験の他の側面からも確信をもって言えるのですが・・・それはまた別の話になります。核戦争まで起きていないのは、善意のETが未然に防いでくれたから?ここで言いたいことは、西側主要国は「完璧な戦争」を模索しているのです。20世紀の間を通して現時点までずっと、彼らはそうしてきました。なぜなら、このタイムライン(計画)の起源はずっと前までさかのぼるからです。つまり数十年または何百年もの間、このタイムラインが使われ続けているのです。このタイムラインを、私がこれまで数回は聞いた「ある事」と結び付けることは非常に重要です。それは「アングロサクソン・ミッション」と呼ばれます。アングロサクソン・ミッションをこの話に結び付けることは非常に重要だと感じています。聞いたことがある人たちはピンとくるかもしれません。

 

B: そのフレーズを前に聞いたことがあります。話を脱線させたくないのですが、それはなぜ「アングロサクソン・ミッション」と呼ばれるのでしょうか。地殻変動後の新世界に他の民族は存在しない、世界を立て直して、新しい地球を受け継ぐのはアングロサクソン民族だけとなるようにする・・・ということを、あなたの話を聞いてやっと本当に理解し始めています。それはぞっとするようなものです。これは正しいですか?

 

W: それが正しいかどうかは、私は本当にわかりません。しかし、あなたの述べたことに同意したいと思います。少なくとも20世紀の間中、そして19世紀や 18世紀にさえ遡りますが、この世界の歴史は 圧倒的に西洋によって、そして北半球の国々によって"運営"されてきました。その他の国も試みましたが失敗に終わっています。第一次世界大戦・第二次世界大戦は、操作され作り上げられた戦争といって間違いない。私もそれには確信があります。それらの戦争は、彼らが現在の位置へと辿り着く足がかりとして使われたのです。どんな歴史家も言うでしょう。もし戦争が起こってなかったら、我々は国連も持っていなかっただろうし、アメリカ合衆国がそんなに短期間で超大国になることもなかったでしょう。アメリカは戦争の4年間のあいだに超大国になったのです。その結果、彼らは核兵器を持つに至ったのでした。人々はこれを個人の議題としてしっかり受け止めなければいけないと思います。西側諸国がこの世界で圧倒的支配者になるのは時間の問題です。それは疑問の余地がありません。

 

B: そのタイムラインについて回顧的に振り返ってみると、 何世代にも渡る一種の長期的戦略をここに見ることができますね。しかし、ある時点から目前の木だけを見て森全体は見えなくなっている。

 

W: それが人間の本質です・・・本当に。我々は自分の人生を、家族や親しい友たちと出来る限りよく生きようとベストを尽くしますが、頭を壁の上に突き出して、本当は何が起こっているのかグルっと見渡してみることは滅多にありません。我々は残念ながら、そうするのがあまり得意とは言えないようです。わたしがその良い例ですよ。私はずいぶん多くのことに関わってきましたが、頭を垂れ、ただ自分のすることを黙々とし、何が起こっているのかを見ないようにしてきました。ここまできて、何が起こっているか言わないではいられなくなるまで。恐らく潜在意識的に、起こっていることを否定してきたのです。

 

B: わかります。あなたがしたような経験を背負って生きていくのはとても大変なのではないでしょうか。そのような狂った会話がなされる会議に臨席して、それがジョークや与太話ではないと知りながら聞いていたわけですから。彼らが笑いながら語る、恐ろしい計画を。

 

W: ええ、そうです、それは形式張らない会議でした。彼らは非常にくつろいで・・・このことを話し合っていたのです。どうやったら彼らのことをこれ以上うまく言い表せるでしょうか。これらの人々は、圧倒的権力からくる凄みやオーラを全身から滲み出させているのです。それは他人に恐れを抱かせ、無言の服従を要求します。彼らには「思いやりのある態度」というものはありません。スピリチュアルな、人間的暖かみというものには共鳴しません。彼らはどこまでも冷淡で、合理的、打算的です。「彼らの口の中ではバターも溶けないだろう」というフレーズが一般的に共通しています。神に許され、彼らは実際その力を手にしているのです。彼らは「独特のもの言い」によって、英国国会・ワシントン・ベルリン・またはパリの選挙で選ばれた政府に命令を出しています。

 

B: これを読んでいる、あるレベルまで目覚めている人たちは、裏舞台でこの計画全体を演出している政府が「人間でない知性」に属しているのではないか、ということを想像しているでしょう。この件に関する議論の一つは、その計画は非常に長期的な展望と、思考と、戦略的狡猾さが必要だろうということです。幾世代にも渡るような計画をたてないといけないわけです。その計画の実行には、非常に膨大なスケールのチェスゲームをするための超高知性を必要とするでしょう。私も含め、ある人々にとっては、この計画の裏には人間でない知性体が関わっているに違いないと主張しているわけです。

 

W: ええ、そうですね。私の感じたところでも、この知性体は信じられないくらい論理的で、共感とか思いやりというものを全く持ちあわさず、愛や気づかい、理解、慈愛という人間らしい感情は何も持っていないような感じなのです。彼らは冷淡で計算的、 普通思いつくようなどんな論理をも超えて論理的なのです。彼らは普通思いつくような論理を超越して、物事をうまく操作するのです・・・彼らはこの上なく知性的な人びとなので。これらの人たちは、まばたき一つせずに、本当に困難な問題にも解決策を生みだすことが出来ます。非常に聡明ですが、心が伴わないことを前提とした聡明さです。ここから「意識」の話しになります。

 

B: 一体ごく普通の人たちに何ができるでしょう?彼らは、これらの出来事にどんな反応をするでしょうか?あなたご自身は個人的に、このことが避けられないことだとお感じになっていますか?これは、我々全員がある意味運命づけられていることだと思いますか?

 

W: いいえ、そんなことは絶対ありません。よくこんな風に考えるのですよ、もちろん個人的な見解としてですけど。私たちはそれをなんとか耐えしのぐだろう、と。しかし、耐えしのぐためには、1人から次の人へ受け継いで…という調子ではもはやどうにもならないのです。どうすればよいかというと、彼らのために働かないことです!彼らに歯向かって反抗するという意味ではありません。そんなことをすれば彼らの勝ちです。それこそ、彼らに暴力を導入させる言いわけを与えてしまいます。彼らは恐れと暴力を糧にしているのです。恐れからの反応、それは彼らにとって、花に群がる蜂のようなものですから、彼らは暴力沙汰がぜひ起こってほしいと思っているでしょう。しかし、本当に必要なことは 非暴力の反抗 です。つまり、彼らのために働くことをもうやめる、ということです。私はある比較をしてみたのです。歴史がほとんど無視してきた男がいました。彼はフランス人で、名前を「ジャン・ジョレス」といいました。歴史の本にこの素晴らしい人物がなぜ列記されていないのか、いつも私は驚きます。彼はフランスのあるサークルではとてもよく知られた人物でしたが、幅広く知られているわけではありません。ジョレスは第一次世界大戦の前「壁の落書き」を見つけました。もちろん「壁の落書き」は比喩でしょう。彼は、貴族たちとヨーロッパの王族たちが互いに大論争をしているのを見ました。彼は、フランス・ドイツ・イギリスはすべて工業化された国であることを知っていました。彼は「第一次世界大戦が起こる」と予測しました。それらの国が工業化されているために、次の戦争は工業化戦争になるだろう、数百万人が殺されるかもしれないと。彼は国際労働者運動が、王族・貴族たちには従わないようにしたかったのです。そして、こう考えました。「ごく普通の人たちは、何も運動をせず、戦争にも行かず、ただ家にいればいい。そうすれば、支配階級が望んでいた戦争へ行かなくてすむはずだ」ジョレスはある運動を組織しました。ある人々は彼のことを「コミュニスト」という名称で呼びました。それは、国際労働者運動(デモ運動)や政治とは全く関係がないものでした。しかし、事件勃発の2カ月ほど前に、ジョレスはフランスのカフェで暗殺されたのです。奴らがジョレスを殺したのです。ジョレスは一発でやられました。そして、その運動も彼の死とともに廃れていきました。私は個人的に信じているのですが、もし非暴力の反抗がとられれば、人々は何が起こっているかもっと気づくようになると思うのですよ。そうなったら、支配層はあっという間に権力を失うで しょう。支配層は権力を糧として、恐れを餌としているのです。ですから、これらの要素を取り去ってしまうと無力になるのです。これはちょっとした目覚まし、メッセージとなるでしょう。一体全体何が起こっているのか?怖がらずにちょっとだけ欄干から頭を出して、深呼吸をし、周りをぐるっと見回してみるのです。そうすれば、人びとはすぐに理解するでしょう。すでに言いましたように、暴力に暴力で反応してはダメです。もし、重要人物が支配層にとって必要な役職にいるのだとしたら、その人物を攻撃したり、役職から引き摺り下ろしたりするのではなく、とにかく奴らのために働かないことです。支配層の支援に繋がる働きを止めればいいだけなのです。なぜなら、支配層はこれらの仕事をしてくれる軍隊が必要なのです。軍隊とは、軍に属する人々のことだけを話しているのではありません。世界中のすべての国民、一人一人の市民メンバーのことを言っているのです。こう言うだけでいいのです。いやです。私たちはこんな事をしません。これは私たちがしたいことではありません。こう宣言することによって、きちんと選択がなされるのです。ばかばかしいほど単純に聞えますが、選択する行為自体はシンプルそのものなのです。意識をもって生き、呼吸し、互いに共感をもちあえる存在として、私たちの意識というパワーの中で、選択権は存在しているのです。もし私たちが「自分で選択する」というパワーを行使しないならば、支配層はそれを取り上げ、見事にエンドゲームを実現してしまうでしょう。

 

B: ご自分の軍での経験から判断して「私はこんなことをするために入隊のサインをしたのではありません。こんな命令を 遂行するつもりはありません。」 という人の数が十分大勢いると思われますか?または軍人たちは、現在まで既に設定されている事態(事件・テロ・災害など)を理由に、彼らの正当化を不本意ながらも受け入れるでしょうか?

 

W: お答えするのが大変難しい質問です。大まかに言って、西側諸国の軍隊は徴兵された軍隊ではなく職業軍隊です。ですから彼らのプライドは「その専門職に徹している」というところにあります。(強制ではなく、自ら志願してその仕事をしているということ)。彼らは選挙で選出された政府の方針に従って派遣されているわけで、その政府のために働くことを誇りとしているわけです。もちろん、これらの軍隊は非常にずば抜けて訓練されており、私も軍にいた時はそうでしたが「自分たちは正しい理由のもとに職務をこなしているんだ」とすっかり信じています。もしこの情報が、そういった職業の人々にまで伝わり、きちんと理解されたなら・・・軍関係で重要なランクに就いてない人、警察、セキュリティ産業に雇われている人全てに十分な声が届いたら・・・このゲームに特別な関心を持ってない人達は、一般の人たちと同様すぐに目を覚ますでしょう。しかし、西側諸国の権力者たちの下には職業従軍の人々が働いている、という事実(現状)は認識しておかなければなりません。この件を職業軍人の人々に理解させるのは難しく、彼らが正しい敵と戦っていないことを分からせるのも難しいことです。

 

B: なるほど。では別の質問をさせて下さい。「物理的に安全な場所、または、より安全となる場所」に関する話は会議で出ましたか?

 

W: いいえ、全く出ませんでした。

 

B: 南半球は安全だとか、北半球は危なくなるだろう、というような話は出ませんでしたか? それに似たような話などはなかったですか?

 

W: いいえ、その会議では出ませんでした。そんなことは述べられもしませんでした。

 

B: わかりました。別の質問をしたいと思います。SF分野に興味のある人にとっては、議論するのがとてもおもしろい質問です。わたしの個人的な質問でもあります。なぜ「善意の地球外生命体たち」はこの件に割って入ってこないのでしょうか?『地球の皆さん、普通はみなさんの問題に干渉はしませんが、この件はかなり大変なことになっていますね。我々はこの計画がこのまま起こるのを黙って許すわけにはいきません。』と言わないのでしょうか?余談ですが私は、地球外生命体が存在することは信じています。なぜ彼らはこう言わないだろう・・・とあなたは思うのですか?彼らがそういう行動に出ることもありうるのではないでしょうか?なぜ彼らはこんなにも距離を置いているのでしょうか?

 

W: ではまず、最初の質問から。これらの善意の地球外生命体たち・・・私は実は、彼らのことをET(地球外生命体)と呼ぶのは好きではないのです。この人たちは我々と同じ仲間なのです。また我々も彼らと同じ仲間だと信じています。

 

B: なるほど。

 

W: 「地球外生命体たち」(善意・悪意の両方とも)は、現在権力の座についている政権よりも、はるかに昔から私たちの周りにいます。今の権力基盤の政権のある人達のことを「レプティリアンズ」と呼ぶ人もいます。彼らをそう呼ぶことに何ら問題はありません。正にそのような存在ですから。彼らは、完全に心の冷たい人間です。もうずっとずっと前から地球にいて、彼らこそが、人類を今の状態にした張本人たちなのです。彼ら、地球外生命体たちからの干渉についてですか?彼らは彼らなりのベストな方法で、ずっと我々に干渉してきていると私は信じています。しかし我々が話しているのは、とてもスピリチュアル的に進化した存在のことです。これらの人々にとって「時間」というものは、我々が3次元世界で理解しているのと同じではありません。彼らにとって11,500年前は瞬く間なのです。それは無です。そして、彼らはこのエンドゲームがどういう結果で終わるかをすでに知っているのです。地球外生命体にとっては、マリオの序盤か終盤かくらいの違いしかないそうです。今権力についている政権は、この地球とそこに属するもの全ての支配を望んでいていますが、彼らはゲームに勝てないことになっています。彼らは今このときを「彼らの時間」として享受していますが、彼らの時代はもうほとんど終わりに近づいています。

 

B: いったいどんな根拠に基づいて、あなたはそう感じるのですか?これは、この原稿を読んでいる人たちにとって、とても重要な点です。なぜなら、ある人たちは、ここで伝えている情報を聞いて、呆然としたり、ショックを受けたりするに違いありません。「おぉ神よ、我々は彼らの詐欺によってすっかり裏切られていたのですね!」と、こう考えるでしょう。

 

W: ええ、 もしこれを単に物質的観点からのみ見ると、その通りです。我々がみな自殺したくなるだろうという話ではありません。誰だって命は大切です。誰でも皆、命を大事にします。誰でもです。人間は誰でも、自分の命を大切に思い、人生を十分に経験したいと思っています。それも可能なかぎりベストな方法で。あなたの物言いは、純粋な物理的観点からのみ物事を見ているからではないか、と私は思います。我々は現在、恐れをベースに支配するこの政権のため、 人生をフルに生きることができません。原因はすべて「恐れ」です。全ては「恐怖」に関係しているのです。物質的関心の最大の恐れは、死の恐怖です。そして、彼らが我々を支配するために用いる最大の力の一部が「死への恐怖心」です。死への恐怖心を用いることで、彼らが上下できるレベルが「不安・心配」です。彼らはその操作をいつでもしています。人類を恐怖で操作しない状況はありません。人々の恐怖心を煽る演出は「完璧に自然なもの」のように見えます。しかし、もし我々がそれに反応しなかったなら、どうなるでしょうか?恐れるのをやめ、こう言うのです。「いいですが、それはただの恐れにすぎないのです。それを克服することだって我々にはできるのです。克服できたとき、その恐れを手放せたことで、自分たちが本当は何者なのかという"真実"に一歩踏み込むことになるのです。」「自分(人間)とはいったい何なのか」ということを本当に理解している人達は、今の時点でまだ十分な数に達してないと私は思っています。人びとは自分たちを定義するとき、この世の物質的経験をもとに自分を定義します。それは恐れがベースになっているものです。すべて。サイクル的に何度もめぐり、抜け出すことができないのです。しかし明らかに、人々はそのサイクルから抜け出す方法を見つける必要があります。個人的に信じていることですが、この物理的シフトは来ると思っています・・・私はこれをシフトと呼びます。なぜなら、地球の地殻は約30度ずれる(シフトする)からです。それは約1700~2000マイル南方向へずれるで しょう。そしてものすごい地殻の隆起をもたらす原因となります。その影響はかなり長期間にわたり存続するでしょう。しかし人類は死滅するわけではありません。我々は"ここ"に生き残るのです。それが地殻変動の最後、我々がどうなっているかの姿です。つまり、私たちが辿り着くのは私たちの心が想像するような場所でしょう。そして、現政権が辿り着くのも、彼らの心が想像している結果です。こういうわけで、彼らは変動後の支配を確立したいがために、色々な準備をしているのです。さて、他の生命体からの地球のできごとへの干渉について話したいと思いま す。「善意の地球外生命体たち」による地球のできごとへの干渉があるかどうか。その人たちは本当に我々と全く同じ人間です。地球への干渉が起こるかどうかは私にはわかりませんが、そういう干渉が起こるだろう、と強く予感はしています。しかし、現在の我々の状況では、そのようなタイプの干渉は起こりそうにありません。現時点でまだ干渉がないでしょう。彼ら(善意の地球外生命体たち)は、今が一番正しい時期だとは感じていないのです。いずれにしても、どんな出来事においても、物質的生命というのは、我々、真の存在の、ごくごく一部でしかありません。ですから、どんなにあなたがその物質的生命体に重きを置いていようとも、あなたはこのドアを通り抜け、次のドアへと移り、元いた場所”ホーム(源)”へ といずれは帰っていくと知っているのではないでしょうか。これらすべてが考慮されなければいけません。もちろんこのことを、私よりもはるかにうまく言葉で説明できる人がいるでしょうが、私はただ個人的な観点から話せるだけです。このようなことが「直観的に起こるかもしれない」と感じていることです。現政権が、もはや今まで持っていた権力を維持できなくなる地点に達するまでは、我々がこのような事態を経験せざるを得ないということは、ただただ痛ましいことですが。人びとは目覚め始め、彼らのまわりで何が起こっているのかを発見しはじめ、本当に物事をよく見極められるようになってきています。これまでなかったほどに意識レベルを高めています。そうして、すべてのことがあっという間に、収まるべき場所にぴったりと収まるでしょう。支配層の権力は、バスタオルのようにパラリと剥がれ落ちます。そして「彼らの本当の姿が何だったのか」白日の元に晒されるようになるでしょう。

 

B: それは本当に奮起させるような考えですね。あなたは個人的には、どうお感じになるでしょうか…いくつかの代替案に絞り込ませてください。例えば「全ての戦争、紛争が全く起こらないかもしれない」でしょうか?或いは「全ての計画がただ崩れる」でしょうか?それとも「これらの計画の全ては戦争のあとで、地殻変動の前に計画倒れになる」でしょうか?または「これらの計画すべてが地殻変動の後に崩壊する」でしょうか?そうして、まあ言ってみれば「従順な人が地球を相続する」でしょうか?

 

W: そうですね。これは非常にいい質問です。2つのことを考慮に入れましょう。一つ目は、現政権の一部の人たちの断固たる決意です。彼らは絶望的なほど必死です。彼らはこの計画を展開させるため全力を尽くし、日夜シナリオを書き上げています。登場する人、退場する人・・・それは無慈悲で容赦のないものです。ノンストップで、ほっと一息つく余裕はありません。一息つく間ができたとき、やっとリラックスし始めたと思ったら・・・また別の何かが飛び出してきて、意識を彼らの創り出すお化け屋敷に捕え続けるのです。彼らの行使する大規模でパワフルな権力は、どんなことがあっても侮らない方がよいものです。善良で誠実な人を狂わせ、ストレスと不安によって、早く墓場へ追いやる権力です。しかし、もし十分の数の人が「気づきの意識」を高めることができたなら。現実に何が起こっているか、その事実を見ようとしたなら。無関心だった人々も頭をもたげて、周りを見渡すことができるでしょう。「自分は一体何者なのか」「世界とは何なのか」「この世界と自分との繋がりは何なのか」それらを再認識・再接続することによって、人々は真の個人としての力を得ることができるでしょう。それは全然不思議な話ではありません。ディープな、狂信的カルトなどの話ではありません。宗教とはほんの少しも関係がないのです。我々、生きている人間の精神と意識についての話です。私たち全ての人間は、自分の意識を全ての人と共有しあっている。すべては繋がっていることを知って欲しいのです。しかし、現在その知識は抑圧されています。本当の自分とは何者なのかを知るためには、抑圧的な力を切断しなければなりません。自分が何者なのかが分かると、全てがごく自然にあとに続くでしょう。現政権は本当に危険な政権ではありますが・・・いくら強調してもし足りませんが・・・これらの人は恐ろしく危険な人びとですですが・・・彼らの権力は消えてしまうでしょう。

 

B: これはデビッド・アイクが話していることに非常に近い内容です。ドクター・ビル・ディーグルが言っていることとも。そして私たちが何度となく聴衆に話して いる こととも非常に近い話です。

 

W: ええ。

 

B: この惑星上で現在「意識の高まり」が起こりつつあるということです。しかし、彼らはその動きにフタをしてしまおうと、絶望的なまでに必死になっています。彼らが「鉄のこぶしの支配」を手に入れられるようにするため、計画を加速しているのです。事態はよくなるまえに一旦、悪くなっていくように見える かもしれませんが、それでも、彼らは最後に勝てないことになっています。なぜなら「意識」というものは、全ての権力を超越するからです。全ての軍事力も。彼らが用意している戦略的計画さえも、我々の”意識の高まり”は凌駕してしまうからです。つまり「集合意識が拡大し続けている」ということが、事態を左右する重要なファクターです。実際、地球人の集合意識は拡大し続けています!このインタビューでは、我々もその意識の高まりの一翼を担っていかなくて はならない、ということをお伝えしたいと思います。なぜなら、このインタビューの内容は、人びとを恐れさせ無分別にしたり、人びとが緊急食糧とともに隠れこんでしまうようにしたりするのが目的ではないからです。私たちの現実はかならずしも、今のような状態でなければならないということはないのです。もし私たちが、自分自身をもっと大きな力ある存在だと認識できさえすれば、そして私たちが本来の状態のように勇敢で、本来備わっているように力強く、我々が本当はどんな素晴らしい大きな存在であるかを認識できさえすれば、今の事態から抜け出せるのです。もし十分な人数の人がそう認識し目覚めれば、彼らの計画はとん挫するでしょう。

 

W: その通りです。全くその通りのメッセージを述べるために、私は表に出てきたのです。このメッセージは繰り返されなければなりません。まだ希望はあるのだ、ということ。そして、世界が現在のような姿である必要はないということに気付く必要があるのです。こんな風になる必要などなかったのです。今までも、これまでも。事態は、遥かに、遥かに良くすることが可能なのですから。恐れを乗り越えることです。この種の恐れを人びとは乗り越える必要があります。このことに気づくために、精神科医や心理学者にならなくてもいいのです。宗教指導者や、偉大なスピリチュアルリーダーである必要もありません。なぜなら、我々はみな、自分たちの内側に、恐れを乗り越える力と知恵を持っているからです。それは生来のものです。ですから、自己の内側を見るだけでよいのです。あなたが本当は誰であるかを再認識し、それを心地よく感じられるようになることです。そうすれば、あなたは世の中で何が進行中かをよく見極め、それが間違っているということが分かるはずです。そしてあなただけでなく、他のだれもがそうなるでしょう。それは止めどなく広がっていき、恐れを刷り込まれている人たちであっても、その目覚めに抵抗はできないでしょう。なぜなら目覚めないでいようとしても、それは自分自身に抵抗することになり、自分は本当にどういう存在なのかという真実に抵抗することになるからです。それに「本来の自分の力に目覚めること」は素晴らしい感覚だからです。それは「この宇宙とは何か」ということについて知ることなのです。また「ここ(人生)での経験全体が何のためで、どういう意味があるか」を知ることだからです。我々はこの経験からいろいろ学んできました。そうでしょう?

二度と同じようなことが起こらないようにするのが大事です。この種の人たち、他の人を支配するためにこのような恐怖を生みだす人たちが、ここ地球上では今後二度と権力を手 にすることはないようにしなくては!そういう時代がもうすぐ来ると思います。もし、それが間に合ってやってくるとしたら・・・「時間」というものは、とても注意深く使わないといけない概念(言葉)です。なぜなら現政権は「物理時間ベースの政権」であり、彼らは人間の「意識」を計算に入れていないからです。彼らはどう見ても明らかに、地球という物質原理の時間で動いています。ある決まった時に、ある事柄を為す、というふうにです。我々の場所では四季が巡りますよね。春、夏、秋、そして冬。今起こっているシフト(変化)というのは、ちょうど次のシーズンに移って行くようなものです。これから起きるのは地理上の変化です。それは次のシーズンです。このことに気づいている人たちは、このシフトを難なく無事に乗り越えることができるでしょう。そして変化をくぐり抜け、トンネルの最後に新しい時代へと本当に上手に抜け出るでしょう。人びとが逃げるのに安全な場所についてあなたは言及されましたね。私にはまったく分かりません。しかし個人的な観点から言えば、私は自分がどこにいるべきかは分かっています。私がいるべきところは、私が現在いる場所です。そこが物理的に安全であるかどうか、私には重要でありません。私が今いるこの場所が、私が居たいと思うその場所が、そのとき私のいるべき場所です。ですから心配していません。

 

B: ええそうですね。人びとがよく我々に質問するのです。自分たちはどこに逃げればいいかと。そうしたら我々はいつもこう返答を返すのです。「その答えは個人個人によって違ってくるでしょう。他の人には知り得ない、それぞれの事情というものがあり、それをもとに、どこに行くべきかが決まるのですから」と。今いる場所にずっと居続ける必要のある人もいるかもしれません。または、遠くへ旅しなければならない人たちもいるでしょう。旅の理由は誰かに会うためだったり、他の地で仕事をしなければならないためだったりなど様々でしょう。「どこにいるべきか」の答えは、あまりにも多くの要素が絡みます。ただ「客観的に安全な場所は?どこへ隠れるべき?」という単純な問題ではないのです。私たち一人一人が、地球という3次元世界に何をするためにやって来たのか?自分の持てる能力を一体どうやったら今ここで、最もよく活かせるのか?そう問うことと、もっと関係があると思います。誰にとっても、自分自身への個人的な問いかけになると思います。

 

W: 全くです。その通りです。人びとがより目覚めてくると、恐れという要素はますますなくなっていくと思います。私たちは、恐れの中で生きているわけではあり ません。以前にはあなたを不安にさせたものも、もはや「恐れさせるものではなくなっている」かもしれません。もはや、そこに存在すらしなくなるかもしれませんよ。一切の心配ごとはなくなるだろうとか、今のような痛みや物事は全く無くなるだろう、とはまでは言いません。もちろん、これからも少しは痛みがあるでしょうけれど、しかしそれらすべての上にある、現在経験しているような恐れ。先々何が起きるかわからない、不確かさに対する「物質的な恐怖」は消えてなくなるでしょう。そのような恐怖はあっさりと消えて無くなるでしょう。後に残るのは、本当の自分に戻った人びとでしょう。そして、私たち人類は「おそろしく素晴らしい存在なのだ」と私は思うのです。

 

B: その通りです。そのことを本当に理解することは、人々にとってとても素晴らしいことです。それは私たちもしばしば述べてきた事柄です。ここで素晴らしい映画の紹介をします。1984年作のジェフ・ブリッジズの映画で、タイトルは「スターマン (Starman) 」といいます。スターマンはエイリアンで、彼は平和的な目的のために地球に来ているのですが、地球の人類というものを理解しようと頑張っています。なぜなら 彼は奇妙な状況に囚われて身動きできないでいるからです。彼は自分の故郷の星になんとかして帰ろうと努力しているわけです。映画のおしまい頃に彼はこう言います。「きみたち地球人について僕が見つけた”すばらしいこと”って何かを知りたいかい?それはね、君たちは物事が最も困難なとき、己の最高の力を発揮しているっていうことだよ。」私はこのセリフを決して忘れたことはありません。人類の驚くべき点は、最悪の事態のときほど自身の内側深くに入って行って英知に目覚め、そこから最高のものを生みだし、問題を超越することができるという能力である。という事実のことを言っているのですね。軍隊では、この種の困難な状況というものは常にありますよね。非常なプレッシャーの下、信じられないような英雄的行動をとる人びとが出てくる。プレッシャーに対する反応こそが、人びとを素晴らしいものに変身させるものなのですね。

 

W: そうです。それは軍隊でもっともよく見られるものです。なぜなら、そういう行動はきちんと公に報告されるからです。人間の意識、および、我々がこの物質世界にどのように存在しているかという関係は、非常に相対的なものといえるでしょう。我々は時として「どうにも行き詰ってしまった」と思うときがあるかもしれませんが、実は私たちは行き詰ってなんかいないのです。物事は単に、ある一人の人にとっての意味と、別のある人にとっての意味が違っているだけだからです。それはまたこの現実の、もう一つの素晴らしい点だと思います。なぜなら、そのおかげで会話を限りなく展開させていくことができるからです。それは本当にすばらしいものです。人と人の会話は、自分自身をはるかによく理解させてくれるものなのです。それは行き詰った考え方を超越すると私は思います。人と会話することは、自分で考えたことをはるかに超えていきます。人びとは話し合うことで、今のこういう事態が起こっているとき、我々の相対性がこれほど究極的に試され ているとき、ものごとを違ったレベルへと導いていきます。我々はみな誰でも、非常に素晴らしいことを成し遂げる能力があるのです。そしてたった今、我々は正にその相対性が究極まで試される頂点にいるように思えるのです。私たちが戦っている相手は、非常に危険で、信じられないくらいパワフルな存在だということをもう一度強調しておきたいと思います。経験上分かりますが、その種の権力が行使されるのを直接経験したり、いかにそのパワーが彼からにじみ出したり、彼の部下たちに影響を及ぼしていくかを直接目の当たりにしたことのある人はそれほど多くはないでしょう。それを直接体験したなら、あなたはとても吐き気がするほど気分が悪くなり、心身衰弱となるまで弱るかもしれません。または、あなたは彼らの仲間になってし まうのかもしれません。彼らが何をしたいと言っても、媚びへつらうようになるでしょう。なぜなら、彼らのために働く人たち、彼らの命令に従う人たち・・・そしてかなり大勢の人間が・・・信じられないほど従順で、卑屈なほど彼らに服従しているからです。この人たちはあなた方のいう”自由な精神の持ち主”では全然ないのです。この人たちは彼らにずっと騙されているのです。多分人びとは、彼らが行使しているこのような権力のことを知り始めているはずです。まだ十分に全体像を掴んだとは言えませんが。人々は本当になにが起こっているのかを知ろうとして、情報の断片を得つつあるわけですが、それらの断片が全体像を見るのに大変重要になります。しかし、彼らに暴力で歯向かってことを起こそうものなら、それがどんなことであれ、非常に破滅的な状況に追い込まれうるのです。私自身、経験があります。他の多くの非常に多くの人びともまた、同じような経験をしてきたはずです。しかし、だからこそ我々は彼らが誰なのかを恐れることなくきっちりと公表するべきなのです。私たちの中の恐れこそが、 これらの事態を許している”根源”だからです。

 

B: 2~3日前のあなたとの会話での話題なのですが、これらの人びとには”究極の傲慢さ”がありますよね。あなたも直接それを目の当たりに体験されてきたということですが。ジョージ・グリーンと初めて会ったときに彼が言っていたことでもあります。1年8カ月前のことです。彼はこう言いました彼らは勝負がついたと考えている。つまり彼らの勝ち。彼らはもう何も心配していない。オールタナティブ・メディアを黙らそうともしていない。そうでしょう?そんなことしたって大した違いはないのだから。たった1〜2人が何かを言ったぐらいで、どんな違いをもたらせると?こうしているうちにも彼らの計画はどんどん展開していっている。あなたや私が少々何を言ったとしても。そんなものでは全然何も違いをもたらさない。そう思っているのですよ、彼らは。

 

W: そうですね、ジョージ・グリーンの言うとおりだと思います。彼はわたしよりうまく事態を描写していると思います。実際のところ現況は、彼が言うとおりの様相だからです。こうした人々は信じられないくらい傲慢です。生まれつきの特性に加え、その傲慢さ加わっています。かなり目につきやすいものです、本当に。彼らは自分たちのやっていることが心地よいのです。完全に心地よいのです。彼らは隠れまわったり、コソコソ行動したり、なんかしません。彼らは非常に堂々とオープンな行動をとり、そのうちの何人かはとても著名な人物なのです。

 

B: わかりました。それでは最後に、何か言い残したこと、触れてない話題はないでしょうか?あなたが話したかったことで、十分に触れるチャンスがなかったような事柄はありますか?私が質問しなかったことで、何かここで付け加えたいことはありますか?

 

W: もちろん、まだまだ話すべき情報はあると感じています。今日お話ししたことについて、人々は裏付けや信憑性を求めるでしょうから。それには常に困難がつきまといます。私はこのタイムラインについて70年代初頭からずっと気づいていました。それを十分深く理解するには、当時の私はあまりにも若すぎたのですが。実をいうと、こういう計画が進行中だということが、何かとてもエキサイティン グなことに思えたものです。始めてこの”アングロサクソン・ミッション”というものが存在する、と聞いたときの感覚でした。もっと詳しい情報をお話したり、関係者の何人かの名前を特定したり、そこで何が述べられ、その時どこにいたのかなどをここでお話しするのは、公務員守秘義務に抵触する可能性があります。私はまだ、さまざまな側面において公職と関係していますので。つまり軍の関係にです。もし話の内容が民間における状況の話でしたら、それならばその法律には縛られませんので喜んでお話するでしょう。これまでにお話した内容以上に、よく理解してもらえるような話ができるといいのですが。また、みなさんが気づいている他の重要な出来事についても、うまくお話しする方法があればよいとは思うのですが・・・。そうすれば、私が今どういう立場で、これまでどんなところに所属していて、どんなことを経験してきたかが、もっとはっきり見えてくるでしょう。そうすれば、皆さんはここで話された内容を合理的に考えることができるでしょうに。しかし、みなさんがもし「調べてみよう」と思われるなら、ご自分でこの件にもっと注意を向けたり、ちょっと石をどけて調べてみたりするのに十分な程の情報はお話ししたのではないかとも感じています。このインタビューの結果、他の人たちがこれまでの情報をより確信できるような何か重要な情報を見つけたら、それはもうすばらしいと思います。なぜなら、話を裏付ける証拠に出会うというのは、こういう事にとってはとても重要で、それほど決定的な証拠は他にはないと思うからです。ここに、たった一人の人間が5年前に起こったことをこうして報告しています。しかし、あなたが気づくだろう現在進行中の事態の周辺には、もっともっと大きなストーリーがあるのです。私たちは、今起こっている事態がどこへ向かっていっているのか、極めて意識的に、注意深くあらねばならないのです。

 

B: もちろん、あなたと同じ情報に接した人はたくさんいるでしょう。金融関係や軍や政治界の関係者を含めると数千人の人がこのことを知っていると思われます。ということは、この情報は広く知られている、ということです。世界人口全体からすればそれはとても少数ですが、しかし、この情報はとても広く知られていると言えます。

 

W: その通りです。まったく。

 

B; 我々キャメロットがいつも言っていることですが、ここでも言いたいと思います。我々キャメロットは、情報を直接に聞いた一次情報を持っている人、または二次情報を持っている人、この件に関するどんな側面に関する情報でも結構ですので、どうか一歩前に出て情報を分かち合ってください。大勢の”告発者”の中に紛れることで安全に情報を発信できることを分かって下さい。現在の政権や組織に反旗を翻し、勇気を出して真実を話す人がますます増えています。これからますます多くの情報が出てくるでしょう。真実がもっと理解され、この現象は雪玉が転がっていくようにどんどん膨らんでいくのです。その雪玉は、今どんどん転がりながら膨れています。まだかなり小さなものですが、しかし、現在進行形で転がっているのです。

 

W: もちろんそうです。そうですとも。もし多数の人びとのサポートがあれば、関係者の一人一人の名前が明らかにされるときが来るでしょう。そして、我々の質問に対する回答を彼らに要求できるでしょう。証拠となるものが十分に出てきたら、これらの人びとはきちんとした形で その罪を問われることになるでしょう。そのときには、もっともっと私のように証人として進み出る人びとが現れ、もっともっといろいろな証言を目の当たりにするようになるでしょう。そうなると、このように隠されていた計画はますます現実の陰謀として、現実のものとして取り扱われるようになるでしょう。私たちはそれを成し遂げるでしょう。私たちはこれらの人びとを法廷で詰問するようになるでしょう。

 

B: わかりました。これは大変、大変、重要な情報です。

 

インタビューを締めくくるに当たり、あなたの勇気とあなたのスピリットに感謝を捧げたいと思います。本 当にどうもありがとうございました。

 

W: 私のほうこそ、どうもありがとうございました、ビル。

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