アダルト版JC淫魔刑事10JS編 3人達佐原姉妹と

アダルト版JC淫魔刑事10JS編 3人達佐原姉妹と
テント

JC淫魔刑事シリーズ主な登場人物

毎回とは限りませんが今作はエログロ描写や官能描写を多大に含みますので20才未満の閲覧はご遠慮してくださいね♪んただしこういう事は現実には実際にあり得るし被害に遭われてからでは遅いので特に10代になったばかりの少女達には夜道や怪しげな場所や近づいてくる不審な男性などには十分な注意を喚起したいと思います。ん。実際には警察や法律が必ずしもあなたたちを守ってくれるとは限りません。でも精一杯努力はしているんですよ(by 葉類亜希)

一人称私で主人公こと葉類亜希

JC淫魔刑事、
私(葉類亜希、普段は肩までのキューティクルボロボロだけどの縮毛ボサボサヘア(実体)
アストラルボディとしてポニーテールヘアの風間亜希が存在してすべての人に認知されてもいるもんね。(分裂して別々に行動も可能だし、相手によってはいつも私がポニーテール姿のHカップ美少女に見えるらしい、特に中出し刑事、風間達也‼︎お前の事だ)

まあ私も一応肩書きは性犯罪に特化している刑事という肩書きを持ってはいるが全くの偽地位に過ぎない。
どこに年齢不詳の刑事がいると言うのだ。実年齢を晒すと私はある事件以前の記憶がほとんどない。生まれた年月日さえ知らない。他の淫魔刑事たちが小学生5年生(春香織と水無月海)、小学4年生(文月輪と冬河銀、シルバー・ウインターリバーと夏乃花奈と秋草花世とと可奈野椎と佐原観萌)になったばかりの4月5にAV県の小田井町公園内で発生した風間親娘が拳銃による殺傷事件の現場に偶然居合わせて、というか風間達也刑事の愛娘である志乃さんが背中から大型拳銃で心臓を撃ち抜かれて死亡する場面に突如出現し立て続けに風間達也刑事の両肩も大型拳銃で撃ち抜かれて絶対絶対って時に石ころ2個で犯人の片目を潰してその上に頭部の頭蓋骨に大穴を開けて中の脳髄を引っ掻き回して即死にした殺人鬼らしい、正当防衛だと言ってもっ誰も信じちゃくれないし、私も右肩を大型拳銃で撃ち抜かれて瀕死の重傷だったんだけどそこは華麗にスルーされた。それ以前の記憶がないから4月5日が私の誕生日と言えなくもない。
その時に彼のズボンのポケットに入っていたスマホを抜き取ろうとして彼の陰茎を鷲掴みにして別の意味で抜いてしまったのが奴とのセックスフレンドとしての関係の始まりという事だったがどうやらその時の彼の目には私がポニーテールを結んだサラサラキューティクルのロングの美少女に見えたらしい。
それ以前もそれ以降も記憶が断片的にはあるのだけどどれもこれも連続していない。
身長は今のところ155cm前後、胸だって人様に自慢できるほどの大きさではないし、まあここだけの話Cカップはあると自慢したいのだがもちろん体重も含めて私的にトップシークレットだ。(笑)髪は最近栗色に染めてはいるが胸まで伸ばす事により多少は大人っぽく見せているつもりだ。しかしながらボサボサ頭のカサカサ肌の不細工な小学生に見られてしまうこともある。
実に不条理だ。もしもそんな目で見られている私が大物政治家と連れ立ってラブホに入る現場を目撃されてしまったらおかしな意味で次の日のワイドおショーはそれ一色で染め上げられてしまうだろう。見出しはさしずめ「〇〇議員実娘とラブホ入り.?乱れた親子関係か?」
もしも相手がポニテ亜希なら政治家にとっては超あげまんだろう。
「美人秘書か?愛人か?」となる。しかし記者たちの前で一言でも喋ったら台無しだけどね、ざま〜みろ!
私もポニテも瞳は気分次第で色が変わると言われているらしい。
とは言っても浅い水色から深い緑色に変わる程度らしいのだが本当の事は私にはわかりかねる。
通っている学校はその後AV県の小田井小から武蔵警察署署員専属の武蔵小学校→武蔵中学校
しかし、全国の小学校4〜5年、中学部全学年、高等部全学年の籍も持っているらしい。
実に謎だがこの体型で30才を名乗っても通用するように手配済み?らしいがよくわからない。
え?わたしの初体験?そんなの何千年前か覚えていないよ?
義理の父親と毎日250回以上バッコンバッコンしているなんてデマだからね!風間志乃言うことなんてまともに信用したらダメだから!(500回以下はやっていない日はないからなbyポニテ亜希 そうでないと奴の配属場所は毎日謎の強姦事件が数百件発生するんだよ。っもちろんやつが少女達に解き放った精液はボサボサの分も含めてあたいが回収しているけどね)
こら〜!ポニテぇ!デマを拡散するな! byボサボサ亜希、、つまり私。

文月輪、中学1年生(4月初頭に年がひとつ上がるので4月中ば頃には13才 JC淫魔刑事
その頃には1才半の美代という名の女児を隠し子として育ててはいるが父親は不明のまま。
当然だが法的には認知されていない。
身長は私とほぼ同じくらいの小学6年生冬時点で157cm前後、金髪の爆発ヘア、もといマリモヘアが特徴で銀色の瞳が特徴的な年齢不詳でありながらバストサイズがどう見てもEカップはありそうな上に腰の発育も高校生並み以上なので私とは異なり19歳未満に見られた試しがない。
初潮が異常に早く記憶が定かではないらしいが10才の時点ですでに訪れていたという。そのせいもあって二次性徴も異常に早く体型も見た目は高校生以上で10才で小学生ファッションモデルを騙る違法かつ実態は児童売春であるAV出演詐欺に遭う。
通っている学校は武蔵警察署署員専属の武蔵小学校→武蔵中学校

冬河銀(とうか ぎん)13才(中学1年生)A校の男の娘、おとこを堕とすことに生きがいを感じている、身長152cm、E~Hカップ、もちろん立派はチ〇〇ンはあるが機能しているかどう
かは不明、本来〇〇玉があるところに(行き先を指定出来ない転送機能付きの)謎の穴ブラックホールを持っている、ホワイトホールにすることも可能、本当は♀だという疑惑あり、ストレートの黒髪を胸まで伸ばしている 私
通っている学校は武蔵警察署署員専属の武蔵小学校→武蔵中学校

シルバー・ウインターリバー 冬河銀とは別人
夏乃花奈とは特には親しくはなく、性的にはどっちでも来い!の銀髪で青い瞳の両刀使い、身長などが少し大柄の身長165cm、F〜Iカップで腰回りもふっくらとしている。

シルバー・ウインターリバー、冬河銀共に初潮もその後の生理もないが年に1度の割合で排卵があり、
ふたりともその瞬間を狙いすまされたかのように時間操作能力者と正体不明の男に身体を操られて謎の穴に射精させられてしまう。
何故かその娘達は樋口由紀と樋口有希の胎の中ですくすく育っているらしい。
通っている学校は武蔵警察署署員専属の武蔵小学校→武蔵中学校

夏乃花奈(なつの かな)12才(中学1年生)、身長156cm、Eカップ、普通の目立たない娘、肩より少し伸びた栗色のストレートヘア、地球を破壊しかねないE=失った質量×光速の二乗の能力を持っている、おまけに予知夢の能力も持っている。あたし、
過去の出来事や残留思念を読み取るサイコメトリー的な能力も有している。通っている学校は武蔵警察署署員専属の武蔵小学校→武蔵中学校
彼女もまた初潮を7才まで異常に早く幼い段階で迎えて身体の発育が人並み以上に早く二次性徴も早かったために尊敬していた実兄に限りなく強姦に近い性交を8才で受け、1年半は自己喪失に陥る。
その間に産んではいけない娘双子の、可奈と香世を人知れず産見落としてしまい加世との確執になる。(もちろん認知も戸籍登録もされていないはず)
(加世は花奈が実兄を誘惑してたらし込んだと誤解していた。)

春香織(はる かおり)13才(中学2年生) JS、JC淫魔刑事のひとり。
彼女もまた初潮が異常に早く7才半ば頃から、8才の時点で強姦されそうになるが逆レイプしてしまった恐ろしい娘。(実は時間操作系能力者と願望達成能力者の同じ相手に4回も、強姦さていて全て妊娠出産をさせられているがその子たちは今どうしているかは不明、子宮内の精子や卵子などの動きも時間コントロールが出来るらしい。
平常時点ではお淑やか、怒るとかなり凶暴になって怖い、小学6年生時点で胸まである、黒f髪ストレート、身長165cm、Fカップ、腰や臀部、腕、太ももなど発育が良く高校卒業生以上にしか見られない。相手が時間を止める能力を持っていても胸から発する謎エネルギーが逆に相手の方の時間を止めてしまう。しかし性感帯や生殖器(特にGスポットや膣内膜(ちつないまく)に対する念動力者や願望達成能力者による直接攻撃には弱くやりたい放題のつもりがやられたい放題にされる。一人称は私 
一見お淑やかそうには見えるが一旦彼女の逆鱗に触れると500人くらいの歩兵隊が全滅するまでものの5〜6分も必要しないと言われている。(時間操作能力に加速能力を追加)
通っている学校は武蔵警察署署員専属の武蔵小学校→武蔵中学校
しかし11才の時に一度強敵と遭遇、強姦されて孕まされるが他の誰かが出産して今彼女の家はあり得ないペースで妊娠出産を繰り返しをして15人の子持ちという、ちなみに育ててくれている相手の名前は楓凛、恐らくはその強敵と何度も何度も対決してその都度敗北して強姦されて孕まされたと思われる。その後も3ヶ月に1人の割合で生まれている。

秋種加世(あきくさ かよ)13才(中学1年生) JS、JC淫魔刑事のひとり。
一人称は私。
夏乃花奈と双子設定、当然中学1年生時は身長156cm、Eカップ、
見分け方は肩までの外に跳ねた赤髪とかつては(小学4年生以前はサディスティックな性格だったが5年生に進級してから次第におとなしくなり今のような家庭的な丸い性格となった。
しかし友人関係の怒りで我を失うとかつての残虐な性格の加世が復活する。
能力は花奈と同じく質量のエネルギー化とその反対のエネルギーの質量化(花奈の娘、可奈をふたりで育てている、加世が真実を知った時、、実兄は加世の手によって惨〇された)
ハルサメが持っている能力のひとつと同等。
彼女もまた初潮が花奈と同様に早く7才で迎えていて実父に8才で強姦されるがその時は何者か(加世は実父の能力だと思っている)に能力を完全に封印されてなすがままに犯されていた。
その時に実父に花奈が自身を妊娠させたのは実兄を誘惑して神を超える能力を備えた超人類を産むのが目的だと吹き込まれて真に受ける。彼女はその頃から世間に対して凶暴化してグレるようになった。
(恥ずかしい但し書きは花世が削除させました)
通っている学校は武蔵警察署署員専属の武蔵小学校→武蔵中学校

水無月海(みずな つきみ)14才(中学2年生) JS、JC淫魔刑事のひとり。
胸までの黒髪ストレートヘア、細い目が鋭くて怖い、物理を無視した念動力、最大重量12トンの物を音速22で飛ばすことができる。小学6年生時代から身長172cm、Dカップ 1人称はあたし 観萌と可奈野椎と三重の恋人同士 
彼も、いや彼女も初潮が8才からと早く二次性徴も同様に早かったため何度か(意外と念動力などを使用した女性生殖器に対する直接攻撃に弱いためすぐに性奴隷地獄モードにおちいる)集団暴行、輪姦の犠牲者になって妊娠した回数は両手両足じゃ足りないくらいある。しかしながら彼女のお腹が大きくなったところを誰も見たことがない。(もはや20回以上は孕まされているはず)
椎と観萌がピンチの時は飛ばせる物体の質量及び速度に限界がなくなる。
通っている学校は武蔵警察署署員専属の武蔵小学校→武蔵中学校

可奈野椎(かなの つち) 12才(中学1年生) 誕生日は1月3日、JS、JC淫魔刑事のひとり。
性経験に関しては影の人格上では年齢(25才以上)以上の知識と実体験あり、ショートカット、名前の逆さ読みを気にしている
上記の望実現達成能力に能力により相手に身長や体格、顔、などを自由自在に変えられる。カメラなどにもそのように映るのでセキュリティもフリーパス。一人称あたし
小学3年生時代から生理があったらしい。
デフォルトの身長は145cm、バストもDカップ、背の低い女子中学生のイメージ
しかし望実現達成能力(倶名尚愛の40倍から160倍)により強化されている
彼女もまた月輪とほぼ同時に10才で小学生ファッションモデルを騙る違法かつ実態は児童売春であるAV出演詐欺に遭う。
しかし彼女のの場合は自ら望実現達成能力で体型も変えていたために業者もマジモンで騙されていた。
天界の調査員も兼任しているため実質23才以上の低俗天使
下界シリーズと違い自ら政権やカルト教団との関係を調べていたが逆に敵の罠より強力な望実現達成能力にハマり強制性体験地獄に?
実は天界自体が軍国主義者達による輪姦地獄だったりする。
通っている学校は武蔵警察署署員専属の武蔵小学校→武蔵中学校
彼女も初潮が8才と以上に早くそのため二次性徴も早く訪れて発育も良かった為に男子中高大学生や大人の男から目をつけられていたけれど9才になったばかりの頃に謎の暴力団(彼ら全員が椎と同等、もしくはそれ以上の望実現達成能力を持っていた?)に集団暴行、強姦されて瀕死の状態を樋口由紀と樋口有希の姉妹に発見されて彼女達の中に潜んでいた『G』と『L』に救出されてその時に孕まされた双子の娘は由紀と有希の仮想胎の中で2才児として育ちつつある。名前はまだない。

佐原観萌(さわら みもえ) 13才(中学1年生)、JS、JC淫魔刑事のひとり。
意外と理論派、普段は肩まで伸びたボサボサの癖毛の茶髪、小学2年生時代から生理があったらしい。その時点で身長173cm、Dカップ、中学に入った頃には身長は176cm、Eカップ、眼が大きく緑がかったハーフ、計測不能なほど思考速度が速いためヤマカンだけで動いていると思われている、発育が異常に早かったのも初潮が5才と異常に早く訪れたために二次性徴もそれに引っ張られるように早くなったと思われる。強姦歴は8才の時に実父に強姦されたことから始まり毎月、いいや毎日のように続いている。(実父は巨大ゴキちゃんとも言われているが不明、ゴキちゃん許すまじ)
その為にほぼ毎月のように受精させられて受胎しているはずなのだが誰も彼女の胎が大きくなったところを見たことがない。

趣味は精液と中の精子、そして卵子や受精卵、胎芽、胎児集め。
彼女の冷凍庫には常に500人分以上の冷凍精子のストックがある。
8才の時に実父に犯されて以来頭の方もおかしくなったらしく毎日のように300人相手に性交、いや乱行に参加することも可能。
それだけでなくその最中に精子のDNA解析、他の成分解析もリアルタイムで行えると言う。知らんけど。
本人曰く毎日700人以上余裕で産めて育てられると豪語しているらしい。
やめろ!これ以上地球の人口を増やすな
性格は見かけと口調に反して意外とせっかち。
それは妹?詩織との会話でも読み取れる。
今まで何度も死んでるはずだがその都度驚異の肉体再生能力で生き返る。
しかしその時の容姿は身長、体型髪質、肌質すべてがまったくランダムに変化をして別人となる。
ただ一点髪の毛がストレートの状態でショートから身長の2倍程まで伸びる。
髪の色は毛根の紫から毛先の赤色まで虹色に変化してその比率もランダムで変わる。
その大量の頭髪に体温を加えて他人の身体を温めることも可能。
彼女のその他の能力に関しては不明な点が多すぎる。
その他の8人の能力をすべてにおいて凌駕すると言われている。
別名「さとみ」と言われているが「ハルサメとナッツ」シリーズにおけるハルサメこと「波瑠沙芽」や彼女の借り腹兼親友であり今は肉体の存在しない母親でもある佐原詩織との関係は不明
数十マンコ羽年離れた恒星系から来訪した異星人集団の可能性間あり。

フケの数だけ増殖すると言う説もあり

やめろ、淫魔と妖魔と悪魔の存在感がかすむ!
通っている学校は武蔵警察署署員専属の武蔵小学校→武蔵中学校

今のところ『G』の娘と思われる他の人物

山崎秋子 JC国会衆議院議員
倶名尚愛 同じく国会衆議院議員 ただし政権与党の新米(そらそうだ)
楓凛  凄腕ルポライター(身長185cm、体重はマル秘、B98・W68・H105、何百人でもウエルカムな仮想貸し胎を持っている
の超グラマスな美女だがスーツなどを着て男装すると完全に男にしか見えなくなる
さとみ ありとある登場人物に縁がある、能力は観萌や波瑠沙芽、夏野明美、そしてかつての佐原詩織以上と思われている。

『B』など初代実験体12人の他にも娘、または息子が7~9体はありとおもわれる
ただしその卵素は父体に戻されていないので『C』~『F』、『H』~『K』のいずれかの胎内に潜んでいる可能性が大

葉類亜希 同姓同名だが別人ということにしといてあげよう。奴は身長135cmちびすけで体つきも洗濯板だ。
しかし胸まで伸ばしたストレートの黒髪は誰が見ても彼女の方が美少女に見えるらしい、悔しいではないか?

お話はここからだお by 可奈野椎

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     (1)

受け継ぐものと受け継がれるもの、私がそいつと遭遇したのは佐原花梨は輪姦殺人未遂事件がほぼ終結に向かっていた頃だった。

私の目の前で1人の幼女が大きな獣にその生肉ををむさぼり喰われていた。
彼女は股間の割れ目から内臓を喰いちぎられていたが彼女はもはや抵抗する意志もないのか身動きもしないではらわたを食い尽くされると左腕の肉を喰われて、平気しそし、誘惑して神を超える能力を備えた続けて、右腕の肉を喰われて、その次には右太ももの肉を食い荒らされていた、そしてそも獣が左足太ももに喰らい付きその肉を喰らい、始めた時は既に幼女の股間から胸、そして左腕は元の姿に戻っていた。
「獣神か?獣鬼はのけ?なんとかしたい」
文月輪は
その思いが私の身体を動かし始めていた。
その獣といえば他位に必要は私の接近に気づいたのか、振り向きざまに私の左胸から右脇腹にかけてその大きな腕の長くて鋭い5本の爪で引き裂いていた。
肋骨がぼきぼきと折れて自分の内臓が引きちぎられるのを見ながら私の身体はその獣に押し倒されて内臓の生肉を喰らい尽くされはじめてていた。
「あたしのリスちゃん、お食事が終わったら今度はもっと強いやつを探しに行くよ」
『ボキボキ』と私の腕や足の骨を噛み砕かれながら遠ざかる意識の中で私は信じられないものを見た。
どう見ても身長が150cmくらいのまだ幼さが残る10代前半の女の子が前髪に癖毛のある方まで髪の毛を伸ばした少女、というのが最初に会ったイメージだったが擬態能力を持っているらしくて何とも言えない、
【この娘が全くもって正体が不明だとしか言いようがなかった。
その獣の左肩に乗って左手に何か大きな丸っぽいものをぶら下げていた。
逆光でよく確認できなかったがそれは紛れもない崖信介、崖理事長であり、かつての英雄織田信長の生首だった。
「獣鬼、大好き」
確かにその少女はそう言っていた気がする。
リスちゃんのたしがたをし、獣鬼しかる、それにしても目覚めの悪い朝だった。
いきなりゴリラと鬼を混ぜたような化け物にはらわた食い尽くされてボキボキと手足を骨ごと喰われるそんが、佐原観萌元もの混も夢が気分のいい夢なわけがない。

「おやおや今日は一段と目覚めが悪い顔をしているわねぇ」
すごく久しぶりに家に帰ったと言うのに母親のゴキちゃんは鋭いところをついて来た。
女子高校生の女子ととっは良い波瑠沙芽さんと夏野明美さんが不良たちに性的暴行を受けていた処さて、助けれ、拾って、たられて。
じゃない、助け出してくれた少女は瀕死状態だった。
彼女は元といえば私の分身だったが男たち4人組に強姦されて膣内に大量に精液を注入されたらしいがどうやら毒物を含んでいたらしい、それも通常の毒物出は、は解くする事は無いないようだ。
あれから3ヶ月以上は実家のゴキちゃんママと柴犬えるパパに面倒を見てもらっているが快方に向かう気配が全く感じられなかった。

文月輪も初潮が異常に早く記憶が定かではないらしいが10才の時点ですでに訪れていたという。
そのせいもあって二次性徴も異常に早く体型も見た目は高校生以上で10才で小学生ファッションモデルを騙る違法かつ実態は児童売春であるAV出演詐欺に遭う。
「それは七三分けのエリート風の一見不良とは縁がなさそうな委員長っぽい児童売春である方ですよね?」

「はい、そうですが、花奈は彼女に対する予知夢でも見ましたか?」
月輪は多少の驚きを隠しきれないように言ったは込められてた。
そらには知客無い少女が聞く。

「夢ってわけじゃないけど、彼はサラリーマン風の男から札束で400万円を受け取っているのよ、あたしのイメージではそこまでしか浮かんでこないんだけど」

彼女が七三分けのエリートに関して真面目に説明している間に私と月輪は別の事が気になっていた。

「どうして彼女はこの気温が1度を切る中で、しかも冷たい土砂降りの中で凍死しないんですか?」
夏乃花奈に必要は真顔で月輪に説明を求められたがコレばかりはなんと説明をしていいかわからなかった。

「あら、文月輪さんもいらっしゃるのなら事件も解決したのと同じね」
突然公園のトイレの建屋の上に出現したのは春香織と呼ばれる少女、まだ中学1年生、つまりはわたしと月輪、そして渦中の夏乃花奈のひとつ年上と説明したら良いか?
「それでなんでみんなして眉間にシワを寄せているの?」と香織さん。

一応紹介しておくと彼女の身長は165cm前後、胸まで伸ばした黒髪ストレートだが彼女のバストもまたEカップはある上に腰回りと臀部の発育も良くてその為に高校生以下に見られた試しがない。
一見お淑やかそうには見えるが一旦彼女の逆鱗に触れると500人くらいの歩兵隊が全滅するまでものの数十分も必要しないと言われている。

「あー、なんで花奈がこの極寒の土砂降りの中、凍死するどころかスヤスヤと気持ちよさそうに眠り続けられるのか?って話ね?実に簡単な話よ?」
私たちは香織に言われてもさっぱりわからなかった。
「つまり花奈は自分の中の質量の一部を必要に応じてエネルギー化しているわけ例えば自分の体温全体を40度ほど上げるにしても数ミリグラムの自分の古くなった細胞や体液をエネルギー化するだけで事足りるわけなの、理解できた?」
当近のJC淫魔刑事に身長156cm、Eカップ、普通の目立たない娘、肩より少し伸びた栗色のストレートヘア、夏乃花奈(なつの かな)は私たちは香織に説明をされてもますます混乱するるばかりだ。
「まあ核融合の法則と同じと考えていいかな?」
そんな物騒な法則は嫌だ!と拒絶しつつ私たちは花奈自身を拒絶することはできなかった。

それは彼女が私たちにとってとても愛しい存在だからかもしれない。

「それで花奈には被害にあった女子高生が今どんな状況にあるかわかる?」
真剣に葉類亜希(ボサボサ亜希)は彼女に助言を求めていた。

彼女の能力は質量のエネルギー化という物騒なものだけではない現在時間から過去数十時間、未来方向には数百時間に起きうるありとあらゆる可能性を予測することが可能らしい。
「さすがにそこまでは、ただいくつかわかったことはあるんだぉ、まずひとつ」
花奈は左手をみんなの前に差し出し人差し指を立てた。
「彼ら不良男子高校生達は己の性欲を満たすために犯行を行なったように見えますが実際にはこの女子高生の殺害が真の目的と思うんだぉ」
花奈の突飛な推測に同意したのは意外と月輪だった。

「確かに言われてみればどんどんと女子高生に対するダメージを強くしている感じはある
、しかし単に殺害が目的ならばスナイパーなり拳銃を自由自在に使いこなせてサバイバルナイフを自在に使いこなせるアサシンを雇えば済むことだろう。
「多分だけど今回の女子高生が性的な暴行によって命を狙われたのはそれ以外の方法による殺害方法がなかったからじゃないかと思いますね」

月輪巡査はすべての精液とそれに含まれる精子などを強烈にイメージとして叩き込むことによってただひとりを除いて犯人の特定ができたという。

「じゃあクズどもの始末に行くとしますか!」
葉類亜希はすぐに犯人達の殺害を考えていた。
だって月輪巡査が記憶追順した結果から予想するにどう考えてもその女子高生は殺害されてどこかの海でサメか何かのエサにされている可能性しか考えられなかったから・・・。
「まだ彼女は生きている可能性は十分にあるんじゃないですか?月輪さん、その辺りに血のりがついた石つぶてと果物ナイフが落ちていませんか?」
急に甘ったれた口調が消えた花奈に言われて私と月輪はあわてて周囲を探し出した。
私としたことが女子高生を救出した勇者が存在していた可能性を失念していた。
確かにそれらはそこに落ちていた。
「ハルサメこと波瑠沙芽(はるさとみ)、とナッツこと夏野明美という名前に聞き覚えはないかなぁ」
再びに甘えた声に戻った花奈は私達に問いかけてきた。
私と月輪に心当たりはなかったが何か引っかかるものを感じていた。

「淫魔と妖魔、そして宇宙最古から存在する悪魔、どうやらあたし達は彼女達と切っても切れない仲みたい何だぉ、そして今その淫魔と悪魔は何故かその渦中の女子高生と共に宇宙空間を巨大な布団の中で佐原観萌と共に木星付近を移動中、衛星レダみたいだよぉ〜」
さすがに花奈の言うこととは言え笑い飛ばしたくなった。

     (2)

最初のうちは二次性徴も異常に早く体型も見た目は高校生以上で10才で小学生ファッションモデルを騙る違法かつ実態は児童売春であるAV出演詐欺に遭う。
金髪の爆発ヘア、もといマリモヘアが特徴で銀色の瞳が特徴的な年齢不詳でありながらその間に産んではいけない娘、美代ちゃんも意味のわからないこと言っていたのにすぐに眠りに入っていた。
「ねえ、美代ちゃんももうすぐ1才になるのかな?」
バカな亜希は何気なく月輪の気持ちも考えずに無神経にきいてしまっていた。
「いいですよ、余計な気をつかってくれなくっても」
月輪はそう言ってから少し間を置いて続けた。
「確かに美代は私が望ん孕んだ子じゃないですよ?バカな月輪のろくな性知識も持たなかったばかりにこの子をとてつもない命の危険にさらす行為を続けていた、それどころか妊娠にさえその可能性にさえ気が付かなかった」
月輪はそういうと再び間を置いた。
「私の胎は自分自身でも気がつかない間に大きくなっていたんですよ」
彼女が啜(すす)り泣きをしているような声を聞いた気がした。
「最初に気がついたのは撮影スタッフでもなくAV男優さん、いえ正確にはそんな大層なものじゃなくって金髪の爆発ヘアが時々、頭の幼いな、それでいてあいつらが求めるグラマーで早熟なメスガキの肉体を買いに来た非合法買春の客だったわけです」
私はなんと反応をしていいかわからず黙っていたら彼女は淡々と続けた。
「わたしがあの業界に入ったのは、というか入れさせられたのは10才になったばかりの春、ちょうど小学4年生に進級したばかりの頃でした、バカなわたしは「今日1日だけでいいからこれとこれの服を着るお仕事のバイトをしてくれないかとお願いされてお給金も大した額ではなかったですがそれなりに時間を取られる仕事内容だったので最初は断る気でいたんです、でも『もう時間がないんだ』とか『間に合わないと多額の違約金を払わなきゃならないんだ、イメージにピッタリな君だけが頼りだよ』とか懇願(こんがん)されているうちに断りづらくなって、、その2着のドレスも素敵なこともあって」
「契約を交わしちゃったわけね」
わたしがそういうと月輪は一瞬おどろいた表情を浮かべた。
「やっぱり亜希先輩って不思議、こうしてしゃべっているととても同じ小学生とは思えない」

その指摘は確かに当たらず遠からずだが黙っておくことにしておこう。確かに私は正確には小学生ではない。記録上12才の小学生というだけの事だ。
実はあの『送りオオカミ風間達也刑事』の実娘である風間志乃さんと関わりがありそうなのだがもしも彼女が生きていたとしたら成人を迎えていたと聞く。
ただお気の毒なことに彼女は私の目の前で凶悪犯の撃ち放った凶弾によって背中から心臓を撃ち抜かれて死んだ、ことになっている。
実はまだ私の中で生きているのだがそれが影響しているのかもしれない。
私は2人に分離してそれぞれが別々の人生を歩むことになってしまっていた。
ただその話は荒唐無稽(こうとうむけい)過ぎるし彼女は今その『送りオオカミ』を監視するために風間達也刑事に取り憑いてもらっているのでこれ以上話をややこやしくしたくなかったので黙っておくことにした。
「うーん、それは淫魔刑事としての実績の差かな?」
ちょっと無理があったかと思ったが月輪は意外と「やっぱりそうだったんですね!」と納得してくれたので一安心か?
「そうそう、話の続きを忘れていました、わたしは与えられたグレープフルーツジュースを飲みながら契約書(けいやくしょ)に署名(しょめい)をしている最中に気分が妙にハイテンションになっていたんですが知らない間にわたし自身が意識を失って、気がつくと撮影が始まっていたんです」
彼女にとってはこの体が地獄のようなつらい話になる。間違いなくその差し出されたグレープフルーツジュースにはなんらかの薬物が混入させられていたのだろう。
「別に今日じゃなくてもまた今度でいいよ」
私はそう言ってやったが月輪は気丈にもその続きを語り出した。
「普通に撮影していたのは本当に最初のうちだけだったんです、でもいきなり撮影現場に乱暴な男が現れて私はいきなりおなかを蹴り飛ばされて床に転がされて激痛で動けなくなりました、それから私の着ていたドレスは刃物で切り刻まれて下着まで切り裂かれて裸にされていました」
「うん、もうそこから先は言わなくてもいいよ、うちらの仲間のサイコメトラーでもある花奈と観萌がしっかりとその後にあなたがなにをされていたか検証済みだから」
私がそう言っても月輪は話をやめなかった。自分の中に溜め込んでいたものを一気に吐き出そうとしていたのかもしれない。
「わたしはそれまで父親が観ていた無修正動画などをわたしもこっそりと観ることで『犯される』という行為がどういったものか一応知ったつもりでいました、でも実際には映像上の演技として観るのと実際にその行為を生で強要されるのはまったく別物だと思い知らされました、痛かったです、引き裂かれそうでした、激しく擦(こす)られて熱くて焼けずる嫌な匂いがしました」
月輪はそこまで言うとひと呼吸を置いて続けた。
「私の妊娠に気がついたのはわたし自身じゃなくて皮肉にもわたしの肉体、性を買いに来た客だったんです、その男は言いました、『こいつアソコからイヤな臭いがしやがる、妙に下腹部も少し大きいし孕んでいやしないか?』、そう言いながらもその男は私を乱暴に強姦して、今思えば胎嚢が出来始めていたはずの子宮内に大量の精液を出しまくった挙句、難癖(なんくせ)をつけるだけつけて金も払わずに帰っていったそうです」

月輪はそこまで言うといったん自分の胸元で安心しきった表情で眠る美代ちゃんを見る目は暖かな気がした。
「呆れた話ですよね、後で聞いた話によるとその客は政権を握る強力なバックを持った与党政党の大物国会議員だったそうです、それでもAV撮影スタッフは私を使い続けました。
稼げるうちは稼いでおこうという腹だったかもしれないです、どっかの公害問題みたいですね、さすがにこんなおバカさんなわたしでも耐えられないほどの吐き気を伴うつわりが始まるとそれが妊娠だということに気がつき始めました」
それから月輪の話はさらに続いた。
そしてとうとうわたしのおなかの大きさが誤魔化しきれなくなった特に違法AV制作スタジオ、いいえ、違法女児児童売買春店は2000万円もの違約金請求を付け加えて見切り切りをつけました。
そして私の目の前でわたしが書いたはずの直筆の契約書を破り捨てました。その背後で私の妊娠に最初に気がついた男が微笑んでいたのをわたしは見逃しませんでした。
奴らは最初から最後まで結託して法案の骨格を抜くだけ抜きまくって事実上この国の児童ポルノや児童売買春を可能にしてきた国会議員やそれを取り囲む団体だったんです」
「わたしはまず警察署に向かいました、すぐに門前払いにされました。
あの大物国会議員が先手を打って根回しをしていたのです。
その後も私はあきらめずに検察庁や法律事務所、弁護士事務所などを何ヶ所も周りました。
しかしすべてにおいて無駄足に終わりました。
あいつらに先回りをされて手回しをされていたのもありますが最大の問題はあの骨を抜きまくられて閣議決定された法案にありました。

ー呆れたことにその法案は衆参議員共にほぼ無修正のまま圧倒的な多数で正式な法律として可決されてしまっていたんですー

『なるほどなあ、誰もその法案の穴と問題点に気が付かなかったのかそれとも多くの議員が買収もされたのか?ここはひとつ愛か秋子に確認した方がいいかもしれないなぁ』
内心で考えているうちに月輪の話はさらに進んでいた。
「もう諦めかけて普通電車の到着時間をホームで待っていたわたしは突然背後から通過電車の特急電車のすぐ前にホームに突き飛ばされました、その時点でわたしの身体はミンチとなってわたしの人生も一緒に終わっていたはずなんです」

彼女自身が自分の身になにが起きたのか信じられない様子だったが私も信じがたい出来事だと認識していた。
「それがわたしは気が付いたら病院のベッドに寝かされていたんですよ?先輩、信じられますか?」
急にそんなことを言われてもなあ、というのが正直な感想だ。
「わたし、そのベッドの足元から急に声をかけられてしまったんです、『よう、おまえさん、我が子に助けられたなぁ』って、そっちをみたらセーラー服を来たほどき降ろすと胸までありそうなストレートの黒髪を後ろも高い位置でポニーテールに結んでいる美少女、女の子がぎょうぎがわるいことにあぐらをかいていたんですよぉ」
そう言ったっきり月輪はしゃべらくなてしまっていた。おそらくは眠気に勝てなくなったのかもしれない。
そのポニテのセーラー服にわたしは正直なところ直接会いたくなかった。
「うーん風間亜紀かあ」
彼女こそもうひとりの私であり淫魔である別世界の私だった。
「それにしても今回の女子高生といい、1年半前の月輪といいなぜ特定の性産業屋から狙われたんだろうか?」
どうやら同じ連中が絡んでいる気がしてならない。
どのみちこの事件に関する検証を行うのは明日になりそうだ。
私にも睡魔がようやく訪れたと感じた瞬間に私自身の身体中の警報が鳴り響いていた。
これは睡魔なんかじゃなかった。もうすでにに奴らはこのアパートの部屋の中に侵入していた。
リーゼント、オールバック、モヒカン、そして七三分けのエリート、つまり女子高生の陵辱実行チームがすべてお揃(そろ)いというわけだ輪姦地獄だったりする。
しかし私たちにどうやって気づかされずに侵入した?
鍵のも窓も破綻だ。
『まさか時間操作能力?』
気が付いた時はもう時すでに遅かった。
睡魔に襲われたのではない!私たちは身体と心の自由を時間を停止させられることによって奪われていた。掛け布団は剥がされて、身動きが取れなくなったリーゼントに月輪は仰向けに押さえつけられたままパジャマのズボンとパンツを引きずり降ろされて長足を持ち上げられると股を開かれて、リーゼントの細身な身体には似合わない太くて立派な松茸を捻り込まれて月輪の脇腹をわしづかみにすると彼女の身体を引いたり押したりをしていた。
月輪の完熟マンゴーに深々と突き刺さったそれは激しいピストン運動で彼女の胎に通じるアナを激しく擦りたっぷりと分泌されたはずの愛液さえあっという間に摩擦熱で蒸発させて内臓粘膜を激しく傷つけていた。月輪は上半身と首を激しく左右に振って泣き叫んでいるように見えたがその声は私にはまったく届かなかった。
やがてリーゼントの立派な松茸が月輪の中からの出血で真っ赤に染まった時にそれは激しく脈打ちし始めて彼女の胎が大きく膨らみ出した、巨大な陰茎を膨らみさせ、灼熱の精液を続けも打ち突くできた。
それだけでも尋常じゃない精液が月輪の体内に放出されたかわかる。
もう妊娠の臨月の大きさを超えている。
子宮が破裂していないのが不思議なくらいだ。
そして私も股を開いた状態で四つん這いにされてモヒカンにあまりにも立派な松茸を半熟マンゴーにねじり込まれて激しく腰を振られてあっという間に中に大量の精液を胎の中にぶちまけられていた。
もちろん私の子宮や卵管も破裂寸前だ。
卵巣だってすでに無事じゃないだろう。
美代ちゃんはオールバックの餌食にされオールバックにパジャマを脱がされている。
彼女が私たちと同じことをされたらあっという間に即死は免れない。
ーもしかして最初から美代ちゃんが産まれて育つ可能性を潰すのが目的だったのか?狙われていたのは美代ちゃんがの命だったかも?ー
ふとそんな疑問がわきあがった。
「ボサボサ亜希、ふざけんじゃねーよ!いったいおまえは誰を守るべきか考えやがれよ!」
聞き覚えのある声が叫んだ時、リーゼントもモヒカンも私たちの身体から離されて宙に浮いていた。
男性以上の太くて立派なものを取り出して膣の中に捩じ込むと嬉しそうに笑い出した。
「よお、コイツ、よっぽど俺のモノが欲しかったんだぜ、もうヌルヌルで最高だぜ」
そのオールバックは容赦なく腰を振り続けてそのモノを葉類亜希の膣(ちつ)の中で何度もピストン運動を繰り返し、彼女の膣内の粘膜を荒らし傷付けながらそのうちにその亀頭は子宮口付近のGスポットを何度も殴りつけていた。
もちろんその間、葉類亜希は喘ぎ声というのもおこがましいほど大きな声で叫び苦痛に満ちた表情で上半身を激しく暴れさせたのだがそれがむしろ逆にオールバックの闘争心に火をつけてしまっていた。濃厚な精液が5回に分けられて一回当たり約15cc膣内射精させた喜びがオールバックにもう2ラウンド実行させる気になっていた。
「なんだと?なぜぼくの時間操作能力が無効になっているんだ!」
キッチン側の窓を背にしてあいつは立っていたポニテのセーラー服姿のもうひとりの風間亜紀(ポニテ亜希) が。
私、葉類亜希とは別に存在する肉体のないもうひとりの私、彼女自身は自分の事を『あたい』と呼び差別化をはかろうとしているがヤンキーっぽいとは言えどうみても可愛いのは彼女、風間亜紀の方だろう。ただ彼女は実体がないゆえに人間や淫魔、そして妖魔などからは見えるもののビデオカメラや写真には映らない。
「安心しな、オメーラの胎内にぶち込まれた精液はあたいがもれなく回収して美味しく頂かせてもらったよ」
気がつくと私と月輪のお腹は元の大きさに戻っていた。
さすがは淫魔というべきか。
「おいおい、念のため言っとくけど内部の傷もちゃんと修復しといたからな、まあココロのキズまではサスガに無理だけどヨォ
そう言うとポニテ亜希は部屋の隅でその様子を薄笑いを浮かべながら見ていただけの七三分けの学生服の襟を引っ張った。
「やっぱりおまえさんだったんだね、時間を隔離したり相手の能力を封印したりした月輪たちを罠(わな)にはめたりして女子高生を周囲から見えなくしてやりたい放題にさせていたのは」
ポニテ亜希はそう言うとモヒカンの股間にあるものをバットとボール2個をまとめて見えない巨大な手で握り潰していた、私と体格は変わらないはずだけど手や足の大きさそして尻尾の長さと背中の翼の色や大きさも変えられるようだ。奴はあわててアパートの外に逃げて行った。
「月輪!もう動けるんだろこいつらの急所を念動力で破裂させてやんな」
ポニテが言うと同時にリーゼントとオールバックも股間を押さえてモヒカンを追うようにしてアパートの外に逃げ出していった。
「ふん、君たちはそれで有利な立場に立ったかも知れないけど僕の時間操作能と相手の能力を封印する力は力はまだ2%程度のパワーしか使っていないのさ」
七三分けは不敵に笑いながら言うと左右ふたつの瞳の色を別々に変化させた。
左眼は真紅色に、右眼は緑色に変化していた。
その結果、今度は私と月輪の身体だけでなくポニテ亜希までその肉体と共に精神さえ再び拘束されていた。
「さあ、どっちの肉体から美味しく犯すとしようか?洗濯板を先にヤッて、芳醇で美味そうな月輪とやらのうちの店で鍛(きた)えられてひとり子供を産んでいる甘味でとろけそうな完熟マンゴーをあとの楽しみに取っておくか、それともこっちを先に頂くとしようか?」

七三分けがポニテ亜希の身体に軽く触れただけで彼女のセーラー服は破裂したように細かい布切れにされてムチムチの全裸をさらけ出していた。
そして七三分けが彼女のワレメに左手を差し込むと何か呪文を唱えていた。
「いやぁぁ〜‼︎」
ポニテ亜希が叫ぶと同時に七三分けは彼女のワレメから手を抜いてた。しかし抜いたはずなのにそこにはまだ彼の手首ほどもある太さの陰茎が20cmほど突き出ていて膣の内部をグリグリと漁っているように見えた。
「おもしろいものをみつけたあ」
七三分けは、残忍な笑いを浮かべると
「あ、あ〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!い、い、いやぁ〜!もれるぅ」
ポニテ亜希はそう叫びながらのたうち回っていた。
「淫魔ともなるとGスポットも特性なのかな?」
笑いながら言った。さらにその腕、いや巨大な陰茎をさらに奥に捩じ込んでいた。

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月輪の突き落としに関して私はその現場に居合わせたのはほんの偶然かもしれない。しかしこうなる事は運命だ。なぜなら私にもその少女がホームから突き落とされる確信があったから。
私はとっさの(とはいえあまりにも無謀な)判断で彼女を追い、特急電車通過前の線路の上に飛び込んでいた。
なんとか車台と線路と線路の隙間に潜り込めるか、それとも隣の線路まで転がって逃げられるかも、みたいな甘い考えがあったかもしれない。
しかしその甘い目論みは当然ながら見事に外れ、最初の車輪が私の頭蓋骨を砕き、続いてその時にズレた私の胸部と腹部をご丁寧にももう一方のレールと車輪が容赦無く粉砕してくれた。
何故なら私の身体は金縛(かなしば)りにあったかのように指1本動かせなかった。
そして特急電車が通過してミンチ状態になったはずの私が線路上からホームを見上げていた。
その私の目の前にその主犯が立っていたのがだんだんとうっすらとぼやけ始めながらも見えていた。
間違いなく月輪をホームから突き落としたのは彼だった。
彼は左手でスマホを操作しながらこう冷たく言い放った。
「残念だったね、君の能力はすべて封印させてもらったよ、そのマリモ頭と共に朽(く)ち果(は)てるがいい」
確かにその時の私の肉体は頭蓋骨はぐしゃぐしゃ、ありとあらゆる骨は砕かれ、内臓や手足の筋肉なども原形をとどめないほど引き潰されていた。
私はその時、自分の肉体復元能力さえ使えなくなっていた。
そして彼が言う通り妖魔の私といえど宿主肉体が朽ち果てればやがて精神も消滅する。
ただその時に1m大のシャボン玉の中で丸まって包まれたおなかの大きな金髪マリモ頭の女の子が浮かんでいたのを奇妙な感覚で見ていたこと,そしてそれに気づかずにその場を立ち去る七三分けの姿だけは記憶に残っている。

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そして今、その時の歳と姿の印象こそ多少違えど同じ男が身動きひとつ出来ていないように見えた。
「ねえそこのお兄ちゃん、どうしてあたしの大事なママとパパを殺そうとしたの?」
突然に美代ちゃんがわずか1才足らずとは思えないはっきりとした大人びた口調と声でしゃべりだしていた。
パニックに陥(おちい)った七三分けは私の下半身に手当たり次第触りまくった。
当然だが私の肉体は完全消失をしていた。
しかし右腕を失っていたの七三分けも同じだった気がする
それも美代ちゃんは彼に指1本さえ触れずにやってのけている。
しかし七三分けにはさらなる恐怖が待ち構えていた。
「ねえ、なんとか言ってよ、お兄ちゃんどうしてあたしのママを殺そうとホームから特急電車の前に突き飛ばしたことだけは許せないんだけど、今すぐにこの場所でその罪をつぐなってちょうだい」
美代ちゃんは立ち上がると一歩一歩ずつ七三分けにに歩み寄っていった。
もちろん私も月輪も指一本動かせない状況にかわりがない、しかし耳や目から入ってきている状況を私たちの脳はリアルタイムで処理できていたつもりだった、それにとんでもないことを美代ちゃんが始めようとしているのは理解できた。
体の自由がきかなくなっていたのは彼も同じようだ。
彼自慢の時間操作能力は美代ちゃんの前では全く無効だと言わざるを得なかった。
「あたし、お兄ちゃんがやった事でそれだけは許せないの、だからさようならね」
美代ちゃんがそう言って七三分けの額(ひたい)に右手の人差し指を軽く当てただけで彼の体は細かい灰となって部屋のエアコンの風にのって飛び散っていった。

「助かったの?わたしたち?」
月輪がその場にへたり込んでしまっていた。
それは私だって同じだ、もしも肉体変異質能力がなければ消えていたのは私の方だ。
それどころか現に私の身体は美代ちゃんが大人びた声で喋り出すまではその肉体変異質能力はもちろんのこと、ごくありふれた肉体復元能力さえあの七三分けに完全に封じ込められていた。
おそらくはあの七三分けエリート学生の能力だろうが奴の能力が常人離れしていたのは確かだ。
「あれえ、ボサボサの亜希おねえちゃんがいなくなって背の高いすごく綺麗な虹みたいな色した髪の毛の長いおねえちゃんが座って・・・・でも不思議、なんでだかまた会えてうれしいい」
そう言って美代ちゃんは再び自分から掛け布団をかけて潜り込むとそのまま眠り込んでしまっていた。
自分の母親である月輪の無事を確認できて安心し切ったのか?それとも流石に幼い彼女は自分の母親である月輪を助けることに集中し過ぎて能力を使い切ってしまっていたのかわからなかった。
しかし私と月和は彼女の可愛い寝顔の耳元でそっとささやいた。
「ありがとう、そしておやすみなさい」と。
事実、彼女がいなかったら私たちはあの七三分けエリート学生に全滅させられていただろう。

「うげっ」
ポニテ亜希が天井に叩きつけられてからいつの間にか落下してきていて畳に叩きつけられて血ヘドを吐いてた。
「あれ?何であたいはまだ生きているんだ?」
不思議そうに言うがあんたはただ天井に叩きつけられて落ちてきてまた畳に叩きつけられただけど。
不思議がるポニテ亜希にそれを説明すると彼女が実際にアストラルボディに受けた攻撃はそんな生やさしいものじゃなかったと言う。
「しかしアストラルボディでもダメージを受けるような攻撃ってどんな攻撃なのかな?」
私は思わず口を滑らしてしまっていた。
「おう、知りたいか?特にオメーとあたいはツーカーだからな、生々しいイメージを転送できるぜ」
「お断りします」
私は即答で拒絶した。
だってあんなにも美味しかったシチューをリバースするのはさすがにいやだったから。
そう思っていたら突然に月輪が突飛なことを言い出した。
「今の七三分けのエリート学生さん以前に会ったはずなんですがあり得ない」
「あり得ないって他人の空似じゃないの?」
私は確認してみたが月輪の確信は揺るがなかった。
「いえ、間違いないです、あの男こそキッズファッションデザイナーを騙りわたしにニセの契約をさせてキッズファッションの1日限りのボランティアバイトと偽り違法AV出演契約書を偽造してそれさえも嘘っぱちで私は女児売買春産業に強制的に契約させられていた?でもそれはいい、ただあたしがバカなだけだったから、でもその時のあいつは確か30才代くらいにしか見えなかった、でもどうして?あいつは今どうみても高校生」
月輪はかなり混乱をしているように見えた。
「別におかしな話じゃねえよ、現にオメーさんはボサボサ亜希、速い話がその実例として葉類亜希の変化した実例をみているじゃねぇか?」ポニテ亜希はそう言うと私を指差した。
「そう言われたら風間亜紀さんはいるのに。葉類亜希先輩がいないや、やっぱりあの七三分けに消されちゃったのかな」
月輪はそう言うと声も出さずに大粒の涙を大量に流し出していた。
「おめー、彼女に自分が惨殺された後で佐原観萌と同様な肉体変異質したとこみせたことねーのかよ」
ポニテ亜希に言われたら確かにこの姿を月輪に見られたのは初めてかもしれない。
今回はマジで死にかけたので私本体の肉体も上っ面だけじゃなくて内面でさえ変化したのかも知れなかった。

今から1年前のあの時も七三分けが去った後で私の全て能力は再び使えるようになっていた。
その時の私の見た目は今の私とほぼ同じだったかもしれない。
ただ常にほぼ一定の状態に戻れる佐原観萌と違い私は彼女のようなレインボーストレートロングヘアの美少女化するとは限らない。
ボサボサ亜希のままの時もあるし、他の8人だっけ?そのうちの誰かに似てしまう事もある。
その点においては佐原観萌も同じだが彼女の場合はそんなレベルじゃないようだ。ただ彼女の場合は私だけ、つまりボサボサ亜希の姿にだけはなれないらしい。

1年少々前、私はとにかく何故月輪がお腹の中の胎児だった美代ちゃんと同時にあの程度の軽傷で済んだのか?
それは私と共に運ばれた私設警察病院院長と警察長官を兼任していた私の義母である葉類智恵にも説明ができない珍事だと聞いた。
私は流石にレインボーヘアのまま人前に出ることははばかられたのでアパートでおとなしくしようと思っていた。
しかし月輪自身とお腹の中の子が気になったので自分自身の肉体を不可視化(普通の人間には見えない状態にする事)してこっそりと彼女の病室を覗く事にさせてもらった。
右側の頬(ほお、またはほほ)にやたらと大きな絆創膏が貼ってあったがそれ以外には外傷らしき手当ては服の上からは見当たらない。
私は透視能力などという便利な能力は持ち合わせてはいないのでちょうど良かったかもしれない。
彼女の裸を何度か風呂上がりに見たことがあるが「自分はまだ小学生だからこの体型でも十分だ」と自分自身に言い聞かせた記憶がある。
私が病室入り口に立った時はすでに回診が終わった後だった。
もうひとりの私、ポニーテールの髪型をした亜希は月輪のベッドの上、彼女の足元でセーラー服姿のままあぐらをかいていた。
私の位置からはスカートの中の完熟マンゴーが丸見えだった。
透視能力もないのに何故見えてしまうのかって?それは彼女の足の組み方と上着以外は一切着ないと言う淫魔特有の主義主張らしい。もちろん私にはそんなものは全く理解が追いつかない。   

「おーす、母子共に健康でよかったあなぁ」
ここ1年半以上にわたって酷い目にあってきた彼女によく平然と軽口が叩ける!
私はさすがに怒りが込み上げてきたが何故か月輪は嬉し泣きをしているように感じた。
「そーか、そーか、オメーの悪運の強さは世界一だもんな」
ポニテ亜希が言うと月輪が流している涙がさらに止まらなくなっていた。
まあコイツはコイツで口が悪くて素行不良なのだが見た目はそこそこな美人なのでかえってタチが悪いかもしれない。
「何でぇ、そんなに泣くよーなことかよ、オメーの運があいつらに優った、それだけのことだろ」
「違うの、この子がわたしたちを守ってくれたの」
わたしたち?その一言に私は引っかかっていた。
「ボサボサ頭の亜希先輩、そこに立っているのでしょう」
月輪は確信しているかのように声をかけてきた。
そこで私は何故彼女がわざわざ『ボサボサ頭』を付け加えてきたのか気にするべきだったのかもしれない。
確実にもう1人いたのだ。
ストレートのサラサラ黒髪を肩まで伸ばしたもうひとりの私の存在に月輪も気がついていたのかもしれなかった。
今の私は特急電車にひかれてミンチ化したせいもあって普段のボサボサ頭でカサカサ肌の葉類亜希とは程遠い身長170cmを軽く超えるひざまである三色ストレートヘアになっているはずだ。
それに私の不可視化は本家亜希やポニテ亜希よりもさらに強力だと自負している。
彼女とは通っている小学校は別々だがやがて中学に進学すれば同じ学校に通うことになっていた。
今回がたまたまであって赤一色、青一色になったりキューティクルボロボロのボサボサヘアのままレインボー化して自分の足で踏んづけてコケるくらい伸びまくった事もある。もうこうなるとシャレにもならないのだけど今日の私はここに来る前に鏡とスマホアプリでチェックしたが大抵多くなるいつも通りの毛根から毛先まで虹色に輝くほぼかかと近くまで伸びたストレートヘアだったはずだ。
知らない人が見たら、いや誰がどう見ても不良女子児童だろう。
「えーと、それは目の錯覚というものでは?」
私はとぼけてみたが月輪の核心は揺るがなかった。
「先輩、私の透視能力を侮らないでください、ボケ通す気なら透視念動力で脇の下をくすぐっちゃいますよ」
月輪が宣言した通りに私の両脇の下を耐えきれない快感というか刺激が走った。
「本当に月輪には私の姿がいつもと同じボサボサ頭のカサカサ肌に見えるわけ?」
私は再度確認してみた。すると月輪は急に照れたようにモジモジしながら言った。
「わたしのは透視能力というよりは限りなく対象物や対象者の本質を見抜く力で」
それから急に顔を真っ赤にしていった。
「大好きですよ普段の垢抜けない先輩、飾りっ気がないくせに時々妙にカッコよくなるところとか」
私たちを見てポニテ亜希が急に大笑いを始めた。
「オメーラ本当のアベックにしか見えね~」
そして私と月輪の頭をポンポンしていた。
私自身が知らない間に月輪のおバッドのヘリに腰掛けていたようだ。
「だけどよ~月輪の腹の中の子の父親は本当はボサボサ亜希かもしれねーぜ」
ポニテ亜希は冗談めかして言ったがその目は真剣だった。
「じょ、ジョーダンでしょ?私も月輪も女の子だよ?」
私は言っておきながらはっきりと気分の身体が火照って来ているのを感じていた。
「そ、そうやわ、そんなの先輩に対して失礼だし、こんなにも男に抱かれて汚れた私が相手じゃ先輩に対して失礼・・・」
月輪もそう言いながら顔を真っ赤に染めていた。その様子をポニテ亜希は真剣な表情で見つめて言った。
「なあ、お前ら赤ちゃんはどこから来ると思う?」
どストレートに聞かれて月輪の顔が真っ赤になった。
「バカにしないでください、わたしだってあの時とちがってちゃんと勉強してるんですから、男の人が私の膣の中に射精をしてそれが子宮の中を登って行って熟成した手の卵子と出会って最初の1尾
だっけ?それと受精して着床してそれから」
「ストーップ、そりゃ子供の作り方だろーが、これだから人間、てえ生き物はよー」
急に慌ててポニテ亜希が口を挟んだ。
「でも確か私もそう聞いたけど」
私も思わず言ってしまった。
「いいか?クソガキどもまず『仏作って魂入れず』って言葉を知っているか?」
正直言って急にそんな仏教用語をブッ込まれても、と思った。
もしかして何百歳とかいう設定だろうか?

ーーーーーーーーーー

そして今、その時の歳と姿の印象こそ多少違えど同じ男が身動きひとつ出来ていないように見えた。
「ねえそこのお兄ちゃん、どうしてあたしの大事なママとパパを殺そうとしたの?」
突然に美代ちゃんがわずか1才足らずとは思えないはっきりとした大人びた口調と声でしゃべりだしていた。

「彼女は女を『私が月輪も指一本動かせない状況に変わりが無い、しかし耳や目から入ってきている状況を私たちの脳はリアルタイムで処理できていたつもりだった、それにとんでもないことを美代ちゃんが始めようとしているのは理解できた、
体の自由がきかなくなっていたのは彼も同じようだ、『パニックに陥(おちい)った七三分けは私の下半身に手当たり次第触りまくった?当然だが私の肉体は完全消失をしていた。
しかし右腕を失っていたの七三分けも同じだった気がする。
それも美代ちゃんは彼に指1本さえ触れずにやってのけている。
しかし七三分けにはさらなる恐怖が待ち構えていた。
ねえ、なんとか言ってよ、お兄ちゃんどうしてあたしのママを『殺そうとホームから特急電車の前に突き飛ばしたことだけは許せないんだけど、今すぐにこの場所でその罪をつぐなってちょうだい』、美代ちゃんは立ち上がると一歩一歩ずつ七三分けにに歩み寄っていった、『もちろん私も月輪も指一本動かせない状況にかわりがない、しかし耳や目から入ってきている状況を私たちの脳はリアルタイムで処理できていたつもりだった、それにとんでもないことを美代ちゃんが始めようとしているのは理解できた。』、『体の自由がきかなくなっていたのは彼も同じようだ彼自慢の時間操作能力は美代ちゃんの前では全く無効だと言わざるを得なかった。』、『あたし、お兄ちゃんがやった事でそれだけは許せないの、だからさようならね』、『美代ちゃんがそう言って七三分けの額(ひたい)に右手の人差し指を軽く当てただけで彼の体は細かい灰となって部屋のエアコンの風にのって飛び散っていった。』

ーーーーーーーー

 そんなポニテ亜希の長ったらしい説教を聞きながら睡魔が襲って来たのを覚えている。
夢の中で私は月輪と同じ幼稚園バスに乗っていた。
夢の中でも月輪は金髪のマリモ頭だった。
今日も1日のお遊戯が終わり帰りのバスの中だった。30人程度乗れるそんなにも大きくないバスだったがそれぞれの園児の家の前に着くとひとりずつ、兄弟、姉妹のいる子はふたり以上降りる家もあった。
そして私と月輪の2人の園児と幼稚園の先生、そしてバスの運転手の4人だけが幼稚園バスの中に残っていた。
ただし今日はいつもと園児たちがバスを降りる順序が違っていた気がした。
割と早く降りる私と月輪が後回しにされていて特に月輪が最後だった事に夢の中の私は強い違和感を感じていた。
「次は亜希の家だね」
そう月輪が言った時に私はなぜか恐ろしい事が起きそうな気がしてする不安を覚えていた。
「先生、言うのを忘れていたんですけど今日はお母さん、仕事が遅くなるので私を後回しにしてもらえませんか?」
もちろんそれはウソだった。ただ嫌な事が起きそうな予感がしている間はバスから降りたくはなかった。
いつもなら「決まりだからダメですよ」と言い出すその先生も珍しく。
「それじゃぁ仕方がないですね」と降車順序の変更を了承してくれた。
彼女も何か異変を嗅ぎ取っていたのかも知れない。
バスは左折するはずだった信号を直進していた。それからだ、幼稚園バスの運転手の様子が変わり始めたのは。
まず次の信号がかなり手前から黄色になったにもかかわらずバスは止まろうとしなかったばかりかスピードを緩めようとさえしなかった。
先生もそれに気がついたのか運転席に駆け寄って「どうしたのですか?」と声をかけた。
すると運転手は額から冷や汗を大量に流して呟(つぶや)いていた。
「ブ、ブレーキが効かないんだ」
「バカおっしゃい、そんなわけないでしょ」
先生も否定しながら焦りを見せていた。
彼女の位置から運転手が必死になってブレーキペダルを踏み続けているのが見えたからだ。
「ブ、ブレーキがダメならクラッチを切ってシフトダウンとかも出来ないんですか?」
先生もいよいよ焦(あせ)り始めていた。
私の位置から見ても真ん中のブレーキペダルも左のクラッチペダルも反応しなくなっていた。
彼はシフトレバーを操作してギヤが抜けないか試しているように見えた。
それさえ無駄な行為に感じられた。
誰かが頭の中で囁いている。
「無駄さ、無駄無駄、貴様らは直進をし続けてこの先のTの字交差点突き当たりにある地下タンクに給油中のタンクローリーに突っ込んで爆発して炎上、全員焼け死ぬ運命さ」
誰か若い男の声がしたような気がした。
「自分達の運に賭けようってか?めでたいな、もしその事故で爆発炎上が起きなかったとしてもうかつなガソリンスタンドの店員が給油しているそばで自分のタバコに火をつけようとライターに火をつけるというステキなイベントまで用意しておいたからね」
ハンドルはなんとか操作は可能だった、しかし。
道は上下合わせて二車線でうかつに対向車線に出るのも大きな危険を伴った。
そうしているうちに幼稚園バスは赤信号になったばかりの交差点に差し掛かろうとしていた。
そのまま交差点に突っ込めば横から来る大型トラックに横から突き飛ばされて幼稚園バスが100メートル以上吹っ飛び全員死亡する大事故になるのは確実な気がした。
それが可奈野椎も持っている願望実現達成能力という厄介な能力だ。おそらくはそいつらの誰かも椎の『願望達成能力』母類な袖に近い能力を持っていたのだろう。
交差点前に止まるのは不可能だったし後ろには木材を満載した大型トラックがぴったりと後をつけていた。
下手に急ブレーキをかけさせればそれらを縛ったワイヤーが奴らの願望実現達成能力によっていともあっさりと引きちぎられてその木材の数本が幼稚園バス内に突っ込んできて4人全員を叩き潰すさまが想像できた。
これも願望実現達成能力の成せる技だ。もちろん私たちに可奈野椎がいればさほど心配する必要もないだろう。
しかしここにはもうすでに彼女の姿はなく、月輪の能力共有を利用するには遠すぎた。
「バスの先生、とりあえずアクセルを踏んで加速して!」
私は思わず叫んでいた。
幼稚園バスは大型トラックの鼻先を掠(かす)めて衝突はなんとか免れていた、しかし目前には渋滞でスピードを落としているミニバンが見えていた。
その前には市バスが走っているのが見えた一か八かでミニバンに追突するのもアリかと思った時に月輪が叫んだ。
「ダメです!2台の間には小さな子供を乗せた軽自動車が前後の車間を取れずに走っていますこのまま追突すればその子の命は保証できません!」
先生たちは信用していなかったようだけど私は月輪の言葉を信じることにした。
「月輪!対向車線がどうなっているか見える?」
私の問いに対して月輪は即答した。
「今なら大丈夫です、ただし条件がフルスロットルで加速しながら対向車線に出て3台を追い越してくださいください、そうしないと間に合いません」
幼稚園バスの先生も月輪の気迫に押されたのか彼女の指示に従った。
エンジンが唸(うな)り、速度計はあっという間に80km/hを超えていた。
そして目前には進行方向と交差方向の両側の信号が赤になっている交差点に差し掛かって差しかかっていた、いつもこの交差点は進行方向が青の時間がやたらと短い上に右折車が多いので混雑しやすい、そんな気がしていた。
さてここからが賭けだ。
今までこちらの信号側が赤だった場合はセーフ、もしも青だった場合はアウト!と言うことになる。
進行方向と交差方向のどちらも車が赤で止まっていると仮定するならこのまま対向車線からその交差点で右折をすれば無事抜け切れるが問題はこの速度であの交差点を曲がり切れるかどうかだった

予想は当たってはいたがどう考えてもたった半径が15mもないカーブを100km/h以上の速度で曲がれるはずがなかった。
「月海さん、前輪右方向に6Gの念動力を、加世さんは車体中央右側高さ50cmに1500kgのウエイト、花奈はパンクに備えて前後の左タイヤ内空気の一部をエネルギー化して温度を上昇タイヤ内の気圧維持、冬河はカーブを右に曲がった直後に出現するであろう大型タンクローリーを謎アナを使ってすり抜けて、その間中、香織は相手の時間操作能力を封印してください、可奈野椎は相手の能力封印を逆に封じ込めて!」
どこかで聞き覚えのあった声がテキパキと指示を出した。
冬河銀、春香織、水無月海、秋種加世、夏乃花奈、可奈野椎、佐原観萌、そして文月輪と私、ボサボサの葉類亜希。
私たちは今から8年前にすでに出会っていた⁈
「どうしてここに、先にバスを降りたんじゃ?」
私は観萌にきいた。
『静かに、私たちはまだ監視されています』
観萌はそっと私に耳打ちをした。
「今日ここで起きた事、私たちが集結してしまった事は椎の能力で無かったことにしておきます、しかし彼らの頭の中ではあらゆるルートで月輪さんと葉類亜希の死は確定しています
『その当日、私たちは冬河銀、春香織、水無月海、秋種加世、夏乃花奈、可奈野椎、佐原観萌とは逆の順番でバスを降りています』
ーあの日幼稚園バスはハンドルを除くすべてのコントロールを失いました。ー
いえそれは失ったというべきではなく次々とバスの機能や私たちの能力を奪われていったというべきでしょう。
観萌は周囲を用心深く観察しながら月輪の能力共有を利用してみんなにイメージを伝えた。
ー彼らの目的は月輪の抹殺です。ー
彼女がいなければ私たちはまとめるものがなくバラバラでひとりひとりを始末させるのは容易(たやす)い事ですから、ー
だから今回は最後に月輪が幼稚園の職員と共に残るように順序を入れ替えた?
ーまず彼らは月輪を孤立させました。ー

ー彼女が持っているのは透視能力とそれで見えるものに対する念動力攻撃、とは言っても最初から見えているものに対しては使えません。ー
観萌はそれから続けて言った。
ーそして何よりも彼らが恐れたのは私たちが月輪を通じて同じ能力をお互いにシェアし合える共有能力。ー
ー例えば彼女がそばにいれば冬河銀でも花奈の質量をエネルギー化する能力が使えたり、ー
ー香織が人の時間操作能力を使いながら月海の無限とも言える念動力を使えます。ー
ーこれは月輪の透視能力のおまけではなく最初から見えているモノまで対象に無限に使えます。ー
ー彼らにとって脅威なのはこれら私たちの仲間でなくとも気を許せる相手であれば誰の能力でも自分の能力として共有が可能な点ですー
ー例えば月輪という媒体を共有する事によりAがCの能力を使ったりDがAやGに貸し与えたりすることもGの能力をBやKとLで共用することもできます。ー
ー彼らに盗み聞きされていつと困るのであえて明言しますが私たちにも彼らにとって月輪を通じて能力を共有されたら困るメンバーが何人か、いえ私たちの場合はほとんどのメンバーが当てはまるのですがそれを封じるにはいくつかの方法があります。ひとつは月輪自身を全員から隔離する方法、そして月輪自身の精神を破壊する方法があります。ー
ー彼女自身は気丈に見えても所詮は女の子です、そんな娘の心をくじき破壊するにはどうしたら効果的か知っていますか?性的な暴力を彼女が孤独な状態で与えればよいのです。知り合いを利用して騙して何人もの男を使い女性生殖器をボロボロにして生きていくのも嫌になる程身も心も破壊し尽くして性的な暴力と苦痛を与えて死を選ぶように操るだけなんです。ー
私の目の前には巨大な布団の中で点滴を受けている1人の少女がいた。
ー彼女もそんな奴らに狙われたひとりです。しかし彼女は残念ですが月輪程は強くなかったひとりです。ー
ー私は波瑠沙芽さんと夏野明美を安心させるために土星の衛星までの軌道計算を彼女が行ったとウソを着きました、快方に向かっていると言いましたが正直言って彼女の命はよく持ってあと3ヶ月でしょう。ー
ーそこでお願いがあります、何が彼女をそこまで苦しめて追い詰めているのか調べてほしいのです残念ながら彼女には自分を守ってくれる愛娘もあなた、亜希という自分を守ってくれる存在もいません。
ーあの日、本来なら彼女は孤立していたはずです。しかし亜希は恐るべき直感でバスに残ってくれました。ー

ー彼らにとっては計算違いでしたがそれは些細(ささい)な問題でした。ー

ー何故なら、幼稚園バスは亜希の家によるために左折する予定でしたが直進する事によって最初のトラップは回避されました。ー

ーいきなり対向車線から飛び出してきた大型トラックと信号無視で突っ込んできた中型トレーラーとの板挟みになって漏れたガソリンに引火して爆発炎上して月輪は、あなた亜希と共に命を落とすのが彼らの計画でした。ー

ーしかし最初の一手が回避されただけでまだ彼らには次の手さらに次の手が用意されていました。ー

ーそれがさっきまでのトラップでしたが信号を右折した特に出現したタンクローリーは本来なら逃げ場を失った幼稚園バスが突っ込んでいたものです。ー

ー赤になっても自分の進行方向の信号が赤になっても構わず右折して突っ込んできて幼稚園バスの前に出る手はずだったようです。ー
しかしどうして幼稚園バスはそのタンクローリーを回避できたのだろうか?

ー簡単な事ですよ、可奈野椎の願望実現達成能力と冬河銀の恥ずかしい場所にあるワープホールを利用したまでです。ー
珍しく恥ずかしそうに佐原観萌は言った。
『その当日、私たちは冬河銀、春香織、水無月海、秋種加世、夏乃花奈、可奈野椎、佐原観萌とは逆の順番でバスを降りています』
ーあの日幼稚園バスはハンドルを除くすべてのコントロールを失いました、いえそれは失ったというべきではなく次々とバスの機能や私たちの能力を奪われていったというべきでしょうー
観萌は周囲を用心深く観察しながら月輪の能力共有を利用してみんなにイメージを伝えた。

ー本来なら彼らの計画はどんなルートでも月輪を抹殺出来ましたー

ーとにかく彼らの目的は月輪の抹殺です。彼女がいなければ私たちはまとめるものがなくバラバラでひとりひとりを始末させるのは容易(たやす)い事ですから、ー

だから今回は最後に月輪が幼稚園の職員と共に残るように順序を入れ替えた?

ーまさか幼稚園の先生たちもグルだった?ー

ー私の問いに観萌は首を横に振ったー

ー彼女と彼らも彼らに操られていた可能性がありますー

ー実は今回最初に気がついたのは花奈でした、彼女はボソリと呟いたのです、『私たちの過去は何者かに都合がいいように操作されている』と・・・・・ー

ー次に香織が気がつきました、時間操作系能力者がいるとー

ーそして最後に椎が気がつきました。自分以上の望実現達成能力がいるとー

ー私の判断で彼らの予定通りに銀に先に降車してもらいましたー

ー何故?ー

ー彼の持つ謎の穴はどこに出るかわからない誰から見ても全く使い物にならないものです、しかし春香織と夏乃花奈は別格でどこに居ようが追いかけられますー

ーこれでふたつの可能性が生まれました。冬河銀を春香織と夏乃花奈のどちらかに飛ばす方法、それでも彼らにとっては大した痛手ではありませんでした、どの道そこで途切れてしまうからですー

ーでも私だってタダの大量娘造りバカじゃないですー

ー自覚していたんかーい?ー

ー何も馬鹿正直にふたりがいる場所に飛ぶ必要なんてないんです、はっきりとは言えませんがふたりともある場所に自分の痕跡を残しました、それこそ幼稚園児じゃないと恥ずかしくて残せない痕跡をねー

それがなんだったのか?あれから成長した今の自分ならすぐにわかった。

ーでもそれじゃ全員は追跡しきれないんじゃー

ーあのぉ、すみません、あたし、あの時、バスの中で普通のパンツで盛大におしっこをもらししちゃいましたぁー

お、おぅ、、、それはさすがに奴らでも想定外かな?

もしもその花奈のもらしたおしっこをひたしたハンカチやパンツを全員がシェアしていたら?

当時、花奈があまりにも正直にカミングアウトしたので思わず私は彼女の頭をなでなでしていたのを思い出していた。

ーしかしこれからも今回の女子高生と同様に月輪は奴らに命と精神の破壊を狙って来ます。十分過ぎるほど注意してください。ー

そこで私は夢から覚めていた。

「わたし決めた!」
月輪は突然、大声をだして宣言した。
「この娘の名前は文美代、美代ちゃんで決定よ」
「おいおい何でこの話の流れでそーなるんだよ?」
ポニテ亜希が疑問を呈(てい)した。
「だってこの子が言っているもん!ママはわたし、月輪でパパが葉類亜希だって」
えっ?何で私がパパになるの?突然の月輪の発言に私は驚いたが何よりも何でこれから産まれて来る赤ちゃんが自分の名前を勝手に決めて母親はともかく父親まで指定して来るんだ?
しかも私は女だよ?
「別にそれでいいんじゃねーの」
ポニテ亜希は両手を叩いて喜んで言った。
「だってよーオメーラよく考えてみろよ、普通の性教育っつうか生殖機能の考えだとその子の父親は月輪を力づくで犯した男の誰かって話になっるぜ」
確かに言われてみればその通りだった。
資料を義母の葉類智恵警部に見せてもらった事があるがひと癖やふた癖どころじゃない犯罪者にしか見えない連中ばかりだった。
産まれて来るこの子にしてもそれだけは願い下げだろう。
しかしなんでよりによって私がパパなんだろうか?
そう考えていたら急に月輪がクスクス笑い出した。
「この娘、美代ちゃんが言うにはいちばん頼りになるひとだからだって」
しかしなあ、実際に月輪を特急電車から守ったのはこの娘自身だし。
私がそう考えていると月輪がさらにクスクス笑い出した。
「この娘は言っているわよ、もしボサボサ亜希先輩が七三分けの突き落とし犯の注意をそらすような突飛な行動を取ってくれなかったらあたしは自分を含めた月輪ママを強力なシールドで包むことが出来なかったし、気づかれたらあたしの能力も封印されてシールドはあっけなく特急電車の車両に轢(ひき)き潰(つぶ)されていたって」

そう、私はその当時、月輪とは何の縁もなかったしお互いに存在は知らなかったはずだった。
しかし月輪は何を思ってかホームドアのないあの駅に行き、私は私で本来なら用のないその駅のホームに立っていた。
そこに私を移動させた犯人は分岐したはずのもう1人の私、ストレート本家亜希だった。

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今から約1年前、もしもふたりともあの七三分けに操られていたとしたら?
「話が盛り上がっているところを申し訳ないけどどさーこれから分娩だから月輪を除くおまえさんらは出て行ってもらえんかね」
一見冷たく言い放っているように感じるが義母の智恵の言葉は温かい。
「あの」
月輪は何かを言いかけた。
「小学生5年になったばかりのわたしでも子供を産んで良いんでしょうか?」
もちろん産んでもいいか?というのは少し語弊がある、騙されて性産業の餌食になって無理やり孕まされたというのが正しいからだ。
それでも私の義母がキッパリと言う。
「そのお腹の中の娘がお前さんを母親と認めたんだろ?ここにいるうちのボサボサ頭の亜希を乳親と認めたんだろ?それは正解だと思うよあたいはね」
それを聞いて月輪は「うん」とうなづいて微笑んだ。
そして続けて言う本当本当の親娘は「風間亜希さんと葉類智恵さんみたい」
「それに値の医者としての技量を信用しな、なんせあたいは」
「はいはい、これから出産分娩でしょ?がんばってきてね」
私は極力明るくふたりとこれから産まれるもうひとりを送り出すことにした。
私は言えない、口が裂けても、葉類智恵院長が大型拳銃で撃ち抜かれた風間達也先輩の両肩と同じく同じ拳銃で撃ち抜かれた私の右肩を瞬間接着剤で固めた迷医だなんて。しかしそれは私たちがふたりの人格に分離する前の話だった。

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「あれからもう1年も立ったのか」
わたしが言うと月輪も「そうですね」と答えた。
それにしても美代ちゃんはなんで私の腕にしがみついて来るのだろうか?本当に私を父親と認識しているとでも?
『違うよ、乳親だよ』
美代ちゃんがそう言ったような気がしたが多分気のせいだろう。

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    (3)

彼女を身代わりに立てたのは私が崖理事長の一族に利用されている双子の姉妹がいる事を知った妹の詩織が私に助けを求めてきた事がきっかけだったがその時は別件で手が開けられなかったこともあって彼女に双子の妹であった奈津菜摘ちゃんの世話と崖理事長からの防御をお願いしたのだったがどうやら私は崖理事長の実力を見誤っていたようだ。彼は私の分身と菜摘さんの根城を襲い私の分身を何度も何度も何度も陵辱して肉体破壊を行い再生不可能な状態に追い込んでだ。
私の分身は菜摘ちゃんの脳の一部に身を隠していたけれど不審に思った崖信が嫌がる菜摘ちゃんを無理矢理CTスキャナーとMRIにかけて彼女の脳の一部領域に映らない黒い部分があることを発見、彼女の脳内にダイブして約4年近くにわたって私の分身を陵辱しまくって菜摘ちゃんに悪影響が起こることを懸念した菜摘ちゃんの外に出た彼女をさらに陵辱して洗脳し。
佐原観萌と感下手いた佐原花梨の気が以外いたこんわ崖理事長とけかく感気無かい。

佐原花梨は崖理事長ほケイトの3人で加世は花奈の再び私に視線を向けて語り続けた。
「多分、亜希さんが知りたいのは私と花奈自身のことよりもあのクソ親父とクソ兄貴のことだと思います、クソ父親は私たちの実親であるにも関わらず私、加世を強姦して、クソ兄は私たちの兄にも関わらず自分を信頼しきっていた可愛い妹を騙(だま)して友達を紹介すると言って5〜6人の高校生たちに輪姦させました、それは今回の手口と全く同じです」
「違うの、お姉ちゃん、あれは私がいけない娘だったから」
突然、花奈はちゃぶ台に顔を伏せて声を押し殺しながら大粒の涙を流して泣き始めていた。
「花奈は悪くないよ、あいつらの罠(わな)に嵌(は)められただけだから」
加世は花奈を慰めようとしたが泣き止まなかった。むしろ自分を追い詰めているようにさえ感じられた。
    

2台のベッドで泣き叫ぶ双子の赤ちゃん、やっとの事で2人を産み終えた安堵の表情を浮かべている母親。
毎日のように謎の大男に乱暴に扱われて大きく硬いものを自分の大切な穴の中に捩じ込まれベトベトの精液をたっぷりと何回もその中に噴射させられた挙句、孕まされたことを、通学帰りに不良たちを誘惑して自分を輪姦させられて、両親にさえ悪い呪われた娘だと言われて気がつくと双子の女の子を出産させられていた。
しかも大男に陵辱され続けた日々、助けを求めても「思春期だ」と言って取り合ってくれなかった上に「お前は呪われた悪い娘だ、だからこの子産んで崖尊師に差し出せば浄化されると言われた上に薬を注射されて意識を取り戻した時には女の子の双子の赤ちゃんを産んでいた、何故かそれをあたしも、おそらくは隣のクラスに転校してきた幸恵と言う小学6年生の隣のクラスに転入してきた女の子も知っているはずだ。

私たちは不吉を呼ぶ呪われた娘たちと宣言した母親の両親が信望するこの大男に母は人間離れに大きな陰茎で出産まもない弱りきった産道(膣)をねじ込まれのたうち回る母親をみながら笑い、ただでさえその大きくな陰茎を母の腹の中でさらに大きくされてパンパンに拡げさせられた挙句破れた産道(ちつ)、『バキバキ』と大きな音を立てて壊された胎盤、陰茎全体から滲み出した溶剤が彼女の子宮や肝臓、腎臓、腸などを溶かされて苦痛にのたうち回る母親を見せつけられながら、縦横無尽に向きを変えて機関銃の弾丸のように高速で勢いのある精液を身体の中から撃ち出された母の体はまるでフレンチドレッシングがたっぷりとかけられたミートサラダのように骨まで粉砕されていた。

そんな夢を見るようになったのは物心がつくようになってからだろうか?
いや違う、あたし、夏野明美はもっと前から、生まれる前の前世からそんな記憶があった気がする。

私には義理の父親と義理の母、そして義理の兄がいた。
あたしの名前は確か奈津菜摘、そんな夢をそんな菜摘も3才くらいからみていた気がする。
そんな菜摘、彼女が7才になってしばらく経ってから月ものが始まった。初潮と言うらしいが義母は赤飯を炊いてくれたがどこがめでたいのか本人も理解できていなかったようだ。
実は彼女、菜摘に寄生していた私にはわかっていたことだったがもう既に彼女の身体は崖尊師に支配されていた。

寄生していた私でさえ彼は容赦なく陵辱のかぎりを尽くされてズタボロに破壊された私はもはや彼女の中では単なる傍観者に成り下がっていた。それは彼女がもうじき10才の誕生日を迎える頃だった。もはや彼女の処女を守れる存在はなくなっていた。
それから彼らによる義父と義兄啓斗ケイトによる性的暴行による洗脳の儀式が毎日のように続くようになった。
願望達成能力という自分の望むことが自由自在に叶えられる悪魔のような能力だった。
彼女は寝る暇さえ与えられず、ふらふらな足取りで毎日学校に通い続けた。
自分から「あたしは性的暴行を受けています」と大人の誰か、例えば警官や学校の先生などに相談すれば何とかなったかもしれない。
しかし彼女には義理の父親と義理の兄啓斗によって毎晩続けられた儀式と呼ばれる性行為によって自分を助ける方法を考える能力を奪われていた。
そんなある日、彼女に転機が訪れた。
佐原姉妹との出会いだった。
私は姉妹の姉によって彼女は救われたと思っていた。
事実暗闇の中に閉じ込められていた彼女の視界が大きく明るい世界に開かれたのは事実だったからだ。
しかしそんな幸せも長くは続かなかった。
崖尊師が直々に2人の愛の巣を襲撃して佐原観萌と佐原詩織の2人、来ていた。
しかし佐原花梨の3人。
崖信介、崖理事長であり、かつての英雄織田信長の肉体を激しく陵辱しながらあの機関銃のような凄まじく速い速度で連射された精液の弾丸で何度も何度も粉砕をして「必ず助けるから」と言ったセリフも虚しく帰らない人となった。

再び菜摘の心は暗い深海に沈み込み義父と義兄啓斗の陵辱を受ける日々が始まっていた。

「満足したでしょうか?」
ある意味投げやりな言葉を義父と義兄啓斗に言うようになったのはそれからしばらく経ってのことだった。
崖尊師や義父と義兄啓斗は不安に思い菜摘をCTやMRIのある病院施設に送り込む決断を下した。
その結果どちらにも脳の一部に映らない領域がある事が判明した。

「ふん、あやつめペンギンのおもちゃになりすましてわしから何かを聞き出そうとしたな」
崖尊師はそういうと菜摘の脳の中にダイブしてたちどころに元観萌さんを名乗っていた存在を捕まえて陵辱し始めました。
それはもう毎日のように4年間も、最初のうちは抵抗を試みていた彼女でしたがやがて菜摘さんの体から追い出されるように逃げるとさらに追い打ちをかけるように強姦され、目は虚になり口から泡を拭くようになりました。
「言え、お前は誰だ?」
「私は、佐原.......」
質は佐原花梨か。

そう言いかけた途端四つん這いにさせた彼女の膣にいきなり大きく膨らませた陰茎を捻り込みながら何度も何度も何度もに大量に精液を注入さ言いました。
「この裏切り者め成敗してくれるわ」
そう言うと彼女の身体は機関銃のような射精で粉砕されていました。
しかし彼女の身体はすぐに復活してしまいます。しかしそれは彼女自身が望んだことではありませんでした。
拷問?洗脳を繰り返すためにわざと復活させていました。
「お前は花梨だ」
「はいわかりました」
彼女がそう言うと崖尊師と名乗る男は今度は少し緩やかに腰を振り出していた。
「あ、あ、あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ、ぁ、すてき、尊師様」

ー夏乃花奈も、秋種加世もしても、夏野明美 とうナッツ乳、奈津菜摘、皆んなー

「要はあめとむりなんですよぉ」
その言い回しおかしくない?と思いながら私は幸恵さんそっくりの、つまり夏野明美さんによく似た幼女の話を聞いていた。
ふと気がつくと一緒に寝ていたはずの夏野明美さんが私と一緒にこの幼女の話を聴き入っていた。
「でもぉ〜ここからが大事なんですよぉ〜」
彼女はそう言うと別の光景を私と明美さんに見せた。

あたしはもう18才になろうとしていた。しかし義兄啓斗と義父による強姦は毎日のように続いていた。
理由は簡単、あたしがちっとも妊娠する気配すら見せないからだ。
「満足されましたか?義父さん、義兄啓斗さまあまりやりすぎるとかえって流れてしまいますよと保健室の先生に聞きましたが」
菜摘がそう言うと義父の右ストレートが彼女の腹に食い込んでいてベッドの柵を越えて壁に叩きつけられていた。
「あのバカ親子私がぶっ飛ばしてやる」そう言って飛び出そうとした私を美幼女が抱きついてきて引き止めた。あたしの隣では夏野明美さんが青ざめた顔をして全身を震えさせながらへたりこんでいた。
「いくらママでも今のあなたじゃ無理よ、それにこれは過去夢なの干渉はできないのよ、彼女は何もしてこなかったわけじゃないみて?」

彼女はそれでも膝をガクガク震えさせながら立ち上がり義父と義兄啓斗を睨(にら)みつけていた。頭蓋骨の後頭部が割れているのか血が大量に噴き出している。
口からも血を吐き出しながら彼女は言った。
「あんたたちが何億万回私を犯そうがあんたらに譲れる卵子は持ち合わせていないんでね」
そう言った途端に彼女は数千発の精液の弾丸に粉砕されていた。
しかしその身体はすぐに復活していた。
「あたしは、はぁ、はぁ、はぁ、あんたたちの正体を知っている、あんたたちは義母も含めて崖尊師の分身だった違うかしら?」
彼女の身体は突然現れた身長が2mを超える筋肉隆々の大男の巨大な陰茎が超音速の速さで撃ち出した精液の弾丸で跡形もなく粉砕された、はずだった。
「たくさん液を撃ち放って満足でしょうか?」
菜摘はむしろ薄笑いさえ浮かべて言った。
「肉体再生か、まあ良いとしよう、貴様をエネルギーに還すまでだ」

彼女はそう言った途端に懐かしい温かな温もりに後ろから抱きしめられていた。
「観萌さん、やっぱ生きていたんだ」
涙を流して再会を喜んだ夏美の背中の骨髄に何本もの大きな注射器の針が打ち込まれた。
アフリカ象を数匹は眠らせる事が可能な量だと言う。
もちろんその観萌は擬態能力を手に入れさせられた花梨だった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

菜摘が意識を取り戻し、気がつくと巨大な直径が100m以上は楽々ありそうな円筒に細い金属のワイヤーで何重にも縛り付けられていた。下手に動けば皮膚どころか肉まで切り込まれそうなギザギザの入った奴だ。上を見ても下を見ても先が見えないほど巨大な建造物だった。
目の前のやはり円筒状の壁の内側、とはいっても500m以上は離れているが巨大なスクリーがあってそこには崖尊師と観萌が映し出されていた。
「裏切ったの?」
菜摘は力無く言った。
「ハハハハハ、愚かな菜摘くん、我々は元々グルだったんだよ、もう君には用がない、ここはロシアの地下核爆弾の実験場だよ、地下約50kmの立坑内に建造されたこの施設でこれから世界初の2テラトンの水爆実験が行われようとしている」
そう言っている間に画面の観萌の顔が別の少女の顔に化けていた佐原花梨だった。
「これが面白い実験でな、この水爆の起爆にはウラニウムもプルトニウムも使わない、君は質量をエネルギーに変換出来る能力者を知っているかな?」
崖尊師が振り返るとそこには両手両足を壁に拘束されたロシア系の若者が銃を突きつけられて怯えていた。
「どうしてあなたが、日本人であるあなたがなぜ東側の国と結託をするの?」
菜摘が尋ねると崖尊師は答えた。
「知れたことよ、世の後継を産めぬ女子に用はない、わしは女子を孕ませる度に若々しく逞しくなってゆくのじゃ、その手段のためなら右も左も東も西も関係なかろう、おっとあと2分できさまの命もここまでじゃ」
そう言って崖尊師と偽観萌を映していたスクリーンが消えてあたしが人生を諦めた時に観萌が宙に浮いた状態で目の前に現れた。
「遅れてごめんなさい、中東に拘束されているというガゼ情報に惑わされてここに佐原花梨ではなく、佐原観萌か来るのが遅れてしまった」
「だめぇ、あと起爆まで30秒を切っているのあたしが知っている観萌じゃなかったけどあなただけでも助かって」
菜摘は心を込めて懇願した。
「大丈夫!ふたりとも助かるプランはプログラミング済みだから」
そう言った観萌だったが2度と帰らぬ人となってしまった。
そして今、自分だけがおめおめと脳天気に生きている矛盾。
「そうだ、結局はあたしだけが生き残ってしまった、死ぬのはあたしひとりでよかったんだ」
そう言って泣き崩れた夏野明美さんの右ほほを秋種加世がひっぱ叩いた。
「それでも私たちの乳親(ちちおや)ですか?」
しばらく彼女はきょとんとしていたが花奈に耳打ちをされて納得した顔になった。
不思議とその声は私の心にも届き力強く響いていた。

要するに奈津菜摘が死んだと思っていた佐原観萌はどういった方法かはわからないが佐原詩織のおなかで産みなおされて同じ歳のみもりんとして同じ世界に生きていて。
死に損ないの自分は何故か加世と言う自分の娘の胎の中で一度産みなおされて観萌や私と同じ年頃の娘として今という時を生きているらしい。
そして次の日、夏乃花奈と秋種加世のふたりは家庭の事情という理由で他の幼稚園に転園することになり彼女たちとは同じ武蔵学園附属小学校2年生に進級するまで出会うことはなかった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

私たち、ハルサメとナッツと観萌、そして4人の男たちに寄ってたかって輪姦されていた謎の女子高生だったが実は土星の衛星ティタンではなく東京近郊のたむたむ市にいた事が花奈の未来予知夢と擬似サイコメトラーによって早期にばれていたのは意外でもなんでもなかったのだ。
しかし彼女、花梨は未だに心を閉じたまま生体反応が限りなく弱まっているのは確かだった。
その件に関して花奈は激しく悔いているように感じていた。ケイト兄に惑わされていたのと娘たち4人にかけられたケイト兄の呪いを予知できなかったことを悔いいていた時と同様に責任を強く感じていたようだけど全く私には理解できなかった。
それに加えて今回の火星における世界大戦阻止の計画の失敗だ。相手が用意周到だったのと濃姫という謎の参謀が花奈の作戦を失敗に追い込んだのは確かだ。しかしあえて言わせてもらうなら今回の件は花奈には一点の落ち度もなかったと思う。
「あたしも昔あった時は甘ったれた嫌な奴だと思ってたけど意外っていうか責任感はあるなぁと」
ナッツが珍しく花奈を評価する発言をした。
「他の連中は?」
私がきくとナッツいわく、今回で4回めの作戦失敗だと聞かされたという。
今回作戦に参加した香織や椎、そしてシルバーの肉体損傷が酷く自己修復が出来ない程なので観萌がつきっきりで看護しているらしい。
まあひとつだけ確実に言えることはこんな『自責の念』に駆られた状態の花奈に料理を作らせてはいけないと言うことだ。まず激辛選手権のチャンピオンクラスじゃないと食べられないようなえげつなく辛い料理が出てくる。
かと思えばカレーやクリームシチューのルーと間違えて板チョコやホワイト板チョコをふんだんに溶かした、まあ言わなくとも『押して知るべし』的な喫茶店マウ〇〇ンのメニューなのか?と疑いたくなる甘味大盛りカレーライスもどきやクリームシチューもどきを作る時がある。
まあ今は私たちの存在にも気がついていないようだし、取り敢えず巨大なお布団の中で眠らせておくしかないだろう。
加世といえば今日も安定して美味しい料理を提供してくれた。
まあこのふたりの肉体再生能力に関しては観萌に引けを取らないくらい強力だ。
むしろ観萌よりも強力とさえ言える。
今回程度の理事長による直接な射精弾丸を108連発喰らっても余裕で16回は再生が可能だし如何なる性感帯や生殖器に対する攻撃にも耐性をつけている。
「でも不思議だよね、今この子達は私の胎の中にまだいるはずなのに今こうして12才の女の子たちとして目の前にいる。
「私(あたし)は誰?」とこの娘たちもいつかは自問をする日が来るだろう。とは言え私もナッツもその問いにいつも突き当たっている。 

これと物に書く気取る。
『花梨』という別の人格に仕立て上げた。
その時に擬態能力と軽い願望達成能力を与えて18才を迎えても自分の娘を身篭らない菜摘に見切りをつけて彼女を私に擬態化させた花梨を使い騙してロシア系の国の核実験場の新型核融合爆弾に縛り付けて私を招き寄せて両者を始末しようとした。
それは約2テラトンという途方もない破壊力を持った核融合爆弾でした。しかし奇跡が起き私は妹の詩織の胎の中で産みなおされて、菜摘は加世と花奈いうふたりの少女の胎の中で育ち夏野明美として産まれました。
そこで疑問が生じました。加世と花奈は何者なのか?そして彼女たちが私も含めて何故同世代の女の子として育っているのか?

「変わりはない?」
時たまこうして私はこっそりと仲間とは内密にこの花梨という元分身の様子を覗きにくる。
彼女、花梨はその後も加世と花奈の義兄であるケイトと結託をしてふたりに仲違いを起こさせてふたりを戦わせてふたりのその莫大な破壊エネルギーで地球を滅亡へと追い込もうとした当事者でもあった。
彼女も、秋種加世と夏乃花奈にまた初潮を7才まで異常に早く幼い段階で迎えて身体の発育が人並み以上に早く二次性徴も早かったために尊敬していた実兄に限りなく強姦に近い性交を8才で受け、1年半は自己喪失に陥る。
その間に産んではいけない娘双子の、可奈と香世を人知れず産見落としてしまい加世との確執になる。

「葉類亜希先輩は『新世代発達障害』という言葉を知っていますか?」
突然、加世がチラチラっと私と花奈を見比べながら言った。
「それはひょっとして私にケンカをふっかけているのかなぁ!」
思わず私は加世に突っかかってしまっていた。
「すみません、 侮蔑(ぶべつ) する気はなかったのですがそれが一連の事件の発端でした」
急に加世はシュンとして私に謝っていた。
これが本当に「悪魔の花嫁」、じゃなかった「悪魔の加世」と呼ばれていた少女と同じ人物か?と我が眼を疑ってしまう。
「私たちが産まれた頃の話だそうです、国が先導してある調査を始めたそうです」
「乳幼児及び幼児の成長具合に関する調査だったよね」
私は加世に失礼かな?と思いながらも口をはさんだ。
「はい、その結果、『日本の乳幼児、及び幼児、児童までの成長が先進国に対して遅れている』という信じられない結果が出たと内閣の閣議会議で国民に知らされずに極秘で議題に登ったっそうです」
そう言いながら花世はたった今寝かしつけたばかりの花世と加奈に目を向けた。
「実はその調査データーはまったくの出鱈目(デタラメ)だったと当時、私達を窮地から助けてくれた佐原観萌さんに教えていただきました、確かにその当時日本の児童や幼児に発達は先進国のそれに比べて問題があったのは事実でした、しかしそれは一般的な国民さえ含む貧困層の家族がが抱えていた子供たちの栄養失調が原因でした」
それは確かうちの佐原観萌が6年ほど前から主張していた。
観萌は小学生になる前から大人並みの知識と知能を備えていた。特に医学に関しては医大生並みの知識を持っていたと言われても驚きはしない。
「私たちが生まれたのは戸籍上では今の父親は崖理事長の弟である〇〇電気ループの□□乳業会長崖幸太郎と△▽薬品株式会社研究開発主任の比呂由貴の間に出来た双子の娘という事になっていましたが観萌さんが調べた血液検査では赤の他人だったという事です」
あーまた観萌かぁ、と私は思っていた。彼女の知能指数は月輪たちと同年代ながら小学生に入ってからもさらに伸びて異常に知能指数は高く、それだけじゃない不思議な勘の良さを持ていた。
「国はその対策として全国的に母乳を飲ませる母親や乳幼児のためにスキムミルクを無償提供する事にしました、そして幼児や児童に対する給食のパンや、強化米、そして強化加工牛乳の統一化、検討をしていたようです」
達かにそんな話は義母である葉類智恵警察長官から聞いたことがある。
しかしその裏には深い闇があるともきいた。
「しかし全国統一であるはずの給食の強化加工牛乳やスキムミルクなのですが新開発の添加薬品が混入されていた形跡があったそうです、それは一種の成長ホルモン促進剤の役割だけでなく栄養素を少ない食料からでも効率よく吸収を可能とするある意味食糧不足対策を目的として開発された薬品のようなものでした」
どうやらそれが 『新世代発達障害』と診断されて認定された一部の幼児や児童に供与されていた補助食に混入されされていた可能性があったらしいです」
「その結果、少ない食料、そして貧弱な栄養素でもそれを与えられた子ども達は身長と体重が早く大人並みに育ち、初潮を6〜8才で出迎え二次性徴に入って身体つきも見た目も大人の女性になるのですが問題がひとつありました」、
加世はそういうと花奈の方を見た。
いつのまにか泣き疲れて眠りについていたようだ。
「成熟した女性の肉体美と生殖器の機能にわずか4〜5才の頭脳と知識か」
「しかし国の真の目的は別のところにありました」
加世は言うと深くため息をついた。
「子ども達の栄養不足が深刻な食糧貧困国への無償提供です」

「花奈はみんなが知っての通り質量をエネルギーに変換する能力です、わかりやすく言うなら核融合に近い現象を人間が起こせてしまう能力です」
それから加世は視線を再び私に向けた。
「それに加世には予知能力を最初から身につけていました、最初のうちは漠然と未来に起こりうる最悪の事態を予想するだけでしたが、彼女のクソ兄、 まあケイトとでも言っておきましょうか?彼の指導の元、花奈の能力は目覚ましく向上しました、最初は視覚化から始めて様々な条件や可能性を加味して数千、数百万もの未来から可能性の高い順にそれをを予知夢として見ることが可能になりました」
そして加世は今度は自分の娘の花世と加奈に目を向けた。
そして急に不安げな表情に変わった。
「クソ兄は花奈を喜ばせる為と称して過去を観る方法を教えました、いわゆるサイコメトラーが使うサイコメトリーに近い能力です、まさかと思うかもしれませんが未来予知と疑似サイコメトリーは裏表のようなものである実際には未来予知で使う演算を逆算するだけで簡単に出来てしまうんです」
加世は再び私に視線を向けて語り続けた。
「多分、亜希さんが知りたいのは私と花奈自身のことよりもあのクソ親父とクソ兄貴のことだと思います、クソ父親は私たちの実親であるにも関わらず私、加世を強姦して、クソ兄は私たちの兄にも関わらず自分を信頼しきっていた可愛い妹を騙(だま)して友達を紹介すると言って5〜6人の高校生たちに輪姦させました、それは今回の手口と全く同じです」
「違うの、お姉ちゃん、あれは私がいけない娘だったから」
突然、花奈はちゃぶ台に顔を伏せて声を押し殺しながら大粒の涙を流して泣き始めていた。
「花奈は悪くないよ、あいつらの罠(わな)に嵌(は)められただけだから」
加世は花奈を慰めようとしたが泣き止まなかった。むしろ自分を追い詰めているようにさえ感じられた。
「淫魔刑事のメンバーのほとんどのみなさんは各自で、ほとんどお気づきでしょうが私たちはほぼ全員、初潮を異常に早い年頃に迎えています、当然ですが二次性徴も早く訪れていたのですが悲しいことですがそんな頃の私たちは男という生き物に対してあまりにも無警戒で性に対する知識も無知に等しかったです」

「佐原観萌とも、佐原花梨なく、岡浜咲やはる、夏乃花奈と秋種加世の2人を騙されやすくて・・・」

ーーーーーーーーーーーーー

     (4)

加世は宿題を早々に済ませて風呂に入ってからパジャマに着替えてベッドの中に入った。
うとうととし始めた時に『ギシッ』っとベッドが軋(きし)む音がした。しかし周囲を見回しても誰もいるようには見えなかったった。いえ、全然周囲が真っ暗で物が全く見えなかった。
気のせいかと思いましたが少ししたらまたベッドが『ギシッ』と軋む音がしてその時には既(すで)に遅く私の上に何か重いもの、そう、少し大柄な男性くらいの重さが自分の身体のしかかるのを感じてていた。
加世は再び恐る恐るベッドから降りようとしましたがすでに加世の身体は金縛りにあったかのように硬直して動けなくなっていた。急にパジャマの上着のボタンがひとつひとつ外されていくのを見ながら加世は恐怖のあまり叫んだ、いえ、叫んでいたはず。
しかし加世の声帯は全く機能していないかのように声すら出せず荒々しく乱れた呼吸をしているだけだった。
『はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、あ、あ、あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!』
あらわになった加世のふたつの乳房が強い力で乱暴に揉(も)みしだかれた。
次にパジャマズボンが引き摺り下ろされた、ついでにパンツもかと思ったら今度はそのまま硬いものが加世のまだ処女膜が張っていた穴の中に捻りこまれていた。
このままでは花世自体の命が危ないと質量のエネルギー化を試みた。
しかしそれも何度集中して行っても不発に終わった。
『無力化されている?』
そんな気がして恐怖が先走っていた。
その時に一瞬だけ父の声が聞こえた。もしかしたら聞こえただけかもしれない、しかし彼はこう言った。
『この父親に抵抗するとは無礼千万、キサマの能力など簡単に封じ込めるわ、試しに今キサマが感じている快楽と突き抜けるような絶頂感、そして恥も外聞もないその淫らな叫び声と喘ぎ声、そして乱れまくった吐息を己の心の耳でしかと聞くが良い』
『あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、いや、いや、いや、いや、い、い、いやぁ〜あ、あ、あ〜!はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、あ〜!あ“〜!いた〜い!いやぁぁ〜‼︎もっと、もっと』
激しく振られている腰が加世の膣(ちつ、子宮につながる穴別名は産道)の内面粘膜を削りながらかたく張り詰めた何かが突き進んでゆく。
『い、い、いやぁ〜い、い、いやぁ〜い、い、いやぁ〜やめてぇ〜、いた〜い!痛いよぉ〜!』
しかしこんなに大声で叫んでいるのに誰も助けに来ないのか?その声は自分自身にしか聞こえない。
『いた〜い!裂けそう!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あー!花奈〜!助けてぇ〜!』
加世が声なき声で叫んだ時、はっきりと実父の姿たが見えた。
『あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あー!あー!ふぅ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、うっ!』
加世は激しく首を振ることも出来ない、今日の私は実父に対してなんて無力なんだろうか?
「ほーらキサマにはわかるまいがキサマの胎内に妊娠に十分な精液を送り込んでやったわ、嬉(うれ)しいだろう、おやおや花奈に何か言いたい事はないのか?奴なら実の兄をたらし込んでこの国の征服を計画しておるぞ花奈が憎かろう、花奈は父親である私と兄と組んでお前を罠(わな)に嵌(は)めたのだ」
実父は薄ら笑いを浮かべながら言った。
「花奈が今実の兄と何をしているのか見せてやろう」

妹の花奈は実の兄の下でベッドの中で裸同士で抱かれていた。
「お前は姉の花世が怖くないのか?」
兄の問いに対して妹の花奈は答えた。
「ぜ〜んぜん、花世なんて弱っちいしぃ、余裕でへっちゃらだしぃ、私には有能な参謀のお兄さまもついているしね」
花奈は兄の胸毛を触りながらくすくす笑って言った。
「質量のエネルギー化も私なら500テラトンでもぉ可能だしぃ」
この時に加世が冷静だったら偽物が一人称を間違えていた事に気がついていたはずだった。本物の花奈は自分のことを『あたし』と言っていた。
「しっかし恐ろしい女だなぁ花奈は」
兄は四つん這いにさせた偽花奈の完熟マンゴーに自分の松茸を挿し込みながらゆっくりと腰を振っている。
「わたしには優しくしてね、お兄さま、今度結婚できるいい男、しょーかいしてよね」
花奈もそう言いながら腕とひざを身体を前後させて事実上兄の松茸をどんどん完熟マンゴーの奥深くに招き込んでいった。
「おいおい、花奈は本当の妹であっても近親相姦はタブーではないだろ?俺を見捨てるなよ?」
「あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、でもぉ、でもぉ私物足りないのぉいや、いや、い、い、いやぁ〜いやなの、もっと深く挿し込んで、わたしをつらぬいてぇメチャメタにかき混ぜて」
ふたりはさらに腰を強く振っていたが急にふたりとも動きを止めて花奈が大声で喘ぎ出した。
「あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!もっともっともっともっとたくさん私のお腹に子供の種をちょうだい」
イメージの中の花奈の子宮内に大量の精液が解き放たれた音がしたような気がした。
偽花奈はいったん自分の完熟マンゴーから兄の松茸を人差し指と中指で引き抜くと仰向けになって再び自分の完熟マンゴーに兄の松茸を挿し込んで兄の背中にぐっと手を回して抱き寄せた、当然だが深く挿さった。
「あ、あ〜!あ“〜‼︎あ“〜!あ“〜!あ“〜!」
偽花奈は叫びながら兄に強く抱きついていた。
「いまごろ加世はどうしているかな」
兄は偽花奈にきいた。
「あの人筋肉バカだから父が相手の能力を封じる力の前に翻弄(ほんろう)されているんじゃない?大事な穴を電気ドリルで掘られていたりぃ、自動車のタイヤの空気を入れるポンプを差し込まれてぇ子宮を破裂させられたりい」

偽花奈がそう言った時に花世の血生臭さが染み付いた部屋では左右に持ち手のハンドルがついた直径が20mm以上ありそうなキリがが取り付けられた大型ドリルが加世の完熟マンゴーに突きつけられていた。
「い、いやぁ!それで私の大事な場所に大きな穴を明けるなんて言わないでしょうね?」
父親が笑いながらそのドリルのハンドルについたスイッチを握りしめるとモーターが回転する音がして激痛が走った。加世の完熟マンゴーごと膣内の肉が巻き上げられるよにに削り掘りあけられていくのが見えた。
加世はその日何度も何度も強姦とさえ言えない女性生殖器に対する破壊工作に耐えていた。
『あ、あ、あ、あ、いや、何それぇ?工場で使う、硬い金属を削る道具だよね?い、い、い、い、いやぁ〜、いやぁ〜いた〜い!もうやめてお父さん』
激しい激痛と共に丸い砥石の円盤が高速で回転を始めた音と共に削りとった肉片と血が加世の顔に降り注いだ。
『いやぁぁ〜‼︎もうやめて、お父さんの言う事なら何でも聞くから、おねがい、おとうさん』
とうとう花世が降参をすると父親は笑いながら、『恨むなら花奈を恨め』
と言って部屋を出ていった。止まらない大量の出血と大きなキリでねじるように破壊された自分の大事なもの。グラインダーで深く掘られたワレメさん。
加世はいつまでも続く激痛でほとんど眠れなかった。
気がつくと自分は再び指一本使えない状態にされていた。
ドリルのキリで広げられたアナミニグラインダーで削り取られたはずの股間の丘は元に戻ってはいた。
しかし処女膜は乱暴に引き裂かれたままだった。出血と痛みはまだほとんど収まってはいない。
そうこう考えているうちにまた自分の部屋にクソ父親が侵入している気配に気がついた
花世は身構えたが恐怖が先に立ってしまっていた。
『さて今日は何をして遊ぼうかな?』
奴はそう言うと小さな黒い金属の楕円形のものを取り出していた。
精神的な通話は解放してくれている様子だ。
『いわゆるテレパシーって奴かも』加世はそう判断していた。
『これが何かわかるかな』
そう言う類の戦場アニメに疎い花世でもそれが何であるかくらいは知っていた。
『この端っこについているピンの輪っか部分に紐を通して縛るんだ、そしてこれを私の念動力で加世の大事な穴の中に入れる、そして子宮口から無理やり捻(ねじ)り込んで子宮の中に』
『コイツ狂っている』
加世は恐怖した。いわゆるパイナップル、手榴弾を花世の大事な穴の中にクソ父親の念動力で捻り込もうとしていた。しかも安全ピンが簡単に抜ける向きに調整しながら、その作業は激痛と恐怖の連続だった。
『い、い、いやぁ〜いた〜い!やめてください!いた〜い!私の大事な穴が裂けるぅ〜!』
その時私は奇妙な感覚を覚えていた。
視覚でも痛覚でもぼやかされているその手榴弾の位置と向きが突然にわかるようになっていた。
『あ〜!あ〜!そんなことあ〜!あ〜!して何があ〜!楽しいの?』
加世はクソ父親を問い詰めた。手榴弾が膣の中を通っている最中は激痛が連続して発生していたがそれが子宮内にはいってからは時々しかその激痛は感じられなくなっていた。

しかしその次の瞬間に私の膣から顔を出していた安全ピンを抜くためのヒモはクソ父親の手によって最も容易く抜かれていた。筈だった
加世は下半身を中心に木っ端微塵にふっとばされたはずだ。
しかし加世は再び指一本動かせない朝を迎えていた。

『ふむふむ、もしかしたら奴は自分の父親が本当の意味での父親じゃないことの意味を気づき始めているかな?』
『私達は崖尊師と波瑠幸恵の間にできた娘だものね、そして彼女たちのような双子の娘達は疎まれる、なんでかなんて知らないけどさぁ』
その時に偽花奈の脳裏を自分が実父に激しくつらぬかれて、激しく痙攣をこさせられているいるイメージが浮かんだ。彼が自分の中に毎晩容赦なく中に精液を大量に出したあげく立ち去ってゆく姿を。
『お兄さまこそ何人の美少女をたぶらかして操り、彼女たちを犯しながら精液に似た液体で身体の中身を溶かして食べ尽くしてきたのかしらそして・・・・お兄さまぁわ・た・し・を彼女達みたいにAIダッチワイフになんかにして高く売り飛ばさなないでねぇ」
「もちろんさ」
偽花奈の中に大量の精液を噴射しながら兄ケイトは言った。
「あ、あ、あ、あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ"〜〜‼︎」
偽花奈は激しく喘ぎながら兄ケイトの背中に指を他立てその伸ばした爪で彼の皮膚を削り取っていた。

加世は父親の背後に心理操作能力者の存在を疑った。
とりあえずクソ父親の能力に関して考察することにしてみた。
ーいくらなんでも自分にとって都合の悪い相手の能力の一部だけに制限をかけるのはあまりにもご都合主義すぎやしないだろうか?ー

ーそう、意外と頭がいいねー
思わず誰だ?と叫びそうになっていた。
ーそれに代わる能力は他にないかなー
何故か加世は自分がものすごく子供扱いをされているような気がしてきた。
ー落ち着け、花世、相手を思い通りに操るには力づくで押さえつける必要はあるのか?ー
ーそれしかないその方がいいと自分が望むようにことが運ぶ、それを相手自身に思いこませれば?ー
ーそうか、望実現達成能力ー
答えは出た、しかしそれを打ち破る方法は決して容易なんかじゃなかった。

加世はクソ兄貴が望実現達成能力で見せてくれる悪夢を観させられながらそのループから抜け出すこともできずに苦しめられていた。奴らが魅せる悪夢、加世、いいえ私はそれを見させられながら私はクソ親父に何度も何度も乱暴にいろいろなものを挿れられて中に出されていたり、ダイナマイトをタンポンのように咥えさせられたげく破裂させられたり、有機溶剤をオイルポンプで流し込まれて溶かされていた。
一昨日も、昨日も、今日も、明日も、明明後日もクソ父親は私の感覚や能力を奪い陵辱の限りを尽くした。

そんなあ理由もあって加世の大人に対する不信感は相当なものだった。
ある日、加世が学校の帰り道を歩いていたら若い男性に声をかけられた。
「お嬢さん、この辺に佐原という家の場所をを知りませんか?2階建ての古い八軒家のアパートで青い屋根の・・・」
加世はもちろんそんなアパートなんて知らなかった。
しかしその若い男の視線がとても小学3年生には見えない自分の豊かに実った豊満な胸のふたつの乳房に釘付けになってたのは感じ取っていた。
「もうそろそろ高校卒業後を考える時期かな?」
若い男は次の自分の視線に戸惑っていた。スカートの中が気になって仕方がない。
これだけ成熟した身体つきなら楽しめそうだろうと思い始めていた。

「お兄さま、あの若い男に何をさせる気?」
「もおちろん加世に誘惑をさせて、加世を襲わせるのさ」
加世の兄はそういうと「加世は公園の個室で抵抗もしないで犯される運命だよ」と念じた。

案の定加世は急に若い男に言った。
「お兄さま、加世は急におしっこがしたくなったのお、こわいからいっしょにはいって」
それももちろん加世のクソ兄、ケイトが加世にそう言わせるように強く願望した結果だった。
「そ、そうかい?」
若い男もそう言いながらケイトに仕向けられていた。
「この子、か、身体の成長はいいけどまだ中学生かも?こういう娘を物陰で痛めつけながら美味しくいただくのもまんざらじゃないよな」
彼の心の底に下心が生じた。
そして便器に腰掛けて透明な液体を放出する加世の大人びているのに毛がほとんど生えていない柔らかそうなワレメから目が離せなくなっていた。
「お兄ちゃんも急におしっこをしたくなっちゃった、代わってくれるかい?」
彼がそ言うと花世は素直に便座を降りて彼と代わると自分は彼の太ももの上にまたがった。

「お兄さまどうなさる気ななぉ?まさかあの男に加世をやらせるきなのぉ」
「ははは、もちろん、でもそれだけじゃつまらないだろう?」
ケイトはそう言うと次の願い事を念じた。

「お兄ちゃんの股間で大きく膨らんでいる松茸って硬くて大きくて立派そう、加世のあそこに挿れてちょうだい」
私はさっきから何を言っているのか?その理由は加世にはわかっていた、しかしわかってはいても逆らいようがないのがケイト兄の望実現達成能力のようだ。
「ああ、もちろんさ」
当然ながら若い男にも非常に強い願いがかけられている。
彼はためらうことなく加世の孔(あな)に自分の松茸を挿し込んで加世の腰を一気に引き寄せた。
「あ、あ、あ〜」
加世は喘ぎながらも腰を振り続けながら言った。
加世の孔の中で若者の松茸が暴れている。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、ねぇお兄さまぁ、お兄さまはぁ、加代がぁ、まだ小学生だって知っていちゃってこうしちゃってえいるぅ?はぁ、はぁ、はぁ、」
「え?まっまさか冗談だよね?」
彼の顔が急に青ざめた、しかしもっと自分の松茸を奥までさしんでこの少女をつらぬいて喘ぎまくらせてその胎の中に自分の精液を大量に解き放ちたいという衝動と欲望には勝てなかった。
「あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!」
濃厚なトロ〜リとした精液を勢いよく何度も脈打たせながら大量に解き放った後はふたり共に呼吸を荒く乱していた。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、お兄ちゃんす、て、き」
それでも彼の松茸はいきり勃ったままだった、彼は再び激しく腰を振り始めた。
今度はさらに強烈な快感全身をつらぬいてより濃厚な精液を大量に加世の胎の中に解き放った。それを何回繰り返しただろうか?
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、ねえお兄ちゃん、わたしが小学生だって証拠見せようか?」
花世が下げているバッグの中から取り出して彼に見せたには国が発行している写真付きのIDカードだった。
その液晶表示には「今現在愛痴県立大井田井小学3年生秋種加世である」と証明されていた。もちろんそれは偽物だ、しかし花世が何故それを持ち歩いていたかは謎だった。
「ねぇ、お兄ちゃん、お兄ちゃんは加世の中に何回も出して気持ちが良い思いをしたよね、おっぱいもぺろぺろして揉(も)みまくってくれたよね?」
若者はその場から逃げ出したい衝動に駆られた。
「でもさぁ、お兄ちゃん、ただヤリはダメだよね?」
「加世はおこづかいが欲しいなぁ」
加世は自分が何を言い出したかわかってはいた。しかし自分の意志で言った言葉ではない、言わされていた。ケイト兄がそう願ってそれを現実のものとして達成させているだけだ。
『これってニュースで見たことのある春を売る商売だ。悪いことじゃない』
加世は思考能力さえ奪われていた。
「だからさぁお兄ちゃん、加世に3万円くれないかな?」
自分が罠にはめられたと気がついた若者は逆上してズボンのポケットからジャックナイフを取り出して花世の頬に『ピタピタ』と当てた。
「オメェみたいなくそガキにくれてやる金はないよ、命が惜しかったらもう1発もう2発やらせろよ、テメーみたいなクソガキ殺すのはわけないんだぜ」

そう言われても加世の不敵な笑いはとまらなかった。
「やれるならやてみたら?」
加世がそう言った時、若者の胸あたりが鋭く光って心臓や肺、胃などが破裂して飛び散っていた。もちろん即死だ。
「悪いわねえ、これは軍資金としていただくわ」

さっきの破裂音を聞きつけたものが警察を呼んだのだろうか?数十分後にパトカーが数台来て真っ先に飛び込んだ警官のひとりが嘔吐(おうと)ほどの悲惨な爆破殺人事件現場とな っていた。

『クソ兄ケイトこれもあなたが見せてくれている悪夢なんでしょ?』
「はいはい、私、おバカな加世はクソ兄ケイトと花奈のあやつり人形なのよね、だったらそこでせいぜいせせら笑っているがいいわ、必ずあんたたちの居場所を突き止めて肉屋で売る価値もない肉片にしてあげるから」

「あ〜ら怖い、加世ったらとうとう人を殺しちゃったわ、でも大丈夫なの?ここが見つかる、なんてことないでしょうね?」

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「若い男の胸あたりの肉の細胞、そのほんのわずかの質量、それを工事用のダイナマイト程度のエネルギーに変換するだけでそれが出来てしまうのです、その時の快感が私の心の中のサディズムに火をつけました」
「サイコブラスターとかの類とも違うのね」
私は加世に確認した。
「はい、左腕に取り付ける光線銃のような物の類とは違います」
加世が突然意味不明な事を言い出したので取り敢えずネットで検索してみたら少し古いヒーロー物のアニメの主人公が使う武器だった。加世〜!マニアックすぎるぞ?

「とにかく私はそうやって私の色香に惑わされたチンピラを罠にはめて身体を破裂させて財布や拳銃を奪って罪を重ねてゆきました」
無表情にいう加世を見て私は哀れに思い始めていた。
「とにかく探偵を雇ってクソ兄ケイトの居場所を突き止めることが先決、だと思い込んでいました、バカですね、本物のケイトの居場所を突き止めてもアイツに操られて一般人を殺めて仕舞えばかえって事態を悪化させるだけだったのに」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「どこに行くんだ」
クソ兄ケイトは裸のままベッドから降りて部屋の外に歩き出した偽花奈を呼び止めた。
「これからは加世になりすましてちょっと楽しいことをして来ようかなぁって」
偽花奈は言うとあっという間に彼女達が通う武蔵附属小学校の制服を着た加世に化ていた。赤髪が外側にキツく跳ね上がった美少女だ。もう誰が見ても加世にしか見えない。
「お前それをどうやっているんだ?」
クソ兄ケイトがきいた。「お兄さま、私の能力が何かご存知でしょ?」
偽花奈、いや、今は偽花世というべきか、笑いながら言った。
「擬態能力と暗示能力、俺の願望達成能力との違いはあくまでも自分が他人からどう見えているか、特定の誰かが第3者からどう見えるか?それを操る能力だろ?」
クソ兄ケイトが笑いながら言うと今度は偽加世は花奈の姿で笑った。
「なるほど、ボクは奴らがいる場所にあいつを案内すれば良いんだな」
「もちろん、お兄さまは願望達成能力をフルに使って本物の花奈の未来予知夢を狂わせてね」

そう言ったふたりは部屋を出ると別々に行動を始めていた。

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偽加世は、佐原花梨がいっは大勢いの子供たちが遊ぶ公園に姿を表すとその中の小学1年生くらいの女の子に近寄って声をかけた。
「ねえ、お姉さんと遊ばない?」
女の子はしばらくは怯えた目をして偽花世を見いていたがすぐに「うん!」と言って右手を偽加世に向かって差し出だした。
いきなり偽加世がそのひじをいきなりにつかむとそこが爆発したように女の子のその右手がほとんど吹っ飛んでいた。
それは偽加世の能力によるものではなくケイトが願望達成能力によって作り上げた針状の強力爆弾による爆発だった。
右腕がほとんど吹っ飛ばされて肩から大量に勢いよく出血させている様を見たのか耳をつん裂く近くの女性たちの悲鳴。
その場に肩から大量の出血をしながら崩れ落ちるようにして倒れる女の子。
「きゃー!」
出血量からしてすぐに止血をして、然るべき救急病院に運ばないと命さえ助からない、と誰しもが思った。
救急車をスマホで呼ぶものが大勢いたがそれがかえって救急センターを混乱に陥れていた。
これもまた近くで見ていたクソ兄ケイトが望んだことだった。

そのことにショックを受けていた少女もいた。
身長は150cmくらいで胸C〜Dカップくらいの大きさサイズ的には加世とほぼ同じだが加世が赤髪で 外側にキツく跳ね上がってヤンチャっぽく見えるのに対してその少女は肩より少し伸びた栗色の若干内巻き気味のストレートヘアで顔も特に目立つわけではない。
本物の花奈だった。
ただし彼女は妊娠をしていて6ヶ月近いお腹をしていた。
「どうして?、私の予知夢じゃあの場所に誘導すれば惨事は免れていたはずなのに、しかも犯人が念動力者のチンピラじゃじゃなくてあのやさしい加世お姉ちゃんだったなんて」
「疲れているのさ、きっとここ半年で色々あったしね、入院している病院の病室に帰って寝ていようか?」
「ごめんね、おにいちゃん、花奈が油断したばかりにおにいちゃんまで巻き込んで大けがをさせちゃって」
花奈の中ではケイトは自分の才能を伸ばしてくれた尊敬する兄だった。
あらゆる可能性を考慮に入れた脳内演算によって未来予想のパターンは今まで2〜3程度だった。
しかし今では200〜300パターンまで予測してその中から実現可能の高い予想ではなくそれを極力回避するための未来予知夢に変わってきていた。
今回その女の子はどの場所でも変質者に拉致され、刃物で惨殺される運命にあった。
公園に誘導したのは花奈でありその惨事から女の子を守るためだったのだがそれを誘導したのもケイトだった。
本当は確実にそういった犯罪から免(まぬが)れるルートは3っつばかり存在していたのだがケイトの願望達成能力がそれを見えなくしていた。
「どうやら救急車は来そうだけどかわいそうにあの子間に合わないね」
ケイトは女の子に同情するかのように言ったがその実、彼は花奈の心が折れてくれるのを願っていた。
事実花奈は自分のせいでその子が死んだと言う自責の念にとらわれていた。
花奈には未来余地の他にケイトが遊び心で与えてしまったサイコメトリーに近い能力っがあった。
厳密な意味でのサイコメトリーとは少し違うが未来予知を逆演算することによって過去に起きた事象の推理や再確認を可能に方法であり、能力だったがケイトは花奈にこの能力を与えてしまったことを後悔し始めていた。
ケイトが過去に行った願望達成能力を使って行った悪事がバレてしまう可能性があった。
「ほら、花奈も重身なんだから無理をしないで病室に帰ろう」
偽加世はそのふたりを笑いながら見つめて姿を消していた。
そしてその現場の一部始終を見ていた者がいた。
「酷い!あんないたいけない可愛い子に、私に対する悪事はまだしも花奈のやつ!」
そう、偽加世は加世の目からは自分が花奈に見えるよっうに擬態していた。
加世は今すぐにでも花奈を追いかけて八つ裂きにしいたい衝動に駆られていた。しかしいまの彼女にはやるべき事があった。
今ままで一度もやった事がないけど、エネルギーの質量化で例え動けかせなくなっても止血代わりの盛り肉は作れるかもしれない。
そう考えて念を込め始めた時にどこからともなく声が聞こえた。
振り返ると虹色の髪を腰まで伸ばした背の高い美人が立っていて言った。
「あなたって面白い娘ね、DNA螺旋塩基情報の読み取りは私に任せて肉盛りとやらを続けてください。

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救急車が到着した頃には女の子の右手のひじよりも上にある長さ5センチ深さ5ミリくらいの切り傷を残してほぼ再生していた。
出血はまだ続いていたが加世が持参していたハンカチで軽く止血をしたことにしてあったので大丈夫そうだ。
「一瞬、女の子の腕が爆発して吹っ飛んだように見えたけど刃物か何かで切り付けられた時に噴き出した血の勢いが凄すぎてそう見えちゃっただけかもしれません、お騒がせしました」
通報者のひとりがしきりに救急車の隊員に謝っていたがそういうことにしておこうと一緒に協力してくれた人と口車を合わせようとしたがその虹色のロングヘアの美人はすでにそこにはいなかった。

ただひとつ、女の子の腕が爆発したのは確かな事だしそれをやったのは双子の妹である花奈に間違いはなかった。
加世はそう信じて疑わなかった。

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入院していた病院の看護師さんの話によるとあたし、夏乃花奈はその女児が花世に爆破された夜悪夢にうなされていたそうです。

位下の3年生になったばかりの4月の始め生、あたしは友人の家に行った帰り道の途中にある公園を抜ける際にうかつにも睡魔に襲われてしまっていたとのことです。
突然に自分の視力が奪われて周囲が真っ暗になってしまっていた。
最初はその睡魔のせいだとばかり思っていた。
しかし何度自分のほっぺたを叩いたりつねったりしてもただただ痛いだけで視力は回復しなかった。
真っ暗な密室の中に閉じ込められたかのような恐怖があたしを襲いあたしは周りにいるであろう誰かに助けを求めて叫んでいた。
「助けてぇ、!誰か!助けてぇ!ケイトお兄ちゃん!」
あたしがいくら大きな声で叫んでも誰も返事をしてくれなかった。
突然に自分の平衡感覚が狂ってあたしは地面の上で倒れて左側頭部と左肩を激しくぶつけてしまいました。
左肩を触ると何かぬるっとした触覚とともに激痛が走り回っていたんです。
『そんなことなんてあり得ない』
立ち上がろうとしても思うように立ち上がれない。それどころか上半身でさえ起こすのも無理な気がした。

やがて自分の周りで大きな少年たちの声が聞こえてきた。
また予知夢か?と思っていたがそれは夢などではなく、現実だとすぐに思い知らされた。
「おいおい、、いい年頃のグラマスな姉ちゃんがこんなところで寝ていたら『どうぞ私を犯してくださ〜いな〜んて言って』いるようなものだぜ」
夏乃花奈が言ったのが聞こえた『犯して』と言う言葉の意味がわからなかったがやばい状況だと思った。
今のあたしは視力を奪われたばかりかまともに立ち上がれず、腕どころか手首さえっ曲げる事も出来なかった。
指一本さえ動かせない、それどころか視力も奪われて自分が何人の男に取り囲まれているかさえ、判別がつかなくなっていた。
「おいこいつ生理用パンツを履いているぜ、絶対処女じゃねーな」
その意味もわからなかったがその生理用パンツが一気にかかとまで下げられた感覚がした時、あたしの勘は警報を鳴らし続けていた。
「きゃー!」
絹を引き裂くような悲鳴は誰にも聞こえなかった。
「おねがい、誰か助けて!」
近くで若い男女が楽しげに語り合う会話、自転車を漕ぐ音、それらは聞こえているのに花奈の存在は全く蚊帳(かや)の外だった。
「い、い、いやぁ〜」
あたしはありったけの記憶の中からこうなる可能性を探り出そうとしていた。しかしそれは何者かと自分が生理の時に気色悪い赤い液体とどろどろとした赤黒いかたまりを出すワレメちゃんの中の孔にかたいモノを力ずくでねじ込まれている未来予知があったことをやっと気が付いた。ついさっきまではそんな可能性を帯びた予知の可能性はなかったはず、それに思考能力を誰かに剥奪(はくだつ)されていたことに花奈自身が気が付かなかた。あたしの頭脳はただの8才児、小学3年生以下になっていた。
「痛〜い、熱いよ、張り裂けそう」
あたしは何度か自分のお腹の中に何か熱くてすべりのわるい何かが引いては押し、引いては押しを繰り返して上に向かって、お腹の中をひろげられているうちにそれの先のゴムのようにすべりの良くないところが突然にピク、ピク、と震え始めるとそれ全体が花奈の大事な穴を押し広げた状態のまま激しく脈打ち始めていた。
『パーン!パーン!パーン!パーン!パーン!パーン!』と何かがおなかの中であいだをおいてあつくなった気がした。
「あ、あ、あ、あ、あ〜、あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!いやぁ!いやぁぁ〜‼︎いた〜い!・・・・はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、」
肩で息をしているあたしに向かってその男は冷たく言い放った。
「なんでぇヤッパっり女はショジョに限るよな」
ショジョの意味はわからなかった。
ふたり目は最初は花奈には興味がなさそうに
「からだつきはいいけどよぉ〜しょうべんくさいからやだな」
だっと言っていたからすぐにやめてくれると思っていた。
小学入学前の知能でも『しょうべん』の意味はそれが『おしっこ』であることくらいはすぐにわかった。
しかしあたしの中で自分のモノをあばれさせてあえぎながらぜんしんをけいれんさせて上半身を何度もよじらせている姿をみていたら興味を持ったのか花奈の中に何回も出した。
その後の警察の事情聴取と兄からの説明で多少は理解していた、つもりだった。
その直後にあたの視力の一部が解放されていた。
相変わらず相手の顔は良く見えにくかった、しかしまったく知らないわけでもない顔が混じってはいたような気がしたが明確には思い出せなかった。
相手が変わるたびに自分の膣穴から流れ出す血を見て気分が悪くなってきた。
しかしその間にたくさんベトベトとした水を数人の男にからだじゅういっぱいにぶっかけられていた。
「いや、いやぁ、いやぁ、おねがいもうゆるして」
あたしがそう言ったが次の男は花奈をよつんばいにさせてバックから入れてきた。
「おねがいなんでもしますから許してください」
あたしは泣きながら言った。それがわなだとは気が付かずに。
男のひとりが言った。
「よーしこれからかなちゃんしゅえんのあだるとびでおのほんばんさつえいかいのはじまりだよぉ〜」
その時に見慣れた顔の男が花奈の穴に太く立派なモノを入れようとしていた男を殴り飛ばしていた。
「お兄ちゃん!」
自分は助かったと思っていた、しかしその時にはケイトお兄ちゃんの腹にむかって台所でママがよく使う先のとがった包丁がとんできたかとおもったら深々と突き刺さっていた。

今冷静になって考えてみればそれは過去夢でした。

ーまた、の彼女は佐原花梨が崖理事長のロボットな方ー
崖尊師はそういうと菜摘の脳の中にダイブしてたちどころに元観萌さんを名乗っていた存在を捕まえて陵辱し始めました。
それはもう毎日のように4年間も、最初のうちは抵抗を試みていた彼女でしたがやがて菜摘さんの体から追い出されるように逃げるとさらに追い打ちをかけるように強姦され、目は虚になり口から泡を拭くようになりました。
「言え、お前は誰だ?」
「私は、佐原.......」
そう言いかけた途端四つん這いにさせた彼女の膣にいきなり大きく膨らませた陰茎を捻り込みながら言いました。
「この裏切り者め成敗してくれるわ」
そう言うと彼女の身体は機関銃のような射精で粉砕されていました。
しかし彼女の身体はすぐに復活してしまいます。しかしそれは彼女自身が望んだことではありませんでした。
拷問?洗脳を繰り返すためにわざと復活させていました。
「お前は花梨だ」
「はいわかりました」
彼女がそう言うと崖尊師と名乗る男は今度は少し緩やかに腰を振り出していた。
「あ、あ、あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ、ぁ、すてき、尊師様」

ー秋種加世も、特には夏乃花奈は崖尊師と名乗る男はけど、助けてに来てかった、ケイトお兄ちゃんの現達成能力に個行方を気を剛によりー

気がつくとあたしとケイトお兄ちゃんは、ふたり部屋の中にあるふたつのベッドの上でそれぞれ並んで寝かされていた。
医療法人崖〇〇グループ付属病院、ベッドのすぐ隣にあったワゴン台に乗っていた入院手続き書にはそう書いてあった。
「その内容を確認していたら隣のベッドの兄ケイトが目を覚ましていた。
お腹にグルグル巻いた包帯が痛々しい。
「お兄ちゃんごめんね」
当然彼の入院理由は大勢の男たちに強姦されていた花奈を助け出そうとして、男の中のひとりが隠し持っていた刃渡り30cmの出刃包丁に刺され出血多量と臓器損傷で失命の可能性もあったと若い女性看護師から聞かされていた。
それを花奈が言うとケイトお兄ちゃんはだけ少し微笑んでくれた。
そして彼の口からは信じられない言葉が飛び出していた。
「血のつながりがなくても大事な妹を守るのは当然のことさ」
「えっ?」と花奈が小さく叫ぶと兄ケイトは「シー」っと言って手招きをして自分のベッドの側面に座るようにうながした。
「花奈には乱暴な6人男たちに襲われて酷い目に合っていたのにすぐに駆けつけられなくてすまない」
とケイトお兄ちゃんは謝った。
「どうして?真っ直ぐに帰って来いと言われたのに言うことをきかなかった、あたしが悪かったのに」
あたしは自責の念にとらわれていた。そしてその時のあたしは気がつかなかったが思考力も8才児のままだった。
「でもまだよかったよ、襲われたのが花奈が生理の始まったばかりの時で」
ケイトお兄ちゃんは冗談まじりに言ったつもりだったかもしれないががあたしにはその意味はまったく理解できていなかった。
「実は僕と父は本当の親子だけど花奈と加世は再婚相手の幸恵さんの連れ児だったんだ」と打ち明けた。
ケイトお兄ちゃんは入院中に父と母のなりそめや、最初に姉妹がこの家に来た時の話をした。
最初から人見知りだった花奈と違い、逆に怖いもの知らずだった加世は兄としてヒヤヒヤものだったと面白くおかしく話してくれた兄ケイトは花奈にとってより信頼のおける存在になっていた。

1週間して花奈はケイトお兄ちゃんよりも先に退院していた。
花奈にとって学校帰りのケイトお兄ちゃんのお見舞いは日課になっていた。そしてそれも1週間過ぎようとしていた。
まだ深い傷口が裂けやすいと言う理由で兄ケイトはベッドの上で絶対安静の身となっていた。
「加世はどうしている」とケイトお兄ちゃんは花奈に聞いてみた。
「なんか知らないけど、宇宙エネエルギーを使った、肉体とか物質のさい構築築の研究とかやっているみたい、花奈には難しすぎてよくわからないんだけど」
苦笑いを浮かべながら加世は言った。
じゃあ幸恵さんは?」
兄ケイトは今度は花奈と加世に血のつながりのある幸恵について聞いてきた。
「あの人、って言っていいのかわからないけどほとんど家に帰ってこないの」
その時に花奈は兄ケイトが含み笑いを浮かべた事に気がつかなかった。
「花奈、悪いけどナースコールボタンを押してくれないか?」
「どうして?」と花奈。
「紙おむつがそろそろ限界、漏れちゃう」
あたしはその時はまだ尿管カテーテルというものがあることさえ知らなかった。
なんでもっと早く言わないの?と思いながら花奈がナースボタンを押すとあわただしい声が響いてきて看護師が申し訳なさそうに言った。
「すみません、当病棟はさっきから緊急の容態変化の患者様が激増していまして、お手数ですが出来ましたら家族の者で対応していただけるとありがたいのですが」
「だそうです」
あたしがそう言うとケイトは思い込んだように言った。
「さすがにそれは実の兄妹じゃない花奈に任せるわけにはいかないよ」
ケイトお兄ちゃんは一度は自分でパジャマズボンを下ろして紙おむつの『ベリッ』と言うカギ爪のシールをはがすと腰を浮かせ、紙おむつ自体を自分の尻から抜こうとしたがほうちょうにさされたばしょがいたかったのか思いっりき顔をしかめた。
「無理よ、ケイトお兄ちゃんひとりじゃ、やっぱり」
あたしはそう言うとケイトの腰を少し持ち上げなががら紙おむつを素早く抜こうとして少しはずかしいモノを目に入れてしまった。
「ケイトお兄ちゃんがあたしにお嫁さんしてくれたら嬉(うれ)しいなと言ってほしいと願ってた」
「大好きだよ、花奈〜!」
ケイトお兄ちゃんが叫んだ その時のあたしは少し、いやかなり浮かれされてかもしれない。
あたしは思わず口にしてしまっていた。
「花奈に僕の赤ちゃんを産んでほしいな、双子の女の子がいい」
『僕は育ててやる手伝いをする気なんてないけどな、良いおもちゃに育ててやるよ』
ケイトお兄ちゃんはそう言うと自分の股間に立ちそびえている立派なモノの槍のようなカギのようなものの先頭から溢れ出しているぬるっとした液体をあたしに舐めまわしてほしいと願って いた。
その時のあたしにはためらいという選択肢は存在しなかった。
ケイトお兄ちゃんはあたしにベッドにのぼって自分の反り返った大きくて太く、長い陰茎を見つめながら一気にそのいちじくのような感触の膣穴に入れてほしいと願っていた。
そして一気に腰を落として奥深くまで愛液で浸しながら差し込んで気持ち良い声で喘いでほしいと願っていた。
「あ〜!」
全身を駆け抜けた快感で喘ぎながら僕の陰茎を愛液でひたひたに濡らして欲しいとケイトお兄ちゃんはあたしに願っていた。
「あ、あ、あ、あ、あ〜!あ〜!あ〜!」
多分ナースセンターまで響き渡りそうな声だったが誰も気が付かないでくれと願っていた。
僕が喜ぶ顔を見たいからどんな恥ずかしいことでもよろこんで花奈にはどんな事もして欲しいとケイトお兄ちゃんはあたしに願ってくれていた?。
たとえそれが双子の姉の加世を怒らせたりにくまれることになったとしても。
花奈にはゆっくりと、次第に腰の動きを早めてゆきながら息を荒げ始めて欲しいとケイトお兄ちゃんは願っていた。あたしはそれに同意した。
「あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、」
僕が花奈が腰を振るたびに揺れ動いている大きな乳房を見られていることに花奈にも気がついて欲しいとあたしにお願いをしてくれてた。
少し恥ずかしいそうに僕の両手をとり花奈自身の胸にあてて揉んでもいいよって言ってほしいとあたしに心の声でお願いをしていた。
『あたしのなかあのあのひのいやななおもいでもケイトお兄ちゃんのためならうれしくてとおっても気持ちがよかった』花奈はそう思っていたようだったがそこは一生トラウマに抱えてほしいとケイトは願っていた。
『ねえ、ケイトお兄ちゃん、あたしたち結婚するんだからさいごまでいっちゃってもいいよねぇ』
誰がするかよバーカ、ケイトお兄ちゃんはその本音を隠していたんだね。、、
でも今はもういいから。そんなことよりも今は。

「ケイトお兄ちゃん、ダメ、またおしっこ漏らしちゃう」
花奈がそう言っても僕ははこしをふるのをやめなられなかった。こんなにも気持ちが良いことなんてやめられない
「あ、あ、あ〜!だめぇ、花奈ったらさっきからずっとケイトお兄ちゃんにおしっこかけているよぉ、はずかしいよぉ〜」
そう言われれば言われるほど僕は嬉しくなった。もう腰を振るのをやめなくて良い理由を思いつくのを願ってた。だから僕はこしをふるのをやめなかかった。
「ケイトお兄ちゃんは女の子におしっこをかけられるとうれしいの?」
意外とその答えは花奈が教えてくれたケイトお兄ちゃんは笑いながら答えてくれた。
「それはおしっこなんかじゃないよ国とか人によって言い方が違うけど、愛液とかラブジュースとか言って花奈が僕をたくさん愛してくれているから滑りを良くするために必要だから、僕をたっくさん愛している花奈がそれを出してくれるのさ、僕にとっても嬉しい花奈からの愛の贈り物だよ」
もちろんそれはセックスのハウツー本で読んだ付け焼き刃だ、要は気持ちよけさえすれば、それで良い。
「むずかしいことはばかり言うケイトお兄ちゃんなんてきらいだ、よ」
ケイトお兄ちゃんは正直言って助かったと思っていた。そしてあたしはケイトお兄ちゃんのじぶんにささっているそれにつたってながれているそのしろくあわだってるさわると温かいえきたいをみて言った。
「じゃこれはおしっこじゃなくてラブラテだね、ミルクラテみたいに美味しそうだもの」
しかしそれはゆびですくってなめてみたらおもったほどあまくはなかった。と言うかほろ苦かった。
今思えばこれがあたしのケイトお兄ちゃん対する恋の末路を暗示していたのかもしれない。
それにケイトお兄ちゃんいう『愛』とあたしの思っていた『愛』がまったく違う別の物だと気がつくはずもなかった。

「あ、あ、あ、あ、あ、お兄、ケイトお兄ちゃん、大好き」
花奈のお腹の中のなにかがピック、ピックととふるえて花奈のお腹の中に温かいものが『ピュッ、ピュッ、ピュッ、ピュッ、ピュッ、ピュッ』といきおいよくふきだしていた。
「あ、あ、あ、あ、あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ、あたし、の愛するのはお兄ちゃん、いまあたしのお腹の中にあかちゃんたねがたくさん入った、ケイトお兄ちゃんはだれにも渡さないから、ケイトお兄ちゃん、今度は花奈を抱いて、あたしがよこになるからあたしを見下ろしながらあいつらから受けた傷をいやして、きっとあいつらはあたしの才能に嫉妬した加世ねえが仕向けた刺客よ、だから不良仲間を集めてあたしにらんぼうなことをしたにきまっているわ」
僕だっていっときは物書きを志した時期があった、しかしついさっきの花奈が言った『ラブラテ』には正直言って嫉妬した。
『だからというわけではないが花奈には意地悪をして悪役を演じてもらうことにした。』
『しかし僕はこの時、後々に監視カメラというデジタルタトゥーが残されていてそれが利用するつもりだったが面倒な事になると知ったのは後々の話。』
『それから僕は花奈に仰向けになって寝てほしいと願うと目を閉じていた花奈の手を取り僕の陰茎を握らせていきり勃った陰茎を握らせると花奈に自分の膣穴に誘導するように願った。』

『ボクは花奈の大事な穴に挿し込み押し込みながら花奈のふたつの大きな胸のふくらみの真ん中にそれぞれひとつずつある淡いむらさき色の干しぶどうをくわえて吸い出すと彼女は全身をなにかが駆け抜けて花奈は思わず僕のお尻に回していた腕を引き寄せてしまっていた。』
『いきなり僕の陰茎が花奈の膣穴の奥まで入って彼女が思わず大声で叫んだ時は正直言って僕は焦ってしまっていた。』
「あ〜!」

「うれしい!花奈、ケイトお兄ちゃんにものすご〜くあいされている、花奈もお兄ちゃんっだいすきぃ、花奈、ケイトお兄ちゃんのことすごくあいしている」

『セックスフレンドとしてな、と僕は言おうとしたがやめてしまっていた。』
『どうせ理解できないのが関の山だ』

「ああ、あ、あ、あ、あ〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ〜!あー!あ、ぁ、‥‥‥はぁ、はぁ、はぁ、」
その後、家族会議で確認した病院側が提出した監視カメラの映像によるとあたしはそう絶叫しながらも首を激しく横に振って、上半身をのたうち回らせていたそうです。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、ケイトお兄ちゃんだいすき、あいしている」

あたしは自分の意思でケイトお兄ちゃんを愛していたと思い込んでいた。
でも実際にはあたしはケイトお兄ちゃんにそう思い込むように操られていただけだった。 

「その時のあたしときたらすごおいバカで、性的な行為を意味する愛の意味も、その結果にともなう意味も考えられなかったんです」
双子たちの授乳を終えて再び元の位置に戻って花奈は泣きながらちゃぶ台に顔を伏せていた。
ちゃぶ台に顔を伏せて泣いていた花奈が加世と私に顔を少し向けていった。
いくら思念の身による伝達とはいえ花奈にとって過酷で辛い過去をさらすのは身も心も引き裂かれる思いだろう。

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「あ、あ、あ、あ、あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ、あたし、の愛するのはお兄ちゃん、いまあたしのお腹の中にあかちゃんたねがたくさん入った、お兄ちゃんはだれにも渡さないから、お兄ちゃん今度は花奈を抱いて、あたしがよこになるからあたしを見下ろしながらあいつらから受けた傷を癒(い)やして、きっとあいつらはあたしの才能に嫉妬した加世ねえが仕向けた刺客よ、だから不良仲間を集めて」

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今思えば最悪のタイミングでビデオの映像のそのカットは止められていました。
凶暴な姉と淫乱な妹のイメージがつくり上げられていった事におバカなあたしはもちろんのこと、利発な加世ねえも彼らの罠にまんまと嵌(は)められていたんです。
しかもさらに数回にわたってケイトお兄ちゃんをあたしが誘い込んで射精させていると思わせるシーンや、あたしのケイトお兄ちゃんに対する求愛行動が赤裸々に映し出されていた。

まずあたしは母親であるはずの幸恵さんに平手打ちで2回叩かれて、父親に拳骨で下っ腹を殴られた。
そして当然の事ながら相当な怒りようであたしに対して怨みをぶっつけるかのように言った。
「はぁあ?寝言言ってるんじゃねえよ、あたいがなんでテメーごときに嫉妬(しっと)しなくちゃいけないだよ」
父親に下腹部を殴られて後頭部激しく床に叩きつけられてお腹を両手で押さえて横向きに倒れている身動きの取れなくなったあたしのお腹をさらに加世ねえのスニーカーが蹴(け)りを入れた。
「やめてぇ、あたしとケイトお兄ちゃんの赤ちゃんが死んじゃう」
あたしはよく考えもしないで加世ねえを激昂(げきこう)させるような事を言ってしまっていた。
続けて強烈(きょうれつ)な蹴りが入った。
「テメーは淫魔刑事のクセに近親相姦が最大のタブーだという事さえ知らないのか?」
あたしはそのときにちゃんと謝るべきだった。しかしその時にあたしの口から出た言葉は。
「加世ねえなんて大嫌い、あたしに嫉妬して醜いったらありゃしない」
言ってしまってから今度こそは殺されると思った。加世ねえだってあたしほどではないに質量をエネルギーに変換する応力は持っていた。人間のひとりやふたり、いや、500人くらいなら簡単にチリに変えられる。もっもともあたしはこの惑星ごと消し飛ばせるとケイトお兄ちゃんが言っていたが。あたしはその言葉に浮かれていた。
でも大好きなケイトお兄ちゃんが間に入ってくれて花世ねえの暴行を止めてくれたから
「今のは確かに花奈の言い過ぎだが大事な赤ちゃんが宿ってる女かを蹴るの許される事じゃないよ」
加世ねえにピシャリと言ってくれたケイトお兄ちゃんの後ろ姿はとても頼もしく感じったがその時にあたしのケイトお兄ちゃんが加世ねえにどんな顔を向けていたかまでは考えが及ばなかった。
加世ねえは険しい顔のまま「あなた、本気っでこの星を滅ぼす気?」と言い放った。
あたしはその言葉の意味をまったく理解できていなかった。
そして自身の擬似サイコメトラーがうまく機能していれば母を名乗る幸恵が智さんという亭主持ちで、幼稚園に通っていた頃にあたしの友人でもあった
ハルサメちゃんの義理の母親であり今ここにいるべき人物でなかったことも気が付かなかった。

父親には我が家の恥とまで言われ医療法人崖〇〇グループ付属病院の産婦人科にこっそり入院させられる事になった。
兄ケイトの誘導で見舞客は誰も来ず優しかった兄ケイトも週に2回くらいしか会いに来なくなっていた。

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そして久しぶりに兄と一緒に図書館に、外出した移動に使った電車の中で花奈は死ぬ運命にある幼女の夢、をみた。彼女のイメージが消えないうちに必死になって探してやっと助かるルートを発見してお花畑で遊んでいた彼女を見つけてブランコやシーソーのある公園で一緒に遊ぼうとさそった。
そうすればその子は100%無事とは言えなくても軽い怪我程度で済むはずだった。
しかしその子から花奈はほんの一瞬だけ目を離してしまった。
兄ケイトが「何か食べたものはないのか?」と声をかけてきたからだったが。
花奈は視線だけを彼に向けて「私は今食べたいものないよ」とだけ答えた。
その時に視界の外の方から爆発音が公園中に轟(とろど)いた。慌てて女の子の方を見るとその子の右腕が血を吹いて肩あたりから先が無くなっていて、その肩から恐ろしい程に大量の血が勢いよく噴き出しているのが見えた。
その子はスローモーションでもみているかのようにその場にへたり込むようしゃがみ込んだ後ろに倒れた。
そしてその子をせせら笑いながら見下ろす血まみれの見覚えのあるある少女、それは双子の姉の加世だった。
彼女が背を向けてその場をさるのが見えた。
『全部私のせいなんだ、私が余計なことを言って姉を怒らせてしまったっばかりにあの子は私への当てつけに」
そうつぶやくと花奈はレスキューに自分のスマホで電話をしていた。
『無駄だ、今からレスキュー隊の車が本部を出てもどう未来予測しても道の混雑で30分はかかってしまう。それまでにその子は体全体の血液量の1/3以上を失ってしまう可能性以外考えられなかい』
なんとかしなくちゃと言う焦(あせ)りばかりが空回りして花奈はただその女の子の命の灯火が消えるのを見ていることしかできなかった。
病室に帰ると花奈はどっと疲れが出て目立つほっど大きくなったお腹を抱えながらベッドの上でに登っていた。

「あたし、一体何をしているんだろう?あたしが良かれと思ってやった事は全て裏目に出てしまった」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「花奈はその頃から、いいえ、それ以前から内に、内に引きこもりがちな娘でした、でも私も深く考えるべきだったんです、我が家はそもそも5人家族だったのか?父親と母親は何者だったのか?」

そのあと花奈はその子のことが気になってひとり病院を抜け出して事件が起きた現場に思い足取りで向かっていました。
これもケイトが仕組んだことです。

その事件現場にはブルーシートが敷かれていて花が添えられていました。
もちろんその子は死んでいません。私と見知らぬレインボーカラーのストレートロングヘアのお姉さんが救命処置をしたからです。
警官たちはすでに引き帰った後で誰もいませんでした。
ただしケイトが手配したやさぐれ集団を除いてでした。
花奈は突然茂みから飛び出してきた複数の男達にに身重の体のまま再び乱暴に犯されて、意識不明の重体で倒れているところを発見されました。幸い破水はしていなかったと紙カルテと電子カルテには書いてありましたがそれは全くの出鱈目でしたしそれを知ったのは私があいつらの罠に嵌められて殺されそうになっていた頃でした。

ーこの事も兄ケイト馬鹿によく願望達成能力に能力により転は気苦にしたー

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

あたしは再び病院のベッドにひとりぼっちで寝かされていた。
正確には民間の病院というよりは収容所の保健衛生管理室のような部屋でした。
今のあたしでもうまく理解出来なかったのですからそのときのあたしはケイトお兄ちゃんがこった。
しかし、あたしの両手首には冷たい手錠がふたつずつ、両側の固定された鋼鉄の柵に、足首にも ご丁寧(丁寧)にふたつずつの手錠(足錠?)がやはり固定された鋼鉄の柵につながれていた。
悲しい事におなかの中の子はもう居なかったった。
カルテ上では私は破水した事には処悔なってなかったはずです。
でもそのときのあたしはなにも考えられる状態ではありませんでした。
でどう言った理由で?考えていたら院内アナウンスが病室天井のどこからか聞こえてきた。
『これから巡回で取り調べを実施します、朝食がまだの方はお早くお食べてください』
そんな事を言われてもあたしにはまだその朝食なるものは提供されていなかった。
しばらくして鋼鉄の網窓付きのドアが開くと警官というよりは軍人風の服を着ている男が3人程入って来た。
「お前が善良な大病医者4人の命を奪った極悪犯だな!」
しかし次の瞬間からあたしはなにもかんがえらなくなって今した。
ただ判ったのは病室のカレンダーが9月ではなく2月になっていた事だけです。
「こんなに身体が発達してまだ小学2年生か?信じられないな」
お巡りさんらしいひとがいいました。
ものがほとんど見えない、聞こえにくい状態に、まわりがまっくらとかじゃなくて一応は見えてはいる聞こえてもいる、なにをしていてなにをいっているのですが、それが何か?と聞かれても説明がつかないというべきでしょうか?

「身元の確認はまだ取れていないのか?」

ーな日?ー

「いいえ、一応は取れてはいるのですが」

ー今日は狂犬か?

「なんだ、奥歯にものがはさまったような言い方は?」

ー今日はアンドロイドか?ー

「崖〇〇電気グループをご存知でしょうか?」

ー信長、崖理事長ならもう居ないー

「そんなものだれだって知っているだろうが?全国の電力会社をかげで操って原子力発電に関する大元締めだという噂(うわさ)もあるがな」

ー【地神】たちの魔国ー

「そのお元締めの崖理事長の隠し子だという噂がありまして」

「なるほどそれでこの事件に関しては隠密に、世間やマスコミなどには知られるな、という公安やら内閣調査室からの特命が掛かって来たわけだな」

「それはそうとして去年の暮れにこの娘、いや女児が産んだことになっている双子の赤ちゃんはどうしている?」

あきらかにあたしのきおくとはくいちがいがある、そんなきはしていました。

「事件当時は破水しかけていて流産しかけてかなりの早産でしたがなんとか持ちこたえたようです、その後も成長は続いて今は3kgを越えているようですね」

うそ!あの娘たちはころされた、あのみにくいおとなたちに!

「ある意味化け物だな、それにしてもこの娘も小学3年生の頭脳に15才以上のダイナマイトボディか?」

「どうだ役得で1発ずつやっちまわないか?どうせ本人もなにをされているのかわからないだろ?」

その言葉を聞いたときにあたしの身体を説明できないおもらしに似た感覚がおそってきました。

その次の瞬間、あたしのパジャマズボンとパンツを同時に脱がされて開くように両足を持ち上げられるとあのケイトお兄ちゃんのものよりも親指よりもはるかに熱くて太くてかたいなにかがあたしのおなかの下からちからづよく挿し込まれていました。

「いやぁ〜!いたいよぉ」

叫ぶ声が建物中に響き渡っている筈なのにだれもたすけにきてはくれませんでした。

「ぁ、、あ、あ、あ、あー!あ〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ〜!あ〜!あ、ぁ、………はぁ、はぁ、はぁ、 どうして、どうしてあたしはいつもこんなにもいたいめにあわされなければいけないの?」

あたしのおなかはつなみのようなどとうのだくりゅうにのみこまれてみもこころもゆらされつづけて、やがてしんそうにしずみかけていました。
しかしそれだけではかみさまはゆるしてはくれなかったようでした、だいに、だいさんの津波のだくりゅうがわたしをのみこみました。

「あ、あ、あー!い、い、いやぁ〜なんで、なんでみんなであたしを苦しめるの?あー!あ〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ〜!あ〜!あ、ぁ、………はぁ、はぁ、はぁ、だれかだれでもいいからあたしを、たすけて、どうしてお兄ちゃんはたすけにきてくれないの?愛していると言ってくれたのはうそだったの?」

かんがえているじかんものうりょくもあたえられないままあたしはつぎのツナミのだくりゅうにのみこまれていた。

「あー!あ〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ〜!あ〜!あ、ぁ、………はぁ、はぁ、はぁ」

気がつくと別の男と交代をしていました。

「どうした?久々に女房以外の女とやった感想は、これでもおまえさんちの娘さんよりも若幼いんだぜ、確か小学6年生だろ?」

「確かにすごいそそるものがあったんですが何か違和感を感じまして」

さっきまでさんざんあたしの中に出してくれた男が言った。

「なんだ、言ってみろ」
頭の上から声がした。責任者かもしれない。

「それがぬるぬるしているのは確かなんですがどうやら膣の中からも大量に同じは精液が液体が出ているのか抵抗と凍るような冷たさが」

「よお、このメスガキ、信じられないくらい中がぬるぬるしていて最高だぜ、もっと激しくやっての大丈夫すかね?」

そう言いながらその男子は容赦無くあたしの腹をしたから何度も何度もすごい速さで勢いよく深くまで突き刺して来た。

その都度、おしっこを漏らし時のような言い尽くせ合い解放感が襲ってきました。

そして強い水鉄砲で中から撃たれたかのように。

「あ、あ、あ、あ、あたしのあ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ〜!あ、ぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、」

『この時の相手が心を許せる好きな人なら身を任せても構いません、しかし心を許せない相手、はやい話が好きでもなんでのない人に身体を強制的いじられたら拒絶するべきです』

誰かの声がとつぜん頭の中に降りて来ました。

『でも好きな人と好きでない人の区別はどうしたらいいんしょうか?』
あたしはその見えない声の主に対してききかえした。

『僅(わずが)かな違いを感じなさい、気にもとめていなかったところにひっそりと隠れていますよ、その悪意は』

「あ、あ、あ、あ、あー!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!ああ“〜!」
私はありったけの声で叫びながらを捩(よじ)らせていた。

その声の主が誰だったか全く思い出せなかったがひとつだけわかったことがある。

この男は1nm(ナノミリ、0.000000001ミリ)もあたしを愛していないと言うことだ。
そしてこの男たちは刑事でもなければ警察官でも医者ないとは思っていた。

「最高っすね、ほんと先輩のいう通りっす。

「いや!、いや、い、い、いやぁ〜、い、い、いやぁ〜!」

おなかが破裂しそうな感覚もそうだったが1度や2度ではない過去に1度見た感覚が私を惑わせていた。

既視感といったら良いのかかつて味わった感覚が蘇ってきていた。

「ケイトお兄ちゃんがあたしにお嫁さんしてくれたら嬉(うれ)しいなと言ってほしいと願ってた」
「大好きだよ、花奈〜!」
ケイトお兄ちゃんが叫んだ その時のあたしは少し、いやかなり浮かれされてかもしれない。
あたしは思わず口にしてしまっていた。
「花奈に僕の赤ちゃんを産んでほしいな、双子の女の子がいい」
『僕は育ててやる手伝いをする気なんてないけどな、良いおもちゃに育ててやるよ』

しかし、ケイトお兄ちゃんはそう言うと自分の股間に立ちそびえている立派なモノの槍のようなカギのようなものの先頭から溢れ出しているぬるっとした液体をあたしに舐めまわして、ほしいと願って いた。
その時のあたしに傍目ら厭いう選択肢は存在し無かった。
ケイトお兄ちゃんはあたしにベッドにのぼって自分の反り返った大きくて太く、長い陰茎を見つめながら一気にそのいちじくのような感触の膣穴に入れてほしいと願っていた。
そしてに腰を落として奥深くまで愛液で浸しながら差し込んで気持ち良い声で喘いでほしいと願っていた。
「あ〜!」
全身を駆け抜けた快感で喘ぎながら僕の陰茎を愛液でひたひたに濡らして欲しいとケイトお兄ちゃんはあたしに願っていた。
「あ、あ、あ、あ、あ〜!あ〜!あ〜!」
多分ナースセンターまで響き渡りそうな声だったが誰も気が付かないでくれと願っていた。
僕が喜ぶ顔を見たいからどんな恥ずかしいことでもよろこんで花奈にはどんな事もして欲しいとケイトお兄ちゃんはあたしに願ってくれていた?。
たとえそれが双子の姉の加世を怒らせたりにくまれることになったとしても。
花奈にはゆっくりと、次第に腰の動きを早めてゆきながら息を荒げ始めて欲しいとケイトお兄ちゃんは願っていた。あたしはそれに同意した。
「あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、」
僕が花奈が腰を振るたびに揺れ動いている大きな乳房を見られていることに花奈にも気がついて欲しいとあたしにお願いをしてくれてた。
少し恥ずかしいそうに僕の両手をとり花奈自身の胸にあてて揉んでもいいよって言ってほしいとあたしに心の声でお願いをしていた。
『あたしのなかあのあのひのいやななおもいでもケイトお兄ちゃんのためならうれしくてとおっても気持ちがよかった』花奈はそう思っていたようだったがそこは一生トラウマに抱えてほしいとケイトは願っていた。
『ねえ、ケイトお兄ちゃん、あたしたち結婚するんだからさいごまでいっちゃってもいいよねぇ』
誰がするかよバーカ、ケイトお兄ちゃんはその本音を隠していたんだね。、、
でも今はもういいから。そんなことよりも今は。

「ケイトお兄ちゃん、ダメ、またおしっこ漏らしちゃう」
花奈がそう言っても僕ははこしをふるのをやめなられなかった。こんなにも気持ちが良いことなんてやめられない
「あ、あ、あ〜!だめぇ、花奈ったらさっきからずっとケイトお兄ちゃんにおしっこかけているよぉ、はずかしいよぉ〜」
そう言われれば言われるほど僕は嬉しくなった。もう腰を振るのをやめなくて良い理由を思いつくのを願ってた。だから僕はこしをふるのをやめなかかった。
「ケイトお兄ちゃんは女の子におしっこをかけられるとうれしいの?」
意外とその答えは花奈が教えてくれたケイトお兄ちゃんは笑いながら答えてくれた。
「それはおしっこなんかじゃないよ国とか人によって言い方が違うけど、愛液とかラブジュースとか言って花奈が僕をたくさん愛してくれているから滑りを良くするために必要だから、僕をたっくさん愛している花奈がそれを出してくれるのさ、僕にとっても嬉しい花奈からの愛の贈り物だよ」
もちろんそれはセックスのハウツー本で読んだ付け焼き刃だ、要は気持ちよけさえすれば、それで良い。
「むずかしいことはばかり言うケイトお兄ちゃんなんてきらいだ、よ」
ケイトお兄ちゃんは正直言って助かったと思っていた。そしてあたしはケイトお兄ちゃんのじぶんにささっているそれにつたってながれているそのしろくあわだってるさわると温かいえきたいをみて言った。
「じゃこれはおしっこじゃなくてラブラテだね、ミルクラテみたいに美味しそうだもの」
しかしそれはゆびですくってなめてみたらおもったほどあまくはなかった。と言うかほろ苦かった。
今思えばこれがあたしのケイトお兄ちゃん対する恋の末路を暗示していたのかもしれない。
それにケイトお兄ちゃんいう『愛』とあたしの思っていた『愛』がまったく違う別の物だと気がつくはずもなかった。

「あ、あ、あ、あ、あ、お兄、ケイトお兄ちゃん、大好き」
花奈のお腹の中のなにかがピック、ピックととふるえて花奈のお腹の中に温かいものが『ピュッ、ピュッ、ピュッ、ピュッ、ピュッ、ピュッ』といきおいよくふきだしていた。
「あ、あ、あ、あ、あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ、あたし、の愛するのはお兄ちゃん、いまあたしのお腹の中にあかちゃんたねがたくさん入った、ケイトお兄ちゃんはだれにも渡さないから、ケイトお兄ちゃん、今度は花奈を抱いて、あたしがよこになるからあたしを見下ろしながらあいつらから受けた傷をいやして、きっとあいつらはあたしの才能に嫉妬した加世ねえが仕向けた刺客よ、だから不良仲間を集めてあたしにらんぼうなことをしたにきまっているわ」
僕だっていっときは物書きを志した時期があった、しかしついさっきの花奈が言った『ラブラテ』には正直言って嫉妬した。
『だからというわけではないが花奈には意地悪をして悪役を演じてもらうことにした。』
『しかし僕はこの時、後々に監視カメラというデジタルタトゥーが残されていてそれが利用するつもりだったが面倒な事になると知ったのは後々の話。』
『それから僕は花奈に仰向けになって寝てほしいと願うと目を閉じていた花奈の手を取り僕の陰茎を握らせていきり勃った陰茎を握らせると花奈に自分の膣穴に誘導するように願った。』

『ボクは花奈の大事な穴に挿し込み押し込みながら花奈のふたつの大きな胸のふくらみの真ん中にそれぞれひとつずつある淡いむらさき色の干しぶどうをくわえて吸い出すと彼女は全身をなにかが駆け抜けて花奈は思わず僕のお尻に回していた腕を引き寄せてしまっていた。』
『いきなり僕の陰茎が花奈の膣穴の奥まで入って彼女が思わず大声で叫んだ時は正直言って僕は焦ってしまっていた。』
「あ〜!」

「うれしい!花奈、ケイトお兄ちゃんにものすご〜くあいされている、花奈もお兄ちゃんっだいすきぃ、花奈、ケイトお兄ちゃんのことすごくあいしている」

『セックスフレンドとしてな、と僕は言おうとしたがやめてしまっていた。』
『どうせ理解できないのが関の山だ』

「ああ、あ、あ、あ、あ〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ〜!あー!あ、ぁ、‥‥‥はぁ、はぁ、はぁ、」
その後、家族会議で確認した病院側が提出した監視カメラの映像によるとあたしはそう絶叫しながらも首を激しく横に振って、上半身をのたうち回らせていたそうです。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、ケイトお兄ちゃんだいすき、あいしている」

あたしは自分の意思でケイトお兄ちゃんを愛していたと思い込んでいた。
でも実際にはあたしはケイトお兄ちゃんにそう思い込むように操られていただけだった。

そしてこの病室、いいえ、監獄部屋の外にケイトお兄ちゃんがいることは明白だった。
あたしを犯していた3人の男もまたケイトお兄ちゃんに操られていた。

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「葉類亜希先輩(ボサボサ亜希)は『新世代発達障害』という言葉を知っていますか?」
突然、加世がチラチラっと私と花奈を見比べながら言った。
「それはひょっとして私にケンカをふっかけているのかなぁ!」
思わず私は加世に突っかかってしまっていた。
「すみません、 侮蔑(ぶべつ) する気はなかったのですがそれが一連の事件の発端でした」
急に加世はシュンとして私に謝っていた。
これが本当に「悪魔の花嫁」、じゃなかった「悪魔の加世」と呼ばれていた少女と同じ人物か?と我が眼を疑ってしまう。
「私たちが産まれた頃の話だそうです、国が先導してある調査を始めたそうです」
「乳幼児及び幼児の成長具合に関する調査だったよね」
私は加世に失礼かな?と思いながらも口をはさんだ。
「はい、その結果、『日本の乳幼児、及び幼児、児童までの成長が先進国に対して遅れている』という信じられない結果が出たと内閣の閣議会議で国民に知らされずに極秘で議題に登ったっそうです」
そう言いながら花世はたった今寝かしつけたばかりの花世と加奈に目を向けた。
「実はその調査データーはまったくの出鱈目(デタラメ)だったと当時、私達を窮地から助けてくれた佐原観萌さんに教えていただきました、確かにその当時日本の児童や幼児に発達は先進国のそれに比べて問題があったのは事実でした、しかしそれは一般的な国民さえ含む貧困層の家族がが抱えていた子供たちの栄養失調が原因でした」
それは確かうちの佐原観萌が6年ほど前から主張していた。
観萌は小学生になる前から大人並みの知識と知能を備えていた。特に医学に関しては医大生並みの知識を持っていたと言われても驚きはしない。
「私たちが生まれたのは戸籍上では今の父親は崖理事長の弟である〇〇電気ループの□□乳業会長崖幸太郎と△▽薬品株式会社研究開発主任の比呂由貴の間に出来た双子の娘という事になっていましたが観萌さんが調べた血液検査では赤の他人だったという事です」
あーまた観萌かぁ、と私は思っていた。彼女の知能指数は月輪たちと同年代ながら小学生に入ってからもさらに伸びて異常に知能指数は高く、それだけじゃない不思議な勘の良さを持ていた。
「国はその対策として全国的に母乳を飲ませる母親や乳幼児のためにスキムミルクを無償提供する事にしました、そして幼児や児童に対する給食のパンや、強化米、そして強化加工牛乳の統一化、検討をしていたようです」
達かにそんな話は義母である葉類智恵警察長官から聞いたことがある。
しかしその裏には深い闇があるともきいた。
「しかし全国統一であるはずの給食の強化加工牛乳やスキムミルクなのですが新開発の添加薬品が混入されていた形跡があったそうです、それは一種の成長ホルモン促進剤の役割だけでなく栄養素を少ない食料からでも効率よく吸収を可能とするある意味食糧不足対策を目的として開発された薬品のようなものでした」
どうやらそれが 『新世代発達障害』と診断されて認定された一部の幼児や児童に供与されていた補助食に混入されされていた可能性があったらしいです」
「その結果、少ない食料、そして貧弱な栄養素でもそれを与えられた子ども達は身長と体重が早く大人並みに育ち、初潮を6〜8才で出迎え二次性徴に入って身体つきも見た目も大人の女性になるのですが問題がひとつありました」、
加世はそういうと花奈の方を見た。
いつのまにか泣き疲れて眠りについていたようだ。
「成熟した女性の肉体美と生殖器の機能にわずか4〜5才の頭脳と知識か」
「しかし国の真の目的は別のところにありました」
加世は言うと深くため息をついた。
「子ども達の栄養不足が深刻な食糧貧困国への無償提供です」

「知らない人が聞いたら『日本スゴイ!よくやってくれた、さすが技術の日本!』となりますよね?でもこれにも裏があるんです」
花世はマグカップに私の分と一緒に入れてくれたミルクチャイをひとくち口に含むとは話を続け始めた。
私は自分たち、このふたりの少女、いや女児はまだ救いがあると思い始めていた。
「そう言った国々の多くは、全てとは言いませんが軍事紛争国や国内クーデターの問題を抱えた国が多いです」
「そこでこの『強化加工牛乳やスキムミルク』ですがこれを機会に飲んでたくましく育った男児たちは肉体だけ成長して性に関する知識の乏しい女児たちを欲望のままに強姦して孕ませて自分は兵士として戦場に送られます、女児はセックス産業に回され外貨の獲得に利用されます、または過去のどっかの国のように『21世紀の産めよ増やせよ政策』に協力させられます」
「しかし、私たちはまだ幸運な方でした、観萌さんがサポートしてくれましたが、彼女、佐原観萌さんが私たちにまた4才、しかし中学3年生レベルの思考力と知識を 与えてくれたんです」
「それはなぜ?」と私。
「性産業にとってそういった肉体美的に特になんといったらいいのかわからないですが男性から見て性欲を掻き(かき)立てて、なおかつ女性としては生殖器が、特に殿方の生殖器との結合が上手くいきやすい女性、いいえそれに関する知識の浅い、平たく言うと肉体は若くて美しいダイナマイトボディ、でも精神的な、頭脳、知識、思考能力はなるべく幼い方が良いらしいです」
「要するに買い手の趣向に居合わせて売り手にとっても。買い手にとっても都合の良い商品であるべきと言うことか?」
「それはどういった方法かは詳しくは教えてもらってはいませんがその薬剤はジポンの大手薬品メーカーとヨネスケ合衆国の最大手薬品メーカーの共同開発によるものでした」
「騙されやすくて、性の知識に疎い、いわゆる愛玩具の開発が目的だったようです、と同時に副産物として男児は死をほとんど怖がらない兵器としては最適な人を殺すことさえなんとも思わない冷酷な殺人児童として開発できました」

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あたしはまた、いや、いまだに悪夢の世界にいるのかあなあ?
それともステキなホント?あたしのめのまえにあたしのだいすきな、愛しているケイトお兄ちゃんがあたしがねむっているベッドのよこに立っていた。

「ケイトお兄ちゃん、どうして会いに来てくれなかったの?あたしさびしかったよぅ」
「ああ、ちょっと仕事が忙しくてね、花世は今日もごっこ遊びしていたかな?」
「なにいっているの?ケイトお兄ちゃん、ケイトお兄ちゃんとのあいのけっしょうよ、おなかがあんなに大きくなってそだってていたじゃない」
あたしの赤ちゃんにあわせてだかせてよ、なに?どうしてケイトお兄ちゃん花奈のふくをきゅうにぬがしはじめたの?可奈と花世におちちをあげるじかんなの?だったらどうしていっしょにつれてきてくれなかったの?」
ケイトお兄ちゃん、どおしてきゅうにかなしそうなかおになるの?
「いいからよくきいくれ、花奈、きみは女の子が死んだ事を病室に置いてあったテレビでニュースを見てみて知ってしまったんだ、それは覚えているよね?」
ケイトお兄ちゃんのいったことに花奈は「うん」うなづいた。
「それでね、花奈はお巡りさんに会いに警察に行ってその女の子が亡くなった理由を聞きに行ったんだ、ここもわかるね?」
そのケイトお兄ちゃん言葉にも花奈はうんとうなづいた。
「それでね、その道の途中で花奈はまた悪いおにいちゃん達に犯されてしまったんだ、その時に残念だけどおなかの中の小さな子供は死んでしまったんだ」
「うそよ」
あたしは否定した。でもそのことばにはちからがない、信じたいけどじぶんが信じられない、またあたしは幼いあたしに戻っていました。

かなはかなしみのあまり泣きましました。まわりのものがみえにくくなっていておともこえものいずだらけでききとりにくくなっていました。

おそわれたきおくがたしかにあって、おなかのしたのまたのあいだのあなにお兄ちゃんのまたにあるものと同じ、あつくてかたくておおきくてこわいほどながいものをなんどもなんどもくりかえしておくまでいれられたり、ひきぬきだしかけられたりをくりかえされました。
そのたびにすっごくおおきいおやゆびのさきのかたくてかさみたいにひろがったぶぶんがかなのおなかのなかをしたからうえに、、うえからしたに、なんども、なんどもうごくたびにそこがいったくてあつくて、おなかのふくらんだぶぶんがすごくいたくてかなはおもわずさけんでしまっていたの。
「いやいたい、いた〜い!いやぁ!い、い、いやぁ〜いやぁぁ〜‼︎

ケイトお兄ちゃんにやさしくだかれているさいちゅうもあのあくむはなんどもなんどもよみがえってきた。

週に何回かお見舞いに来てくれた時もあたしの前開きの服の前ボタンを全部外して、ズボンとパンツをすこしおろして、お乳を見ながらあたしをやさしく抱いてくれました
「花奈、あいしているよ大好きだ」
ケイトお兄ちゃんは自分の股間にあるあつくてかたいふといぼうをあたしのお股に挿し込むとゆっくりと腰をふりながらだんだんと奥に入れてきました。
またおしっこをもらしたような気持ちよさがあたしの頭の中をからっぽにするとそのぼうはしろい泡に包まれて、ケイトお兄ちゃんはやさしく笑いながら腰を激しく振りながら言いました。
『花奈、最高だよ、ぬるぬるに気持ちがいいんだ、やっぱりボクをあいしてくれるんだね』
そう言いながらケイトお兄ちゃんのかたい棒の先がピクっとうごきました。
「あ、あ、あ、あー!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ〜!あ、ぁ、………」
しばらくあたしは意識を失って、ケイトお兄ちゃん腕の中で夢を見ていたのかもしれません。
しかしその時に見た夢は5月にケイトお兄ちゃんに抱いてもらった時とは違うとても怖い悪夢でした。

「いやだぁ、こわいよぉ、ケイトお兄ちゃん助けてぇ〜!

『やめてぇおなかのなかのこが、ちいさくてえ、まだおさないこがしんじゃう、だからやめてぇ』

あのときとちがって花奈はどんないたみもがまんできました。でもこのかさがあたしのおなかの中でうごくたびに、あたしの中の小さな声が泣くのが聞こえてくるんです。

『やめてください、あたしのこどもがないているんです、ふくろがやぶれてはすいしたらあたしたち死んじゃうよぉ、だからやめてって!』

あたしは必死になって叫んでいたんですあたしはどうなっても良いからこの子たちだけは守りたいと思ったら涙が止まらなくなりました。

でもその男のとなりで別の男の人がいいました。

「おい確かこのガキ見た目は大人でも頭の中はまだ小学2年生だったはずだろ?なんで破水なんて言葉を知っているんだ?」

「ぼくちゃんが花奈ちゃんの赤ちゃんですよう、だから花奈ちゃんのおっぱいを吸わせてちょうだい」
そのとたんにあたしのみぎちくびをかまれたような、げきつうがはしりました。
「い、いやぁ〜!」
「あれぇちっともでねぞ、おっかしいなぁ」
「知らないのか?はげしくもんであえぎまくらせてやらないと出ないのさ見本を見せちゃる」
別の男の声が聞こえてきたとどうじにあたしの左の胸のふくらみをにぎられるとなんども上下左右にゆらされいた。
「あ、あ、あ〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!」
「おいおい乳首をかんだり揉んだりすれば母乳がピュ〜てあふれ出すんじゃなかったのかよ」
「バカじゃねえの?AV動画のみすぎ」

「揉むだけじゃダメだよ、まだ周期が早いんだ、仕方ないさ」
聞き覚えのある声が聞こえた。でもだれだかわからない。
あたしのおなかの下から太いものを差しこんでいる男の腰の振りが激しくなってこの子達の悲鳴が大きく頭の中でなりひびいた。
「い、い、いやぁ〜やめてぇ!」
あたしのからだじゅうがびっくりしておわずおおきいこえでさけびながらたいりょうにおっしっこをもらしていた。
そうだ、ケイトお兄ちゃんが言っていた、だからきっとあたしはこのひとたちを愛してるんだ、でもいまのあたしはおなかの中の子をもっともっと愛している。

「だからあたしの膣に太い陰茎を入れいる腰を振ってあたしの大事な赤ちゃんを突いて虐(いじ)めるのはやめてぇ!」

「あ、あ、あ、あ、あ〜!あ〜!あ〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!」
首を横に振って泣き叫ぶあたしの声を聞いてくれるものは誰ひとりとして存在しなかった。
あたしがそういうと男はさらに激しく腰をあたしの胎を突くように腰にある陰茎をねじ込み出した。今度中に出されたらこの子達の命はない。

「やめてってとさっきから言っているでしょ!この子達を守れるのは自分しかいない!」

あたしはそう言うとさっきからあたしの膣(ちつ)に陰茎を差し込んでしつこく突き回したり捻(ねじ)ったりしている男のそれの根本をつかんでいた。
「守れる物なら守ってみなよ、所詮はメスガキの非力を思い知れ!」
「いてぇ、なんて馬鹿力だ」
男はそう言うと何回も何回もあたしの胎を、子宮の中の子供を狙うかにように突いてきた。そして怒涛のような射精を何度も何度も繰り返した。
「い、い、いやぁ〜おなかがはりさける」あたしの、いえあの娘たちの叫び声と同時に
『パーン!』というおおきい何かが弾ける音がしたとき男はニヤリと笑いながら自分の長くて太い、陰茎を花奈の膣穴から抜き取った。
「目的達成」
激しい激痛と共にあたしの膣穴からは大量の羊水が流れ出していました。その男を睨みつけるとその男なおなかの中が鋭く光って彼の身体は木っ端微塵に吹っ飛んでいました。
「僕の能力がほとんど効いていない?」
聞き覚えのある声が狼狽(狼狽)えていた。
「ヤバいよヤバいよ」
聞き覚えのある声が走って逃げる足音が聞こえて遠ざかっていくのがわかった
あたしの体もその男達の体のも全員、次の瞬間には完全に蒸発していた事はあたしは知らなかった。

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私には花奈が大勢の男達に強姦されていたことさえ知らされずに、もちろんのこと、家族会議の議論にもなりませでした。
いえ、家族会議なんてあった事も参加した記憶さえありませんでした。
10月の後半ごろに私は実父から何度恥ずかしめを受けていました。
まるでホラー映画さながらのような見えない何かに犯された初夜から始まってその時に念動力者だとばかり思っていた妹、花奈と兄ケイトがベッドで抱き合ってしゃべっている姿を何度も見せられました。
その時に花奈が言った通りの制裁を私は受けました。
電気ドリルから始まり、電動ミニグラインダー、パイナップルやダイナマイトをねじ込まれて爆破されたり、それらはすべて兄ケイトによるイメージのすり替えで実際には父親に擬態した兄ケイトよる1週間ほど続いた私に対する強姦でした。
当時の私たちは妊娠の意味さえ分からなくなっていました。
何せ当時の私たちときたら赤ちゃんはコウノトリが運んで来てくれると信じていたおめでたい娘でしたから。

「まあ妹か弟がいれば話は別でしょうけどね、仕方がないですよ」と私、亜希が口をはさんだ。

私は花奈がが妊娠していたことさえ12月になるまで知らされていなかったのですから。

「それでも他の家族、使用人たちは加世も参加していたと」

はいそうです、それどころかスパイク付きのシューズで花奈のお腹を蹴り飛ばして仰向けになったところをそのスパイク付きのシューズで大きくふくらんだ辺りを踏みつけようとしたとか、さすがに『悪魔の加世』と言われていた私もそこまで酷いことをした記憶はないですけどね。

「記憶の齟齬(そご)?」と私。

はい、私もそれを考えました、でもその家族会議に参加した人は皆がみんな口を合わせて言うんです、乱暴な私が花奈様を罵り、お腹を強く蹴り飛ばしたと、でも私、そんなことしていないんです。

それでも自分の記憶を信じて友人の伝を借りて当家の専属病院が門外不出にしておいたAV、じゃないですBDを盗んできて、じゃないです拝借してもらいに行ってもらい干渉しました。まあその女性は『万引きの天才、観萌』と言われているらしいですけど。
その内容たるや2時間に及び、そこの院長の変態ぶりにも呆れましたが。
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「あ、あ、あ、あ、あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ、あたし、の愛するのはお兄ちゃん、いまあたしのお腹の中にあかちゃんたねがたくさん入った、お兄ちゃんはだれにも渡さないから、お兄ちゃん今度は花奈を抱いて、あたしがよこになるからあたしを見下ろしながらあいつらから受けた傷を癒(い)やして、きっとあいつらはあたしの才能に嫉妬した加世ねえが仕向けた刺客よ、だから不良仲間を集めて」

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もちろん私にだって不良仲間は結構います。
はるさめさんやそのご友人のナッツさん、万引き常習犯の観萌さん、頭の2倍近い大きさがありそうなパンチパーマの釘バットが似合いそうな月輪さん、でもみんな女の子で優しい子ばかりなので花奈に乱暴を働くとはとても思えません
ただし私と花奈の確執はそれ以降もさらに深まり顔を合わせても口さえきかなくなりました、と言うか花奈自身が行方不明になってしまっていたんです。
父と母が我が家の『不名誉』と言って極秘に何処かの闇(やみ)産婦人科病院に入院させていたらしいんですけど私にはそれさえ知らされませんでした。
そうして私は兄と花奈に対する鬱憤(うっぷん)をはらすために気に入らない不快な男を見るたびに能力を使って体の一部を爆発させたり、自分の体重をやたらと重たくして体当たり攻撃で相手の身体を吹っ飛ばしたり、骨とかをボッキボキにへし折ったり、とにかく暴力のかぎりを尽くしていました。

まあ後者はその頃知り合った同じ淫魔の娘から教わった技で、とってもおもしろいやつで、いつもスカートの下にパンツをはいていなかったり、名前が『ハルサメ』という名前のふざけた奴で、、、すみません話が逸(そ)れましたね

「そうしている間に私のふたつ名は「悪魔の加世」と呼ばれるようになって「湾岸高速を時速300km/hで走る跳ね毛頭の赤髪女カヨに気をつけろ!」と言われるまでになりまして、いやですねえ、あ、れ、亜希さん、ここは笑うところですよ?」

「あのね、加世、さっきからそんなレトロ漫画ネタをブッ込まれてもこの世に降臨して2年も経たない私にはさっぱりなんの話しかわからないんですが」
私、亜希は一応抗議しておいた。
「じゃあ続けて」と私が言うと加世は話を続け出した。

やがてその年も冬になって寒くり節分が過ぎた頃、ひとつ気になっていたことがありまして病院側が提供してくれた動画に違和感を感じていたことを思い出していたんです。

「あの内気な花奈がいきなり自分から騎乗位?しかも自分から兄ケイトの手を取って自分の乳房を揉(も)ませているし」

崖尊師や義父と義兄啓斗は不安に思い菜摘をCTやMRIのある病院施設に送り込む決断を下した。
その結果どちらにも脳の一部に映らない領域がある事が判明した。

「ふん、あやつめペンギンのおもちゃになりすましてわしから何かを聞き出そうとしたな」
崖尊師はそういうと菜摘の脳の中にダイブしてたちどころに元観萌さんを名乗っていた存在を捕まえて陵辱し始めました。
それはもう毎日のように4年間も、最初のうちは抵抗を試みていた彼女でしたがやがて菜摘さんの体から追い出されるように逃げるとさらに追い打ちをかけるように強姦され、目は虚になり口から泡を拭くようになりました。
「言え、お前は誰だ?」
「私は、佐原.......」
そう言いかけた途端四つん這いにさせた彼女の膣にいきなり大きく膨らませた陰茎を捻り込みながら言いました。
「この裏切り者め成敗してくれるわ」
そう言うと彼女の身体は機関銃のような射精で粉砕されていました。
しかし彼女の身体はすぐに復活してしまいます。しかしそれは彼女自身が望んだことではありませんでした。
拷問?洗脳を繰り返すためにわざと復活させていました。
「お前は花梨だ」
「はいわかりました」
彼女がそう言うと崖尊師と名乗る男は今度は少し緩やかに腰を振り出していた。
「あ、あ、あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ、ぁ、すてき、尊師様」

「要はあめとむりなんですよぉ」
その言い回しおかしくない?と思いながら私は幸恵さんそっくりの、つまり夏野明美さんによく似た幼女の話を聞いていた。
ふと気がつくと一緒に寝ていたはずの夏野明美さんが私と一緒にこの幼女の話を聴き入っていた。
「でもぉ〜ここからが大事なんですよぉ〜」
彼女はそう言うと別の光景を私と明美さんに見せた。

あたしはもう18才になろうとしていた。しかし義兄啓斗と義父による強姦は毎日のように続いていた。
理由は簡単、あたしがちっとも妊娠する気配すら見せないからだ。
「満足されましたか?義父さん、義兄啓斗さまあまりやりすぎるとかえって流れてしまいますよと保健室の先生に聞きましたが」
菜摘がそう言うと義父の右ストレートが彼女の腹に食い込んでいてベッドの柵を越えて壁に叩きつけられていた。
「あのバカ親子私がぶっ飛ばしてやる」そう言って飛び出そうとした私を美幼女が抱きついてきて引き止めた。あたしの隣では夏野明美さんが青ざめた顔をして全身を震えさせながらへたりこんでいた。
「いくらママでも今のあなたじゃ無理よ、それにこれは過去夢なの干渉はできないのよ、彼女は何もしてこなかったわけじゃないみて?」

彼女はそれでも膝をガクガク震えさせながら立ち上がり義父と義兄啓斗を睨(にら)みつけていた。頭蓋骨の後頭部が割れているのか血が大量に噴き出している。
口からも血を吐き出しながら彼女は言った。
「あんたたちが何億万回私を犯そうがあんたらに譲れる卵子は持ち合わせていないんでね」
そう言った途端に彼女は数千発の精液の弾丸に粉砕されていた。
しかしその身体はすぐに復活していた。
「あたしは、はぁ、はぁ、はぁ、あんたたちの正体を知っている、あんたたちは義母も含めて崖尊師の分身だった、違うかしら?」
彼女の身体は突然現れた身長が2mを超える筋肉隆々の大男の巨大な陰茎が超音速の速さで撃ち出した精液の弾丸で跡形もなく粉砕された、はずだった。
「たくさん液を撃ち放って満足でしょうか?」
菜摘はむしろ薄笑いさえ浮かべて言った。
「肉体再生か、まあ良いとしよう、貴様をエネルギーに還すまでだ」

彼女はそう言った途端に懐かしい温かな温もりに後ろから抱きしめられていた。
「観萌さん、やっぱ生きていたんだ」
涙を流して再会を喜んだ夏美の背中の骨髄に何本もの大きな注射器の針が打ち込まれた。
アフリカ象を数匹は眠らせる事が可能な量だと言う。
もちろんその観萌は擬態能力を手に入れさせられた花梨だった。

ーーーーーーーーーーーlー

「その直後です、病院からの電話があったのは、兄が爆発に巻き込まれて重体とのこでした」

家政婦が電話に出るとすぐに看護師から兄のケイトに変わりました。
「お嬢様、たった今ケイト様からのお電話でガス爆発事故に巻き込まれて重体とのことです」
別に対応しなくともそのまま切ってしまえば良かったのですがさっきから鳴り響いている救急車にサイレンが気になってしまっていたので思わず代わってしまいました。その時点で私は兄の術中にまんまと嵌(は)められてしまっていた事に気が付きませんでした。
しかしあんなやつでも一応兄は兄です。
それともうひとつ、私はケイト兄に確認しておきたいことがありました。
わたしが電話口に出ると彼は落ち着きのない声で捲し立てていました。
「かよ、とにかくおちついてきいてくれ、ひびやこうえんで爆発がガスして、それに巻き込まれて5人が住所で4人が跡形もなく消滅、それに俺もまきこなれたがなんとか火傷が住んでいてたすかったう」
何が言いたいのかよくわからなかったのですがとりあえず落ち着いてもらうために言いました。
「爆発で重体と聞きましたが電話口に出られるのなら道が混んでいる方の渋滞ですね」
その後呼吸の乱れか電話口から兄の喘ぎ声、じゃなくてうめき声が聞こえました」
「う、うん加世も落ち着こうか?」と私は言った。
「あ、あ、あ、あ、あ〜!あ〜!あ“〜!あ“〜!、う、う〜、確かに違いますね、はぁ、はぁ、はぁ、とどこからか走ってきたのか息切れをしていたような感じでした」
それではさっぱり要領を得ないので質問をしてました」
「誰が?」と私。「花奈が」と兄ケイト。
「どうした?」と私。「裏切った」と兄ケイト。
「誰を?」と私。「僕だ」と兄ケイト。
「ってかあなた達はラブラブの関係だっったじゃん」
「ネット配信のニュースを見てくれ、僕の友人は丸ごと蒸発して公園にキノコ雲が立ち上がり直径10メートルのクレーターが出来た」と兄ケイト
「それはよかったですね勝手に殺されてください」
そう冷たく突き放した私のスマホに自動再生動画添付付きのメールが届いていまいした。

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私と仲むつまじくラブホに入る場面を、正面から撮影した隠し撮り動画でした。
『おいおい、私はお前とは1度も付き合ったことなんてないぞ』
そう言おうとしたときになんとなく兄ケイトとラブホに入ったことがあるような気がして来ました。それも1度や2度ではなくアベックメンバーカードを作るくらいの頻度で
「僕たちは花奈の地球滅亡をさせる野望を打ち砕こうと約束した仲じゃないか?」
「地球滅亡って、いやいや、花奈はごきぶり1匹殺せないし」
私がそういうと兄は激昂して言い返してきました。
「花世、お前は花奈の本性を知らないんだ、あいつほど恐ろしい性悪女はいない、色香で男どもをたぶらかして・・・・」
花奈はたしかに男に対する免疫が全くない、逆に男にたぶらかされる事を心配しなくちゃいけないくらいだ。それが面倒で仕方がなかった。
もちろんそこが私の1番花奈が嫌いな理由だったのだが。
私はとりあえず銀行に行く用があるからと嘘を言って2時間後の待ち合わせを約束していました。

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動画の中で私は兄に対して情事を繰り返していた。
もちろんそんな記憶はない
「兄ケイトと私はホテルに入ると別々に受付を済ませて別々の部屋に入った」
ひと昔に政治家や閣僚が使っていた隣同士で中でつながっているコネクションルームではありませんでした。ただ実際にはふたつの部屋の鍵っはまったく共通でどっちからでも出入り自体は可能だと予測しました。

シャワーを浴びてベッドルームで待っているとドアをノックするする音がして兄が入って来ました。
どちらから後もなく服を脱ぎ私は兄の陰茎を指でさすりながらボッキさせると皮から飛び出していた、亀頭部を下の先でしゃぶり始めてそれから私は仰向けになって横に寝転がっている兄の腰の上に乗るとそれを自分の愛液でひたひたに濡れた膣穴に差し込んでいました。
私の全身を感電するような快感がつらぬいて私は思わず叫び声に近い喘ぎ声が半ば開いた口から漏れていました。
「あ、あ、あ、あ〜!あ〜!あ〜!お兄さま、加世はお兄さまのことを愛していますわ」
それからふたりは激しく腰を振り続け兄の息が荒くなりはじめていったんです
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」と兄ケイト。
「あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あー!あ〜!あ〜!あ〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!」
と私は兄の上で喘ぎ、兄が射精したと思われる動画を見て私は違和感を感じてしまいました。
そのとき動画の中で私はこう言っていました。

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「あ、あ、あ、あ、あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ、あたし、の愛するのはお兄さま、いまあたしのお腹の中にあかちゃんたねがたくさん入った、お兄さまはだれにも渡さないから、お兄さま今度は加世を抱いて、私が横になるから私を見下ろしながらあいつらから受けた傷を癒(い)やして、きっとあいつらはあたしの才能に嫉妬した花奈が仕向けた刺客よ、だから不良仲間を集めて」

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「言っちゃ悪いけど花奈のセリフの丸コピですよね?」
と私はコメントしました。
それから私が兄ケイトに正常位になるように言って私の膣穴の中で自分の陰茎を暴れさせつつ何度も私の膣の中に射精した。
「嬉しい、これで私の中の卵子はお兄さまの精子で受精するのね、でも残念だわ、だって私の卵子はもう寿命で子宮も内膜剥離が始まっていますから」
そう言った途端に兄の体は固まりました。
「おかしい、自分が願望実現能力で加世の知能を奪って操っていたはずなのに、とでも言いたいのかしら?」
兄ケイトの額から冷や汗が流れる様子が手に取るようにわかりました。
「おかしい、最近の花奈といい一体何が起きているんだ?とでも言いたいのかしら?」

私はその時に兄ケイトが妹をかばって出刃包丁で刺されるまでの事を推理して見せました。

「ケイトお兄ちゃんは、去年の4月の始まり私を図書館に案内してくれました」

「いろいろな本を読ませもらって嬉しかったよ?また今度も連れて行ってね」

『花奈は言うと僕に微笑んだ、天使のように純真で無垢な笑顔と淫魔(サキュバス)のように妖艶で豊満な肉体美、僕は毎日このわずか7〜8才にして成人女性のような完熟度、僕は毎日、彼女を襲(おそ)い、彼女の柔らかなわれめの中で眠るつぼみをこすりつけ泡立つラブラテを吹かせまくって、まだ誰も触れていなであろう乙女のヒダを僕の大きな陰茎で突き破りたい衝動に駆られていました、ですか?お兄さまってポエマーだったんですねえ』
私は3度目の射精の時に特に兄ケイトと花奈の一人芝居を始めました。特に花奈に関してはモノマネを強く意識してやりました。
そして兄ケイトの本音や心の声はワザとハスキーボイスで演じました。

「花奈、明日は夕方まで用事があるから会えないけど、僕の友達とファミレスでランチをして『時間と空間とか相対性理論』について話し合わないか?いいやつばかりだよ」

『バカめ、どんなに思考力と知識が豊富だろうが僕の願望達成能力でそれを奪ってしまえば主導権は僕のものだ』

「あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ〜!あ〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!お兄さま、だいすき、花奈の中に、もっと、もっとたくさん出して」

「ああ、ぼくだ、約束どおり公園近くの路地で花奈を襲う、ぼくたちのことがバレないかって?何言っているんだよ、なんのためにあんなクソまずい薬を飲んでたんだ僕たちは、精子や精液のDNA検査で足がつかないするためだろっ」

「嬉しい、花奈、そ言うお話大好きなの、でも怖い人いないかなぁ?ちょと不安」

「そんな人いないから大丈夫だよ、じゃあ家待っているからまっすぐ帰ってこいよ」

「ある公園を抜ける際にうかつにも睡魔に襲われてしまっていたとのことです、
突然に自分の視力が奪われて周囲が真っ暗になってしまっていた、最初はその睡魔のせいだとばかり思っていた、しかし何度自分のほっぺたを叩いたりつねったりしてもただただ痛いだけで視力は回復しなかった、真っ暗な密室の中に閉じ込められたかのような恐怖があたしを襲いあたしは周りにいるであろう誰かに助けを求めて叫んでいた」

『そりゃぁそうさ、それらは全て僕が奪い取ったからね』

「あたしがいくらおーきなこえでさけんでもへんじはなかった」

『時間を自由に操れる便利な仲間がいてね、あの時の花奈や僕たちの1時間はその周りを歩く人達に取ってはたったの3ms(3ミリ秒)だったのさ、もちろん見えもしないしきこえもしない』

「ふらふらとしか歩けなくなっちゃって、かたにべっとりしたものが、おきあがれないこわいよケイトお兄ちゃん」

『そりゃあそうだろう、僕がそうなるように強く願ったからさ』

「おにいさんたちのこえがきこえてきた」

『あはは、そいつらは僕が雇った僕に優しいお兄さんだからね、言っておくけどこれからは花奈にとっては悪夢のような現実だからね』

「またおしっこをたくさんもらしたときのぉ、きもちよさがぁ、あたしぴくぴくさせてぇ、ケイトお兄ちゃんがあたしのおなかのしたのまえがわのあなにぃ、さしこんでつよいちからでぇ、あなのなかでぇ、おしたりぃ、ひいたりぃを、してくれているぅ、それがとってもぉ、 きもちがいいとぉ、おもったのぉ」
ケイトお兄ちゃんのまたからはえているぅ、おててのぉ、のおやゆびなんかよりもぉずぅと、ずぅとぉ、ふとくってぇ、りっぱなものをぉ、ぬらせているぅしろいあわだつぅ、ラブラテが、ぬるっとした気持ちよさがぁ、ずっと、ずっと、つづいてくれたらぁ、うれしいとおもいはじめていたのぉほんとだよぉ」

『まあ見た目に反してはガキっぽい花奈にはそれくらいがお似合いかと思っただけさ、あの時は花奈の膣穴の中のぬるぬるを楽しでその喘ぎながらのたうちまわって苦痛に歪み喜ぶ姿が見れればよかただけだけどね、満足さ』

「うれしい!花奈、ケイトお兄ちゃんにものすご〜くあいされている、花奈もお兄ちゃんっだいすきぃ、花奈、ケイトお兄ちゃんのことすごくあいしている」

『ふん、女って生き物は所詮は『愛』だの『恋』と言うワードに弱い、ましてやこの研究成果は母の研究に多大な功績を与え、崖理事長にも多大な功績を与えるだろさ、ましてやわずか8才程度以下の知能じゃ大人に逆らえるまい』

「あたしのあたまのなかもぉ、そのラブラテのようにあわだちながらとけはじめてぇ、なんにもかんがえられなくなったときぃ、ケイトお兄ちゃんのぉ、またのあいだからはえているぅ、おやゆびよりもふといゆびがぁ、ピクッピクッとふるえた時にぃ、その時だけだけどぉこわいというかきょうふをかんじました。でもそんなことも花奈のおなかのしたにさしこんでてもらっているケイトお兄ちゃんのまたのあいだからはえているそのおやゆびよりもすっごくふといゆびが『ドックン!ドックン!』とすごくみゃくうちだすとあたしの中にすごいいきおいでなんかいも、なんかいも、なんかいもあたしのしたばらにあついぬめっとしたものを送り込んできました。
そのときわたくしはそれがケイトお兄ちゃんのあいのいきおいであり、おおさだとしんじてうたがわなかったのです。
「ああ、あ、あ、あ、あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!」

『バカもここまでくると天然記念物ものだやっぱり、そうさ、花奈を誘惑したのも実験を兼ねていたのさ、脳のシノプシスを破壊して知能をさらに下げる実験をね、生身の身体を持つダッチワイフの開発をねぇ』

「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、ケイトお兄ちゃんだいすき、あいしている」

「加世、君はワザとやっているんだろうけどくどいよ、ちなみに君も」

私は少しやりすぎてしまっていたかもしれません、兄は左手の親指と人差し指をこすり合わせて『パッチン!』と鳴らしました。

私のお腹がみるみる膨らんでいき私はベッドルームの床に大量に、何か気持ち悪い色の液体を吐き出していました。
もうろうとしてきた意識の中で私は兄の声を聞きました。
「さっき加世の胎の中に出した精液は特製の毒なんだ、開発したのは僕じゃないから説明を求められても困るけどね」

でもそこでまた記憶の齟齬(そご)が生じていました。私は何度か若い男の人を公園内の公衆トイレ、女子個室に誘い込んでハニートラップに仕掛けて相手を殺害しながら金儲けをしていたのですが何人目かの時にすべての能力が封印されて私は逆に滅多刺しにされていたんです。
その時に聞き覚えのある声が「あなたには死んでもらっちゃ困るの、それにしてももうひとりの私、花梨は不甲斐ない、崖理事長に身体を破壊された上にハルサメとナッツが産んだ娘どうしを仲違いさせて殺し合うように仕向けるとは」
と言ったのが聞こえました。
その時、私を滅多刺しにした男たちが跡形もなく吹っ飛ぶように爆発するようすを見ながら意識を失っていました。
それは当然花奈の仕業であり、私の傷を癒やしてくれたのはあの秋の日、花奈に吹っ飛ばされた女児の右腕を修復してくれた虹色のロングヘアの女性が立っていて何やら花奈と親しげに話をしていました。
しかし私にはそんな記憶はありませんでした。

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あたしはまた、いや、いまだに悪夢の世界にいるのかあなあ?
それともステキなホント?あたしのめのまえにあたしのだいすきな、愛しているケイトお兄ちゃんがあたしがねむっているホテルのベッドのよこに立っていた。

あたしの赤ちゃんにあわせて、だかせてよ、なに?どうしてケイトお兄ちゃん花奈のふくをきゅうにぬがしはじめたの?可奈と花世におちちをあげるじかんなの?だったらどうしていっしょにつれてきてくれなかったの?」
ケイトお兄ちゃん、どおしてきゅうにかなしそうなかおになるの?
「ここは留置場だよ、花奈、君は5人の罪のない若者の命を奪ってしまったんだ」
ケイトお兄ちゃんはそう言うけどあたしにはそんなことした記憶なんてない。

「もう僕には花奈を救うことなんできない、花奈が犯した罪は一生かかっても償えないほど償(つぐ)えないほど重いものなんだ

その後、あたしに対して3人の警官、いいえ軍人による取り調べだった、はずだった。
それは見事に数時間前に書き換えられていた。
あたしがケイトお兄ちゃんと慕っていたあの男に。

いつのまにか取り調べがケイトお兄ちゃんとその仲間達による花奈の輪姦ショーに変更されていた。

「お前が善良な大学生4人の命を奪った極悪犯だな!」
しかし次の瞬間からあたしはなにもかんがえらなくなっていました。
ただわかったのは病室のカレンダーが9月ではなく2月になっていたことだけです。
「こんなに身体が発達してまだ小学2年生か?信じられないな」
お巡りさんらしいひとがいいました。
ものがほとんど見えない、聞こえにくい状態に、まわりがまっくらとかじゃなくて一応は見えてはいる聞こえてもいる、なにをしていてなにをいっているのですが、それが何か?と聞かれても説明がつかないというべきでしょうか?

「身元の確認はまだ取れていないのか?」
「いいえ、一応は取れてはいるのですが」
「なんだ、奥歯にものがはさまったような言い方は?」
「崖〇〇電気グループをご存知でしょうか?」
「そんなものだれだって知っているだろうが?全国の電力会社をかげで操って原子力発電に関する大元締めだという噂(うわさ)もあるがな」
「そのお元締めの崖理事長の隠し子だという噂がありまして」
「なるほどそれでこの事件に関しては隠密に、世間やマスコミなどには知られるな、という公安やら内閣調査室からの特命が掛かって来たわけだな」
「それはそうとして去年の暮れにこの娘、いや女児が産んだ双子の赤ちゃんはどうしている?」

「い、い、い、いやぁ「生まれたというか救急車が駆けつけた頃はこの娘の姿はなくてクレーターの真ん中に胎児が浮かんでいたそうだな」
そう言いながらその警官はさらに花奈の奥までじまんのモノをねじ込んできたすごいいたみとともにその太いもの目掛けて大量にあたしはおもらしをしてしまっていた。
「なんじゃこりゃぁ、愛液をこんなにもたくさん出すやつなんて初めて見たぞ、ベッドのシーツががもうびしょびしょじゃねえか、、しかもぬるぬるして最高じゃねえか!」
その警官はそう言うとさらに激しく腰を振り花奈の穴の中に太くて立派なものをねじ込んできた。
「やめてぇ〜」

こうなることは最初からわかっていたわけじゃないです。
あの人の願いによってあたしの、いいえ、あたしと加世ねえの運命の歯車が・・・・・!
もう加世ねえに張られたレッテルはそうそう簡単には剥がせません。
あたしの受けたレイプによる心の傷も連中によって失われたおなかの中の子ももう戻っては来ないです。
でも過去は変えられなくても未来は変えられるはず。
「今の私には3000通りの選択肢がある」
あたしがそういった途端にケイトお兄ちゃんの冷酷な声が留置所の外から聞こえてきた。
「ムダムダムダ、いくら足掻(あが)こうが君の未来は僕が、僕の願望達成能力がたったひとつに縛り付けている、僕のをを含めて4丁のコルト45に全身を粉砕される運命にあるけどな」
あたしはその兄の声を聞いて含み笑いを浮かべながら叫んでしまっていた。
「お膣さ〜ん、出番ですよぉ!」
「だからあたしの名前は可奈野椎!わざと間違えないで」
黒髪ショートカットの可愛い女の子があたしのお腹の上に出現するとあたしをベッドの鋼鉄の固定柵につなぎ止めていた4個の手錠が全て消滅していた。

「ねえねえ、花奈ちゃんのお兄さんは一体何をお願いしているのかな?」
「この重たいドア邪魔だよね」そういうと同時に椎は鋼鉄製の出入り口ドアを吹っ飛ばしていた。
ケイト兄は驚(おどろ)きの表情を隠(かく)せなかった。
「ま、まさかキサマも」
「そう願望達成能力者、ここで一戦交える?」
椎がそう言った時には既にケイトお兄ちゃん姿は消えていました。
「テレポーテーション使える奴がいたか、逃げられちゃったね」
椎は言ったがあたしにしてみれば九死に一生と言ったところだ。強がってはいたけど彼女がいなければ私の身体は蜂の巣どころの騒ぎじゃなかった。
あたし自身は助かったと思っていたがあたしの身体は度重なるケイトお兄ちゃん達からの性的暴行を受けすぎていて立っていることさえ困難な状態でした。
でもどうしてあたしは可奈野椎の名前を思い出したんだろうか?
「あたしの名前を思い出してもらえるように強く願ったからね」
「それよりも観萌さんに診てもらおうか?」
可奈野椎が言った側にはあたしに色々な事を教えてくれたにじいろのロングヘアの女性、佐原観萌さんが立っていた。
「さてと花奈ちゃんの傷を癒やしたら逆襲といきましょうか?」
彼女はそう言うとあたしのワレメちゃんの中の膣穴に指を2本入れると優しい快感があたしの全身を包んでくれた。

どれほどの時間が経っただろうか?
あたしの身体も頭の回転も元通りに回復していた。

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「加世、君はワザとやっているんだろうけどくどいよ、ちなみに君は」

私は少しやりすぎてしまっていたかもしれません、兄は左手の親指と人差し指をこすり合わせて『パッチン!』と鳴らしました。

私のお腹がみるみる膨らんでいき私はベッドルームの床に大量に、何か気持ち悪い色の液体を吐き出していました。
もうろうとしてきた意識の中で私は兄の声を聞きました。
「さっき加世の胎の中に出した精液は特製の毒なんだ、開発したのは僕じゃないから説明を求められても困るけどね」

私は何かか違和感を感じていました。
「兄に私に腹に注入された毒は床に吐いたはずの嘔吐物はどうなった?
それらはすべてなかったことにされていた。

「願望達成能力者というものを知っているかな?」
兄がそういうとオールバックの革ジャン男たちとリーゼントのデニムジャケット男たち、そしてモヒカンの全裸男たちが6人ずつ現れた。しかも18人全員下半身は全裸だった。

「ちょっ、冗談でしょクローンなのこいつら?」
さすがに私も焦りました。それぞれが6人ずついるんです。兄のケイトは高らかに勝利宣言をしました。
「まさかとは思うけどここで私を輪姦(まわす)気なの?)
私は言いました。
「いくらなんでもW型18亀頭相手は無理!」
「僕に逆らった罰さ、こいつらはみんな願望達成能力者だ、みんな僕と同等の能力を持っている、そしてもうすぐここにスペシャルなゲストを招いておいた、もうすぐやってくる頃さ、『飛んで火に入る夏の虫』がね」
兄がそういうとこのベッドルームにふたりの少女が入ってきた、ひとりは加世の妹で可奈、もうひとりはショートカットの誰だか知らないけど可愛い女の子、結構グラマーでした。なぜわかるかって?それはふたりとの全裸だったからです。付け加えるならば知らない間に私も全裸にされていました。
「えーとショートケーキの女の子?君と会うのは2度目だよね?あの時は僕の正体がバレるとまずいと思っただけで決して逃げたわけじゃないよ、ていうか君の頭髪はショートケーキになっているからね食ってみるかい?」
兄は自信満々でした。何しろ自分と同等の願望達成能力者者が18人も味方についていたんですからね。
「ほ〜らごらん、花奈、君があてにしていた可奈野椎ちゃんも僕たち18人の圧倒的な願望達成能力に自慢の願望達成能力を剥奪されてされるがままだろう。まず君にはモヒカン6亀頭に連続して輪姦されてもらうとしよう、と言っている間にもうヤられてアヘ顔をしているね。
「あ、あ、あ、あ、もうダメ〜膣が膣が裂けそう、あ、あ、あ、あー!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!い、い、いやぁ〜、いた〜い!や、やめてぇ〜」
椎は首を左右に激しく振って、上体を暴れるようによじらせていた。
「あ、あ、あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!」
モヒカンが射精するたびに変な色の吐血を吐きながら喘ぎ声で叫び身を捩らせて膣穴と陰茎の結合部から赤い血を流していた。
「おやおやおや、こんな調子じゃ彼女、一巡する前に命を落としちゃうね、そこで君たちにやってほしいことがあるんだけど」
「あ、あ、あ、あ、あ、あ、もうダメェ〜!あ、あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!」
椎さんの喘ぎ声を聞きながら私は兄に問いました。
「ケイト兄さんはあたし達に何をして欲しいの?」
「そうだね、君たちのやっかいな特殊能力は全て剥奪させてもらったよ、その上で君たちふたりにはそれぞれの利き手同士を手錠でつなげて開いている方手にサバイバルナイフ握ってもらって本気でデスゲームをしてもらおうかな、ふふふ」
「ずいぶんと悪趣味な人、そんな誘いにのるものですか」
と私は言いましたがなにか策があったわけではありませんでした。抵抗もできずに手錠を左手同士でかけられてそれぞれの右手にはサバイバルナイフを握らせられていました
「おやおや、おしりから変な色の大便を垂れ流しているよ、うっけるう!早く始めないと、君たちの親友の椎ちゃんが死んじゃうよ」
「はぁ、はぁ、はぁ、やぁ〜!くるしい〜!い、い、いやぁ〜!け、けいれんがとまらない〜!」
本当に可奈野椎ちゃんの身体が激しく震え出して止まらなくなっているように見えました。
「ははは、もう彼女は限界だね、親友をみすてる気かい?」
「だってそいつ赤の他人だし」と赤髪翅毛の花奈が言った。
「でも始めますか?」と栗色ストレートヘアの私。
ふたりを絡め止めていた。手錠の鎖の一部が光ってその大半が消滅していました。
「な、なぜだ?君たちの能力は封印するように僕だけじゃなくて18人もの願望達成能力者が封印しているはず」
兄は驚いていました。
「裸にされていたのは私たちではなく、あなた達全員ですが、皆さま9組でケツ穴プレイをしていますよ?」
私がそう言うと妹の花奈が青ざめた顔をして言いました。
「花世ねえ、気持ち悪いよぉ〜」
「元の姿に戻った、栗色ストレートヘアの花奈〜!ここで吐かないでぇ〜!」
「花世ねえだってぇ、真っ青な顔、じゃなくて真っ赤な顔しているよぉ〜」
「みんなそろって武蔵小学校の制服着ているけどこんなラブホに入っちゃって大丈夫なのですか?」
私、加世はききました。
「これが淫魔刑事(いんまでか)のコスプレ、じゃないコスチュームだから問題ないですよ!」
と可奈野椎。
「ちなみにスカートの下にパンツを履くのは禁止ですよ?」

と無茶なことを椎さんは言い出し初めまして。
「えーと、私、頭の中がこんがらって来たんだけど、理解できるように説明してもらえるかな?」
と私、亜希。
「それは兄も言ってましたね」と加世。

「い、いったいどう言うことだ?」と兄も言っていました。
身動きが取れなくなった兄を押し倒して彼の太ももの上に馬乗りになった椎さんは言いました。
「あたしの願望達成能力は一般の願望達成能力者の100倍は軽く超えているんだけど知っていた?天界という名の天獄に送る前にいいことを教えてあげるよ、最初にあなたとこのラブホに入ったのは偽装した花奈だったんだよ、あなたが偽加世と偽花奈にやらせたようにね?もちろん、あたしがすぐ後をつけていたからバレることはないと思っていたけどね」
椎さんは兄のズボンのチャックをおろして中の陰茎を取り出すとそれの亀頭部を舌でしゃぶり始めました。
「ところであなたたちは5人家族だとばかり思っていたけどもうひとりいたのね、誰なの、花梨って?花奈とか加世に化て悪さをしているみたいだけど?」
と椎が聞いても「答えれられない」と兄は言いました。
「じゃあ頂かせてもらうね」
椎はそう言うと兄の陰茎を左手でつかみながら腰を上げてそれを自分の膣穴に合わせ、いきなり腰を落としました。
ちょっと私にはその行動力の勢いに驚きましたが「あ、あ〜!」
という意外と淡白な反応にも驚きました。

「あ、あの娘は百戦錬磨(ひゃくせんれんま)だから真似しなくていいよ、加世さん」
私はそう答えざるを得なかった。本当は淫魔刑事ってそういった連中ばかりなんだけど。

椎は兄の胸の手を置くとそこを支点にして腰の上げ下げを始めました。
「あ、あ、あ、あ、あ、」
そのリズムがだんだんと早くなっていくにつれて兄はむしろ自信を取り戻したようです。
「あ、ぁ、ぁ、あー!あー!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!……………」
それがケイトお兄ちゃん、いえ兄の奥の手でした。女性の性感帯や生殖器にある願いをするだけでその女性を底なしの喘ぎ地獄に叩き落とせるんです。でもそれも観萌さんにとっては想定内でした。
「どうだ、もう君は僕の陰茎を抜くことも出来ないし願望達成能力も使えない、胎が破裂するまでたっぷりと僕の精液をぶち込まれるがいいさ」
兄のいう通り椎はただ喘ぎ声を出し続ける事しか出来ませんでした。
「あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!」
「いいぞ、胎もぱんぱんだ破裂するのも時間の問題だな」
「あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ」
最後はとうとう『パーン!』という破裂音と同時に椎のお腹は破裂して腸やら肝臓やら臓器を兄の腹の上にぶちまけていました。
「ばーかめ、これで邪魔者はいなくなったことだし次は加世、と花奈、お前らを破裂させてやろう、その前に目障りな汚物をデリートしないとな」
兄がそういうと一瞬にして椎の遺体と散乱していた内臓は消え去っていました、今思い出しただけでも恐ろしい光景でしたがさらなる恐怖が私、加世を襲いました。
「加世、 ベッドの上に登って僕の膝の上にまたがれ!」
命令口調で言われるままに私はベッドの上に登って兄の膝の上にまたがりました。
心の中では反発していても逆らいようがないのです。
「そのまま僕の陰茎を持って腰を上げてからそれを自分の膣口に差し込んで挿し込んで腰をゆっくりと降ろせ」
私のからだはやはり逆らえませんでした。激痛が走って私は声に出してしまいました。「あ、あ〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!」
私が腰を降ろすと同時に兄の陰茎は私の膣の中で激しく暴れ始めていました。
もちろん私は腰を振っていませんでしたし、操られていたわけでも兄が腰を動かしたわけでもありません。でも何故か兄の陰茎は私の膣の中で上下左右無尽に暴れ回っていたのです。「い、い、い、いやぁ〜いった、いたいよ〜!い、い、いやぁ〜いやぁぁ〜‼︎」
そうこうしているうちに兄の亀頭がピクッ、ピクッと震えたのを私のGスポットが感じると怒濤の永久射精が始まっていました。
「あ、あ、あ〜!あ〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!……………」
「ほーらお前にはわかるまいがお前の胎内に破裂させるに十分な精液を送り込んでやっている、嬉(うれ)しいだろう」

『ほーらキサマにはわかるまいがキサマの胎内に妊娠に十分な精液を送り込んでやったわ、嬉(うれ)しいだろう、おやおや花奈に何か言いたい事はないのか?奴なら実の兄をたらし込んでこの国の征服を計画しておるぞ花奈が憎かろう、花奈は父親である私と兄と組んでお前を罠(わな)に嵌(は)めたのだ』

その喋りかたには聞き覚えがありました。花奈にはテレパシーでそれがすぐに伝わったようです。
私が大きな喘ぎ声を撒き散らしながら首を激しく振っていると声が聞こえてきました。
『もうそろそろあれやっちゃって、もう君のお兄さん自分の意思では自分のものは抜けないし』
わたしは手始めに体重を90kgにしてみました。
「か、かな、気持ち重くなっていないか?」
私の妹の名前と間違えるほど兄は狼狽えていいました。

「なあ〜んだお父ちゃんも幸恵おかあさんも本当はいなくて、あたしたちはケイトお兄ちゃんと花梨ってって女の人に実在するとおもいこまされていたんだぁ」
サバサバと花奈は言ったが内心は怒りが込み上げていたと思います。
「加世ねえ、やっちゃって」
私はもう喋れるようになっていました。

兄の射精に慣れてきたのか私も喋れるようになっていました。
「私たちに近づいて何をしようとしたの?」
「それは言えない、機密事項だからな」
「言ってくださらなければ体重を4倍の360kgにしますがよろしいでしょうか?」
『ボキボキ』っと音がして兄の尾てい骨が砕けたようです。
「お兄さま、加世はお兄様ことをとても愛していますの、体重を720kgにしてから前倒しになって抱きついてよろしいでしょうか?」
「やめてくれぇ」
兄は叫びました。
「でも加世ねえってこんなの体重増やしても体型が変わらないなんてすごいよ、どうやっているのかなぁ」と花奈。
「はい、確かにこの高そうなベッドがギシギシいってますね、返事が無いので逝かせていただきますね」
「やめろ〜!」
兄は絶叫していました。
「喋れば僕は組織に始末される」
兄は叫びましたが私は構わずに前倒しになって彼に強く抱きつきました。
肋骨が全部折れて心臓や肺に突き刺さったような気がしました。
「外来生物の始末?なんのこと?」
椎がききました。
「花奈、加世キサナらにはとっておきの願い、いいや呪いをかけて………」
私は兄が自分にした事は許せても妹の悲鳴も兄を思う気持ちも踏みにじって陵辱の限りを尽くした事だけはどうしても許せませんでした。
ですから私は一旦、状態を起こして勢いをつけて前倒しになり頭付きで兄の頭蓋骨を粉砕しました。

それからラブホのベッドルームをスプラッター状態にしてしまったが18人のヤンキーたちを始末するのは簡単だったらしい。
どうやら自称ケイトお兄ちゃん並みの願望達成能力を彼らも持っている、というのはハッタリで実は雑魚ばかりだったようだ。
まあラブホのベッドルームをクリーニングする賠償金と口止め料は葉類智恵警察大署長様がなんとかしてくれるでしょう!

「あの時あたしが花世ねえを止めていさえすれば、こんな事には」
花奈は唇をかみしめて大粒の涙を流し始めた。
「兄が私たちの娘たちに託した最後の願い、いいえ、呪いは永久に脳細胞のシノプシスが一定以上つながらなくなることでした」
加世も辛そうに言った。
椎に言わせると願望達成能力者の断末魔時の呪いの力は通常時の1000倍以上に跳ね上がるそうで彼女でもどうにもならないらしい。
「でも命を奪われたわけじゃないし、でもどうやって花奈の娘たちは無事生き延びられたんだろう、この事件は月輪の事件と同様に謎が多すぎ」
私がいうと花奈は激しく震え始めていた。
「今、はっきりと思い出したんです、自分の過去を振り返って亜希さんと花世ねえに落ち着いて話していたらあの日のサイコメトリーが見当外れなことに気が付いたんです、あの七三分けの正体はケイトお兄ちゃん、でした」
私は花奈の言葉に驚愕した。もしもそれが事実なら奴はとんでもないバケモンという事になる。
「肉体再生能力? 外来生物の始末?だとしたら本当に狙われているのは私たち?」
私がいうと花奈は思い出したように呟いた。
「現場にもう一度行ってサイコメトリーにかけてみないと断言できませんが、あの兄を騙っていた七三分けはその女子高生のことを『双子姉妹を罠にはめた』と言っていたような気がします」
すぐに行きたいのは山々だったが奴らが待ち構えている可能性を考えると周到に準備する必要がありそうだった。
「あの人たちも先回のようなヘマはもう絶対にしないですね」
と花世は断言した。

「ただひとつ疑問点があります、確かに椎さんのおなかも私の膣に注入された毒はちゃんとあったはず、しかし誰かに抜き取られた記憶があって」

ー花梨は秋種加世と夏乃花奈はら・・・・ー

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     (5)

 

「あの時あたしが加世ねえを止めていさえすれば、こんな事には」
花奈は唇をかみしめて大粒の涙を流し始めた。
「兄が私たちの娘たちに託した最後の願い、いいえ、呪いは永久に脳細胞、ニューロンとシナプスが一定以上つながらなくなることでした」
加世も辛そうに言った。
椎に言わせると願望達成能力者の断末魔時の呪いの力は通常時の1000倍以上に跳ね上がるそうで彼女でもどうにもならないらしい。
「でも命を奪われたわけじゃないし、でもどうやって花奈の娘たちは無事生き延びられたんだろう、この事件は月輪の事件と同様に謎が多すぎ」
私がいうと花奈は激しく震え始めていた。
「今、はっきりと思い出したんです、自分の過去を振り返って亜希さんと花世ねえに落ち着いて話していたらあの日のサイコメトリーが見当外れなことに気が付いたんです、あの七三分けの正体はケイトお兄ちゃん、でした」
私は花奈の言葉に驚愕した。もしもそれが事実なら奴はとんでもないバケモンという事になる。
「肉体再生能力? 外来生物の始末?だとしたら本当に狙われているのは私たち?」
私がいうと花奈は思い出したように呟いた。
「現場にもう一度行ってサイコメトリーにかけてみないと断言できませんが、あの兄を騙っていた七三分けはその女子高生のことを『双子姉妹を罠にはめた』と言っていたような気がします」
すぐに行きたいのは山々だったが奴らが待ち構えている可能性を考えると周到に準備する必要がありそうだった。
「あの人たちも先回のようなヘマはもう絶対にしないですね」
と夏乃花奈花世は断言した。

「ただひとつ疑問点があります、確かに椎さんのおなかも私の膣に注入されたほぼ致死量の5倍くらいの毒ははちゃんとあったはず、しかし誰かに抜き取られた記憶があって」
秋種加世にそう言われてようやく、今更ながら思い出したが過去の女性に対する今回の女子高生対する輪姦事件のような事例を含む強姦事件でいくつかの奇妙な事例が生じていた。
被害者女性には犯人に何度も中出し、いわゆる膣内射精された記憶が残っていた筈の膣内や子宮の中にはほとんど加害者が出したはずの精液がほとんど検出されなかった事例がいくつかあった。
「しかも花奈は知らなかったことですが少なくとも私は父親にきっちりと殺されていました」
加世は断言した。
「大型電気ドリルとミニグラインダー、そして手榴弾にダイナマイト、だけど本当にそんなことされていたら花世は今、こうして私と喋ってなんかいられないんじゃないの?」
私が否定すると加世は黙り込んでしまったが私は自分のカバンからタブレットPCを取り出すと電源を入れて操作した。
「加世はハルサメって娘と知り合いだと今朝言っていたよね、多分それはあだ名、もしくはふたつ名で本名はこうかくんじゃないのか?」
と言って私はその子の画像と名前をタブレットPCに表示してみせた。
「ちょっと翻訳アプリにかけた感じだと『サトミ・サハラ』と言うらしいんだけど」と私。
「絶対違いますよ、名前が違いますよ、いつの写真かは知りませんが多分これ、4才くらいの女の子ですよね?」
加世は否定した。
だが金髪や銀髪ならともかく白髪よりも透き通った白髪な髪の毛を持った女の子が何人いるだろうか?私はこれが『ハルサメ』と言うあだ名の由来になっているのじゃないかと思っている。もしもこの娘が生きていればの話だったが。
「これは今から8年近く前、さほど大きくないロシア寄りの国、某共和国でテロ事件に巻き込まれた、当時4才になったばかりの女の子だよ」
私はそう言ってもう一枚の女性の画像を表示した。ストレートの黒髪を胸まで伸ばした温厚なといえば聞こえは良いが頭の悪そうな残念美人だった。しかしそれはとにかく2人は何から何まで似ても似つかないのは事実だった。

私はそのふたりが犠牲者になったと思われるテロ事件の画像を表示してみせた。左側の娘に駆け寄ろうとしていたかもしれない左側を頭にして上半身を血まみれにして左向きに倒れている女性の死体画像だ。床に広がっている出血の量の多さが彼女の生存が絶望的である事を証明している。
「おなかあたりから頭の先まで数十発は突然に押し込んだであろうテロリスト達の集中射撃をされて帰らぬ人となった女性のご遺体だね、特に頭部と胸部の損傷が激しくて誰が見ても即死なんだけど」
花奈も加世も顔が青ざめていたが花奈が特にひどいショックを受けていたようだ。
「それで、この女性が伸ばした左手の先に血まみれになって倒れている女児の姿が映っているでしょ?」
その女児の姿も悲惨なものだった。もうさっきの写真を見せても誰も同一人物だとは判別できないくらい頭部が破壊され尽くされていた。
彼女も母親を求めるかのように右側に横たわって、首から上を血まみれの肉片状態にして転倒していた。
「これは監視カメラの写真ですか?」
と加世が自分の口をおさえながら覗き込んで言った。
「この写真じゃメトリーは出来ないんだけどぉ、おそらくは親娘の関係なんだよぉ」
私はびっくりして花世の目を見た。彼女の目は7才に入ってからのケイトに惑わされていた頃の明るい青い瞳から昔の初潮を迎える前の深いく青色っぽい瞳に変わっていた。
兄の束縛からようやく解放されたのかもしれないが今はこの画像だ。
「スカートをはいているから多分彼女でいいと思うんだけど、頭蓋骨を銃弾で粉砕されてそこかの出血で赤く染まっているけど髪の色が一部の先端あたりはさっきの子と同様な白い透明な髪の毛だよね?」
私はあえて確認をした。
「でもこの娘が生きているなんて全くあり得ないじゃないですか?35人のテロリストによるベレッタARX160アサルトライフルの一斉掃射と書いてありませんか?」
加世は急に怯え出したかのように言った。理由ははっきりしている西側陣営の武器だからだ。襲われた役所のような場所はかつてソビエト連邦の一部だった国、速い話が東側の国、そして使用された銃はレベッタARX160、その情報が正確な情報かは不明だったが確か西側諸国の銃だった、それは政治的な紛争を意味していた。
それにしてもその事件の取り調べをもとにした当国政府発表やマスコミ報道ではシオリ・サハラに関しては即死と報道されてはいるが彼女が引き連れていたはずの娘であるサオリ・サハラに関しては重傷としか記載されていない。
それが生きていたとすれば怯えてしまうのは当然かもしれない。
そんな加世に抱きついて花奈はささやいた。
「観萌さんみたいな例もあるしぃ」
「全くその通りだよ、それよりも興味を引くのはその後の監視カメラの画像が一切記録されていないことと、誰かに消去されたか、ロシア本国からの圧力で国家機密で隠匿(いんとく)している可能性もあるけど、これほど大掛かりなテロ行為にも関わらず死人が役所の13人と一般人の3人を含む16人のみで一般の怪我人5人とほぼ一般人に関しては多くが無傷で生存しているってことね」
「それでその場には何人いたんですかぁ」と花奈。
私のタブレットを覗き込んで言ったが彼女にそんな行動をされると抑えきれない衝動を女である私でさえ感じる。
彼女が顔を近づけて来ると豊満な乳房あたりからなんとも言いようがない母乳の甘い香りがして来る。もちろん加世の乳房からも香って来るが花奈のそれほどではない、それに時々しか感じない。
花奈の母乳の独特な甘い香りは数分単位で90ccほど両乳首から溢れ出している噴き出している本当の彼女の母乳のにおいらしい。だから彼女たちは常にブラジャーの下に特殊な吸水パッドを仕込んでいる。それがふたりの甘い香りの原因なのだが花奈は特にそれが強いがもう慣れたという。それよりも自分の娘達に今だに乳歯で噛まれる方がこたえるらしい。
まあ先輩の私としては飢えた男どもに襲われて搾乳プレイをさせられないか心配でたまらないのだけど。
もしかしたらこれも兄ケイトの呪いかしれないが。

身体の発育を促進させるこの国が配布している『新世代発達障害』対策として配布されていた新開発の成長ホルモン剤の効果もしくは副作用かもしれない。
しかし当初私は彼女達がそんな怪しげな薬品の実験対象にされるほど貧困な家族だとは思ってもいなかった。
実は彼女達の父も母親も血のつながりのない自称兄ケイトが願望達成能力で実在すると思わせられて、不足分はケイトの実妹と信じ込まされていた、花梨(かりん)という名の女性が擬態能力を使って補っていたようだった。
まあ速い話が花奈も加世も身寄りのない浮浪児だったということになる。

話が大きくそれてしまったので元に戻そう。
「それでいてその幼い女の子サトミ・サハラは母親であるさっきの真っ先に銃殺された女性、シオリ・サハラの友人であるユキエ・ハルさんと夫のサトシ・ハルさんの家に引き取られて今頃は花奈、加世と同じ小学6年生ね、当然だけどあの当時はあなた達と同じ3年生になっている筈」
「何でこのデータは全部カタカナなんですか?」
花奈が聞いてきた。
「そりゃ、ロシア系の小さな国だから、原語を私が開発したこのポンコツ翻訳アプリにかけるとそうなっちゃうのよ、何か花奈は思い当たることでもある の?」
私は確認するようにきいた。
「ちょと待ってください、亜希先輩、そのさとみって名前の娘ですがハルって姓の家に引き取られたんですよね?」
加世に逆に問い返された?
そう言われればそうなることはすっかり忘れていた。

「次に『さとみ』ですが、日本で改めて戸籍を取る時に漢字で登録することも可能、っていうか漢字で登録しましすよね?思いつくだけでも『里美、郷美、恵規』キラキラネームを考えるなら『沙芽』というのもありんじゃないかなぁ?」
と花奈が言った。兄のことで何か吹っ切れたのか頭が冴えてきたようだ。
「その養子縁組の引取り先を調べましたか?ですよね?詩織さんが何らかの意図でキラキラネームとして帰国子女として『さとみ』でかな漢字変換して『沙芽』が出てくると思いますか?」
「だったらそのさとみって娘がハルサメで間違いないかも?」
加世がボソリと呟いた。
「だったらその娘はその事件で死亡ということでかくてして今のあたしの友人とは別人ですよね、話はそこで終わりなのでは?」
加世は何かに怯えるように話をあからさまにそこで打ち切ろうとしていた。
「今meカードのデータバンクをハッキング、もとい参照したらそれらしきデータが出てきたんだぉ、お亡くなりになられた日本名で佐原詩織さんという名の犠牲者女性から彼女の娘を引き取った夫婦は波瑠聡さんと波瑠幸恵さん夫妻、その夫婦の息子に健太君という息子がいて花世の予想通り『波瑠沙芽』で登録されているんだぉ〜」
私はmeカードに紐付けされていたデータバンクから個人情報を次々と抜き取り、もとい参照させてもらっていた、ぜそんな事ができるかって?この国のそっち系の政府のセキュリティなんてガバガバもいいところなのよ。
超高額な先制攻撃ミサイル、もとい予想防衛ミサイルを500機大量購入する言い訳をするのに「君たちは泥棒に入られないようにするために家に鍵をかけないのか?」
とか言っておきながら実際にはハッキングもハニートラップでに情報漏れされたい放題の鍵なんてないに等しい漏洩大国だからね!あ、また話がそれました。すみません。

その一環が例の『成長ホルモン促進剤』という奴が彼女と義弟にも投与されていると通常児の2倍以上は投与されていると記録されているワケだけど4才から11才までの記録画像を義姉義弟と並べて見る限り」
「お姉ちゃんにはお薬効いていないんだぉ」と花奈、失礼だろ。
「私はてっきりハルサメのことを幼稚園児だと思っていました」
加世、それはもっと失礼だろ。
「事件前と事件後の映像を見比べるとひとつの可能性が見えてきたよ?、犯人達はこの国の軍隊が始末、全滅させたことになってるけど建物の中の壁や窓ガラスの壊れ方や血の飛び散り方を見る限り銃撃戦によるものじゃないですよぉ」
と花奈。花奈自身は気が付いてはいないかもしれないが彼女のしゃべりには時折チャイコ系の訛り(なまり)が感じられた。
「第一そこには何人の一般人がいたんですか?銃撃戦になったらもっと多くの負傷者や怪我人が出ていてもおかしくないですが?」
と加世。
「むしろこの事件最初と事件収束後の画像を見比べるとこれは加世ねえのボディアタックを使っての攻撃が行われたとしか考えられないよぉ」
花世はボソリと言った。
「でも当時は私はそんな技なんて知りませんでした、ハルサメに7才になった時友達になった記念に教えてもらうまでは、それにあれはハルサメ本人がやっても1度でせいぜいが5〜6人吹っ飛ばせるのが限度で、7才の時ですらそれですから、ましてや4才児の頃となると」
加世はそこまで言うと何故か恐ろしいものを思い出したかのように見えた。
私はあえて気がつかないふりをして話を切り替えることにした。

「それと私は関わる事が出来なかったんだけど都内のマンションで実父が5才の娘を強姦する事件が発生したらしい、らしいと言うのはその時は私はこっちの世界に居なくってそもそも事件さえ知らなかったんだけどその事件で親権は母親に移ったらしいけど、今度はその母親が2回も再婚したんだけど最初の再婚相手に7才の時に、次の相手の時、9才の時点で強姦されていた、でも両方の事件捜査に参加出来なかった、とあの中出し刑事でさえ言ってたらしいよ」
まあこれは風間達也の愛娘、風間志乃から聞いた話なんだけど。
「何でかなぁ多分その娘だぉ、私たちとも関係のある崖理事長と関わりのある人物は、もうひとつ佐原詩織と波瑠幸恵さんとも深い繋がりがあってハルサメとも深い関わりがある人物」と花奈。
「なんでも〇〇電気グループの崖会長が関わって、あれ?花奈と加世も関わっていなかったっけ?」
「そうですね、でも結局は父も母も兄のケイトが願望達成能力で創り上げた偽装家族だったわけですし、兄自身もどこの誰かさえわからない赤の他人だったわけです、それよりも気になるのは」
「偽花奈と偽加世を演じていた花梨さんの存在ですぉ〜」
加世に続いて花奈が言った。

『香織と冬河がそっちのアパートに向かったからよろしく』
月輪から3人同時にテレパシーでメッセージが入って来た。
今私たちがいるアパートの部屋は花奈が住んでいる部屋だがすぐ隣の部屋には加世が住んでいる。
どちらも借主の名義は偽装で25才の2児の子持ちのシングルマザーOLが借りていることになっている。金を出しているのは当然葉類智恵武蔵署警察署所所長だ。
部屋のドアがノックされた。冬河と香織さんがドアの向こうに立っているのが透視出来たので「香織さんと冬河、どうぞ入ってきて」というと膝まであるスカートと一体の白いフリルのワンピースを来た香織と冬河がドアを開けて入ってきた。
「どうしてみんな名前呼びなのに私だけ姓の冬河なんすか?」
不満げに冬河銀が愚痴をこぼしている。
まあふたりには悪いけどついつい気をつかってしまう。
「オリジナルが有名すぎるからいけないんだ」
冬河はわけのわからない愚痴をこぼした。
「じゃあ私と花奈と香織の3人で例の公園に行くから、4つ児ちゃんたちの世話を冬河さんと加世さんのふたりで願いね」
私はそういうと加世と冬河に視線で合図をした。ここも奴らに襲撃される可能性がないわけじゃないからだ。
加世と花奈が住んでいるアパートから例の公園まで徒歩で20分ほどの距離がある、1kmと少々だけどあえて近くに住むことに意味はない、ただそこにしか手頃な物件がなかっただけのことらしい。
この公園には花奈と加世には共に因縁がある。
加世は偽兄のケイトに操られて売春行為とその相手を能力を使って最初に殺害させたトイレのあった場所、その後、同一人物による犯行かどうかは不明だが何回も同じ手口と思われる若い男性の爆破されたような遺体が何故か女子トイレ内で目撃、通報されている。
ただし調書では7人目の時に質量をエネルギーに還る能力を何者か(おそらくはケイトお兄ちゃん)に奪われて腹や胸をサバイバルナイフで刺されて出血量から見ておそらくは死亡している。ただしその時点でも今でも一般警察と公安警察では一連の事件の少女が加世であることは認知されてはいなかった。
その時はたまたま近くにいた近所の住民が少女の悲鳴を聞いて駆けつけてトイレの個室の中で血まみれの瀕死状態で倒れている彼女を見かけて救急車と警察を呼んだが彼らが駆けつけた時は大量の血溜まりと小室内の壁に大量の出血痕を残して被害少女は姿を消していたという。
「それらは間違いなく加世ねえの犯行ですぉ」
現場の公園に着いた花奈は早速、擬似サイコメトリーに取り掛かっていた。しかしこのトイレの建屋は一昨日の花奈の能力暴走により跡形もなく吹っ飛んでいる。その跡地には大きな柵に取り囲められていて入れないようになっていたが香織が時間をコントロールすることにより分子と分子の隙間をすり抜けることが可能となって中に侵入する事が可能となっていた。
「もちろん最後の消えた殺傷事件で花世ねえの能力を奪い取ったのはケイトお兄ちゃんによる犯行ですが」
花奈はそういうと柵の中から外を見た。
「どうやら私たちは敵の術中にまんまと嵌められたようね」
香織は小さな声でつぶやいた。
「外には願望達成能力者が5人と念動力者が3人、時間操作能力者がふたりいちゃったりしてぇ」
突然甘えた口調で花奈が言うと香織が急に悶え出した。と同時に柵が勝手に動き出して私たちを閉じ込めたまま迫ってきていた。
「香織さん、壁をすり抜けられないよ!アヘッている場合じゃないでしょ!」
私が叫ぶと香織さんは片手で自分のワンピースの制服のボタンを外してフロントホックのブラジャーをはずしてあらわになった豊満な乳房を左手で揉み始めていた。
しかもスカートをまくり上げてパンツをはいていないのでさらけ出されたワレメちゃんの中に人差し指と中指の2本の指を差し込んでシコシコとさすっているし。
あ、、今、2本の指を曲げて膣穴にの中、奥深くに挿し込んでゴキちゃんスポットを刺激しているぅ!
花奈はと言うとやはり同じことをしている。
他人のことなんて言えない自分も同じだ。全身を言いようのない快楽がつらぬいている。

「あ、あ、あ、あ〜!あ“〜!香織お姉さん大好き!」
そう喘ぎ声を出すとそのワレメから指を抜いてスカートをのすそを下ろした。

「香織さん行くよ」と花奈は香織さんに言った。でも香織さんはアヘ状態じゃ?
「あ、あ、あー!あ〜!あ“〜!あ“〜!、花奈ちゃん!愛してるぅ!」
香織もそう喘ぎ声を出すとそのワレメから指を抜いてスカートをのすそを下ろした。
「この時を待っていたのよ」と彼女も自信満々
「ふん、ザコが、お前らは念動力者から性感帯や生殖器を攻撃されるとほとんどの能力が使えなくなる事はわかっているんだ、柵に潰されるか、また3年前のように僕に抱かれて思う存分操られ、モルモットに成り下がるが良い」
「七三分け ケイトはそう言うと念動力者に香織と花奈のGスポットのありかを念動力者に伝えた。
「香織さんの時間操作能力を願望達成能力者と一部念動力者の性感帯と生殖器官に対する、接攻撃で封じ込めてその間に自分が私たち3人を陵辱する気みたい」
花奈がそう言うと私たちのGスポットに凄まじい衝撃が与えられていた。
「あ、あ、あ、ケイトお兄ちゃんの立派なものがあたしの膣口に深く差し込まれているのがわかる、これが真田忠広お兄ちゃんのパワーなのね、花奈、もう逝っちゃいそう」
名前を間違えて言っているわけじゃない。花奈はケイト兄の正体を言い当てていた。
花奈は全身をヒクヒクさせながらその場に寝転がってしまっていた。
香織も同様に可奈の横に寝転がって全身をヒクヒクさせながら君悪い色のよだれを口から流していた。
「あ、あ、あ〜!ケイトお兄ちゃん、あ〜!あ〜!あ〜!お兄ちゃん達が輪姦、まわしたのは花梨さんあ“〜!あ“〜!、それ、あ〜、あたし達の居場所を探るための、聞き出すための強姦、ふにゃ、拷問だったよね、あ“〜!あ“〜!、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、」
「それは裏切り者の始末も兼ねていた、彼女はあの事件の後行方不明になっていた」
「ふん、たわけたことを、どのみち貴様らは僕に抱かれて胎の中に大量の濃厚消化液を流し込まれて死ぬ運命だ」
「あー、花奈、ケイトお兄ちゃんに幻滅、まさか大量生産のクローン人間だったなんてね」
いわれて焦りの色を隠せなくなったケイトが目を離した瞬間に香織と花奈は向かい合わせになって抱き合って、彼女達は激しく腰を振り合っていた。
「あ、あ〜!あ“〜!花奈のワレメから生えてきた立派なアスパラガスちゃんが」と香織。
「香織さんのワレメちゃんから飛び出した高級アスパラガスちゃんが」と花奈。
そして同時に叫んだ。
「お互いの膣穴ちゃんを奪い合って激しくこすれあって熱くなっていた〜い!」
すると互いの膣穴ちゃんから大量の白く泡だった液体を噴き出すとその泡でふたりの身体を覆い隠していた。
「バ口ーム・ク口ース!」
ふたりが同時に叫んでその泡が爆発したかのように吹っ飛ぶとそこには香織と花奈の代わりにレオタード姿の美少女がひとり出現していた。

な、何が起きたんだとうろたえるケイト兄、ここはわたしの出番だ。

どっかから出てきたのかメガホンマイクを私は手にしていた。電池は入ってはいるが電源スイッチを入れてとりあえずマイクテストを行った。
「あ、あ、あ、あー!あ〜!あ“〜!本日はせいこうびよりなり」
大丈夫なようだ、とにかく始めよう、私はあっけにとられているケイト兄に向かって言った。

「説明しよう『バ口ムク口ス!』とはかつて放送された子ども向けの特撮変身物ドラマで使用されていた少年と少年が合体して悪を倒すシュチュエーションで使われる必殺技の名前である、ドラマでは頭に『友情の』と言う冠がつけられて主人公の少年たちふたりがピンチにおちいったときに使われる必殺の合体技である」

「亜希先輩、恥ずかしいから変な解説入れないでくださ〜いよぉ〜」
花奈は拗(す)ねたように言うと私を睨みつけていた。
いや正確に言うとその姿は殺害されて死亡してから肉体再生能力で生き返った時の観萌の姿と髪の毛の色以外はほとんど変わらなかった。しかし残念ながら裸ではなくレオタード服姿だ。
「これ、私どうなってしまったの?」
と慌てふためいているのは香織、花奈と加世にこの伝説の奥義を教えた本人が何故そこまで狼狽(うろた)えている?

「ふん、バカか?おぬしら、ふたりがひとりになったらただの戦力ダウンではないのか?、
ケイトお兄たんは勝ち誇ったように言ったよ。
「そうね、これからそうとは限らないことを証明して差し上げてもよくってよ」
そう言うと同時にレオタード娘はクリーム色のTシャツと紺色のデニムホットパンツ娘に変身していた。
髪はオレンジゴールドのストレートヘアを腰まで伸ばし、顔はいつもの香織のまま、だけど胸のサイズは明らかにHカップ以上、ただしお腹が臨月間近に膨らんでいた。
「バカか?おまえ、いや、花奈は元々僕にさえ騙されるような大馬鹿だったがな、さっきお前は僕に子宮内に大量の濃厚な精液を送り込まれて妊娠させさられたと念じておいたよ」
ケイトお兄ちゃんは『ぱちん!』と指を鳴らすと勝ち誇ったように言った。
「今、花奈、じゃないか、えーと薫とやらの胎の中の胎児を包む胎嚢(たいのう)が破れるようにお願いした上にその子宮内に致死量の500倍を軽く超える猛毒を送り込めるようにお願いしたわ」
「ふ〜ん、ケイトお兄ちゃんっていつもカッコ付けだけで中身を共わない他人だったけどもう呆れてものを言う気も無くなっちゃったんだぉ」
美少女の中の花奈がいった。
「どこの世界に受精してからたったの数分で受精卵から出産間近の胎児まで成長する子供がいるのかしらね?」
「ボディアタック!」と花奈は叫んでいた。
「ホント、花奈はおバカさんだよ、叫ぶだけで敵を10人以上壊滅させられたらヒーローも楽な稼業だよ」
ケイトお兄ちゃんはかつての優しいお兄ちゃん笑顔ではなくどっかの府知事さんか市長さんのような腹黒い笑顔で笑っていた。
「とっておきの秘密部隊というものもあるんだけどな、おい、お前ら早い者勝ちだこの美人の姉ちゃんを好きなだけやっちゃってもいいから輪姦(まわし)チャイナ」
「きゃー助けてぇ、お兄ちゃん、花奈怖い」と花奈はおもわず悲鳴をあげた。
私の目の前には全身を破裂させたモヒカンの遺体が9体転がっていた。
「おいおい、最初からいた願望達成能力者5人とと念動力者3人、と時間操作能力者は何をしていた?」
全員が身体を何かに粉砕されたように体を潰されていた。
「こ、これはまさかキサマらは」
これはあきらかに加世の『ボディアタック』だった。しかしここにいるのは・・・・・。
合体を解いて私の目の前には向かい合って抱きしめ合っている全裸の香織さんと花奈だった。
しかし花奈のお腹は相変わらず臨月間近の大きさに膨らんでいた。
「実際に加世ねえを寝室で強姦して孕ませたのはお父さんじゃなくてケイトお兄ちゃんだったよね?そして断末魔での私たちの娘に対する呪い、これもあたし達にそう思い込ませることで願望達成能力をパワーアップしていたんだぁ」
口に出して言えなかったけどあのボディアタックは加世がハルサメから伝授させてもらった必殺技だ。その原理などはあたしや加世、そして私はもちろんハルサメ自身もわかっていないような気がする。
要するにあいつもあたしたちと同じただのバカなんだ。
「じゃあお兄ちゃん、これから昔のように花奈と愛し合おうよ」
花奈が笑いながら言うとケイトの服は破裂したように消し飛んでいた。
ケイトの顔が恐怖でひきつっている。
花奈は身動きの取れなくなったケイトの肩を抱き寄せて腰を引いて押し倒していた
「どうしたの?ケイトお兄ちゃん、あたしはもうあの頃と違って身も心も大人だよ?」
そう言いながら花奈は自分の腰を押し付けるように腰を振り始めた。
ケイトお兄ちゃんの陰茎は花奈の膣穴に深く挿し込まれていたけど、花奈の松茸くんは行き場をなくして花奈とケイトお兄ちゃんのお腹に挟まれて身動くが取れなくなっている。
でもあたしが腰を振る旅にケイトお兄ちゃんの陰茎さんの亀頭くんがあたしの膣の中のGスポットを叩いてこすったりしているよ。
「あ、あ、あ、あ、あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!・・・・・・」
ごめんね、花奈、とっても悪い子だから出産間近のお腹でケイトお兄ちゃんに中出しさせているよ?ほら私のアスパラガスちゃんも先の割れ目から大量のラブラテを噴き出しているよ?
「かなはあいかわらずばかだなぁ、ぼくがしゃしゅつしているせいえきは、かなのおなかのなかのこどもをとかして、かなじしんをもとかすもうどくなんだ、ぼくたちはしょうかえきとよんでいるけど、やがてかなはくちからたいりょうのとかされた、きみのこどもやないぞうを、はきだして、ごくごくとぼくにのまさるうんめいなのさ、さようなら、かな、あやつり、あ、ぁ、にんぎょうとしての、ぁ、あ、あー!きみをぼくはあ、あー!あ〜!とてもあいしあー!あ〜!あ“〜!ていたよあ、ぁ、」
そういったきり、花奈を愛してくれたケイトお兄ちゃんは動かなくなりました。

そう、花奈は自分が愛していたケイトお兄ちゃん脳細胞ニューロン同士がシナプスがの結合部をng(ナノグラム)単位でエネルギーに変換していました。
まずケイトお兄ちゃんの自分が願望することを考える能力を失い、やがて思考回路、や記憶回路などのニューロンが次々と寸断されてゆき、大脳はほとんどその機能を失い、小脳も同様に破壊させてゆきました。
それでもケイトお兄ちゃんの下垂体は自分の股間にある立派なものを勃起させ続けて『ぴゅっ、ぴゅっ、ぴゅっ、ぴゅっ、ぴゅっ、ぴゅっ、」と射精させ続けていました。やがてその下垂体も破壊されるとケイトお兄ちゃんは脳死状態になりました。
「さようなら、ケイトお兄ちゃん、本当に大好きだったよ」
花奈は泣きながら言うと心臓のごく一部をエネルギーに換えて破裂させ、大きな血管も次々と細かく破断させてゆき、最終的には全身を細かい灰に変えました。

「香織さん、あたしはこれまで多分両手では数えきれないほどの人を殺してきたよ?最初に公園でケイトお兄ちゃんが包丁で刺された時、その仲間を平然と身体の中のごく一部をエネルギーに換えて爆発させて、細かい焼肉片にしてて殺してきた、加世ねえをトイレの中で滅多刺しにした奴らも逃げる途中で怒りにまかせて素粒子よりも細かく分解した、そのエネルギーは周囲を破滅させないように全部あたしが吸収していた、そしてこの子を包む胎嚢を子宮ごと陰茎で突きまくって破水させた男たち、逃げたケイトお兄ちゃんを除いて全員蒸発させた、そのときあたしは自分がコントロールできなくなって公園に大きな穴をあけてしまった」
あたしはいつのまにか香織さんの大きな胸にもたれかかって大声で泣いていた。
もしも神様なるものが存在したら真っ先にこんな自分勝手っでわがままなあたしを消去するだろう
地獄というところがどんな場所かは知らないけどどんな鬼もあたしに指一本触れることなく消滅させられる。
でも今のあたしにとって香織さんが唯一の護符なんだから。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

あの事件、花奈と加世と椎がケイトお兄ちゃん戦った時以降、あたしは国の犯罪者専門の病院に入れられてそこでくらしことになった。
しかしそれは組織からあたし達姉妹を守ってくれる武蔵署の判断であってそこに不満はない。
あたしは加世ねえとは隔離されて個室に入れてもらえた。ただひとつを除いて。

それからじぶんはきみょうなことに7さいにはいってからのきおくをうしなっていた。
まさに「わたくしはだれ?」じょうたいほどではなかったがようちえんをそつえんしてからのしてからのきおくがいっさいなかった。
きょうもびょういんの3にんのかんごしにこえをかけられた。
「おはようございます」
大人のあいさつだ。でもあたしときたら
「おはよーござーまちゅ」
わざとやっているわけじゃない、でもあたしのしこうかいろはようちえんをそつえんしたときのままのじょうたいでとまっていた。
「ほら、やっぱりちえおくれだよきっと」
かんごしのことばがみみにはいってきた。
(ちえおくれってなんだろう?)
あたしにはいみがわからなかった。
「しー、きこえているよ」
もうひとりのかんごしのおねえさん。
「うかつなことはいわないほうがいいわよ、あのこをおこらせるとびょういんごとふっとばされちゃうかもね」
あたしに聞こえるようにいっているかもしれなかったがまるきこえだった。

きょうもあたしはこわいゆめをみてぱじゃまとしいてあるしーつとかいうぬのををびしょびしょにぬらしてめをさました。
おねしょをしちゃったあさみたいにこかんあたりがとくにぬれていた。
「あらあら、かなちゃん、おもらししちゃったのね」
わかいかんごしさんはくちではそういってくれたがまるでけがらわしいものをみるようなめでいっていた。

あたしあそのよるにみたこわいゆめ、それは・・・・・

ごめん、とあたしはあやまっていた、だれに?あたしよりもずっととしうえのおにいさんに?
へやのかがみにうつっているあたしはおむねがとても大きなはだかのねえさん。あたしいつのまにそんなにおとなになったの?
「じゃあこしをつきあげはじめるよ」とおにいさん
あ、あたしのおまたが、おまたがあつい
「あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、」
お兄ちゃんのまたのうえにすわったあたし、今にもおしっこをもらしそうなこえをだしている、いやぁ!はずかしいよぉ
「あ、あ、あ、あー!あ〜!あー!あ〜!あー!あ〜!あー!あ〜!あー!あ〜!あー!あ〜!.......,..」
おなかのなかにいきおいよくあついおしっこみたいなのがながれこんできた、でもきもちがいいよ、どうしてなのかな、あたしこんなことしたきがする。
お兄さんがおとのなあたしのからだのほそいぶぶんつかんできてあたしのからだはやんちゃなおとこのことしーそーにのってつよくぎったん、ばったんしているみたいにおまたがすごくいたくなってきた。
「いや、いや、いや、いや、いや、いやぁ!いやぁぁ〜‼︎いやぁぁ〜‼︎いやぁぁ〜‼︎いやぁ!いや、」
でも、いたいというよりもこわいきもちのほうがつよかった。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、.....」
ゆめのとちゅうでめをさました、あたしはなにかにおわれていたこわいゆめをみたきがしていた
きがつくとあたしはまたおなじゆめのなかにいた。
「あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あー!あ〜!あー!あ〜!あー!あ〜!あー!あ〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!.........」
またたいりょうにおしっこをもらした、かんかくとどうじに、おまたのなかで、なにかがはげしくこすれてあつい、さけそうにいたい、またかなのおなかのなかに、あついおしっこのようなものが、たくさんながれこんできた。
「あ、あついよ、やけどしそうにいたかったよ、もうやめよ」
あたしはそんなことを、いったことはない、だれかのゆめかも

再びおしっこをたくさんもらした時の、気持ち良さがあたしの全身をふるわせて、ケイトお兄ちゃんがあたしのおなかのしたにさしこんで、だしいれをしてくれているそれが、とっても気持ちがいいと思った。
ケイトお兄ちゃんのまたからはえている、お手のおやゆびなんかよりもずっとずっとふとくってりっぱなものを、ぬらせているしろくあわだつラブラテが、ぬるっとした気持ちよさがずっとつづいてくれたら、うれしいとおもいはじめていた。
「うれしい!花奈、ケイトお兄ちゃんにものすご〜くあいされている、花奈もお兄ちゃんっだいすきぃ、花奈、ケイトお兄ちゃんのことすごくあいしている」

あたし、またちがうゆめを見ている?ケイトお兄ちゃんってだれ?それにじぶんのことをかなっていっている

「さそったのはおねちゃんだよ?いまさらやめるなんてかってだよ」

え?あたしはさそったことないよぉ〜?どうしてそうなるのぉ?

「ねえ、ケイトお兄ちゃん、あたしたちけっこんするんだから!lさいごまでいっちゃってもいいよねぇ!」

え?けっこんするってなんのこと?お父さんとお母さんになること?

「あ、あ、あ、あ、あ、お兄、ケイトおにちゃん、だいすき」
あたしのおなかのなかのなにかがぴっく、ぴっくととふるえてあたしのおなかのなかにあたたかいものが『ぴゅっ、ぴゅっ、ぴゅっ、ぴゅっ、ぴゅっ、ぴゅっ』といきおいよくふきだしていた。
「あ、あ、あ、あ、あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ、あたし、のあいするのはお
おにいちゃん、いまあたしのおなかのなかにあかちゃんたねがたくさん入った、ケイトお兄ちゃんはだれにもわたさないから、ケイトお兄ちゃん、こんどはかなをだいて、あたしがよこになるからあたしをみおろしながらあいつらからうけたきずをいやして、きっとあいつらはあたしのさいのうにしっとしたかよねえがしむけたしきゃくよ、だからふりょうなかまをあつめてあたしにらんぼうなことをしたにきまっているわ」

かよねえ?いまどこにいるの?ほんとうにあたしのこときらいになっちゃったの?

「あ、あ、あ、あ、あついよ!あ、あ、あ、やけどしそう、あ〜!やめよ、あ、ぁ、ぁ、あ〜!あー!やめてぇあ、あ、あー!あ〜!あー!あ〜!あー!おねがい、あ〜!あー!あ〜!あー!あ〜!こんなのいやだよ、あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!......」

「う、う、う、ううう」

どうしたの?どうしてこのおんなのひとはないているんだろう?

またゆめはべつのゆめにうつっていた。

そのおまわりさんはそういうとさらにはげしくこしをふってかなのおなかのなかにあつくてかたいものをおしこんできました
「やめてぇ〜」
あたしはあばれようとしたけどなにかにつながれてうごけなかった。
「いたい、いた〜い!い、い、いやぁ〜、やめてぇ〜」
あたしはおおきなこえでさけびながらもおしっこをいっきにたくさんもらしていました。ケイトお兄ちゃんの時のときのようにきもちよくなかったかった

いたいのに、あつくてやけどしそうなのにじぶんのからだをおしっこをぜんぶっもらしちゃったときのようなきもちよさがあたしをふるえさせていた。
「あ、あ、あ、あ、あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ〜!あ、ぁ、」
あついだくりゅうがあたしのおなかのなかでうずをまくようになんどもなんどもながれこんできてあたしきをうしなっていました。

「さいこうだよ、オネエちゃん、オネエちゃんもイキまくるほどきもちがイイんだろ!」
興奮(こうふん)し切ったおとうとはほんとうのいまのわたしをみてくれてはいなかった。
「あ、あ、あ、あ、あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!ケンタ〜あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あついよおお〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!いやぁぁ〜‼︎しぬ〜!やめてぇぇ〜!あ“〜!あ“〜!だから、あ“〜!あ“〜!おねがい、あ“〜!あ“〜!もう、あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!やてぇ!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!」

あたしはそう言うとさっきからあたしの膣(ちつ)に陰茎を差し込んでしつこく突き回したり捻(ねじ)ったりしている男のそれの根本をつかんでいた。
「守れる物なら守ってみなよ、所詮はメスガキの非力を思い知れ!」
「いてぇ、なんて馬鹿力だ」
男はそう言うと何回も何回もあたしの胎を、子宮の中の子供を狙うかにように突いてきた。そして怒涛のような射精を何度も何度も繰り返した。

なにをいっているのかわからないよぉ〜、でもどうしてかながこんなひどいめにあわなきゃいけないの?

『パーン!』というおおきい何かが弾ける音がしたとき男は慌て自分の長くて太い、陰茎を花奈の膣穴から抜き取った。
「目的達成」
はげしい、げきつうと、ともにあたしのちつあなからは、たいりょうのようすいがながれだしていました。そのおとこをにらみつけるとそのおとこのおなかのなかがするどくひかって、かれのからだはこっぱみじんにふっとんでいました。

パーン!パーン!パーン!とつぎつぎとものがはじけるようにこわれていきました。
「きゃー!、たすけて」とさけびながらにげまどうかんごしさん。
「またあばれだしたぞ」とおとこのおいしゃさんのこえ。
どうしちゃったんだろう?もうじぶんがじぶんでどうにもならない。
「もう処分するしかないな」
おまわりさんがあたしにむけて、てっぽうのようなものをうつとおまわりさんといっしょにだんがんがっふっとびおまわりさんを血だらけにしていました。
そのとき、あたしはたしかにフワッとしたかんしょくにだきしめてもらっていました。
あたしよりもふくよかなむねとやわらかなてやあし、ぷりんのようなからだにあたしはつつまれていた。
「だいじょぶだよ、ケイトお兄ちゃんはここにいるから、あかちゃんもぶじだよ」
そういわれてあたしのぜんしんのちからがぬけてかのじょにだかれたままいつのまにか安らかな夢のせかいにいました。

それからは毎日のようにそのお姉さんは私の病室に見舞いに来てくれるようになりました。
不思議とお姉さんと一緒にいると漢字や算数、などお勉強もはかどる用になっていました。
お姉さんの名前は春香織というそうです。
小学生なのにいつもセーラー服なのは奇妙な気がしましたがこれが新しい武蔵附属小学校の制服だそうです。
香織お姉さんはあたしよりもひとつ年上で小学4年生になったばかりでした。
でも7月25が誕生月なのでまだ数日はあたしと同じ9才だそうです。
「あ、お乳の匂いがしますね」
彼女がそういうとすぐに彼女の脇にはここの病院の育児ベッドがありました。
それはふたり用で 他の育児ベッドよりは幅が広めでした。
「どんな魔法を使ったの?」
あたしがきくと彼女は笑って言いました。
「ひ・み・つ」
「ずるいよ、香織お姉ちゃん」
あたしがそう言うと香織お姉ちゃんはあたしの鼻の頭に右手の人差し指をあてて言いました。
「私たちはもう友達だから呼び捨てにしてほしいな、香織でいいよそれよりもいつもこのふたり、可奈ちゃんと花世ちゃんに母乳をあげるのに苦労しているでしょ?そりゃあふたり同時に抱き抱えるのは大変だよ、手伝ってあげるね」
香織さんは自分のパジャマの前ボタンをはずすとあたしよりも大きなカップサイズのブラジャーがあらわれて彼女はそのフロントホックをはずすときれいに形の整った乳房がふた山現れました。
彼女はあたしから花世を引き取ると慣れた手つきで抱き抱えて左側乳首を咥えさせました。
「大丈夫ですか?花世は噛む力が強いから痛くないですか?」
あたしは不安になってきいた。
「あははは、大丈夫だよ、こう見えても私は4児の母だからね、淫魔刑事の仲間には内緒だよ、表向きには私は強姦魔を返り討ちにしたことになっているからだよ、今更恥ずかしくて同じ相手に4回も孕まされました、なんて言えないしね」
「ごめんなさい、あたし小学校に入ってからの記憶がほとんどないんです、みんなは9才の誕生日おめでとうと言ってくれるんですが、でも幼稚園を卒園してからの記憶が全くなくって、頭も良くなくって」
あたしの目から涙が次々と溢れ出していた、それは失った過去に対する喪失感かもしれない。
「まあ気にしないほうがいいよ、私なんて彼氏に子供預けっぱなしだしね」
「え?」とあたしはおまわず小さく叫んでしまっていた。
「じゃあそろそろ交代しようか」
香織さんはそう言うとそっと花世を育児ベッドに戻してあたしの左乳首を咥えて母乳を飲んでいた加奈を素早く引き取ると自分の右側乳首を咥えさせました。はじめは戸惑っているように見ましたが両手で香織さんの豊満な乳房をつかむと力強く咀嚼(そしゃく)を始めました。
「なんかへこんじゃうなぁ、あたしの時よりうれしそう」
あたしが言うと香織さんは『チッ、チッ』と舌を鳴らしました。
「乳腺だって体調に左右されるからね、左右同じように出るとは限らないよ、だからといって同じ乳房からばかりと言うのも良くないしね」
あたしが花世を育児ベッドから抱き上げると試しに右側乳房の乳首を咥えさせてみた。
確かにさっきよりも勢いよく咀嚼をして嬉しそうにあたしの母乳を飲み始めていた。
「ちょっとずるい方法があるけどもしも誰も手伝ってくれる人がいない時は哺乳瓶に搾乳して冷蔵庫に保管しておくといいよ、ただし搾乳した日付を記入したシールを貼り付けて1〜2日で廃棄する事も忘れないでね」
香織さんほんとうに物知りだ。
「ただし〇〇乳業と△△牛乳の粉ミルクだけは与えたらダメよ」
香織さんはしっかりと念を押して来た。
「うん、わかっているもうあたしのような奇形児にだけはさせたくないものね」

それは一種の成長ホルモン促進剤だった。「少ない栄養量で身体を健やかに発育させます」
宣伝文句だけを聞けば素晴らしい薬品のように感じたがそれはあくまでも肉や骨内臓に関する発育のみの話だった。観萌お姉ちゃんに教えてもらうまではあたしも加世ねえもそして香織さんも知らない事だった。
宣伝文句だけを聞けばいい事づくしのように聞こえたがこの薬剤には重要な問題が潜んでいたらしいかったです。
まず脳細胞のニューロン同士の結合が阻害されることがわかって来ました。
これだけでも発売禁止、供給停止物だが政府は一向に動こうとはしなかったんです。
それと脳下垂体に働きかけ二次性徴ホルモンの発生を異常に早める効果もありました。
これによって遅い子でも9才で、早ければ6才後半で初潮を迎える女の子が現れ始めました。
そして身体つきも7〜9才には大人の女性と変わらないプロポーションを身につけて幼くして男たちの性欲を満たす対象となってしまったそうです。
男の子達にも同じことが言えました。
精巣の早過ぎる発達は女子と同様に幼くして夢精が起きる年齢を早めて男の子達は脳細胞しニューロンのつながりの悪さも手伝って女性たち、いや肉体だけ成熟した頭は幼女の女の子に対する性行為の欲望を抑え切らなくなっていました。

彼ら、彼女たちによる性犯罪が頻繁に起きても国は動こうともしませんでした。
そもそも薬剤情報が非公開なのも手伝って国には一つの思惑がありました。
男子児童の攻撃的な性格と物事、相手のことを思いやることの出来ない知能の低さ、と圧倒的な筋力は軍事利用に最適でした。
女子児童の豊満な肉体と低知能、特に性知識の未熟さは性産業と産めよ増やせよ政策にうってつけでした。
そして最大のメリット少ない食料でも彼女たち彼らたちは頭脳以外は素晴らしく育ち、頭脳の発達は小学生3〜4年程度で止まってしまいました。それらは食料貧困国にとっては福音でした。
国はそれらの国に対して無償提供し始めていました。そしてそれらの費用は国の税金から捻出されました。
薬品会社や乳製品メーカーはその費用を税金から受け取りそれで潤い、企業はその一部を与党政党に献金していたのです。
まるで平成から令和にかけて軍事産業が国と連んで(つるんで)やって来たことと同じ図式です。
それで多くの食糧貧困国の国民はジポンに感謝してように軍事国家に利用されてジポンの国民も「ジポンはすごい、世界の役に立っている」なんて浮かれていたんです。

「よく考えたら随分と馬鹿馬鹿しい話よね、この太陽系の人たちは」
香織がそう言うと母乳を飲み終えておむつを交換した花世と可奈を育児ベッドに戻すと姿を消していました。
(少し考えれば違和感を感じていたかも知れなかった。
この太陽系には地球とは別にあたしたちと同じような知的生命体がさかえたくにがあるの?)

そして数秒後に現れるとちょっと怖い顔をしていましたここの看護師や医師や院長と一悶着あったようです。
どうやら母乳をあげられない母子のために問題の粉ミルクに切り替えるように国からお達し、というか命令があったようです。
しかし香織さんが葉類智恵さんに電話をかけると急に院長たちの態度が一変して元の粉ミルクに戻す決断を下してくれたそうです。
「やれやれですよ」香織さんはそう呟(つぶや)くとこの病室内の時間を隔離しました。
香織さんはあたしのベッドの上に登ると一度掛け布団をはいで向かい合わせに抱き合いました。いつもはパジャマのズボンの上からとセーラー服のスカート越しの接触ですがあたしの股間に何か大きな硬いものが押し当てられた時何故か懐かしいものを感じると同時に若干の恐怖を覚えました。
「香織お姉ちゃん」
あたしは彼女の耳元で囁きました。
「こら、呼び捨てって約束でしょ?」
香織さんはそういってあたしの額を軽くデコピンしました。
「今日は甘えさせて、あたし、一度でいいから香織お姉ちゃんはとなまでしたいの」
あたしがそういったら香織お姉ちゃんはさらに迷ったように言いました。
「すごく痛い思いをするかもしれないよ?それでもいいの?」
「うん、ある程度の知識は観萌さんが一昨日見舞いに来てくれた時に教わっているから」
あたしはそう言うとベッドの下から大きなおねしょシーツを取り出してシーツの上に敷いた。
「うん、わかった、花奈にそこまでの覚悟があるならやってみようか?」あたしはパジャマを脱いで、香織さんはセーラー服を脱いだのですがその下が下着も着ていないまるはだかだと初めて知りました。
あたしはやっぱり見た目だけ大人で中身は子供なのかな?
あたしの股にあるワレメちゃんに香織さんの2本の指が来ました。
「あ〜!」
あたしは思わず大きな声を出してしまいました。
「痛かったら言ってね、すぐにやめるから」
香織さんは優しく言ってくれました。
「じゃあ今度は花奈ちゃんの番ね、優しくエスコートするつもりだから怖くなったら言ってね」
香織さんはそう言うとあたしの人差し指を軽くつまむとじぶんのワレメちゃんに軽く当ててくれました。
「どう?柔らかいでしょ、でも全部柔らかいわけじゃないのよ」
うん、あたしのはめったに触らないけどすごく香織のはすごく柔らかく感じていたよ。
「じゃあ今度は私がするように指を縦にずらしながら中に入れてみて」香織さんはが指を手に前後に動かすとあたしはおしっこをもらした時のように気持ちが良くなっていた。
そしてまた思わず大きな声を漏らしてしまっていた
「あ、あー!あ〜!あ“〜!あ、ぁ、」
事実香織さんの2本の指と私のワレメちゃんの周りはサラサラの液体で濡れていた。
「花奈も同じようにしてごらんなさい」
「あ“〜!」
香織さんは最初から大声で喘いでしまっていた。
「ご、ごめんなさい」
あたしはいきなり深く指を挿し込んでしまいました。
「気にしないで、いま花奈が指を入れている穴が地球人で言う膣(ちつ)に相当するわ、そのまま指を奥まで入れると斜めにもうひとつ穴がでしょ?それが子宮口、卵子が精子に受精されて受精卵となって胎芽となってやがて胎児となって臨月になるとそこから子宮口を通ってって膣から外の世界に出るから地球人は産道とも呼んでいるわね、でもその辺は地球人と似ているけど微妙に違うから気をつけてね、詳しいことは花奈が三次性徴に入っってから教えますね」
香織さんは私の手首を持ちながら少しずつ回してから少しだけ引いた。
「あ、あー!あ〜!あ“〜!あ“〜!」その感触にあたしもおしっこをもらしそうになりましたが香織さんはもっとたくさんのおしっこをもらしていました。
しかも花の香りががとても素敵です。
「これが噂(うわさ)のGスポットです、間違ってもゴキちゃんスポットなんて呼ばないでやってくださいね私たちは地球人と交配するための機能をいくつか持っていますがこれもそのひとつですね、特に地球の男性は乱暴な方も多いので」
私はその香りを少しでも感じていたいと腰を曲げて顔を近づけたらワレメちゃんから可愛い筍(たけのこ)の芽が生えて2cmほど飛び出しているのが見えました。
「花奈は初めてだからこれくらいの大きさから始めたほうがいいよね」
香織さんはそう言うとゆっくりと私の腰を引き寄せてワレメちゃん同士を密着させるとその筍の芽があたしのワレメちゃんの中の穴に少しだけ浅く挿し込まれているのがわかりました。
「あ、」
あたしは小さな喘ぎ声をだしてしまいました。
「痛かった?でも修復するために必要だからある程度はがまんしてね」
香織さんはその深さのままでからだぜんたいをえんをえがくように回しはじめましした。
「あ、あ、あ、あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!…………」
あたしは思わず香織さんにだきいてしまっていました。
痛かった?ごめんねと香織さん、なんだか申し訳なさそう、でも違うのよ。
「あたしの汚れた穴の中を優しいシャワーで洗ってっもらえた感じ、もう少し奥に入れていいよ、あたしもおしっこ漏らしちゃうかもだけど」
「あはは、それおしっこじゃなくてラブオイルだよ」
香織さんはのたけのこのめほ少しだけ大きくなって、あたしの汚れた膣の中を洗浄してくれる気持ちよさが全身を駆け抜けた。
「あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ"あ“〜〜‼︎あ、あ、あー!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ"あ“〜〜‼︎あ"あ“〜〜‼︎あ"あ“〜〜‼あ"あ“〜〜‼︎あ"あ“〜〜‼︎あ"あ“〜〜‼︎あ"あ“〜〜‼︎あ"あ“〜〜‼︎」
気がつくと香織さんも同時に叫んでいた。
「ど、どうしてなのぉ?花奈のワレメちゃんからあふれ出した泡がとってもぬるぬるして気持ちがいいの、私のアスパラガスちゃんが大きくなるのが止められない!けど出しちゃいそう、あ〜!もう限界、花奈、ごめんね思いっきり大きくなっちゃっているかも!」
香織さんが叫んだ時一瞬だけ恐怖を感じましたがあたしの膣(ちつ)はやさしくうちがわからだかれているようなきがした。
「あ、あ、あ、あ、あ、あー!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ、ぁ、、、、、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、」
あたしは香織さんの背中に回した両手でおもいっきりつよくだきついていた。
「ごめん、大きくしすぎちゃったかも、今は形はアスパラガスちゃんだけどちょっとした松茸サイズだね、痛くなかった?」
優しく気をつかってくれた香織さんにあたしは答えた。
「今、香織の鼓動をすごく感じた、同時にあたしの汚れた部分が綺麗に洗われて生き返った気がする」
でも、香織さんがあたしの穴から抜いたアスパラガスちゃんのように大きく、太くなったそれを見た時、また少し悲しい気持ちになっていた。
「やっぱりあたしは男の人を狂わせる悪い子かなぁ、もしも可奈も花世もそんな娘になったらどうしよう」
あたしがそう言うと香織さんはあたしを強く抱きしめて言った。
「誰が花奈を悪い娘だなんて決めつけたの?すごく良い娘だよ」

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花奈はやっぱり自分が馬鹿な娘にしか思えなかった。じぶんのせいで加世ねえまでケイトお兄ちゃんに操られて酷い目に遭わされて、しかもその記憶まで奪われて、それでもあたしはケイトお兄ちゃんの本当の正体に気が付かなかった。
未来予測とそこから逆斬される過去の推測、擬似サイコメトリーと現実に起きていた事の相違を比較すればいくつかの矛盾点に気がついていたはずだった。
そして自分の記憶や思考回路が何者かに操られていた事に

「ここが偽花世ねえ、そして偽花奈だった花梨さんが4人の男子学生さん達に襲われて輪姦(まわ)された場所です」
花奈はそう言うとじぶんの大きくなったままのお腹をそっと撫でていた。
「誰に向かって話しかけているの?」と香織が花奈に聞いた。
「あたしの大事な可奈と花世、本当はもう少しあたしのお腹の中にいたかったんだって」
花奈はそう言うと続けた。
「花梨さんの件なら大丈夫ですよ」
花奈は断言した。
「あ、その前に花世ねえと冬河さんに連名でLynnしておきますね」
花奈はそう言いながらスマホを操作していた。
「本当はあたしなんかのサイコメトリーよりも観萌さんのほうが正確に的中できるんですけどね」
花奈がそう言ったからにはあたしの出番だよ?

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花奈が擬似サイコメトリーした結果は次の通りだった。

「花梨さんはもともと彼らに、とは言ってもケイト兄に操られて利用されていたようです」
「でもあなた達ふたりを戦わせてどうする気だったのかな?」とわたし、もうそろそろ影が薄すぎて名前さえ忘れ去られていそうなので再度アピールしておくと一応主人公の葉類亜希、年齢不詳だ。
「でももしも、あたしと加世ねえを本気で戦わせたらどうなると思いますか?」
真剣に聞かれても私には想像もつかない。
「ただ花奈が一方的に能力を使えば地球が消し飛んでもおかしくはないけど加世のボディアタックと質量のエネルギー化能力じゃせいぜいメガトン級の水爆程度の破壊力しか無いんじゃないかな?」
私が言うと花奈はそれを、即時に否定した。
「亜希さんも加世ねえ自身もですが加世ねえの潜在能力を過小評価しすぎです」
「え?」と私は問い直した。
あたし自身おバカキャラを通して来ましたがそうやって現実から目を背けて来たとも言えます」
花世はそう言うと香織にちらりと視線を向けた。と同時に香織の姿が消えた。
「あたしたちの住んでいるアパートに刺客が向けられるので救援をお願いしました」
花奈はそう言ったが視線を合わせただけでそれが可能なのか?と思った。
「敵はケイト兄に筋肉武闘派で願望達成能力者のモヒカン5人、念動力者のリーゼント5人、時間操作能力者のオールバックがやはり5人、襲撃するみたいだけど間に合うかな、なんちって」
花奈は舌を出して笑った。
「またあったね、ケイトお兄ちゃん、これで何人目かな?」
花奈はなぜかモヒカン5人を指差して悲しげに笑った。こっちには他にリーゼント人とオールバックが3人ずついた。これでは正直言って嬲(なぶ、輪姦と同様な意味もある)り殺しになるパターンだ。

「さあね、なぜかわかっちゃうのかって?今日の花奈は絶好調だからね」
ちょっと痛いけどごめんね。
花奈がウインクすると全員がお腹を抱え始めた。
「あらまぁ大変!みんな胃潰瘍(いかいよう、決して『胃がかゆいよう』的な意味ではない、かなり痛い時もある、つか穴が開くわけじゃなくただの良性腫瘍だから)かなぁ」
花奈は笑いながら言った、しかし彼らの胃壁のごく一部をエネルギー化して穴を開けたのは確かなようだった。
「なぜだ?なぜ僕たちの願望達成能力が聞いていない」
彼らはうめきながら言ったが正直言って私にも理由がわからなかった。
「さあてと今度はあたしが聞く番だけど正直に答えないと心臓や冠状動脈に穴が開くけど良いかあなぁ」
花奈が聞くと急に彼ら全員が冷や汗を流しながら震え始めた。
「そ、それだけは言えねえぇ」とモヒカンのひとり筋肉がモリモリなのに情けないなあと思った。
次の瞬間身長が190cm以上ある筋肉隆々の大男が現れるとじぶんのズボンの中から巨大な陰茎を取り出してしてシコりだすと大粒の精液を36連発、すごい圧力と音速を超える勢いで彼らの身体に命中させると大砲に撃たれたかのように次ついと粉砕されていった。
「つぎはあたしたちかなぁ」
花世は呑気そうに言ったが大男がこっちに向きを変えて両手で握った巨大な陰茎を向けられた時は正直言って人生終わったと思った。
「ドピュピュピュピュピュピュピュピュピュピュピュと精液の弾丸がすごい速さで飛んでくるのが見えた、だけど避けようがない。
「任せてください」
そう言った花奈がまるで観萌のように頼もしく見えた。
破裂音と共にすべての精液弾丸がフラッシュのように光りながら消滅した。
「ふん貴様らなぞ数秒で消滅できるわ」
大男がそう言って後ろに振り返った瞬間、彼の両肩と胸あたりが鋭く光った。
そして両腕が落ちて胸から肩から大量の血が噴き出したかと思ったのはほんの一瞬でその出血もすぐに止まって両手と胸の傷が塞がっていた。
「崖理事長、いいえ、織田信長、あたしはあんたを絶対に許さない」
憎悪に満ちたその言葉は花奈らしくないと思った。
ここでひと悶着あるかと思ったが崖理事長はあっさりと姿を消した。
それにしても崖理事長が織田信長ってどういうこと?誰か説明して。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

花奈のアパートに戻るとモヒカンの連中は全員ダウンしてリーゼントもオールバックも全員が急所と胃に穴を開け開けられて身動きが取れない状態でチェーンで縛(しば)り上げられてた。
「大丈夫だった?赤ちゃんふたり抱えて戦うのは大変だったでしょう?
こうきいた私に加世は笑顔で答えた。
「どういったわけかは知らないけどあいつら自慢の願望達成能力が使えなくって、やりたい放題だったよ」と加世。
「そんなの簡単なことですよぉ〜」
と花奈。私も聞きたいどーゆーこと?
「あたしの可奈も加世もケイト兄の遺伝子を引き継いでいます、つまり兄の願望達成能力が後付け能力でない限り、可奈や花世にも引き継げられて当然なわけです」
「でも、私の花世と可奈はどうなるの?クソ親父にやられた娘だけど」納得がいかない顔の加世に花奈は言った。
「でも実際には父の正体はケイト兄だったでしょ?」
「そして観萌さんと答え合わせをした結果、花梨さんは大丈夫そうです、ただ、女子高生と花梨は別人物にしておきたいと言うのが本音だそうです」
そんな大事なことを敵の前でしゃべって良いのか?と思ったが花奈は意外にも不敵に笑っていた。

「まずは花梨さんがここの住所を白状したのには理由がありました」
何故か花奈らしくないお堅い口調で語り出した。
「まずオールバックさんが時間操作をして周囲の時間から隔離しました、彼らにとっては1時間や2時間でも外部からすれば2〜3ns(ナノセコンド、つまり2〜3/1000000000秒)しかないので感知できませんね、その間にリーゼントさんが女子高生さんを念動力で痛めつけていたわけです、膣内面や子宮そのものや手足を押さえ付けたりしてね、特に子宮や膣周りなど特にGスポットなど生殖器に対する攻撃は女子高生の能力を奪うために使われました」
「ケイト兄はその間一部始終、他の3人のコントロールに専念していたようです、まあ確かにその方が効率的でしたがケイトお兄ちゃんが他のクローンと違っていたのは擬態能力と、え〜と認識操作能力かな?だから、見る人によって自分を違う人間に認識させられることが可能でした」
「あの公園での女児の腕が吹っ飛んだように見えた事件ですね、実際に吹っ飛んんでいたのですが
私、加世の目には花奈がやったようにしか見えませんでしたが花奈から見たら加世がやったように見えていたわけです」
加世は落ち着いた口調で言った。
しかし彼女の内心は納得がいかなかった部分が多かっただろう。
事実テレビや新聞などの報道写真では犯行者の顔の大部分にモザイクがかけられていたものの、外側に跳ねた髪の毛から世間の認識では花世ねえが犯人だと思われていたことは明白でした、要するに花梨さんは加世ねえの姿に擬態をして、加世ねえに対しては花梨さんの認識阻害とケイト兄の願望達成能力であたしが犯人だと思わせていました」
花奈はそう言ってから花梨さんのその後について語り始めました。
「ケイト兄の消滅、これは一時的なものでしたが、それを機会に花梨さんは行方不明になっていました、そんな頃、花梨さんはいくつだったのか?ケイト兄の年齢は少なくともあたしたちの10才は年上の19才以上という事になりますが月輪さんの記憶が正しければ1年少々前は30代の男性だったことになります、なので花梨さんに関してもその時の実年齢は定かではないとみるべきでしょう、もしも観萌さんと花梨さんの間に何らかのつながりがあったとしたら?」

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「じゃあ、今日はもう遅いし花奈の部屋には香織と私がお泊まりしますね」
私、ボサボサ亜希が言った途端に白い目で見られてしまっていた。
「亜希さん、失礼ですがデバガメといいうことがはごぞんじでしょうか?」
いきなり花奈に言われてしまっていた。
「え〜と、お邪魔虫って事かな?」
私がそう言いながら隣の部屋のドアを開けると花世と可奈を寝かしつけたばかりの加世と冬河が全裸で『戦慄のバロ〇〇ロス』をしている最中だった。
「あ、あ、あ、あー!あ〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜‼︎〇〇ちゃんすご〜い!さすがホンモノって感じ、私、の中で電磁あんまが暴れまくってるう‼︎」
状態をえびぞらせながら腰を激しく痙攣(けいれん)させて加世が叫び声を上げていた。
「わ、私だって加世のご立派様に逝かされっぱなしよ、ほら、胸なんてデカプリンがプリンプリン揺れてどうして良いかわからないよお」
どうやらこっちは3時の〇〇ムク〇〇の最中だったようだ。
「私だけが除け者かよぉ」
私が隣り合った2軒のアパートの部屋から聞こえて来る喘ぎ声と荒々しい息遣いを聞きながら袋麺のラーメンをかじりながら夜空を眺めていた。
チキショウ、私の相手をしてくれるのは俗称『中出し刑事』風間達也だけかよ!
私は叫びながら女子高生が誰かを考えていた。

1、どうやら観萌の関係者らしい。

「ぁ、ぁ、あ、あ、あー!あ〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!か、花奈ちゃんもしかしてわ、わたしの未来予想を立てながら1番効果的な、あ、あ、あ“〜!あ“〜!あ“〜!」
「か、かおりさんだって高速モードでアスパラガスちゃんをあ、あ、あ〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!い、い、いやぁ〜あ〜!暴れさせないでぇ〜さっきからお乳もラブラテも吹きまくりよおぉ、あ“〜!いやぁぁ〜‼︎い、い、いやぁ〜!感じすぎて、あ〜!あ“〜!あ〜!あ、ぁ、、、、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、今度はあたしがアスパラガスちゃんを大きく育てますから、香織もちゃんと受け取ってくださいね、ん、ん、ん」
「ぁ、ぁ、ぁ、あ、あ、あー!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ〜!あー!あ、ぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、な、、あかなかやるじゃない!今度から本気で『愛情のバトルクロス行くわよ」

1、花奈いわく彼女の正体を探るには観萌本体が詩織よりもまだ2才年上だった頃に遡らなければならないらしい。

2、そしてそのカギを握っているのが今私たちとよく関わっている波瑠沙芽と親友のナッツ、こと夏野明美の生い立ちらしい。

「あ、あ、あ、あ〜!やめ、やめてください〜!騎乗位で体重増やすなんて反則ですぅ私の骨盤の胎盤が、あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!」

3、そして彼女は崖理事長が影で運営している崖登山信仰会というとても怪しげな宗教団体の家族、いや信者たちが養子縁組で集められた偽りの家族の一つだと言う事、そしてその家族構成は4人家族で奈津という姓を名乗り彼女自身の当時の名前は菜摘だったらしい。そして兄の名前は啓斗といってケイトと読むらしく血縁もないやはり別組の養子縁組らしい。
母親の名前は有紀江という。実に加世と花奈の家族構成によく似た構成だというそれよりも謎だったのがその菜摘という名の少女、サイコメトリーした結果では今の波瑠沙芽の義母、波瑠幸恵とほぼ同じ歳で佐原詩織とも同じ学校の学年だったという事らしい。

4、信者の家族の母親はもちろん若い女性ばかり選ばれて娘は年齢に関係なく初潮を迎え、身体つきというか肉体が女性として成熟してくると家族の男たちからの陵辱を毎日のように受けて孕まされると、薬物投与などで身体や本人の意識を奪われて胎の中で胎芽が胎児となりそれが産道を通って生まれるまで本人の意識を奪われると言う、そしてその生まされた赤ちゃんは本人の意思にお構いなく養子縁組として出されて。レイプされた、本人には強姦された、いや自分から男を誘い込み性向行為に誘い込んだ穢(けが)らわしい娘だという、懺悔の記憶しか残らないように仕込まれているらしい。

5、それは菜摘の身にも起こり彼女の場合は特に一種の成長ホルモン促進剤を投与されていたために本人に自覚こそなかったが7才から初潮が始まって特に義兄啓斗からは9才の頃から犯されているらしい。それもどうやら花奈の推測によると今から18年近く過去の出来事なので成長ホルモン促進剤の効用が今よりも弱かったと推測されるとのこと。

5、そして成長ホルモン促進剤の効果が聞きが良くなった10〜11才頃に色づき始めた義の娘に対して姓欲を掻き立てられるようになった義父が菜摘に対して強制性交行為を繰り返して行った可能性がある。そして彼女の義兄である啓斗は勿論、義父にも加世と花奈の義兄ケイトと同様に『願望達成能力』もしくはそれに近い能力を持っている可能性があるとの花奈のコメント。

「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、、花奈ちゃん、随分とやるようになりましたね」
ドアの向こうから香織の息絶え絶えな声が聞こえてきた。
「あたしが病院で暴走しちゃった時に誰かの夢を見たんです」
と花奈の声。
「そういえばそんな話も聞きましたね」と香織。
「ちょっと共有化したいので月輪さんを通して全員にテレパシーで流しますね」

そう言って花奈が流した内容は次の通りだった。

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私は全裸になって義弟の部屋に忍び込むと健太のベッドの掛け布団をはいで床に落とした。
義弟が寒くならないように自分の体重を熱に変えて部屋を温めると同時に義弟の服を脱がし始めた。
自分の髪をかき上げると義弟のモノ、陰茎を軽くさすりながら皮をむいて亀頭くんが顕(あらわ)になるとその先頭のふたつに割れた射出口をしゃぶり始めていた。
そこから少しずつしみ出していた少し苦味をおびたそのぬるっとした液を舐めているうちに次第に自分の舌の動きが激しくなってゆき私の舌はその亀頭くんの割れ目を激しくこすりつけていた。鶏か豚の心臓のような蝕感が心地よい。
その途端に陰茎自体が激しく脈打ちながら亀頭くんの割れ目から勢いよく白濁色のとろりとした精液が8〜9回に分けて吹き出していた。
私は亀頭くん全体を咥(くわ)えてなるべく残らず少しだけ苦い精液を飲み干した。
いちどはしなびた義弟の陰茎だったが亀頭くんに割れ目に残っていた精液をなめ尽くしているうちに彼の陰険は再び大きくかたくそそり勃った。
『遠慮なんてするなよ、お前のその穴に差し込むだけだろ、こいつの解き放つ熱い精液をめいっぱい吸い込めよ、コイツの好きな女の子にコイツが襲(おそ)いかかって女の子が首を激しく横に振って喘ぎまくって泣き叫ぶ姿をみながらえ陵辱(りょうじょく、強姦に近い意味)する夢を見させながらやっちまえよ、それがお前ら淫魔だろ?』
私はそのささやきに従うように彼の股の上に馬乗りになって義弟の亀頭くんを自分の穴に差し込んでいた。
「あ、あ、あ、」
私の口から小さな声がもれた。
私の穴の中はすごく濡れているはずなのに亀頭くんの強い張りのある心臓の肉のような抵抗感が私を喘がせた。
「あ、あ、あ、あ、あー!あ〜!」
思っていたよりも痛くて、ちょっと無理は禁物と抜こうとしたが亀頭の形状のせいかそれは膣壁に引っかかって私の膣内の粘膜を余計に刺激した。
「あ、あ、あ〜!あ〜!あ“〜!」

  • 「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、」
    私が息を切らしていると寝てたはずの義弟の声がした。
    「思い切って奥まで行っちゃった方がいいよ」
    義弟が彼の上で恐る恐る腰を浮かせていた私の両脇腹をわしづかみにすると一気に引き寄せた。
    強烈な快感が全身を駆け抜けた。
    「あ、あ〜!」私は思わず叫び声をあげてしまっている。
    義弟は私の口を塞いで「しー、静かに」 と言った。
    どうやら彼の亀頭くんが私のGスポットの秘孔を突いてしまったらしい。
    「ごめん」と私。
    じゃあ腰を突き上げ始めるよ。
    彼、義弟は腰を突き上げ始めていた。そしてすぐに下げる一定期間を置いてまた突き上げる。そしてすぐに下げる。
    その繰り返しを最初はゆっくりと、次第に早く激しく行うようになってきた。そのたびにGスポットの秘孔を擦るようにた亀頭くんの傘がこすって、叩いて刺激する。
    「あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、」
    突然に義弟の亀頭くんが小刻み震え出したかと思ったら陰茎全体が激しく脈打ち始めて亀頭くんの割れ目から熱くて濃厚な精液が何度も何度も撃ち出されていた。
    「あ、あ、あ、あー!あ〜!あー!あ〜!あー!あ〜!あー!あ〜!あー!あ〜!あー!あ〜!.......,..」
    義弟が強く腰を突き出している時の射精は私の膣の突き当たりに撃ち出され、彼が腰をひいた時に打ち出された時の射精は子宮口をかすり子宮内に精液を飛び込ませて、そのまま卵管をめがけてその先にある卵巣で待っているかもしれない熟成した卵子の奪い合いを始めていたかもしれない。

永遠に繰り返し続くかと思った射精の間中義弟は腰を突き上げ突き下げるのをやめてくれなかった。そのつど私のお腹が破裂する気がしたほど精液が送り込まれた子宮内の熱さが増していた。
「いや、いや、いや、いや、いや、いやぁ!いやぁぁ〜‼︎いやぁぁ〜‼︎いやぁぁ〜‼︎いやぁ!いや、」
私はそのあいだじゅう義弟が私のくびれた脇腹を鷲掴(わしづか)みにしながら強く引き寄せられていたことに気が付かなかった。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、.....」
息を切らして肩で息継ぎをしていた私の唇をいきなり義弟が奪って来た。そして強い力で後ろに押し倒された。
「え?まだやる気?」っと思ったが誘ったのが私の方だったのは確かだ。私は義弟の背中に手を回して軽く腰を浮かせた。

ベッドの掛け布団は最初から退けておいたがそっち用のシーツは引いてなかった。
「ちょ、ちょっちまって」
私は義弟に彼が幼少期に昔使っていたおねしょシーツを下に敷くことを勧めた。
「何故そんな事を?溢れ出して来た精液ならテイッシュペーパーで事足りるだろ」
義弟が言うので試しに詩織母と聡さんの部屋中が愛液でずぶ濡れになったエピソードを教えた。
「オネエちゃんに貸胎をしてくれた人って相当面白い人だね、でも心配は無用だよ直接な親娘じゃないし、さっきもそんなにも出なかっただろう」
義弟はそう言ったものの念のために1m四方の昔使っていたおねしょシーツを押しれから取り出すと私を仰向けに寝かせて覆(おお)いかぶさるように上に乗って来てさっきまでの激しい摩擦(まさつ)で愛液がなくなったうえに義弟が大量に放出したベトベトした精液のせいで滑りが悪くなった私のマンゴーの孔にいきなり奥まで捻(ねじ)り込んできた。
私が「え〜!」と思った時はすでに遅かった。
彼は今度は最初から全ストロークで腰を突き出して来た。
「あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あー!あ〜!あー!あ〜!あー!あ〜!あー!あ〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!.........」
再び永遠に続くかと思われたその射精。騎乗位で撃ち出された時よりも熱くて機関銃で撃ち抜かれたかのように痛くて衝撃的に感じた。
「あ、あついよ、火傷しそうに痛かったよ、もうやめよ」
珍しく私はその時に非常に弱気になって義弟に嘆願していた。でも義弟は許してはくれなかった。
「誘ったのはオネエちゃんだよ?いまさらやめるなんて勝手だよ」
彼はそう言うと今度はひねるようにして腰を突き出していた。
「あ、あ、あ、あ、あついよ!あ、あ、あ、やけどしそう、あ〜!やめよ、あ、ぁ、ぁ、あ〜!あー!やめてぇあ、あ、あー!あ〜!あー!あ〜!あー!おねがい、あ〜!あー!あ〜!あー!あ〜!こんなの嫌だよあ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!......」
何度お願いしても義弟は激しい亀頭くんの突き出しやめてくれなかった。そればかりかどんどん激しくなって来た。
「う、う、う、ううう」
こんな事なら義弟の部屋に忍び込んでいたずらをしなければよかった。
まさか淫魔である私が義弟との性行為でこんなにも大粒の涙をながし、声を押し殺して泣くとは思わなかった。
しかしそれでも義弟はさらに薄笑いを浮かべながら言った。
「最高だよ、オネエちゃん、オネエちゃんもイキまくるほど気持ちがイイんだろ!」
興奮(こうふん)し切った義弟は本当の今の私を見てくれてはいなかった。
「あ、あ、あ、あ、あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!ケンタッ〜あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あついよおお〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!いやぁぁ〜‼︎死ぬ〜!やめてぇぇ〜!あ“〜!あ“〜!だから、あ“〜!あ“〜!おねがい、あ“〜!あ“〜!もう、あ“〜!あ“〜!あ“〜!」
長くて痛くてつらかっただけの射精が終わったあと私と義弟は信じられない光景を見た。私と義弟の結合部から信じられない量のサラサラ液体が勢いよく噴き出してベッドのシーツ類はもちろん部屋中を水浸しにした。それと同時に私の膣の中のやけどを知るような熱さは少しだけ引いていって痛いのも少しだけやわらいで来た。

私は泣きながら窓を全開に刺激的な匂いの空気の入れ替をして、義弟はベッドのシーツや掛布を夜空のベランダに干した。
そのあいだ中、私は濡れた床の上にへたり込んで泣き続けていた。
義弟はよりにもよって「僕、寝る部屋なくなっちゃたけど、オネエちゃんの部屋のベッドで一緒に寝ていい?」なんて抜かして来やがった。
もうあんなのはこりごりだし「ひとりでそのびしょ濡れの部屋の床で寝てろ!」と言いたかったのが本音だったが私にも非があったのは事実だ。
「もう金輪際(こんりんざい)しないって約束してくれたらね!」
私がキツめに言うと彼はシュンッと落ち込んだ表情で言った。
「うん、本当にごめんよ、僕はオネエが気持ち良くなりすぎて興奮して大声で叫んで首を横に激しく振っていたと思っていたよ、でもまさかあんなにもたくさん血が出ていたなんて気がつかなかった、ほんとうにごめんなさい」
ちゃんと謝った上に膣から出血していたことに気がついていたようなのでとりあえず今日のところは許してあげてふたりで裸のまま私のベッドに入ることにした。
「もうあんな事をしたらただじゃ済まさないからね」
そう言いながら私は不思議に思っていた事がある何故あの得自分の質量増加が発生しなかったのか?
もしかしたら健太にはそれを封じるほどのパワーがあるのか?それと彼の射精の量と勢い、そして持続力は尋常じゃない、あきらかに超妖魔以上の力が加わっていた。

「ねえ、ハルサメ、ゆうべとても変な夢をみたんだ」
私は義弟が自分の事を呼び捨てのニックネームで呼んでいたことに気が付かなかった。
「あ、そー、よかったねえ、ケンタ」
その日の私は昨夜ケンタにちょっかいを出して、逆に襲われて、彼に激しく突きまくられて、尋常じゃない量の精液を激しく出されて、もうやめてなんて助けを求めた。
そんな後ろめたさもあってぞんざいに返事をしていた。
「なんでか知らないけど何もない部屋の中でハルサメと僕がふたりの美人に説教されいるんだ」
特に返事をする気はなかった。
「ひとりは写真データでしか観た事がないけどハルサメの産みの親の佐原詩織さん、最初から最後まで泣きながら怒っていた」
「あ、そー、でもうひとりは?」
と私。
「なんか不思議な美人でストレートで腰まである長い虹色の髪の毛をしていて詩織さんが観萌って呼んでいた人がこう言ったんだよ『うーんだからね!自分が気持ちがすごく
良くなっていても相手も自分と同じように気持ちが良いと感じているとは限らないからね、いくら自分がもっとやりたくても女の子が嫌がったり痛がったりしたらもう続けてやったらダメだよって事、痛い思いをしたり性器に深い傷をつけられたりしたり、望まない妊娠したり変な病気にかかったりするのは女の子だし治すのも大変だからね、特に彼女の気持ちは大切にだよ!ちゃんと相手の顔を見て、ゆっくりとおしゃべりを楽しみながらするのが大事だよ?お姉さんと約束できる?ならばヨシ!』って僕はあんな美人がお姉さんだったよかったよ、背も高いし、胸も大きいし、あんな人とセックスをしたら最高だろうな」
それよりも近親相姦事件でしょ?ケンタと私は。
私が裸で眠るのはしょっちゅうで寝坊も多いのだがいつもは早く起きてくる健太まで起きてこなかったから不思議に思い起こしに健太の部屋を覗いたらしい。
そうしたらケンタはいなくてベッドのシーツや掛布団がベランダに干してあってパジャマが洗いに出されていた事でおねしょにしては変だと思ったらしい。
「それにしても健太はどこに行ったのかしら」
心配しながら幸恵さんが私の部屋を覗いたら私と健太が裸で抱き合って眠っていたので仰天したらしい。
「パジャマの替えはなかったの?」
私が聞くとケンタは正直に白状した。
まとめ洗いとケンタ自身のそそう(はやい話が健太ケンタの夢精はかなり前から連日のように続いていたとのこと)でその日に着ていた一着しか替えはなかったと言う事だ。
本人は自分が普通だと思っている様だけど、どうやら彼の精液の量と射精の勢い激しく尋常じゃらしい。

私はその精液の匂いに誘われてのこのことケンタの部屋に忍び込んで性交行為に及んで返り討ちにあってしまったと言うのが真実らしい。
その事がバレたのは意外と早かった。幸恵さんは詩織ママ自身から彼女自身の大量愛液の話は聞かされていたし聡さんに至ってはその現場を目撃している。
私のベッドでそれが起きたなら[私がオナニーをしていた』で終わるだろうけれどそれがケンタの部屋のベッドの上なら誰だって私とケンタが情事、つまりセックスをしたと思うだろう。
幸恵さんに「姉弟でハレンチな事を」と叱られて。
聡さんには.「もしも奇形児とか障害のある赤ちゃんが産まれたらどどうする気だ!」とこっぴどく叱られた。
でも母親は違うし父親だって違うはず、なんで??

そして私は実は夢の中でもっときつい事を言われていたのを思い出してしまった。
「だからあなたが1番知っているはずでしょ?あなたと健太は義理なのは戸籍上だけで本当は実の姉弟だってことに、本当に近親相姦だよ」
「いや、だから実際父親も母親も違うし」
言いかけた時に詩織は眉をひそめた、何か隠し事があるのかもしれない。
「観萌姉さん、私ふたりの胎教を間違えたかな?」
詩織は観萌さんに助けを求めるような目をしていた。
「胎教よりも血筋かな、朝まではほとんど私の能力でクリーニング出来るけど今回は両成敗かしらね」
「何をする気?」と詩織
「波瑠姉弟、おねしょ事件勃発、なんてごまかしは良くないから、事実をありのままで姉と弟がやっちゃいました事件でいいんじゃないかな?それでも今回の資料をまとめて考察する必要性ありかな、とにかくもうこれから先は一切波瑠沙芽と波瑠健太くんのセックスは淫魔持ちと妖魔持ちとはいえ全面禁止ね、接触禁止令も出したいくらいだし、それにしてもケンタくんかぁ、ふたりの体に残された記録イメージを見る限りじゃすごくパワフルな感じだし、私も彼とやってみたいなぁ、」
「ケンタにそれ言ったら本気にして襲(おそ)いかかって来ますよ、私の身体も拘束されていた気がしますから」
私はあわてて観萌さんに忠告した。
「あはは、そうなったら、300人は出来ちゃうかもね、ケンタくんの子供が、11才にして赤ちゃん300人のパパかぁ、最高だね、ところでハルサメちゃんも双子の母親になる覚悟はあるのかしら?それも13才になったばかりの時点で、すごおいバケモノ級の」
「それ酷くない?それよりも例の女子高校生はどうなったの」
「なんとか一命は取り留めたけどまだまだ予断は許されないね」
それは私とナッツにとっては少しだけいい知らせかもしれない。
それで私はこの人の事を思い出していた。
ナッツの知り合いだった。
いずれは語ると思うけどまさか本当に姉妹だったとは。あれ?じゃあ詩織は本当は死んでいなかった?
しかしあの女子高生は大丈夫かな?

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「確かに珍しく詩織ママ泣いていたな」
イメージを受け取ってから感想を言うとナッツの顔が急に青ざめた。
「それって3ヶ月前、3月の出来事だよね?」
ナッツが私に確認するようにきいて来た。
「3月が確かひと月目だから予定は12月か?」
「ちょっなんの話?」
不安になった私は思わずナッツにもう一度きいた。
「出産予定月よ」
「それがどうしたの?」
と私
「わかんないの?幸恵さんは?」
あ、確かに彼女は崖理事長に何代か連続で孕まされた娘、
「そして健太くんは?」
あ、その幸恵さんの息子
「じゃあその健太くんと火星人とあんた、ハルサメの間に出来た子は」
急にそんなこと言われても、それに出来たとは限らないし。
「他人の心配よりも自分の事が先だよ、その弟とやっちゃた事件だけど、排卵日と偶然に重なっちゃったのかも?ちゃんと着床して、透視したっら見えるの、スクスクと育っているのよ、もう4ヶ月目に入ろうとしている、とんでもなく凄い妖魔に取り憑かれた双子の超人級悪魔が」
「それ、観萌さんにも夢の中で言われていた」
そう私が言った途端に私の胎の中で何かがうごめいた気がした。

ーーーーーーーーーーーーーーーー

     (6)$

椎がそう願った途端に4人の男子高校生達が大量に全然噛んでいないパスタとソースを嘔吐しながら不可視化が解けて落ちてきた。
「不味いよ、ひとり取り逃した」
香織が叫んだ。
私たちはシルバーの料理の味には耐性がついているがそれに耐えられたか、椎の願望が通じなかったということは逃げた奴は『願望達成能力者』の可能性が高いということになる。
「それだけじゃない、花奈ちゃんが攫われた」
月海が周囲を見回しながら言った。
もはや花奈の存在は月輪にも探知できないくらいに遠くに連れ去られていた。

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花奈が意識を取り戻した時彼女はほとんど物が見えない暗い部屋か倉庫の中で全裸にされ、両手両足を鉄輪と鎖(くさり)で繋(つな)がれてエックス状に吊るされていた。
かなりきつめにチェーンご貼られていて、手首と足首にはめられた鉄輪が食い込んで痛い。
「なんなのこれしき、エネルギー化すれば」
あたし、花奈はエネルギー化を試みようとしたが無駄な努力だった。
「無駄無駄無駄無駄、今日は君を助けに来てくれる仲間とも連絡は取れないし僕の願望達成能力を邪魔する者は誰もいない」
聞き覚えのある声、しかし目の前に立っているのは七三分けのケイト兄でもなければモヒカンでもなかった。センター分けの丸い黒サングラスをかけて上下グレーの作業着を着た身長200cmはありそうな大柄で筋肉質な男。
「相変わらずパクリ体質は治らないようで、ケイトお兄ちゃん、あたしをどうする気?」
あたしは聞いてみた。
「違うよ、僕の正体を当てたら教えてあげるよ」、と男は言った。
「今、僕は巨大な陰茎で君の胎盤と骨盤を粉砕してその妖艶で完熟した女体を数百発の超音速で打ち出す射精液で粉砕しても構わないんだけどね」
男は不敵に笑いながら花奈の頬(ほほ)に唾を吹きかけた。
その部分が焼きただれて花奈は顔を歪めた。
「菜摘さんの義兄だった啓斗さんだった男ですか?彼はどう処分しました?」
花奈が言うとその男は急に笑い出した。
「そんな出来損ないなど知らぬわ」
「あなたが菜摘さんの友人にしたみたいにですか?」
「ほう、どこまで擬似サイコメトリー出来たのかな」
「あなたはあたしに何をさせるつもりかは知りませんがあなたの言うなりにはなりませんよ、崖理事長、いいえ織田信長」
あたしも奴に唾を吹きかけたかったが崖理事長の願望達成能力でほとんど身動きが取れなかった。
「なあに、大したことじゃないさ、ここを第二の火星にしたい、ただそれだけのことだ」
「火星?あのタコのような宇宙人が棲んでいる星みたいにですか?」
あたしはわざとボケてみた。
「君はみずみずしいピーチのようなボディのわりにシワシワの梅干しのような発想をするおばあちゃんみたいな感性の持ち主になってしまったようだね、愛液のことを『ラブラテ」と言ってもいた花奈はどこに行ってしまったんだい」
「男は女性クローンを管理して彼女達をランク分けして妖魔を棲み憑かせて自由自在に操る、すばらい世界じゃないか?」
どうやら目の前にいる大男はケイト兄のクローンでもなさそうだ。では何者?
「男達に抵抗できないように非力に改良された性欲処理兼受精卵製造用の女性クローンとして散々使い倒したあげく、今度は食用の女性クローンとして彼女たちを精液を出せなくなった生産性の無くなった男達に犯させながら消化液を胎内に射出させて内臓などを溶かして彼女たちの口から吐き出される内臓などを飲ませる、すばらしくも汚らわしい世界だよねぇ」
「貴様、何故それを?」
男は一瞬だけうろたえた表情をした。
「あのような地獄に変えたいと、本当に信長だった頃のあなたはどこに行ってしまわれましたか」
「ふん、超弩級の妖魔と淫魔を手に入れたわしに逆らえるものなどおらぬわ、たとえ、お前、濃姫だろうがな」
あたしは思わず笑ってしまいそうになりました。この人の勘違いは未だに続いているんだなって。
「はぁ、」
あたしは深くため息をついた。
「誰が濃姫ですって?」
「ふん、わしはこの約四百数十年間の間を何度も繰り返しているうちに悟りの境地に達したのじゃ」
崖理事長は自慢げに言ったがどこが悟りの境地なのか理解できなかった。
それに時間の繰り返し?
「それが『鳴かぬなら、殺してしまえ、ほととぎす』ですか?」とあたしは言った。
もちろんこんな馬鹿なあたしでも織田信長はこんな俳句はよんでいない事くらいは知っている、ただ皮肉ってみたかっただけだよぉ〜。
それを聞いた途端に崖理事長は自分のズボンとパンツを脱いで熱り勃った陰茎さんの亀頭君をあたしのワレメちゃんに当てて言った。
「お前は今、自分が置かれた立場がわかっていないようだな」
そう言うと崖理事長は容赦なくあたしのワレメちゃんの中の膣(ちつ)ちゃんの中にそれを捩(ね)じ込んできた。
「あ、あ“〜!」
無理矢理膣穴ちゃんを押し拡げられた激痛に耐えきれずあたしは大声をだしてのたうち回ってしまっていた。
「いいか、よく聞け今のお前が置かれた状況は『吐かぬなら、犯してしまえ、夏乃花奈』
だ」
崖理事長はそう言いながら激しく腰を振り何度も突き上げてあたしの膣ちゃんの内壁を荒らしまくっていた。焼けずるような激痛と共に陰茎くんと膣ちゃんを出し入れをしている動きと共にその結合部から大量の血が流れ出して、両足太ももの内側を伝って流れ出ているのを感じていた。
「言え!偽花奈と偽加世を演じていた花梨と菜摘はどこにいる、言わなければ観萌みたいにバラ肉に粉砕するぞ」
崖理事長はあたしを案の定、脅しにかかっていた。
「あたしが知るわけがないでしょ」
一応はイスカン、じゃない、土星の衛星タイタンに向かっているらしいという擬似サイコメトリーは女子高生の輪姦事件現場を最初に調べた時にいでてきたイメージだったがそれは間違っていた。
確かに5000gw(ギガワット)の粒子砲が新設の清洲城付近に照射されて辺りに巨大なキノコ雲が立ちあがったイメージはあったがニュースでも、ネットにもそんな情報は流れてはいない。
ただ、その付近でのガス爆発事故は片隅ながらもニュースやネット記事で流れていた。
移動手段は別の方法か?
「あ〜!あ〜!あ〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ〜!あー!あ、ぁ、、、、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、」
今のここにはケイト兄に操られていた頃の自分はもういない、だが崖理事長の攻撃は想像以上にに執拗(しつよう)だった。崖理事長の巨大な陰茎の亀頭君があたしのGスポットを何度も叩き、こすりつけていくうちに彼の亀頭部先頭がピクッ、ピクッ、と反応したかと思うと陰茎さん本体が激しく脈打ち始め、あたしの膣の奥に精液の砲弾を何十発も打ち込んでいた。
「あ、あ、あ、あー!あ〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ〜!あー!あ、ぁ、、、、、」
さっきからそれの繰り返しだ、それだからこそ心にも胎にもキツく感じている。
長い、長い射精が終わった後も胎がパンパンに張った痛みであたしはのたうち回っていた。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、」
肩で息をしているあたしに奴はさらに迫ってきて言った。
「言わなければわかっておろう」
巨大な陰茎くんをあたしの膣穴ちゃんに深く挿し込みながら崖理事長は言った。
「幸恵さんと奈津菜摘さんを産んだ母親みたいに骨盤と胎盤を砕いて全身を骨付きカルビ肉みたに粉砕すると言いたいんでしょ?」
あたしは崖理事長の趣味の悪さを皮肉るように言った。
「ならば貴様が望むようにそうしてやろう」
崖理事長はあたしの腰を掴(つか)むと激しくピストン運動を始めているうちに彼の陰茎くんがどんどん太くなって行きあたしの膣ちゃんを引き裂いてその内膜を血まみれにしてくれた。
それだけならまだ良かったが本当に出産時の胎児、いや赤ちゃんよりも大きくなったそれは『バキバキ』と中から胎盤を割って『ボキボキ』と骨盤でさえ潰してくてた。
股が裂けた激痛で喘ぎながら叫ぶあたしに奴はさらに追い打ちをかけるように激しく腰を何度も何度も突き上げながら言った。
「さあ、花梨と波瑠沙芽と奈津菜摘の居所を吐け!さもないと精液の弾丸で貴様を粉砕するぞ」
「やってもいいですよぉ、もう聞き出せなくなるだけだから、それにしても便利で器用な陰茎くんですねぇ、亀頭くんの射出口だけじゃなくって側面からも、陰茎くん全体の側面からも大量に消化液を滲(にじ)み出させて内臓を溶かしながら縦横無尽に向きを変えて狙った場所に超音速の1Tonを超える圧力で精液を射出できるんですか?やってみたらどうかなぁ?」
あたしはあえて崖理事長を挑発するように言ってみた。

これはかつて崖理事長が菜摘さんと観萌さんが棲むアパートを襲撃して観萌さんの身体を何回も粉砕した時に観萌さん自身が言ったセリフ、1部変革していたがその反応を見たかった。
「ふん、知ったような事を、誰にそれを聞いた?」
崖理事長は観萌さんにそれを言われた事を忘れているのか、それとも・・・・・。

崖理事長の陰茎くんがが突然、狂ったように向きを変えながら音速を超える精液の弾丸を撒き散らしながらあたしの腹や胸、肩や腕などを打ち砕きながら最後は向きを下に変えて足や下に転がっている頭部、あたしから見てあたし自身をを打ち砕いて意識が一時的に飛んだ。

「ふん、あたしの言うことさえ理解できない、つまり、お前はあたしの親でも先祖である資格なんてないわぁ」
これはあの時にあたしたちがラブホ仕様のミニバスの中で波瑠沙芽さんたちと共に聞かされた崖理事長自身が言ったセリフの変革。

あたしの身体は引き込まれるように吸い込まれて彼の大きなモノに貫かれていた。お尻を太くて逞しい左腕で持ち上げられるようにして、逃げられないように首筋に回し両肩を押さえ込まれるようにして、やはり逞しい太くて筋肉質な右腕で抱き止められていた。

「惑わされないで今のあたしは両手足を鉄輪と鎖で拘束されてXの字状に吊し上げられているはず、そんなこと出来るはずがない。
しかも今のあたしにはこれによく似た既視感があった。

波瑠沙芽さんが右に首を回してそちらを見ると崖理事長に抱き上げられて全身を激しく痙攣させながら首を激しく横に振って喘ぎまくっている少女が彼女には見えた。
『パーン!』と破裂するような音がしたかと思うと彼女の着ていた服はセーラー服はもちろん下着まで全て吹っ飛び13歳とは思えない豊満な女体をむき出しにしていた。(自分で言う?と思わないでぇ、だってシナリオにそう言えって書いてあるんですぅ)
身体ごと、股を開かれるようにして他全員も全裸にさせられて両太ももも、腰も、腹部も、胸も、頭も激しく痙攣(けいれん)させられていた。理事長の巨大松茸が胎まで深く貫かれて何度も何度も突き上げてられて、引き裂かれ手すり削られた膣内内壁粘膜から激し勢いで太ももを太い一筋の鮮血に白濁液が混じって流れ、つま先からポタポタと流れ落ちている。

波瑠沙芽さんの中で何かが爆発したような音がして苦痛に満ちた表情をしていた。
「貴様の胎は今わしが破裂させたわ、この反逆児どもめが」
奴はそう言いながら波瑠沙芽さんに服従をしろと宣告した。
「どうだ貴様の自我とあやつらの命を交換する気はないか?」
奴はわざと周りを見渡せるように歩き回りみんなの今の現状を見せつけてくれた。ナッツは目をとろりとさせて虚な表情をしている。
咲に至ってはあの視聴覚室で男たちに貫(つらぬ)かれて股から大量の血を流していた時と同じだ。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、それで私に、はぁ、はぁ、どう、はぁ、はぁ、しろと、はぁ、はぁ」
ろくにまともにしゃべれていない。体全体に血が、酸素が回らなくなって特に頭がぼーっとして何も考えられないのか?、ただこの逞しい男の腕に強く抱かれて貫かれているのがなぜかうれしくてたまらないみたいな顔をしている。あたしも多分同じだろう、だけどそれはあたしたちの本心ではないはずだ。

反逆児?という事は一時でもあたしたちは彼の配下にあったという事なのかなぁ?

「そうだな、貴様らはあの幸恵とか言う女の記憶を見たであろう、わしに逆らうモノ、不要になったものは、みんな、ああなる運命じゃ」
「あ“〜!」
あたしの中で胎(子宮)が破裂した音がした。と同時に耐え難い激痛が襲ってきた。あの時に崖理事長が波瑠沙芽さんにやったことと同じ行為の繰り返しだ。

「ところで、はぁ、はぁ、はぁ、聞きたいことが、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、あるんだけどなんで、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、あんな人工地震を、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、ふかってまで事故をはぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、起こす必要があ“ーー!あ、あ“~!あ~!あ“~!あ“~!あ“~!あ“~!あ“~!あ“~!あ“~!あ“~!あ“~!あ“~!あ“~!あ“~!あ“~!..........はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、あったの?」

あの時にラブホ仕様のロールロイスミニバス内で波瑠沙芽さんが崖理事長に対して行っていた質問と同じ内容をぶつけてみた。
しばらく崖理事長は考え込んだ末に答えた。
「なんの話だ?わしはそのようなことは・・・・・」
『しまった!つまらない入れ知恵をしてしまった』と後悔をした。
つまり崖理事長はこのあたしの発言をヒントに九州のS原発を支えていた岩盤直下に核爆弾を仕掛けるなどをして人工地震を発生させたのだろう。そして波瑠沙芽さんの記憶の中にある正体不明の少女の記憶も波瑠沙芽さんが犯した義弟、健太くんとの不貞に関する記憶も、火星人の妖魔と食人文化に関する記憶も、咲さんや木星での出来事も、堀恵萌さんに関する記憶も、全てあたしの中にある。
実際には3ヶ月も、4ヶ月も、それ以上先の出来事なのにあたしの中では予知夢としてではなく過去夢として存在していた。
もしかしてあたしを含めた世界は何度も何度も1530年代からおそらくは2030年辺りまでを繰り返しループしているのかもしれない。

だとしたら今のあたしは目の前にいる崖理事長よりは有利な立場かもしれない。
そう思った時にまた一つ疑問が生じた。
ハルサメさん、本名は漢字で書くと『波瑠沙芽』さんだけど読みは『はるさとみ』らしい、。
かつての記憶の中には『さとみ』と言う名前の女性は『時の支配者』と言われていると聞いた記憶もある。

「あ、あ、あ、あー!あ〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!はれね、そ、あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ〜!あー!あ、ぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、、、ところで火星での住み心地ははどうだったのかなぁ、男たちに反乱を起こさせて女性専用シェルターを襲わせて核融合炉をわざと暴走させたのもあなたなのかなぁ」
あたしはとっておきの疑問をぶつけてみた。あたしの母親たちの中にあったふたりの旧火星人美少女クローンのコピーに関することだ。少なくとも2〜3年以上は過去の出来事でもう存在している筈だから知らないわけがない。
「あれはわしがもうひとりの火星人妖魔と組んで・・・・」
それっきり黙り込んでしまっていた。
「おかしい、わしはその頃、既に地球にいて」
「もうひとりの妖魔?なにそれ?あなたは火星では人間じゃなかったの?」
あたしはあえて挑発をしてみた。
「うるさい!黙れい!わしは100年は火星を支配してきた、そんなことよりもさっさと吐けぃ!わしの世継ぎを産める奈津菜摘は今どこにいる?花梨はどこにいる?
また彼はあたしの中で自分の陰茎を暴れさせ始めた。
「あ、あ、あー!あ〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ〜!あ、ぁ、、、、、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、、花奈はわるい娘だからどんな拷問を受けても言わないよ、信長ちゃんもさっさと諦めて肉体破壊を楽しんだら?」

それにしてもこの崖理事長の性欲と精力の旺盛(おうせい)さには呆れるばかりだよ。
あたしがここに連れ去られてきてからもう35回目の中出しと12回の音速を超える射出速度の膣外射精、いわゆる顔射や腹や胸、頭髪などにいわゆる、ぶっかけをされている。
あ〜あ、当分は好物のぶっかけうどんも食べたくないよぉ〜。
身体中がベトベトになっていてとても生臭いと感じ続けている。
「いや、い、い、いやぁ〜いやぁぁ〜‼︎いた〜い!あ、あ、あー!あー!あ〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ〜!あー!あ、ぁ、、、、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、」
こんどはまた膣穴ちゃん奥深くに差し込んでの、巨根陰茎くんを縦横無尽に大暴れをさせた挙句胎盤と骨盤を砕いてからのベレッタARX160並みの射出速度であたしの身体は粉砕されている。
「どうじゃ、まだ吐く気にはならぬか?」
「いくら予知夢とか擬似サイコメトリーがあってもそんなことであああ、あ、あー!あ〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ〜!あー!あ、ぁ、、、、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、わからないことだってあるんですよ」
それにしても何故彼はあたしが彼女たちの存在を知っていると思っているのだろうか?

前回のループ時にあたしに暗示をかけてランボルギーニを校門前で待って乗り込むように指示した女、彼女の名は確か堀恵萌だった。そして戦国時代にあたしと加世を産み私たちが1才になった時、本能寺の変が起き彼女は信長に「私を抱いてその射精で撃ち抜いて粉砕してくれと懇願して実際にあたしと加世はその場で一緒に粉砕されて焼け落ちた本能寺の下敷きとなって灰となっていた筈。

無性になんだか冬河銀に会いたくなった。
巨乳のくせに巨根持ちの変態だけどこんな乱暴者に犯されているよりはずっとマシだと思う。

「いい加減に目を覚ませ、奴の肉体破壊は所詮はまがい物の精神攻撃だ」
あたしの中で声がした。おかしい?自分の記憶が確かならあたしは誰の娘だったのか?
それが実際に起きていた肉体破壊ならば肉体再生時にはこの忌まわしい鉄輪と鎖からこの身体は解放されているはずだ。
しかし、実際にはこの体は相変わらずXの字状に吊るされたままだった。
肉体的にはあたしは波瑠沙芽と彼女の義弟、波瑠健太くんとの波瑠沙芽さんが夜這いをして受精して出来た娘のはずだ。
では何故⁈

秘密はナッツの元でもある奈津菜摘さんにあった。
彼女は一体何者だったのか?
あたしは今現在に自分の身に起きている現実と目の前の大男、崖理事長が記憶を失ったのか?それともあたしが体験していたはずの過去を照らし合わせながら再擬似サイコメトリーする事を試みていた。

その結果、その答えは意外過ぎるくらいあっさりとはじき出されてしまった。
観萌と波瑠沙芽と夏野明美、こと奈津菜摘の居場所はすぐにわかった。
そしてこいつらが願望達成能力と異常なまでの精力的な肉体が撃ち出す射精と猛毒と言って良い精液に含まれるさまざまな薬物。
何がイスカン、じゃない、何が土星の衛星ティタンに向かっているですか?冗談も休み休みにしてくださいって言いたくなった。

「ところでおじいちゃんがさっきから連呼している花梨さんと奈津菜摘さんって一体誰のことなのかなぁ?」
あたしは崖理事長に問いかけた。そう、もうこの時間線でその名を使うのは正しくはない。

「わかったよ、そこまでしてあたしたちを守ってくれたんだぁ、こんどはあたしがあなたを守る番だよぉ」
私は天空を見上げて言った。
「ふん、愚か者が、その女子高生がお前らの住所や個人情報を全てわしらに売り飛ばしたんだぞ、薄情にもな」
そうだね、あんなに、女の子として最悪な辱めを受けてもなおも肝心なことは隠してくれたものね。
「ふん、再サイコメトリーはほぼ完全に終わったようだな、今から貴様の胎の中にわしが1回射精する毎に50ccの精液を射出してやる、お前の大事な子宮が破裂する前にあやつらの居場所と目的を白状するんだな?」
そう言うと崖理事長は激しくあたしの腹を突き上げるように腰を振り始めていた。
「あ、あ、あ、あ、あー!あ〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ〜!あー!あ、ぁ、、、、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、、自分で考える能力も無くしちゃったんだぁかわいそうだね、崖さん」
あたしは含み笑いを浮かべながら嘲笑するかのように言った。
「わしを愚弄する気か?」
崖理事長はもう腰を振るのはやめて陰茎くんだけをあたしの膣穴ちゃんの中で暴れさせていた。やはり自分で意思を持った生物のようにあたしに膣の中で暴れ回って、もう痛いなんてレベルじゃない。
「ぁ、あ、あ、あ、あー!あ〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ〜!あー!あ、ぁ、、、、」
「どうだ、もっと淹(い)れてやらねば吐く気にはならぬか?これからどんどん射出する量を増やしていくぞ、貴様はどこまで耐えられるかな?」
量的にはどれくらい淹れられたかはわからないけどまだまだいけそう、いや我慢しないといけないと思った。
「ぁ、あ、あー!あ〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ〜!あー!あ、ぁ、、、、、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、」
「どうだ、まだ吐く気にはならぬか?」
十分あの娘たちが入って来てもわからないくらいには入ってお腹が膨らんできたのでお望み通りにあたしの胃の中にまだ未消化で少し残っていたシルバーさんが作ったゲテモノパスタを奴の腹に吐きかけちゃいました。
「貴様よりにもよってこのわしに汚物を、望み通り破裂させてくれるわ」
崖理事長はそう言うと再び激しく腰を振り出したが、あたしは自分の胎盤や骨盤が破壊される前に先手を打った。
あたしが嘔吐した胃の中で消化しかけていたパスタとパスタソースが鋭い光を放つとあたしと崖理事長の身体は反発し合うように吹っ飛んでいた。
崖理事長の身体はほとんど頭部と手足を除いて消失していた。残っている部分も豪快に焼かれたように焼きただれている。
「な、何故だぁ、何故わしの望み通りに事が運ばない!」
彼は瞬時に身体を再生したが一部だけ再生できない部分があった。
「あにゃ、大変、おじいちゃんの立派な陰茎くんがどっかに行ったまま帰ってこないんだぉ」
あたしは含み笑いを浮かべながら言ってまずは両手足の鎖のごく一部をそれぞれエネルギーに還(かえ)してた。『パン!パン!パン!パン!』と弾けるように鎖は鉄輪に近い部分で真っ赤に燃え溶けてあたしは晴れて自由の身となっていた。
「ボクちゃん、なんでも自分の思うようにいと思ったら大間違いだよ」
暗闇の中から椎が体操着姿で浮かび上がってきた。彼女はつい数分前まではここにはいなかったん。
崖理事長の身体が再び何か鋭い刃物で切り刻まれたかと思ったら破裂していた。
「香織さん!」
あたしは嬉しさのあまり全裸のまま抱きついてしまっていた。
「ちょっと、その真っ赤に焼けた鉄輪で私を火傷させる気?」
あ、忘れていたよぉ〜、自分がすぐ身の回りのものを熱エネルギー化して溶かすクセがあるからその可能性を忘れちゃうんだよぉ。空気を熱エネルギーで膨張させて突風みたいなの起こしたり、それを利用して物を吹っ飛ばしたり色々出来るんだけど。
そうしている間にも崖理事長は肉体の再生をほぼ済ませていた。
「そんなところにつったっていると危ないですよぉ〜」
あたしが彼に向かって小さな声で呟くと真横から黄色い塗装を施した金属の塊がぶっ飛んで来て崖尊師の、じゃない崖理事長の体をコンクリートの壁に挟み付けていた。
「月海ちゃん、今の4トンホークリフト、一体どれくらいの速度で飛ばしたのぉ?」
あたしはフォークリフトの二本の爪でコンクリート壁に串刺しにされている崖理事長を見ながら言った。多分時速300kmは楽々超えていたりしてぇ。
「ちょっと、これ内閣調査室とか公安にバレたら国家軍事機密に指定されそうだから適度な質量だけ理事長の身体の1部をちょビッツだけエネルギー化するからリフトの後ろに立っているひとはよけよ〜ねぇ」
あたしがそう言うと再び崖理事長の体の一部が鋭く光ってこの建物全体が吹っ飛んでいた。
「ちょっと月輪!」
香織さんはそう言うと月輪の姿が消えてた、そして月輪が立っていた場所をスクラップと化したフォークリフトだった塊が飛び去って行き隣の倉庫に大穴を開けていた。
「花奈ちゃん、ちょっといくらなんでもやりすぎ」
私、亜希が叫んだ時はもう崖理事長は完全に肉体再生を済ませて花奈目掛けて突進をしていた。
「ボディアタック!」
加世の叫び声と同時に理事等の身体は嫌な音を立ててひしゃげて反対側に300mほど飛んでゆき止まっていた大型タンクローリーに激突してそのガソリンが満載されたタンクに穴を開けて爆発、炎上した。
「な、なんのこれしき」
崖理事長が肉体再生を行いながら炎の中から兄ケイト、じゃない真田忠広と共に姿を表した時にあたしは嫌な未来を感じてそのまま自分の脳細胞のごく一部をエネルギー化した。そして意識が遠くなって行き・・・・・。

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私たちは花奈のアパートの中で待機していた冬河にまず先に花奈と加世、そして香織を自宅に転送してもらい、続いて月輪、月海、私、亜希、をシルバーに転送してもらった。
冬河銀とシルバーウインターリバーの謎穴には大きな性能差があってシルバーは転送先や転送となる対象が遠く離れていてもある程度の位置さえ把握出来ていれば実行可能だが、冬河の場合は迎える相手がどこにいるのか、正確な位置情報があっても転送することは送受共に不可に近い。
できないのではなくてどこに出るのか、どこから何を持ってきてしまうのか?特定するのが困難だったりする。
特に今回の場合のように崖理事長の願望達成能力によって花奈の位置どころか行方不明の状態ではほとんど役に立たないことになる。
ただし今回はたまたま偶然に加奈の発した『冬河に会いたい!』という強い願望が偶然に冬河の思念とつながったのかもしれない。
場所が特定できた以上もう手をこまねいてはいられない。まずは冬河に花奈が産んだ双子の娘である可奈と花世を花奈の胎の中に転送してもらった。
花奈の身を守るためだった。彼女達は智恵は1才くらいで止められて止められているもののケイト兄と交わって出来た娘たちだけあって、願望達成能力は持ってる。
続いて椎を送った。もちろん崖理事長の願望達成能力を封じてもらうためだ。
相手の事実上の退散によって今回のこの戦いは私たちの勝利と言えたかもしれない、花奈の犠牲がなければという話たが。

もうあれから20日も経って年が明けたが未だに花奈は目を覚まさないままだ。
「検査の結果はどうでした?」
香織は心配そうに尋ねた。
「CTもMRIでも確認が取れたが前頭葉の一部を含むその周辺の右脳左脳が少なくない範囲で強い熱で焼かれたような場所があって再生は不可能らしい。
「どういう理由でこうなったんだ?」
私は葉類智恵武蔵警察署署長に聞いた。
「わかったら苦労はしないよ」
彼女は吐き捨てるように言った。
「あたしはなんとなくですがわかった気がします」
署内医務室のベッドで眠る花奈に時折視線を向けていた椎が突然、口を開いた。
「願望達成能力者同士で争っている最中に極稀ですが相手が何を願望しているのか?望んでいるのか?願いを込めているのかわかってしまう時があるんです」
「そう言えば彼女、倒れる瞬間に泣いていました」と香織。
「すべて油断したあたしが悪いんす」
椎がくちびるを噛み締めて言った。
「あいつらふたりはとんでもないことを花奈にさせようと願いを込めて過去の辛い体験を思い出させていました」
「ま、まさか」と冬河。
「そのまさかだよ、冬河、なんで気がつかなかったんだろうか?あいつらは花奈の中に憎悪という名の炎を焚き上げさせてあることをさせようとしていた」
と椎、冬河の悪い予感は的中しているようだ。
3年生になったばかりの頃、集団でレイプされた記憶。そして自分の未来予測が外れたと思い込まされて死なせてしまった幼女を救えなかったばかりか見殺しにしてその場をた立ち去った記憶。そのあと再び集団レイプを受けて破水させられてお腹の中の子を守れなかったと思い込み、その相手を消しとばした憎悪。双子の姉を滅多刺しにした男に対する憎悪
「やほー、久しぶりだよんね」
グラサンをかけて上下グレーのトレーナーを着たその彼女は私たちに向かって呆れるほどにフレンドリーに挨拶をしてきたが誰か思い出せない。
「それで、お医者の見解はどうなのよ?」
「このままいけば脳死する可能性だってあるらしい」
その女の問いに対して冬河は答えた。
「ふ〜ん、そりゃぁ大変だ」
まるで他人事のようにその女は言った。
「与党国会議員の倶名尚愛さんですよね?」
加世は言った。
「ああ、国会会議中、机に顔を伏せていつも居眠りをしているあの倶名尚愛さんですよね?」
と冬河銀。
「いや、たまに質問をしたかと思ったらとんでもない内容の質問をする倶名尚愛さんですよね!」と香織。
「そうそう、いつだったか総理大臣にこんな質問をしていたよね?『JKとJC、そんでもってJS、パパ活してもらうならどっちの美少女が好みですか?』とか、普通きかないよね?総理大臣にあんな質問」
と月海。それに続いて加世が言った。
「総理も総理ですよね、『我が政権が推進している児童の貧困化対策、及び、少子化対策として配布している肉体の成長促進を促す食糧の配布を受けてスクスクと育った豊熟な女体と大人の言う事をなんでも聞いてくれる純粋で男に優しい心が幼いJSを抱きたいですね』なんて言い出したからびっくりしましたよ、本当に観萌さんの言う通りだったんだなって」
「あれはあたしが総理大臣に本音を言ってくれるように願ったからね」
愛とさっきから呼ばれているグラサン女はそう言うと周囲を見回した。
「そう言えばさっきから肝心なその観萌さんの姿が見えなけどどうしちゃったの?」
彼女なりに異常に気がついた様子だ。
、そこで私は今までのおおよそのいきさつを話した。
「その集団暴行事件ってニュースにもなっていないよね?」
愛は言ってからその辺の空いている場所に腰を下ろしてから寝転がった。
「彼女、花奈ちゃんはそれで今どこにいるの?」と愛。
「みてわからないんですか目の前のベッドに横たわっているのは誰ですか?それにあなた、場所が空いているからっていきなり病室の床に寝そべるなんて非常識もいいところですよ!」
語気を荒げて月海が言った。
「ごめん、ごめん、あたしが言ったのは肉体の話じゃなくて意識の話ね、多分1番親しい誰かの中に棲んでいると思うけど」
愛が詫びてからそう付け加えると香織と冬河は互いに顔を見合わせていた。
「そう言えば例の未成年の売春を含む風俗営業やAV出演などの違法契約破棄に関する法案の抜け穴に関するそっち側、政府による調査は進んでいるの?」
私は愛を問い詰めた。
「うん、例の願望達成能力とか駆使してみたけど、公安警察、公安検事、内閣調査室で止まっちゃうんだよね」
愛はそう言うと起き上がり、少し辛そうな笑みを浮かべた。
「今回の事件にはあの現政権を陰で操っていると言われている崖理事長が絡んでるねえ」
彼女はそう言うと立ち上がって私の顔をみて付け加えた。
「あいつらには気をつけたほうがいいよ、あたしもあいつが運営している宗教法人と自分の党の関係を調べていたら会長自らお出ましで5回は強姦されて、トドメは巨根を超特大な陰茎に膨らまされて胎盤やら骨盤を砕かれ溶かされてゼリー状の精液で機関銃のように撃ち抜かれて、あたしの身体は内側から全身を粉砕されて1度死んでいるから悪いけどもうこれ以上協力できないよ」
愛は申し訳なさそうに言ったが私としても、これ以上彼女を危険な目に遭わせるわけにはいかなかった。
「あ、心配しないで、今はゴキちゃんに守ってもらっているから」
彼女はそう言うと立ち上がって病室を出ていった。
しかしこの一言が後に秘密のキーワードになっていたと気がつくことになった。
「ゴキちゃんて誰のことなの?」
香織は私にきいたが答えようがなかった。まさか割烹着を着た巨大なゴキブリなんて誰も想像したくもないだろう。
実は観萌や他の淫魔刑事と深い繋がりのある生物なのだが『G』と呼ばれるコードネームの女性の正体は誰にも知られてはならないのだ。

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私は夢の中で花奈の股間にある毛がほとんど生えていない綺麗で柔らかそうなわれめから目が離せなくなっていた。
彼女は全裸にされて両手と両足を鉄輪と鎖で繋がれてエックスの字状に繋がれていた。
彼女の割れ目が何かに押し広げられたかのように丸く開かれて奥に濃いピンク色の膣穴入り口とその深く奥までの内面が姿をあらわにした。
「あ“〜!」
彼女は叫び声をあげると激しく上体をのたうち回らせて首を激しく左右に振り出していた。
「いやいやぁ!い、い、いやぁ〜」
花奈は叫びながら下半身を前後に降り始めていた。
いや、正確には振らされていると言ったほうが正しいかもしれない。
可奈野左右両脇腹が何か大きな手でわしづかみにされたみたいに大きな手形のくぼみができていた。
「いた〜い!いやぁ!い、い、いやぁ〜」
花奈が叫ぶごとに彼女の下半身は大きく前後に揺れ続けていた。
大きく開かれ中が丸見えな状態の膣穴の内面が何かに削り取られるように傷つけられて荒れてゆきそこから真っ赤な血と一緒に削られた肉片が吹き出して何かを伝うように滴り落ちていった。
「い、い、いやぁ〜」
「どうだ、まだ偽花奈と偽加世を演じた女、花梨と奈津菜摘の居場所をいう気にはならぬか?」
崖理事長の声がした。
「誰がいうものですか」
花奈がそれを拒絶すると彼女の下半身はさらに激しく前後に揺れ出していた。
「いや、いやぁ!い、い、いやぁ〜!」
一瞬、花奈の表情が恐怖に変わり下半身の前後に振っていた揺れが止まると身体全体を痙攣させながら最初は小さく、次第に大声で叫ぶように喘ぎ出した。
「ぁ、あ、あ、あ、あー!あ〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ〜!あー!あ、ぁ、、、、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、」
そして再び声が小さくなると間を置いてから肩を上下に揺らしながら荒々しい呼吸をしていた。長い、長い射精が終わった証だ。
血が混じってピンク色になった男の精液がその巨大な何か伝って床に落ちた。
「どうだわしのような英雄に抱かれる気分は」姿の見えない声の主がいうと花奈は私が見たことのない憎悪の目で正面を見据(みす)えていた。
「それで、菜摘さんとあなたが観萌だと思い込まされていた擬態能力を持つかりん糖さんでしたっけ?その方達を見つけてどーするつもりん?」と花奈。
もうやめて!これ以上そいつを挑発するのは危険です。
「知れたことよ、あいつ、菜摘はまだわしの娘を孕んでおらん、あいつの真の母親の名は睦(むつみ)じゃ」
「それでそのむつみさんの母親の名前は?」
「知れたことよ、って話を逸らそうとしてもそうはいかぬぞ」
再び花奈の下半身が激しく前後に揺さぶられ始めていた、その度に膣の内面が削り取られて彼女の顔が苦痛に歪む姿を見るのが耐えられなくなって思わず大声で『あの4人は土星の衛星ティタンの近く』と言いそうになっていたがそれは花奈の心の叫びによって止められていた。
『それだけは言っちゃダメェ』
「ふん、貴様らの心の声などわしらの前にはダダ漏れ状態と一緒じゃ、ティタンなどわしの能力をもってすればほんの数秒で辿り着けるしナノセカンド秒で花梨など2度と再生不可能なまでに粉砕できるわ」
「あ〜そ〜ですかぁ、でもあなた、500回も菜摘さんと生出しセックスをして一度も孕ませられなかったのは何故でしょうね?」
「わしはあいつとは5回しかやっておらん、誤解じゃ」
ふざけているような声には聞こえなかった。
「あなた達生殖機能が低下しているんじゃないのぉ」
だからもうこれ以上たきつけないで。
「それだけじゃない、菜摘さんはあなたの息子さん、真田忠広くんだっけ、彼とも数えきれないほどやりまくっているんだけどぉ、出来ていないよね、てか彼女今何歳よ」
「わしと息子を愚弄(ぐろう)する気か!」
その声の主が大声で叫ぶと花奈の下半身はさっきよりも激しく鎖がちぎれんばかりに、いや手足が千切れんばかりに激しく大きく前後に揺れ出した、さっきまでよりも床に噴き出されるように落ちる出血と肉片の量が桁違いに多くなった。
「いた〜い!いた〜い!いた〜い!いやいやぁ!いやぁ!いやぁ!い、い、いやぁ〜い、い、いやぁ〜いた〜い!」
花奈は激しく首を横に降って泣き叫んでいた。
やがてその揺れが止まると彼女の膣穴の中に精液が断続的に射出されて膣穴の内壁や子宮口、子宮内面が削りとらているのを感じていた。
「ぁ、あ、あ、あ、あー!あ〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ〜!あー!あ、ぁ、い、い、いやぁ〜いやぁぁ〜‼︎いた〜い!いた〜い!いやぁ!いや、、、、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、」

『トウカニアイタイ!』
一瞬彼女の心の声が私に聞こえた気がした。と同時に彼女の叫び声も。
「ぎん!来ちゃダメェ!」
その瞬間に花奈の大きく拡げられていた膣穴が少し小さくなった気がした。しかしワレメ自体は開いたままだった削られたまま閉じられないのだろうか?
「ふん、貴様もこの女子をつらぬきに来たか、さあ、思う存分わしのようにこいつを犯せ、男なら心ゆくまで陵辱し尽くしてこの女の心を踏みにじれ、子宮が潰れるほどにつらぬきまくれ!」
『やだ、そんなことはできないよ』
私は心の中では抵抗したが私の中の僕は勝手に彼女の深く傷つき荒れまくった膣穴にいつもよりも2倍は大きくなっている陰茎を捩(ね)じ込んで激しく腰を前後に降り始めていた。
「い、いや、いやぁ!いやぁ!いやぁぁ〜‼︎、い、い、いやぁ〜」
私の中の僕の陰茎の亀頭部が『ピクッ、ピクッ、ピクッ』と震えると陰茎全体が激しく脈打って花奈の中に大量の液体を送り込んでいた。
「ぁ、あ、あ、あ、あー!あ〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ〜!あー!あ、ぁ、いたよぉ〜、あついよ〜、もうこんなことやめよう、あ“〜!、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、」
『ごめん、花奈、私はあなたにとっても酷い事をしている』
そんな私の心とは裏腹に僕の口は別のことを言っている。
「最高だよ、花奈、花奈も首を激しく横に振って上半身をのたうちまわらせってイキまくるほど気持ちがイイんだろ!」
『うん、あたしも銀が大好きだよ、だから・・・・』
「冬河、もっともっとその刀で突きまくって、あたしをズタズタに切り刻んで」
僕は涙を流しながら花奈をつらぬきまくった。そんなことしたくはなかったが自分で自分をコントロール出来なくなていた。彼女のお尻から背中かから銀色の光沢を放つ日本刀の先が飛び出し大量の血が噴き出していた。胸の肋骨の隙間を通って首から飛び出した刀身の先が胸の谷間を切り開くと首の頸動脈を切開しながら喉仏を突き抜けて頭の額のすこしの少し、した鼻の頭を突き破って飛び出すと額を割って後頭部まで真っ二つに切り裂いた。
「い、嫌だ、僕は、私はこんなことをしたかったわけじゃない!」
「それでいいの、今度はあたしを粉砕して、あたし、銀が望むなら胎盤を何回砕かれも大丈夫」
血まみれになった花奈が僕、いや、胸に視線を向けて言った。
それで僕、いや私はこの夢の中でどんな役割を演じさせられているのか理解した。
私の巨乳はなくなっていて硬い筋肉質な分厚い胸板に剛毛が肌を覆い隠すほど生えていた。
私の夢の中に乱入してきたそいつ、崖理事長は私にはまだ会っていない。
彼は花奈の存在を私の夢の中に見つけ出したんだろう。そして花奈にとって1番精神的に堪え難い拷問、それは彼女が1番心を許している男性とも言える僕に陵辱され辱めを受けること。
僕は花奈の中の膣、その中で自分の陰茎を巨大化させて彼女の胎盤を破壊した。
「いやぁ!い、い、いやぁ〜いた〜い!」
続けて骨盤も粉砕をしてその巨大な陰茎全体から滲み出している大量の消化液で彼女の内臓を溶かしながら自由自在に向きを変えさせて音速で打ち出した精液の弾丸で彼女の肉体を跡形なく吹っ飛ばした。
彼女の身体はすぐさま再生をして元の鎖に繋がれてエックスの字状に吊し上げられている。
僕は、いや、私は大粒の涙を流しながら何度も花奈の身体をつらぬき、陵辱しまくって彼女の胎盤を破壊して数百発の精液の弾丸を超音速で打ちまくり、彼女の体を粉砕した。
「まだ吐く気にはならぬか?」
花奈が粉砕されるたびに声がした。
「じょ、冗談」とそのたびに繰り返し聞こえる花奈の声。
だんだんと弱々しくなってきたように感じる。
やっぱり不安になってくる自分の気持ち、自分がしていることは単に花奈を苦しめて死に追いやっているだけなんじゃないのか?そう思った瞬間。
『銀!あたしを信じて!』
再び花奈の声が僕の、私の心に響いた。
私は最後に彼女の胎盤を引き裂いた巨大な陰茎くんから打ち出された直径が16cmはある大きな精液の弾丸を超音速で打ち出すと彼女に届いてくれと願っていた。
そしてその精液の弾丸が彼女の腹や胸の中の内臓を灼熱の炎で燃やしながら首を引きちぎって、飛ばされて離れてゆく頭部を確実に捉えて粉砕させた時にその精液の弾丸は全てエネルギーに還されて巨大な光球となって一瞬だけ姿を見せた崖理事長と真田忠広を飲み込んで蒸発させた。

私また大粒の涙を流した、しかし今の涙は歓喜の涙だ。

夏乃花奈はここに完全復活をしていた。

燃え盛るタンクローリーの中から現れたのは崖理事長とケイトお兄ちゃんのコピーなんかじゃなくて真田忠広くんという波瑠沙芽さんと夏野明美さんの1年上の先輩であり岸理事長の隠し子だった。
「あたしに東京都、いいえ、日本を溶かさせる気だったんでしょ?」
髪を明るい水色に染め上げた花奈はそういうと今度は燃え盛るタンクローリー自体をエネルギー化した。
その瞬間、この辺り一帯半径100メートルが光球に包まれて跡形もなく消え去っていた。
花奈、花世、月輪、香織、月海、椎、そして私、亜希は無事だった。
私、亜希はなんだか自分が主役の座を加奈に奪われているような気がして泣けてきた。

花奈のアパートに全員が集合した時にはシルバーと冬河が晩御飯を作り直して待っていてくれた。
用心のために各自バラバラに不可視能力などを駆使して帰って来た。

「食事の前に、花奈に一言、言っておきたい、ことがある」
私、亜希は目の前で土下座をしている花奈を睨(にら)みつけながら言った。
「なんでわざわざ、あんなめんどくさい、ことをしたのよ」と加世。
本当にそうだ、あのタンクローリーが爆発、炎上した時点でタンクローリーをエネルギー化すれば問題はなかったんじゃないか?
「わすれてぇくれるなぁ、この話のぉ、主役はぁ、風間亜希であって、花奈じゃないってことぉ」
どっかから声が聞こえてきた。私のアストラルボディでありながらほとんど出番がなく拗ねている私の分身だ。本当はここにいるメンバー全員がそれに相当するものを持っているはずだ。
しかし今のところそれを持っているのは私1人しかいない。
『だから花奈が肉体再生をすること自体あり得ないことだったんだよ、だからあれは花奈が私たちに見せた予知夢だったんじゃないかと思う』、これは私、亜希の見解。
『それですがぁ、実際にはあたしは一度脳を焼き切ったのは事実なんですよ?』
なんか自信なさそうに花奈は言った。
『あたしたちは一度タイムリープしているんです』
私たちは冬河監視の元シルバーと共同で作った。ポトフとグラタンを食べながら月輪経由のテレパシーで会話をしていた。
『でもうちのメンバーにタイムリープ出来る奴なんていたっけ?』
「おかわり!」と地声で叫びながら月海。
『いるですよ、時の支配者というふたつなを持つ化物が・・・・・』
「銀ちゃんらしくない、黒胡椒の使いすぎですよ」と言いながら花奈。
「でもあいつら巨大な布団に乗ってイスカン、あう!」言いかけた椎の頭に鉄拳を振り下ろしてやった。
「小児に耳あり、ふんどしに〇〇ありていうでしょ!」と私。
「オー、ソノハナシシッテイマース、ジャパニーズSAMURAIはイツデモオンナノヒトの、、ASOKOヲ、ツラヌケルヨウニ、トクシュナ、ハモノニナッテルササヤヲ、イチモツノウエニ、カブセテイルト、キキマシタ、それでミーノヨウナ、ウツクシイオナゴガ、メノマエニ、アラワレルト、イチモツヲ、ボッキサセテフンドシゴト、オナゴノフクヲキリサキ、ソノバデオナゴノアナヲ、サヤヲヌイタイチモツデツラヌイタ、アトデイウソーデスネ、『アンシンセー、、ナカダシジャ』、ジャパニーズ SAMURAIハ、トテモステキデース」
とシルバー、、それ全然安心じゃないし、どこでそんなウソの侍知識を仕入れたんだよ。
『もしかして東京近郊、それも近くにいて助けてくれたってこと、じゃあ、あのスターし!』
ボコ!今度は加世か?懲りない連中だよ全く。
「痛ってなぁ、何も殴らなくてもいいじゃん」
『はいはい、でも冬河はなんで花奈のメッセージに気がついたん?』
「ツイカデ、ニャーゴヤァメイブツアンカケパスタモツクッタヨ」
『花奈は冬河に粉々に粉砕してと伝えたんじゃないでしょうか?それがリセットさせるという意味だったとしたら?』とシルバーにしてはまともなコメント。
「げっ、大丈夫かよ」と月海。
「それなら大丈夫ですよ、全部あたしがやりましたから」と花奈。
『どうやらあたしたちにはまだ秘密があるようなんですぅ』
「花奈が作ったなら美味しいだろうね、どれどれ」
私は安心しきってそのあんかけパスタらしきものを大量に口に頬張った。
『あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!』
「こらぁ、なんつう辛さやねん」
私はほとんど声にならない悲鳴をあげていた。
「え〜?花奈、普通にぃ、作りましたよぉ、まずケチャップとぉ」
と言って彼女が取り出した瓶(びん)のラベルにはしっかりデスソースと書かれてあった。
「あれぇ、おっかしいなぁ」
と言いながら次に取り出した容器にはしっかりと『ハバロネ』と書かれてあった。
他にも唐辛子の50倍の辛さの香辛料をふんだんに使った上に茹でたパスタの仕上げに某イタリア料理専門店のタバスコオイルをふんだんにぶっかけったらしい。これは崖理事長に何回も顔とか胸に精液のぶっかけを喰らった憂さ晴らしかも知れない。
「まあ今回は彼女が最大の被害者だし多少の事は多めに見てあげようよ」
私がが言ってみんなにも食べるように促したが案の定、ほぼ全員が口から大量の目に見えない1m以上の炎を噴き出していた。
そんな中、花奈だけが平気な顔をして大盛り500gをほぼ半分以上食べていた。
「ねえ、これって助けに行くのが遅れた私たちに対する嫌がらせで、実は自分のだけマトモな味付けなんじゃ?」
私がそう言うと全員のホークが花奈の皿に残っている250グラムくらいののパスタを狙い口の中に頬張った。
しかし口から3m以上の目に見えない炎を出してのたうち回る全員、もしかしたら花奈は痛覚とか刺激物に対する耐性が桁違いに凄いのかもしれない。
『もしかして崖理事長の拷問に対するリアクションは演技で本当は平気だったんじゃ』
と冬河、当然花奈の鉄拳制裁が頭部に振り下ろされた。
「あーもうあたしの分がほとんど残っていないじゃないですかぁ」
『アニメの話じゃないですが生き返りというのは死ぬよりも辛いらしいですよぉ〜』と花奈。
「もう、みんな、食べてくれないなら花奈が頂いちゃいますね」
花奈はそう言うとみんなの皿から食べられた分だけ回収して、なぜか不満げに食べ出した。
「やっぱりみんなに作った分は味がたりないよぉ〜」
そう言いながら彼女は自分の皿のパスタにデスソースやらハバネロをたっぷりとかけるとさも満足そうに「やっぱこの味だよねぇ」と言いながら満面の笑みを浮かべて食べ始めた。
しかし料理ならオールマイティでどんなメニューでもすごく美味しく作れる加世と味覚障害としか思えない花奈、双子なのにどうしてこんなに差がついてしまったのか?
『どうやらあたしたちは1500年代から202X年の間を何度も繰り返されてループしているようなんですぅ』
『それはどう言った根拠で?』と私。
「デザートはティタンのケーキですよ」と花奈、どんなケーキやねん」
『私の過去記憶の中にこれから起きるであろう事象の記憶がいくつか存在しました、4月に入ってからの九州SM市での直下型巨大地震による大規模で重大な原子力発電所事故に関する記憶、ここであたしは不思議な少女に会っています、そして今日遭遇した真田忠広という少年、彼はあなた、葉類亜希先輩の手に堕ちて惨殺されています、それらは全てあたしの中の記憶に済んだ事として残っています』と自信満々に花奈は言ったがこう言った発言をした時の花奈はありえないポカを平気なツラしてやらかす。現にこの『ティタンのケーキと』やらは黒胡椒としし唐辛子の味しかしなかった。
『それから今朝、亜希先輩が話してくれた父親が5歳の自分の娘を強姦しちゃう件ですがこれはあたしの記憶ではなくあたしの母親である波瑠沙芽さんとあたしの乳親でもある夏野明美さんの記憶の中にありました』と花奈。
『ちょっと待って、頭が追いつかん、何で女が父親なんだ?てかそのふたりは一体』
『そのあたしの母親とあたしのふたりの父親に関しては話がややこやしくなるのでまた次の機会があればということにしておいて今回はさっきの被害女児と崖理事長の関係、について話したいと思います』

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       (7)$

私、月海は観萌のことはもちろん、他の淫魔のことさえ全く知らずに生きてきた。
友人はほとんど持たずに、毎日やることといえば上級生のカツアゲだった。
どんなにガタイの良い上級生が相手でも念動力を込めて2、3発、拳骨(げんこつ)で殴れば黙らせることができた。
だから自分には友人は必要などないと思っていた。
そして、わたしは自分のことが大嫌いだった。強がってはいても所詮は女だ。男に体を掴(つか)まれたらすぐに意図もしない反応をしてしまう。
それを最初に嫌というほど自覚させられたのは8才を迎えて2ヶ月過ぎたある日、あたしは何者かに念動力で胸を激しく揉みしだかれてその快感に喘ぎまくって、路上でうずくまっていた。
「へ、史上最強のサイコネキシスを自称していても性感帯や女性生殖器を攻撃されたら能力が初登できなくなると言うのは本当らしいな」
聞こえてきた声は確か先週、この近くの大きな書店と伝手のある新しく立ったばかりの図書館の4階図書室本棚に隠れて中学1年生の下級生をレイプしていた3年生の3人組男子生徒だった。もちろん被害に遭っていたのは女子生徒だ。
もしも男子生徒ならケツアナ事件だからね

あの日あたしはそのレイプ現場に遭遇してしまっていた。
もちろん小学2年生であるあたしの出る幕なんざないあたしはそのままその場をやり過ごそうとしていた。
どうやら彼女とそのその男子生徒には願望達成能力がかけられていた。
『女子生徒が恐怖に怯えて声が出せませんように』
『周りの利用者に気づかれませんように』
『彼女が3人に輪姦(まわ)された挙句絶望感に襲われて自暴自棄になってこの4回図書室の窓を突き破り地上に落ちたところを時速60kmで走って言う車に跳ねられて即死するように』と願いがかけられていた。
1番めと2番めの願望は見過ごすことができたとしたとしても3番めだけはなんとか阻止したかった。
ところで2番めにどうしてあたしが気がついたからって?
ちゃんとプロフィールを読んでほしいな、身長が165cm以上あって胸もCカップ以上あれば高校生だと偽って書棚整理のお手伝いをさせてもらえるわけだ。
もちろん非合法だか給金をいただくわけにはいかないがその時のあたしはこの図書館の利用者ではなく関係者(stuff)だったと言うわけだ。
とはいえ気づいてしまった以上その中学生を放置しておくわけにはいかない。
しかし彼らに手を出す前に片付けておかなければならない問題があった。
『願望達成能力者の始末』だ、これを先に済ませておかない限りあたし自身にとんでもない願望がかけられたしまう可能性が高い、つまりこのあたしを操って利用者を大量殺戮(さつりく)させたり建物を崩壊させたり、とか色々考えられる。
そこであたしはその3人組とそれ以外の利用者を探っていた。
案外それはすぐに見つかった。七三分けの優等生タイプだった。、さっきから利用者の女学生に淫らな行為をさせて楽しんでいた。少なくとも3人の女学生が被害に遭っている。
例えば気の弱そうな中年男の隣に腰掛て腕をつかんで胸を触らせるのは序の口で自分のスカートをまくり上げ下着の中に指を入れさせて触らせたり、なんてのは序の口で椅子を引いてズボンのチャックを下ろしてパンツの中から陰茎を取り出して亀頭部をしゃぶり出したり、勃起したところを見計らって自分のパンツを脱ぎながら男のひざの上に向かい合わせにまくりあげて腰掛けながら自分の股間の割れ目に指を差し込んでクリトリスを擦(こす)り始めると「あ、あー!あ“〜!」と喘ぎながら中年男性の陰茎亀頭部を割れ目に当てると一気に前に身を乗り出して自分の膣にそれを差し込んで腰を振り始めていた。
男の表情が変わり目が虚になると女学生もとろりとした表情になってから急に激しくのたうちながら「あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ〜!あ、」と叫んだ。
そして何事もなかったように男の膝から降りると備え付けのティッシュで自分の股間とを拭き取って男の陰茎をしまいチャックを上げて自分もパンツを履いて元の席に戻った。
運が悪ければ彼女は遅くともひと月後に身に覚えのない妊娠に気がつくのかもしれない。
それにしてもこれだけの人数を相手に自分の願望を叶えてしまうとは恐るべき能力の高さとしか言いようがなかった。
まだそれに比べたらレイプされた自覚のある方がマシかあと思ったがかと言って見過ごすわけにはいかなかった。
やはりいちばん最優先すべきは願望達成能力を封じるしか手段はなさそうだった。
まず願望達成能力者の身体を吹っ飛ばして下級生を陵辱していた上級生に激突させて意識を奪うと同時に女子を解放させた。時速100kmは超えていた筈だから死んではいないかもしれないけど当分は動けないだろう。
あとは簡単で拳に念動力を込めてひたすら殴るだけだった。
まあそこまでは予定通りだったのだが想定外だったのはその少女が意外と美少女だったのとその娘があたしに惚れてしまったらしくてべっとりとまとわりつくようになってしまったことくらいか?
そんな頃のあたしはショーカットだった上に身長もすでにそこそこあったので男と間違えられた可能性はある。
しかしそれによりレイプを邪魔した犯人があたし、水無月海だと特定されてしまったようだった。

あたしは五分刈りの念動力者に激しく胸を揉みしだかれて快感に全身をつらぬかれその場にうずくまってしまった。続いて正確にクリトリスの位置を特定されて見えない手の指でこすられたらあたしは路面の上に転がって喘ぎまくるしかなかった。
あたしの予想通りそいつらはあの時の『願望達成能力者』だけでなくて『念動力者』と『透視能力者』そして『予知能力者』がいたのは確かなようだ。
男は性行為をしている最中にも能力が落ちるどころかパワーアップするのに対して女は性行為の最中、要するに性感帯や生殖器を攻撃されるだけで能力がほとんど使えなくなるって通りすがりの女に聞かされた事があったが今まさにそれを実感させられているわけだ。
「これはこないだのお礼な」と言われて腹にひとり1発ずつ蹴りを入れられた。
「ズボン履いてタッパがあるから男だと思っていたが女だったとはラッキーだな。
あたしの身体はふたりの男に両肩を押さえつけられて身動きが取れなくなっていた。それよりもさっきから続けて行われている膣の内膜とGスポットへの攻撃だ。やはり透視能力者がいるようだったがあたしの中で男の陰茎が暴れまくっているような気がした。
「あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ〜!あ〜!」
喘ぎのたうちまわるあたしを見ながら男のひとりが嘲笑うように言った。
「へ、史上最強のサイコネキシスを自称していても性感帯や女性生殖器を攻撃されたら能力が発動出来なくなると言うのは本当らしいな」
「おいおいこれはほんの前菜だぜ本番はこれからだというのに」
そう言っている時に五分刈りの男は自分のズボンのチャックを下ろしながら念動力であたしのズボンベルトを外して膝下まで下ろしていた。
「い、い、いやぁ〜!」
声を大にして叫んだつもりだったが道ゆく人は誰ひとり気づく事なく通り過ぎ、ずにガン見していた。それも中年過ぎのおっさんばかりだ。
「さあみんな見てくれよ、これから楽しいレイプショーの開幕だ、紳士だけは見ていっておくれ、ご婦人さんは見えないよ、お題は見てのおかえりだからね」
そう大声で叫んでいるのは例の七三分け願望達成能力者だった。もうすでにあたしの割れ目に五分刈りの太くて長い、しかも亀頭部が異様に大きくて立派な陰茎が捩(ね)じ込まれていた。
「あ、あ、あー!」
叫ぶあたしをあざ笑うように男は腰を振り始めていた、その間にも陰茎は太く逞しく硬くなってあたしの膣(ちつ)を押し広げていた。
「いや、いやぁ!いた〜い!、、やめてぇ!」
男の陰茎を両手でつかんでこれ以上奥に入れられないように抵抗するあたしの両頬(ほほ)をあたしの左肩を押さえていた角刈りの男があたしに目を向けただけで強く殴られた気がした。読みは外れていたか?と思った。念動力者がふたり以上いたことになるのか?
あたしがジャケットのポケットに隠し持っていた折り畳みナイフを右手で取り出してパンチパーマの右の男の膝に突き刺そうとした時、その右側の男があたしの右手をつかんでナイフを開くとあたしの右太ももに深々と突き刺した。間違いなくそいつが予知能力者だ。
あたしは声にならない悲鳴をあげて下半身を捩(よじ)らせてしまった。
ナイフの柄は右の男が掴んだままだったし、傷口は広がって大きな血管を切ったのか血が大量に溢れ出していた。
「楽しい、楽しい、射精の時間の始まりだぜ」男はそういうと腰を突き出すようにさらに激しく振り出した。
男は力強く脈打ち出した自分の陰茎を見ながら歓喜の声を出した。
「さ、最高だぜ、この女、射精がちっともトマンねぇ、ドクドクいってたまんねーぜ、オメーもそう思うだろ女、ヒャヒャヒャ、涙が溢れるほど嬉しいってよ」
男はそういうと動けなくなったあたしの膣から陰茎を抜き取ってまだ射精が続いている精液をあたしの身体中にふりかけた。お腹から頭髪のてっぺまで濃いドロッとした精液まみれにされたあたしは気持ちが悪くなり胃にあったものを右の男のひざに吐いてしまった。
「わ、ばっちい仕返しだ、俺と変われ」と右の角刈りの男、そういえばこいつらに犯されていた女の子はどこまでやられていたんだろうか?確か床がすでにベトベトだったのは確かな気がする。
前の男もあたしの膣、ふたりめも執拗に深く突きまくってくれた。もう痛いどころの騒ぎじゃない、腰をしっかりと抑えられているから逃げ場がないんだよね、それにあたしの膣って意外と浅いし、狭いんだよね、まあこういうことに詳しいのもあたしが淫魔だからかもしれないけど。ふたり目の長い射精が始まった。
ドピュドピュドピュドピュドピュドピュドピュドドピュドピュドピュドピュドピュ
おいおい、お前もぶっかけをしたいのか?お前が放った精液は私の頭上を越えてリーマンのズボンに引っかかっちまったぞ、いいのか?あ、願望達成能力者ががなんとかしてくれるのね。

そういえば図書館でレイプされていた娘、あたし好みだったな、一応警察まで一緒に行って医師の診察を受けさせて事情聴取にも付き合って、それで感謝して懐いてくれたとばかり思っていたけど4〜5回会ったきり音沙汰なしだなぁ、あたしが女だと気がついてガッカリして離れていっちゃったかな?
「おいもういいだろ、そろそろ変われや」
リーゼント頭の予知能力君が言ってあたしの膣にねじ込んできた、結構太くて乱暴に突っ込まれたので思わず声に出してしまった。
「あ、あ、あ、あ〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!」
なんか割れ目、っていうか膣から血が白濁液と一緒に流れ出しているけどどうでもいいって感じ。リーゼントの男子生徒さん、あたしの上体を持ち上げてさらに陰茎を奥に入るように工夫してきた。
「ぎゃ〜!いたい!痛いよやめてぇ」
彼はあたしの両肩を押さえ込むようにして強く抱きしめながら激しく腰を突きあげ出した。
「ぁ、あ、あ〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ〜!あ、ぁ、もう許して、、、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、」
あたしのまだ幼い膣は無惨にさっきから引き裂かれて大量の血を流していた。
「なあ、お前、ひょっとしてなんで自分こんな酷い目に合わなければいけないのか?な〜んてふざけたことを考えていないだろうね」
七三分けの学生が言った。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、…………」
あたしが答えられずに肩で息をしていると七三分けが腹に何度もケリを入れてきた。
「オメーが俺たちのお楽しみの時間を邪魔したからだろうが」
五分刈りのの男があたしの左肩を何度も蹴りながらクリトリスとGスポットに対する念動力攻撃を同時に行ってきた。
「あ、あー!あ〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!…………」
あたしの下垂体が大量の女性ホルモンと麻酔のようなものを分泌して痛さに対する感覚を奪いとろけるような気持ちよさだけが残っていた。
「他人を勝手に操って、はぁ、はぁ、はぁ、性行為を強制的に、はぁ、はぁ、はぁ、させる事がお楽しみですか?」
そう言った途端あたしの中で固い陰茎がさらに膨れ上がった気がした。
「やめてぇ、おなかが、破裂しちゃう」
あたしの意識はそこで途絶えていた、すでに日が暮れて周りが真っ暗になった頃あたしは意識を取り戻し人通りのない狭い路地に裸にされて放置されていた。
しかも着ていた服もトートバッグも財布も丸ごとなくなっていた、とは言え電車賃と途中で買う予定だった菓子パン代込みで600円くらいしか入ってなかったんだけどさあ。
誰かに見つからないように、特にお巡りさんにみつからないようにしてかえるのはたいへんだったよ。あいつら証拠をほとんど残さずに立ち去っていったからね。
初体験が強姦だなんて、しかも輪姦なんて、悲しすぎる。
しかも小学2年生だよ。

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あたしは激しい腰痛と下腹部の痛みで学校を休もうかと思ってた。でもそれほど酷くはなかったので仕方なく軽くコーンフレークを牛乳をかけずに水と一緒に少しだけ食べて家を出た。
理由は聞かないでよ、ていうか考えたくもないんだ。
登校の集合場所は家から歩いて5分のところにある。
「あー太陽が黄色い」
そう呟いていたあたしに声をかけてきたアホがいる。
「つきみしゃん、おはよーございましゅ」
あたしよりの1学年年下の夏乃花奈だった。
あたしはこの娘が大っ嫌いだった。どこが嫌いって、あの甘ったれた口調と時々見せる妖艶な笑顔のギャップが凄まじすぎて一緒に話していてもこっちの心臓が『バウバク』してくる事がある。
あたしよりも身長はかなり低くて130cm代なんじゃないかと思うんだけどなんか制服のセーラー服を着ているだけで本当は中学生なんじゃないかと思うくらいあたしよりも胸が大きい。
本人もそれは自覚はしているらしいがまさか7歳で初潮なんてないよね?なんて思いながら他の子が来るのを待っていた。
「可奈ちゃんは誕生日はいつなの?」
と聞いたら指5本を立てた右手を差し出した。しかし何故だろうか彼女の胸にどうしても目が行ってしまう。
この班は6人だからあと4人か?
「加世ねえは寝坊したから少し遅れるらしいですよぉ〜」と花奈ちゃん。
「え"!確か君は夏乃花奈で加世ちゃんは秋種だよね?」
頭がこんがらってきた。
「え〜とねぇ、花世はぁ、ままのせっくすでぇ、お姉ちゃんはぁ、ぱぱのせっくすをなのっているんだぉ」
思わず再び『え"!』と叫んでしまった。せっくす=性、あ、この娘は性と姓を混同しているのかな?と思った。
「お母様が言っていたんだよ、どちらでも好きなせっくすをえらべるいいじだいになったってぇ」
頼むから花奈ちゃん、その話はあまりよそ様でしないで、多分夫婦別姓の話だと思うんだけど。
オロオロしているあたしたちのすぐ横をくさりをつないだ大きな犬を散歩に連れてきている初老のおじいさんが通り過ぎようとしていた。
「だからねぇ、つきみおねえちゃん、あたしの家はふりーせっくすだよってままが言っていたよ」
あちゃー、言っちゃったよ、と思ったときはもう手遅れだった。
初老のおじいちゃんは花奈の言葉に驚いて思わずくさりを手放してしまい、その犬は解放された喜びか近所の家を出たばかりの女子高生に向かって恐ろしい吠え方をしながら襲い掛かった。
何が問題かってこの犬は近所でも悪評高いドーベルマンというちょっとどころじゃなく、以前にも子供に噛み付いた、かなり凶暴な犬なんだけどこのままほかっておいたら女子高生は足などを噛まれて大怪我をするか、下手をすれば押し倒されて内臓とか喰い荒らされて死亡する可能性だってある。
あたしは女子高生にすごい勢いで迫るそのドーベルマンをなんとか宙に浮かせて向きを変えてこっちに走って来るように仕向ける事を考えて念を込めて集中しようとしたがなかなかうまくいかない。どうしても最悪の事態を想像してしまう。
「もうだめだ」
と諦めたとき、女子高生とドーベルマンの鼻っ先の中間で何か強いフラッシュのような光が焚かれた。女子高生はその場にへたり込み、ドーベルマンは急ブレーキを4本の足にかけてこっちに向きを変えてトボトボと歩いて来るとご主人様ではなく花奈の方に歩み寄って半しゃがみの彼女の胸に鼻先をぐりぐりと押しつけていた。
「なんで犬と戯れているのよ」、とトーストを咥えながら秋草花世がやっと集合場所に到着した。
「ほらね、加世ねえやっぱり寝坊さんだったでしゅ」と花奈
「違うわい、トースターのコンセントが抜けていパンがちっとも焼けなかっただけじゃい」
加世はトーストを持たずにしゃべっていたのだがその隙を突いて問題のドーベルマンがそのトーストを咥えて走り去っていった。
「あ、私、給食まで食べるものがないかも」
そう落ち込む加世に花奈はトドメの一言を放った。
「安心して加世ねえ、今日の給食は栄養たっぷりのコオロギ食パンと精液がたっぷりつくおちちだよぉ」
多分『精力』の間違いだと思うが天然か?それともわざとなのか?ただその時はすでに花奈が兄のケイトなる人物に操られていたことをあたしも彼女の姉である加世も気がついていなかった。
「オハヨーゴジャリマス」と言って最近転校してきたばかりの変なカタコト日本語の金髪外人さんがやってきた。
あたしよりもひとつ歳下で、、そのくせ小学1年性なのにどして乳がでかいんだよ!
「ノーノーあたし日本語わかりませーん」
他人の心を盗み聞きしておいてどの口が日本語わかりませーんだ。
登校名簿を見てあたしは思わず『え"!』と叫んでしまった
『シルバー・ウインターリバー、♂男』てどこからどう見ても女の子じゃないか?
「ショーコミセマショーカ?」
彼女、いや彼はそういうと自分のスカートの前側をまくり上げた。
確かに彼がはいているブリーフの中でそれは素晴らしい存在感をアピールしていた。
7才の時点でこの巨乳、その上に巨根持ち、先が思いやられる、というかジェンダー問題に発展しそうだ。
というかこの小学校男子もセーラー服というのは少し異常だと思う。まあ大昔の著作権争いで放送できなくなった某少女向けアニメのヒロインの彼氏みたいにノーパンだといろいろと問題がありそうだけど。
「彼ならそーですよ?」
シルバーがそう言った時に冬河銀が来た。彼女はいつも慎ましくてお淑やかな良い良い娘だ。
彼女もあたしたちに負けず劣らず小学1年性とは思えない立派な巨乳だ
「みなさんおはよう御座います、遅れてすみません」
と言って彼女は深くおじぎをした。
「ねえ、銀ちゃん、今日の給食はコオロギパンだって?どう思う?」
花奈のその手の質問には要注意だ、きっと何かを企んでいる。
「それはちょっと、、、」と彼女が言いかけた時だった。
案の定彼女は『えい!』と言って冬河さんのスカートをまくり上げた、そこにあったのは割れ目ちゃんではなくゾウさんの鼻が、いや傘が大きく開いた松茸君が強烈な存在感をアピールしていた。
「きゃー」と声を出して真っ赤な顔でスカートを両手で押さえ込む冬河、確かにリアクションはおとこの娘だ。これで膣とかあれば完璧なのだが。
「ミズナシサーン、ナゾアナナラアリマスヨー」
シルバーはそう言うと自分のランドセルから手鏡を取り出すと冬河さんの股間の下に持った。
「きゃーぁ!」黄色い悲鳴を冬河さんはあげスカーの中を両手で隠そうとしたがもう遅かった。
あたしはしっかり見てしまった。本来なら象さんの耳があるあたりに存在した大きな膣穴のようなものが・・・・・。
しかし、加世も花奈もリアクションがほとんどなかった。
「だってそんなの幼稚園の頃から知っていたから」とクールに加世ちゃん、本当にあたしよりもひとつ下なのか?と疑いたくなる。
それから少し経って6年性の山田将暉先輩が来ていて人数確認をして出発をした。
時間は定刻通りだったが山田先輩は深くため息をついた。
「疲れた顔をしてどうしたんですか?」とあたし。
「いや、この班も僕が卒業しちゃうと3年性が最年長になるだろ?」
「そうですね、でもそれは当たり前のことでは?」とあたし。
「確かにそうだけど、ほらここら辺は最近物騒な事件が多いだろ」まあ確かに通り魔とか児童誘拐事件とか、色々ありますねえ」
あたしは流石に幼女強姦事件までは言及するつもりはなかった。
「それなんだよね、実は僕の父親が刑事でさぁ」
一瞬また親の自慢話か?と警戒してしまった。
「ちょっと親父が電話で話していたことなんだけど」
そう言ってから彼は私にそっと耳打ちをした。
『連続児童強姦殺人事件』
そして続けた。
『それらはほとんどニュースになっていないし警察も公安や内閣調査室が捜査に口出しをしてきてストップがかけられるらしい」
山田先輩は両手を左右に広げて『降参』のポーズをとった。
「どうしてそれをあたしに、あたしは一介の女子小学生、しかも春には3年生になるとは言え2年生に過ぎませんよ?」
そう言ったあたしに彼は再び耳打ちをした。
『史上最強のテレキネシス』
あたしは深くため息をついて耳打ちで返した。
『それは買い被りというものです、以降の会話はテレパシーでお願いします』
【何故?どんなメリットが君に?】
【あたしはあの娘たちを無用なリスクから遠ざけたいだけです】
【いや、今のところあの娘たちにはそんなリスクはないよ、今のところはね】
山田先輩はそう云うとニヤリと笑った。
【やはり先輩の買い被りですよ、昨日も予知能力者と透視能力者と念動力者、そして願望達成能力者のチームにコテンパンにやられまくりましてね、ほら、あたしの股間から精液の匂いがしませんか?】
「山田先輩と水無先輩はできているんだぉ〜、きっと」
【無邪気な娘たちじゃないか?まあ君にとって僕はアウトオブ眼中なんだろうけどね】
山田先輩は振り返って花奈を見つめた。その一瞬花奈は苦痛に歪んだ顔をした。おそらくは花奈をはじめ加世、冬河、シルバーの4人を人質に取る気だろうな。
【確かに僕は君を買いかぶっていたようだね、君の手の内なんて丸見えだよ】
「あたし、蓮根って苦手だなぁ」と突然に花奈。
「じゃあごぼうは?」と冬河。
「うーん土物は苦手かなぁ」と花奈。
「普通は根菜ものと言わないかい?」と山田先輩。
「も〜花奈に難しいこと言わないでよ〜」
「ごめんごめん」と山田先輩。
【あなた本当は山田将暉先輩じゃないでしょ?】ときいてみた、まあ惚けられるのがオチでしょうけどね。
「あたし菅田将暉さんが先輩だったらよかったのにな」と花奈。
【さあね、本当に菅田将暉だったらどうする?】
【それであたしにどうしろと、人殺しだけはお断りしますが】
【この4人の子たちがどうなってでも?】
あたしが返答に詰まっているとあの男は振り返りもしないで手を振って去って行った。
もういつの間にか校門に着いていた。

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あたしの学校では1・2年生は昼からの授業を1時限、正確には45分なんだけどそれが終わると10分で簡単に掃除を済ませて集団下校という体制をとっている。もちろん1・2年生が少ない下校集団もあるがそんな場合は2人以下の場合に限って引率の先生がつくことになっていた。
もちろんあたしたちの班は5人いるから引率の先生はついてこない。
もっとも何人引率の先生がつこうが相手が願望達成能力者だとなんの気休めにもならない。
ちなみにうちの学校にはとんでもないバケモノがいるという噂は聞いたが恐ろしくて近づきたいとは思えない。
「まあそんな当てにならない噂話はさておいて車に気をつけて帰りましょう」
校長先生に見送られて歩きはじめていたしかしあたしはいつの間にか彼女たちを見失っていた。
いつも見る風景、いつも聴き慣れた雑踏の音、それらは聞こえるが彼女達の姿が全く見えなくなっていた。

「へへへ今日もお楽しみの時間だぜ」
五分刈りの男が突然目の前に現れるとあたしの乳房を激しく揉みしだいた。
昨日の繰り返しだ。
凄まじい快感が全身をつらぬいている。
クリトリス、およびGスポットに対する念動力による直接攻撃だ。
それは昨日よりも激しく感じていた。
「ぁ、あ、あー!あ〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!」
あたしは叫び声を上げながら4画面の動画を観せられてた。
「誰かたすけに来てぇ!」と泣き叫びながらモヒカンの大男に犯されて上体をのたうち回されている花奈。
「いや、いやぁ!いた〜い!やめてえ〜」とリーゼントにつらぬかれている加世。
「ノー、イターイデス、ぁ、あ、あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!」
そう言って膣穴に差し込まれた陰茎を暴れさせられてどこからどう見ても口から泡を吹いているようにしか見えない、シルバー。
それを観せられ続けながらあたしの膣穴に大量の精液を立て続けに噴射している角刈り。
「あ、あ、あ、あー!あ〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ〜!あー!あ、ぁ、、、、はぁ、はぁ、はぁ、せめてあの娘たちだけでも」
あたしが言いかけた時に花奈の膣穴に深く突き刺さってもなお入り切らずに飛び出している陰茎の太さがみるみる太くなって膣を引き裂いて血まみれにしているのがわかった。
「や、やめてー何が目的なの?」
『バキバキ』という音がして花奈が苦痛に歪んだ表情を見せると彼女の体内からすごい勢いで打ち出された精液の弾丸によってこっぱみじんに粉砕された。
あたしも同様にさっきから犯され続けている。
「東京都都庁ビルに大型タンカーを激突させろ、お前がなすことはそれだけだ」
「それだけって、それだけで数千人の死者が出るのは確実なんじゃ?」
この娘たちには申し訳ないけどそれは出来ない相談だった。
「なれば次は加世を破壊する」
山田先輩が五分刈りと交代してあたしをつらぬきだした。
「あ、あ、あー!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ、ぁ、あ、、、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、」
あたしの膣も血まみれだ、さっきから張り裂けそうに痛い。
でもそんな目の前で加世の身体が粉砕されつくされた。
「いや、いや、いやぁ!」
「ふん、貴様の無力さを思い知れ、次はシルバーだ、貴様には妊娠というご褒美(ほうび)を上げるとしよう
「なんであの娘たちを巻き込むの?関係ないだろ」
あたしが言うと彼は高らかに笑いはじめた。
「関係は大いにあるさ、まあ自分の後輩が次々と惨殺される様を見るがいい」
今度はシルバーが粉砕される番だ。
そしてその次はけつ穴ならぬ謎穴をつらぬかれて喘ぎ口から泡を吹いている冬河だ。
「月海さん今朝の会話を思い出して」
突然に花奈の声が聞こえた。

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「だってそんなの幼稚園の頃から知っていたから」とクールに加世ちゃん、続けて花奈は言った。
「あれってほとんど災害みたいなものだしね、どんなに強い願望達成能力者が何十人いてもその穴に入れちゃったらどこに飛ばされるかわからないし」
「あ“!」と思わずあたしは叫んでしまった。自分の迂闊(うかつ)さに腹が立って来た。
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【ごめんごめん、ここの時空を特定するのに時間がかかっちゃったぁ】
と花奈。
「そうだね、本物の山田先輩なら知っているはずだもんね、下心丸出しで冬河のスカートの中に手を入れてスカイツリータワーのてっぺんに飛ばされたことのある本物の山田先輩ならね」
どちらにしろ碌(ろく)な奴じゃなかった。
「ふん僕の願望達成能力を持ってすれば貴様らなんざ精神から八つ裂きにできる、僕を愛している花奈ならわかるだろ?」
偽山田先輩が言った途端に近くの車や建物、人が私たちに目掛けて飛んできた。もうあたしの能力はアンコントローラブルに陥った、と思った瞬間に花奈と加世が私を挟(はさ)むようにして立つと飛んで来る物が次から次へと消滅していった。
「ケイトお兄ちゃん」、彼女は確かにそう言った。
「いくらケイトお兄ちゃんでもやって良い事と悪い事があるんだよ」
いつもの彼女の甘えた口調が完全に消えていた、完全にブチギレている。
「花世ねえさっきまでエネルギー化した物体のエネルギー、再物質化は済んでいるよね?」
花奈が言うと加世も「もちろん挟むようにしてね」と続けた。
「何故?、何故僕の願望達成能力が効いていない」
「だから月海さんやりたいっ放題しちゃってぇ」
あたしは花奈さんのリクエスト通りに時速500km以上の速度で偽山田先輩を重さ800kgの正面体ブロックで5回は挟み撃ちにして完全にペシャンコ、じゃないスプラッター状態にしてやった。
「あ、そうだ言うの忘れていたけれどケイトお兄ちゃんの願望達成能力が効かなかったのは単にあたしのOSをバージンアップしたからだぉ、、、て聞ける状態じゃないか」

「さてと私たちは元の時間軸に帰るけどホンモノのあの娘たちは駄菓子屋でつまみ食いしているからお金がないから払ってやってね」

そう言ってふたりは消えてしまったけどあたしはどうすればいいのか?
と思っていたらいきなり地面に叩きつけられていた。
寝転がり上を見上げれば絶景かなスカートの中にいた。
「きゃぁ〜!叫び声と同時にすぐに彼女は両手でそれを隠そうとしたがよっぽど慌てていたのか自分の謎穴に指を突っ込んでしまったらしく次の瞬間には彼女の姿は「あ、あ〜!あ“〜!あっは〜ん」と言うエロい声と同時に消えていた。
「ヤッパーリ、ツキミサーンハ、ド・スケーベデシターネ」
いやいや、シルバーよあんたにそれを言われる筋合いはないぞ。
それにあたしは冬河のマン汁でびしょ濡れだった。

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それからというもののひと月経つがあたしには月ものが来なかった。
妊娠してしまったのか?そうなのか?と思いあたしは薬局に急ぎ妊娠判定薬を買おうとしたがその高さにびっくりした。とてもじゃないけど小学2年生の庶民のおこづかいで買えるようなお値段ではなかった。
「やっぱりカツアゲしかないよね」
あたしはそう思い、休日の夕方にゲームセンターでたむろしている男子高校生5人組を見つけた。
しかし残念なことに彼らはすでに営業を始めていたらしい。
気の弱そうな、しかもケンカする体力もなさそうなおとこの娘がカツアゲされていた。
あたし好みの可愛いおとこの娘だったので助けてやることにする。
「ねえねえ、あたしの妹になんてことしてくてるのよ」
そいつらのひとりの背中をポンポンと叩いて振り返った顔面を思いっきり殴り飛ばした。
そいつらがおとこの娘から奪い取った万円札を5枚をその娘の元に飛ばしてやると近所の派出所に逃げるように指示を出した。
その中に厄介なテレキネシスと時間操作能力者が言いたことに気がついたからだ。
「飛んで火に入る夏の虫とはオメーのことだな」
奴らのひとりがそういうと周りの動きがほとんど動かなくなってしまった。
「奥歯にスイッチでも仕込んでいるのかな?」
とあたしがいうと男のひとりがあたしをにらみつけると私が着ていた服が一瞬にして全て引き裂かれて、あたしは布ひとつまとわぬ全裸にされていた。
「あ、あ、あ、あー!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!」
あたしの二つの乳房は触られてもいないのに激しく上下に揺らされていた。
その間に両手を縄で後ろ縛りにされるとクリトリスとGスポットに対する念動力による攻撃が始まっていた。
「い、い、いやぁ〜いやぁぁ〜‼︎いやぁ!」
喘ぎのたうちまわるあたしは両足を払われて仰向けに倒されると床に強く頭を打ち付けると一時的に気を失ってしまっていた。
「や、や、やめて〜!」
気がついた時はすでにあたしは犯されている最中だったモヒカンの男があたしの膣穴に長くて太い陰茎を押し込むようにして何度も激しく腰を振っていた。
体全体が激しく揺さぶられているせいであたしの二つの乳房はプルンプルンと揺らされていた。「あ、あ、あー!あ〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ〜!あー!あ、ぁ、、、、、あ、い、い、いやぁぁ〜‼︎いた、いた〜い!いた〜い!」
まだまだ続ける、気なのか?と思った。
そんなあたしを笑いながら見下ろしている視線を感じていた。視界が揺れてはっきりとは確認できなかったがあの日図書館で助けた女の子だった。
「ど、どうして、あ、あ、あ、あー!あ〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ〜!あ、あ、ぁ、、、、、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、なんであなたが、」
あたしは首を激しく横に振って上体をよじらせて喘ぎ声混じりにきいた。
「まだ気が付かないの?あなたは私に嵌(は)められたのよ」
またしても『え“!』だった。
「え〜と、はぁ、はぁ、はぁ、、できればきみとエッチをしたかったな、あ、あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あたしは、あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!、きみのこと、あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!嫌いじゃないよ、、あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ〜!あー!あ、ぁ、、、、、はあはぁ、はぁ、はぁ、」
そう言った途端にあたしは口にハイヒールの先が食い込んでいた。
困った、これでは文句も言えない、それにこんな女に惚れちゃったあたしは一体なんなのよ。
「言いなさい!あなたたちは奈津菜摘をどこに匿(かくま)っているの?」
「うがうかおがえあ」
その瞬間あたしの口の中がハイヒールの先でグリグリされた。
「花梨様、それではしゃべれないかと」
あたしの膣穴に陰茎を突っ込んでグリグリ暴れさせて喘ぎまくらせのたうち回らせている男のセリフである。
「あんあおいああいお」
そういうとその花梨という女はそのままあたしを蹴り飛ばした。
「さっきから知らないって言っている」
口から大量の血を吐きながらあたしは言った。
今度は顔をハイヒールの踵で踏んづけられた。
「ウソおっしゃい、淫魔刑事のあなたが知らないわけがないでしょうが」
今度は臍(へそ)の下あたりをグリグリされた。
もう痛いなんてものじゃない。
「大体淫魔刑事ってなんなんですか?もしかして最近のアイドルが主演のドラマですか?」
「シラを着るおバカさんにはお仕置きが必要ね」
そう言われても知らないものは知らない。
「葉類亜希、もしくは風間亜希くらいは知っているでしょう」
花梨はあたしの短い髪の毛を鷲掴みにすると壁際に投げつけた。後頭部を壁にしこたま打ちつけられたと思った途端にあたしの中にひとつのイメージが浮かんで来た。
「そうだ、私たちはこの渦巻き状の青雲の外からやって来た、理由はわからない」
あたしがそう呟いているとモヒカン男に「寝言寝て言いな」言われて顔に蹴りを入れられた。
おそらく見られたくもないほど変形させられているだろう。
しかし、私の論理回路はほとんど暴走状態にあった。膣を攻撃されている脳の下垂体が暴走をして快楽麻酔を生産しまくっているからかもしれない
「私たちはこの渦巻き状の星雲に巣食う邪悪な精神生命体の・・・・・・」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

そこまで言いかけて月海は意識を奪われていた。
「ここから先はこいつらに知られちゃ困るんだよねぇ」
ショートカットで小柄な癖に胸だけはやたらとでかい可愛い女の子が言った。
「もうそろそろメンバに加わってくれたらあたしとしても助かるんだけど」
「膣も辛そう、あたし以上に悲惨な境遇だものね」
波瑠沙芽の義母であり佐原詩織の親友である波瑠幸恵によく似たおっとりとした顔つきの美少女が言った。
「だからわざと間違えないでねって何度も言っているでしょ!」
「膣ちゃん怖い、でもこの娘もちつちゃんのときみたいに大変な状態よ、早くここを立ち去って安全な場所で手当てをしなくちゃ。
その娘は今の加奈よりも少し大人びた表情で月海を見つめていた。
そして次の瞬間そこのゲーム機が次々と閃光を放つと消滅していた。
残されたものは何もなくなった空っぽになったゲームセンターとその中で気絶している数人の男子生徒と花梨を名乗っていた女の遺体だけだった。

「ねえ、どうしてあの首謀者があの花梨って名乗る女だとわかったの?」
椎は不思議そうにきいた。
「今の膣ちゃんは知らないだろうけどこれから先あの女こそケイト兄と組んであたしと加世ねえを仲違いにさせて地球と火星間の性感帯戦を起こしてこの太陽系を絶滅させようとした張本人だからよ」
椎は思った。『どうでもいいけどその【性感帯戦争】って一体何?どんなAV作品ですか?』

ーーーーーーーーーーーー

     (7)$

最後に断片的な記憶なので完全に擬似サイコメトリー出来ない部分があって・・・・・
実は私たちは一度火星での世界大戦を阻止できていたはずなんです。
仮に大国がA国としますとそれよりも小さな国がB国とC国とします。
あたしたちは今から400年以上過去に起きた世界大戦の原因がA国にあったと睨(にら)んでいました。何故そのような推測ができたのか全く思い出せないのですが。
A国の支配者ははB国から送られた若い女性の大使を合歓した上でその動画をメールで送って『我が軍の支配下に降れ、さもないとこの女を殺害した上に貴国に核融合爆弾を弾頭に装着した大陸間弾道ミサイル、ICBMを打ち込むと宣言しました。
しかしB国の大使館からは音沙汰もなく、彼女は惨殺されて、ミサイルも発射されてこの国の国土は全面積が灼熱の炎に焼かれ、川や湖は干上がり、地下シェルターも浅い一般市民向けのエリアは容赦なく降り注いだ中性子で蒸し焼きにされ大勢の国民が命を落としました。
そして彼は続け様にC国の若い女性の大使を呼び寄せ今度は彼女が自分に合歓される様子をライブ中継で送ると共にさらに強力な核融合爆弾弾頭付きのICBMを発射してその様子を離れた人工衛星から同時に火星の全主要国にライブ配信しました。
もちろんこれは全ての国への宣戦布告とみなされてA国に対しても同等な破壊力を持つICBMを発射し、A国も全ての国に対して報復措置と称して全ての国にICBMを撃ち放ちました。

何故私たちがそこにいたのか?記憶が定かではないのですが、あたしはC国の大使に加世はB国の大使になりすまし、ホンモノの大使さんは保護をして何とかICBMを宇宙空間でエネルギー化すると同時にシールド、一種のバリアーですが、それを地表面側の広範囲に渡って張り世界大戦を未然に防いでいた気でいました。
しかし彼女たちは何者かに誘拐されていて、数分後見つかった時にはふたりとも惨殺をされてICBMが各国から飛び次々と大都市や国が灼熱の炎に焼かれっていた後でした。たった数分の間にふたつの歴史が動いていた?としか説明がつきません。
完全にあたしたちの負け戦でしたがひとつわかった事があります。
どうやら火星の地上を荒廃させ大戦が始まるきっかけとなったA国の支配者を超弩級と言って良いかはわかりませんがどうやらこの一件には堀恵萌と織田信長、こと崖理事長が関わっていました。しかも妖魔としてですが。

私は花奈の話を聞いているうちに震えが止まらなくなっていた。
相手がとにかく得体がしれない化け物に思えてきたからだ。

「やだぁ、亜希先輩ったらおしっこ漏らしたんですか?」
花奈に言われておしっこを漏らさないために席をたったはずの私が私は多少の違和感をかんじていた。全身をつらぬく解放感が私を襲い、確かに私のスカートの前側が濡れて床に池を作り始めていた。
な訳あるか〜い!

「わかりましたか?亜希さん?私は今ほんの少しだけ時間を戻して別のセリフを言いました」

震えが止まらない
↓ →→→→→→→→→→→→→→→→→→時間を遡らせる。
↓ ↑ ↓
「あ、亜希さん、おしっこ我慢しているなら 「やだぁ、亜希先輩ったら
さっさとトイレに行った方が良いですよ」 おしっこ漏らしたんですか? 」

「恵萌さんと信長はこれをやったんじゃないかと思います」と花奈。
花奈の説明によるとこういう事らしい。

A国の支配者、使者を人質に降伏を求める。
↓ →→→→→→→→→→→一旦逃げて時間を遡(さかのぼ)る
↓ ↑ ↓
使者を凌辱、降伏を迫り惨殺を 別の部屋に匿(かくま)っていた
してそれをもって宣戦布告しよう 本物の使者を襲い拉致惨殺して
としたが 使者は花世と加奈が ICBMをB国、C国に打ち込み自国国民
化た偽物、未然に阻止される。 さえ巻き込む全面戦争に持ち込む。

ひとつ目は敵方(おそらくは前姫)にタイムリーパー(時間跳躍者)が存在することと。
この世界を何度もループさせていくうちに妖魔のの力は強大になって影響力が強くなってゆき、それは政治に関わっているうちに火星の住民も凶暴化していったんじゃあいのかなぁって

それともうひとつ疑問がります、あたしと加世はかなりのレベルの肉体再生能力を持っていた記憶がありましたが、残念なことに香織さんや月海さん、椎さんは肉体再生能力を持っていなかった可能性が高かったということです。

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私、月海は観萌のことはもちろん、他の淫魔のことさえ全く知らずに生きてきた。
友人はほとんど持たずに、毎日やることといえば上級生のカツアゲだった。
どんなにガタイの良い上級生が相手でも念動力を込めて2、3発、拳骨(げんこつ)で殴れば黙らせることができた。
だから自分には友人は必要などないと思っていた。
そして、わたしは自分のことが大嫌いだった。強がってはいても所詮は女だ。男に体を掴(つか)まれたらすぐに意図もしない反応をしてしまう。
それを最初に嫌というほど自覚させられたのは8才を迎えて2ヶ月過ぎたある日、あたしは何者かに念動力で胸を激しく揉みしだかれてその快感に喘ぎまくって、路上でうずくまっていた。
「へ、史上最強のサイコネキシスを自称していても性感帯や女性生殖器を攻撃されたら能力が初登できなくなると言うのは本当らしいな」
聞こえてきた声は確か先週、この近くの大きな書店と伝手のある新しく立ったばかりの図書館の4階図書室本棚に隠れて中学1年生の下級生をレイプしていた3年生の3人組男子生徒だった。もちろん被害に遭っていたのは女子生徒だ。
もしも男子生徒ならケツアナ事件だからね

あの日あたしはそのレイプ現場に遭遇してしまっていた。
もちろん小学2年生であるあたしの出る幕なんざないあたしはそのままその場をやり過ごそうとしていた。
どうやら彼女とそのその男子生徒には願望達成能力がかけられていた。
『女子生徒が恐怖に怯えて声が出せませんように』
『周りの利用者に気づかれませんように』
『彼女が3人に輪姦(まわ)された挙句絶望感に襲われて自暴自棄になってこの4回図書室の窓を突き破り地上に落ちたところを時速60kmで走って言う車に跳ねられて即死するように』と願いがかけられていた。
1番めと2番めの願望は見過ごすことができたとしたとしても3番めだけはなんとか阻止したかった。
ところで2番めにどうしてあたしが気がついたからって?
ちゃんとプロフィールを読んでほしいな、身長が165cm以上あって胸もCカップ以上あれば高校生だと偽って書棚整理のお手伝いをさせてもらえるわけだ。
もちろん非合法だか給金をいただくわけにはいかないがその時のあたしはこの図書館の利用者ではなく関係者(stuff)だったと言うわけだ。
とはいえ気づいてしまった以上その中学生を放置しておくわけにはいかない。
しかし彼らに手を出す前に片付けておかなければならない問題があった。
『願望達成能力者の始末』だ、これを先に済ませておかない限りあたし自身にとんでもない願望がかけられたしまう可能性が高い、つまりこのあたしを操って利用者を大量殺戮(さつりく)させたり建物を崩壊させたり、とか色々考えられる。
そこであたしはその3人組とそれ以外の利用者を探っていた。
案外それはすぐに見つかった。七三分けの優等生タイプだった。、さっきから利用者の女学生に淫らな行為をさせて楽しんでいた。少なくとも3人の女学生が被害に遭っている。
例えば気の弱そうな中年男の隣に腰掛て腕をつかんで胸を触らせるのは序の口で自分のスカートをまくり上げ下着の中に指を入れさせて触らせたり、なんてのは序の口で椅子を引いてズボンのチャックを下ろしてパンツの中から陰茎を取り出して亀頭部をしゃぶり出したり、勃起したところを見計らって自分のパンツを脱ぎながら男のひざの上に向かい合わせにまくりあげて腰掛けながら自分の股間の割れ目に指を差し込んでクリトリスを擦(こす)り始めると「あ、あー!あ“〜!」と喘ぎながら中年男性の陰茎亀頭部を割れ目に当てると一気に前に身を乗り出して自分の膣にそれを差し込んで腰を振り始めていた。
男の表情が変わり目が虚になると女学生もとろりとした表情になってから急に激しくのたうちながら「あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ〜!あ、」と叫んだ。
そして何事もなかったように男の膝から降りると備え付けのティッシュで自分の股間とを拭き取って男の陰茎をしまいチャックを上げて自分もパンツを履いて元の席に戻った。
運が悪ければ彼女は遅くともひと月後に身に覚えのない妊娠に気がつくのかもしれない。
それにしてもこれだけの人数を相手に自分の願望を叶えてしまうとは恐るべき能力の高さとしか言いようがなかった。
まだそれに比べたらレイプされた自覚のある方がマシかあと思ったがかと言って見過ごすわけにはいかなかった。
やはりいちばん最優先すべきは願望達成能力を封じるしか手段はなさそうだった。
まず願望達成能力者の身体を吹っ飛ばして下級生を陵辱していた上級生に激突させて意識を奪うと同時に女子を解放させた。時速100kmは超えていた筈だから死んではいないかもしれないけど当分は動けないだろう。
あとは簡単で拳に念動力を込めてひたすら殴るだけだった。
まあそこまでは予定通りだったのだが想定外だったのはその少女が意外と美少女だったのとその娘があたしに惚れてしまったらしくてべっとりとまとわりつくようになってしまったことくらいか?
そんな頃のあたしはショーカットだった上に身長もすでにそこそこあったので男と間違えられた可能性はある。
しかしそれによりレイプを邪魔した犯人があたし、水無月海だと特定されてしまったようだった。

あたしは五分刈りの念動力者に激しく胸を揉みしだかれて快感に全身をつらぬかれその場にうずくまってしまった。続いて正確にクリトリスの位置を特定されて見えない手の指でこすられたらあたしは路面の上に転がって喘ぎまくるしかなかった。
あたしの予想通りそいつらはあの時の『願望達成能力者』だけでなくて『念動力者』と『透視能力者』そして『予知能力者』がいたのは確かなようだ。
男は性行為をしている最中にも能力が落ちるどころかパワーアップするのに対して女は性行為の最中、要するに性感帯や生殖器を攻撃されるだけで能力がほとんど使えなくなるって通りすがりの女に聞かされた事があったが今まさにそれを実感させられているわけだ。
「これはこないだのお礼な」と言われて腹にひとり1発ずつ蹴りを入れられた。
「ズボン履いてタッパがあるから男だと思っていたが女だったとはラッキーだな。
あたしの身体はふたりの男に両肩を押さえつけられて身動きが取れなくなっていた。それよりもさっきから続けて行われている膣の内膜とGスポットへの攻撃だ。やはり透視能力者がいるようだったがあたしの中で男の陰茎が暴れまくっているような気がした。
「あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ〜!あ〜!」
喘ぎのたうちまわるあたしを見ながら男のひとりが嘲笑うように言った。
「へ、史上最強のサイコネキシスを自称していても性感帯や女性生殖器を攻撃されたら能力が発動出来なくなると言うのは本当らしいな」
「おいおいこれはほんの前菜だぜ本番はこれからだというのに」
そう言っている時に五分刈りの男は自分のズボンのチャックを下ろしながら念動力であたしのズボンベルトを外して膝下まで下ろしていた。
「い、い、いやぁ〜!」
声を大にして叫んだつもりだったが道ゆく人は誰ひとり気づく事なく通り過ぎ、ずにガン見していた。それも中年過ぎのおっさんばかりだ。
「さあみんな見てくれよ、これから楽しいレイプショーの開幕だ、紳士だけは見ていっておくれ、ご婦人さんは見えないよ、お題は見てのおかえりだからね」
そう大声で叫んでいるのは例の七三分け願望達成能力者だった。もうすでにあたしの割れ目に五分刈りの太くて長い、しかも亀頭部が異様に大きくて立派な陰茎が捩(ね)じ込まれていた。
「あ、あ、あー!」
叫ぶあたしをあざ笑うように男は腰を振り始めていた、その間にも陰茎は太く逞しく硬くなってあたしの膣(ちつ)を押し広げていた。
「いや、いやぁ!いた〜い!、、やめてぇ!」
男の陰茎を両手でつかんでこれ以上奥に入れられないように抵抗するあたしの両頬(ほほ)をあたしの左肩を押さえていた角刈りの男があたしに目を向けただけで強く殴られた気がした。読みは外れていたか?と思った。念動力者がふたり以上いたことになるのか?
あたしがジャケットのポケットに隠し持っていた折り畳みナイフを右手で取り出してパンチパーマの右の男の膝に突き刺そうとした時、その右側の男があたしの右手をつかんでナイフを開くとあたしの右太ももに深々と突き刺した。間違いなくそいつが予知能力者だ。
あたしは声にならない悲鳴をあげて下半身を捩(よじ)らせてしまった。
ナイフの柄は右の男が掴んだままだったし、傷口は広がって大きな血管を切ったのか血が大量に溢れ出していた。
「楽しい、楽しい、射精の時間の始まりだぜ」男はそういうと腰を突き出すようにさらに激しく振り出した。
男は力強く脈打ち出した自分の陰茎を見ながら歓喜の声を出した。
「さ、最高だぜ、この女、射精がちっともトマンねぇ、ドクドクいってたまんねーぜ、オメーもそう思うだろ女、ヒャヒャヒャ、涙が溢れるほど嬉しいってよ」
男はそういうと動けなくなったあたしの膣から陰茎を抜き取ってまだ射精が続いている精液をあたしの身体中にふりかけた。お腹から頭髪のてっぺまで濃いドロッとした精液まみれにされたあたしは気持ちが悪くなり胃にあったものを右の男のひざに吐いてしまった。
「わ、ばっちい仕返しだ、俺と変われ」と右の角刈りの男、そういえばこいつらに犯されていた女の子はどこまでやられていたんだろうか?確か床がすでにベトベトだったのは確かな気がする。
前の男もあたしの膣、ふたりめも執拗に深く突きまくってくれた。もう痛いどころの騒ぎじゃない、腰をしっかりと抑えられているから逃げ場がないんだよね、それにあたしの膣って意外と浅いし、狭いんだよね、まあこういうことに詳しいのもあたしが淫魔だからかもしれないけど。ふたり目の長い射精が始まった。
ドピュドピュドピュドピュドピュドピュドピュドドピュドピュドピュドピュドピュ
おいおい、お前もぶっかけをしたいのか?お前が放った精液は私の頭上を越えてリーマンのズボンに引っかかっちまったぞ、いいのか?あ、願望達成能力者ががなんとかしてくれるのね。

そういえば図書館でレイプされていた娘、あたし好みだったな、一応警察まで一緒に行って医師の診察を受けさせて事情聴取にも付き合って、それで感謝して懐いてくれたとばかり思っていたけど4〜5回会ったきり音沙汰なしだなぁ、あたしが女だと気がついてガッカリして離れていっちゃったかな?
「おいもういいだろ、そろそろ変われや」
リーゼント頭の予知能力君が言ってあたしの膣にねじ込んできた、結構太くて乱暴に突っ込まれたので思わず声に出してしまった。
「あ、あ、あ、あ〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!」
なんか割れ目、っていうか膣から血が白濁液と一緒に流れ出しているけどどうでもいいって感じ。リーゼントの男子生徒さん、あたしの上体を持ち上げてさらに陰茎を奥に入るように工夫してきた。
「ぎゃ〜!いたい!痛いよやめてぇ」
彼はあたしの両肩を押さえ込むようにして強く抱きしめながら激しく腰を突きあげ出した。
「ぁ、あ、あ〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ〜!あ、ぁ、もう許して、、、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、」
あたしのまだ幼い膣は無惨にさっきから引き裂かれて大量の血を流していた。
「なあ、お前、ひょっとしてなんで自分こんな酷い目に合わなければいけないのか?な〜んてふざけたことを考えていないだろうね」
七三分けの学生が言った。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、…………」
あたしが答えられずに肩で息をしていると七三分けが腹に何度もケリを入れてきた。
「オメーが俺たちのお楽しみの時間を邪魔したからだろうが」
五分刈りのの男があたしの左肩を何度も蹴りながらクリトリスとGスポットに対する念動力攻撃を同時に行ってきた。
「あ、あー!あ〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!…………」
あたしの下垂体が大量の女性ホルモンと麻酔のようなものを分泌して痛さに対する感覚を奪いとろけるような気持ちよさだけが残っていた。
「他人を勝手に操って、はぁ、はぁ、はぁ、性行為を強制的に、はぁ、はぁ、はぁ、させる事がお楽しみですか?」
そう言った途端あたしの中で固い陰茎がさらに膨れ上がった気がした。
「やめてぇ、おなかが、破裂しちゃう」
あたしの意識はそこで途絶えていた、すでに日が暮れて周りが真っ暗になった頃あたしは意識を取り戻し人通りのない狭い路地に裸にされて放置されていた。
しかも着ていた服もトートバッグも財布も丸ごとなくなっていた、とは言え電車賃と途中で買う予定だった菓子パン代込みで600円くらいしか入ってなかったんだけどさあ。
誰かに見つからないように、特にお巡りさんにみつからないようにしてかえるのはたいへんだったよ。あいつら証拠をほとんど残さずに立ち去っていったからね。
初体験が強姦だなんて、しかも輪姦なんて、悲しすぎる。
しかも小学2年生だよ。

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あたしは激しい腰痛と下腹部の痛みで学校を休もうかと思ってた。でもそれほど酷くはなかったので仕方なく軽くコーンフレークを牛乳をかけずに水と一緒に少しだけ食べて家を出た。
理由は聞かないでよ、ていうか考えたくもないんだ。
登校の集合場所は家から歩いて5分のところにある。
「あー太陽が黄色い」
そう呟いていたあたしに声をかけてきたアホがいる。
「つきみしゃん、おはよーございましゅ」
あたしよりの1学年年下の夏乃花奈だった。
あたしはこの娘が大っ嫌いだった。どこが嫌いって、あの甘ったれた口調と時々見せる妖艶な笑顔のギャップが凄まじすぎて一緒に話していてもこっちの心臓が『バウバク』してくる事がある。
あたしよりも身長はかなり低くて130cm代なんじゃないかと思うんだけどなんか制服のセーラー服を着ているだけで本当は中学生なんじゃないかと思うくらいあたしよりも胸が大きい。
本人もそれは自覚はしているらしいがまさか7歳で初潮なんてないよね?なんて思いながら他の子が来るのを待っていた。
「可奈ちゃんは誕生日はいつなの?」
と聞いたら指5本を立てた右手を差し出した。しかし何故だろうか彼女の胸にどうしても目が行ってしまう。
この班は6人だからあと4人か?
「加世ねえは寝坊したから少し遅れるらしいですよぉ〜」と花奈ちゃん。
「え"!確か君は夏乃花奈で加世ちゃんは秋種だよね?」
頭がこんがらってきた。
「え〜とねぇ、花世はぁ、ままのせっくすでぇ、お姉ちゃんはぁ、ぱぱのせっくすをなのっているんだぉ」
思わず再び『え"!』と叫んでしまった。せっくす=性、あ、この娘は性と姓を混同しているのかな?と思った。
「お母様が言っていたんだよ、どちらでも好きなせっくすをえらべるいいじだいになったってぇ」
頼むから花奈ちゃん、その話はあまりよそ様でしないで、多分夫婦別姓の話だと思うんだけど。
オロオロしているあたしたちのすぐ横をくさりをつないだ大きな犬を散歩に連れてきている初老のおじいさんが通り過ぎようとしていた。
「だからねぇ、つきみおねえちゃん、あたしの家はふりーせっくすだよってままが言っていたよ」
あちゃー、言っちゃったよ、と思ったときはもう手遅れだった。
初老のおじいちゃんは花奈の言葉に驚いて思わずくさりを手放してしまい、その犬は解放された喜びか近所の家を出たばかりの女子高生に向かって恐ろしい吠え方をしながら襲い掛かった。
何が問題かってこの犬は近所でも悪評高いドーベルマンというちょっとどころじゃなく、以前にも子供に噛み付いた、かなり凶暴な犬なんだけどこのままほかっておいたら女子高生は足などを噛まれて大怪我をするか、下手をすれば押し倒されて内臓とか喰い荒らされて死亡する可能性だってある。
あたしは女子高生にすごい勢いで迫るそのドーベルマンをなんとか宙に浮かせて向きを変えてこっちに走って来るように仕向ける事を考えて念を込めて集中しようとしたがなかなかうまくいかない。どうしても最悪の事態を想像してしまう。
「もうだめだ」
と諦めたとき、女子高生とドーベルマンの鼻っ先の中間で何か強いフラッシュのような光が焚かれた。女子高生はその場にへたり込み、ドーベルマンは急ブレーキを4本の足にかけてこっちに向きを変えてトボトボと歩いて来るとご主人様ではなく花奈の方に歩み寄って半しゃがみの彼女の胸に鼻先をぐりぐりと押しつけていた。
「なんで犬と戯れているのよ」、とトーストを咥えながら秋草花世がやっと集合場所に到着した。
「ほらね、加世ねえやっぱり寝坊さんだったでしゅ」と花奈
「違うわい、トースターのコンセントが抜けていパンがちっとも焼けなかっただけじゃい」
加世はトーストを持たずにしゃべっていたのだがその隙を突いて問題のドーベルマンがそのトーストを咥えて走り去っていった。
「あ、私、給食まで食べるものがないかも」
そう落ち込む加世に花奈はトドメの一言を放った。
「安心して加世ねえ、今日の給食は栄養たっぷりのコオロギ食パンと精液がたっぷりつくおちちだよぉ」
多分『精力』の間違いだと思うが天然か?それともわざとなのか?ただその時はすでに花奈が兄のケイトなる人物に操られていたことをあたしも彼女の姉である加世も気がついていなかった。
「オハヨーゴジャリマス」と言って最近転校してきたばかりの変なカタコト日本語の金髪外人さんがやってきた。
あたしよりもひとつ歳下で、、そのくせ小学1年性なのにどして乳がでかいんだよ!
「ノーノーあたし日本語わかりませーん」
他人の心を盗み聞きしておいてどの口が日本語わかりませーんだ。
登校名簿を見てあたしは思わず『え"!』と叫んでしまった
『シルバー・ウインターリバー、♂男』てどこからどう見ても女の子じゃないか?
「ショーコミセマショーカ?」
彼女、いや彼はそういうと自分のスカートの前側をまくり上げた。
確かに彼がはいているブリーフの中でそれは素晴らしい存在感をアピールしていた。
7才の時点でこの巨乳、その上に巨根持ち、先が思いやられる、というかジェンダー問題に発展しそうだ。
というかこの小学校男子もセーラー服というのは少し異常だと思う。まあ大昔の著作権争いで放送できなくなった某少女向けアニメのヒロインの彼氏みたいにノーパンだといろいろと問題がありそうだけど。
「彼ならそーですよ?」
シルバーがそう言った時に冬河銀が来た。彼女はいつも慎ましくてお淑やかな良い良い娘だ。
彼女もあたしたちに負けず劣らず小学1年性とは思えない立派な巨乳だ
「みなさんおはよう御座います、遅れてすみません」
と言って彼女は深くおじぎをした。
「ねえ、銀ちゃん、今日の給食はコオロギパンだって?どう思う?」
花奈のその手の質問には要注意だ、きっと何かを企んでいる。
「それはちょっと、、、」と彼女が言いかけた時だった。
案の定彼女は『えい!』と言って冬河さんのスカートをまくり上げた、そこにあったのは割れ目ちゃんではなくゾウさんの鼻が、いや傘が大きく開いた松茸君が強烈な存在感をアピールしていた。
「きゃー」と声を出して真っ赤な顔でスカートを両手で押さえ込む冬河、確かにリアクションはおとこの娘だ。これで膣とかあれば完璧なのだが。
「ミズナシサーン、ナゾアナナラアリマスヨー」
シルバーはそう言うと自分のランドセルから手鏡を取り出すと冬河さんの股間の下に持った。
「きゃーぁ!」黄色い悲鳴を冬河さんはあげスカーの中を両手で隠そうとしたがもう遅かった。
あたしはしっかり見てしまった。本来なら象さんの耳があるあたりに存在した大きな膣穴のようなものが・・・・・。
しかし、加世も花奈もリアクションがほとんどなかった。
「だってそんなの幼稚園の頃から知っていたから」とクールに加世ちゃん、本当にあたしよりもひとつ下なのか?と疑いたくなる。
それから少し経って6年性の山田将暉先輩が来ていて人数確認をして出発をした。
時間は定刻通りだったが山田先輩は深くため息をついた。
「疲れた顔をしてどうしたんですか?」とあたし。
「いや、この班も僕が卒業しちゃうと3年性が最年長になるだろ?」
「そうですね、でもそれは当たり前のことでは?」とあたし。
「確かにそうだけど、ほらここら辺は最近物騒な事件が多いだろ」まあ確かに通り魔とか児童誘拐事件とか、色々ありますねえ」
あたしは流石に幼女強姦事件までは言及するつもりはなかった。
「それなんだよね、実は僕の父親が刑事でさぁ」
一瞬また親の自慢話か?と警戒してしまった。
「ちょっと親父が電話で話していたことなんだけど」
そう言ってから彼は私にそっと耳打ちをした。
『連続児童強姦殺人事件』
そして続けた。
『それらはほとんどニュースになっていないし警察も公安や内閣調査室が捜査に口出しをしてきてストップがかけられるらしい」
山田先輩は両手を左右に広げて『降参』のポーズをとった。
「どうしてそれをあたしに、あたしは一介の女子小学生、しかも春には3年生になるとは言え2年生に過ぎませんよ?」
そう言ったあたしに彼は再び耳打ちをした。
『史上最強のテレキネシス』
あたしは深くため息をついて耳打ちで返した。
『それは買い被りというものです、以降の会話はテレパシーでお願いします』
【何故?どんなメリットが君に?】
【あたしはあの娘たちを無用なリスクから遠ざけたいだけです】
【いや、今のところあの娘たちにはそんなリスクはないよ、今のところはね】
山田先輩はそう云うとニヤリと笑った。
【やはり先輩の買い被りですよ、昨日も予知能力者と透視能力者と念動力者、そして願望達成能力者のチームにコテンパンにやられまくりましてね、ほら、あたしの股間から精液の匂いがしませんか?】
「山田先輩と水無先輩はできているんだぉ〜、きっと」
【無邪気な娘たちじゃないか?まあ君にとって僕はアウトオブ眼中なんだろうけどね】
山田先輩は振り返って花奈を見つめた。その一瞬花奈は苦痛に歪んだ顔をした。おそらくは花奈をはじめ加世、冬河、シルバーの4人を人質に取る気だろうな。
【確かに僕は君を買いかぶっていたようだね、君の手の内なんて丸見えだよ】
「あたし、蓮根って苦手だなぁ」と突然に花奈。
「じゃあごぼうは?」と冬河。
「うーん土物は苦手かなぁ」と花奈。
「普通は根菜ものと言わないかい?」と山田先輩。
「も〜花奈に難しいこと言わないでよ〜」
「ごめんごめん」と山田先輩。
【あなた本当は山田将暉先輩じゃないでしょ?】ときいてみた、まあ惚けられるのがオチでしょうけどね。
「あたし菅田将暉さんが先輩だったらよかったのにな」と花奈。
【さあね、本当に菅田将暉だったらどうする?】
【それであたしにどうしろと、人殺しだけはお断りしますが】
【この4人の子たちがどうなってでも?】
あたしが返答に詰まっているとあの男は振り返りもしないで手を振って去って行った。
もういつの間にか校門に着いていた。

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あたしの学校では1・2年生は昼からの授業を1時限、正確には45分なんだけどそれが終わると10分で簡単に掃除を済ませて集団下校という体制をとっている。もちろん1・2年生が少ない下校集団もあるがそんな場合は2人以下の場合に限って引率の先生がつくことになっていた。
もちろんあたしたちの班は5人いるから引率の先生はついてこない。
もっとも何人引率の先生がつこうが相手が願望達成能力者だとなんの気休めにもならない。
ちなみにうちの学校にはとんでもないバケモノがいるという噂は聞いたが恐ろしくて近づきたいとは思えない。
「まあそんな当てにならない噂話はさておいて車に気をつけて帰りましょう」
校長先生に見送られて歩きはじめていたしかしあたしはいつの間にか彼女たちを見失っていた。
いつも見る風景、いつも聴き慣れた雑踏の音、それらは聞こえるが彼女達の姿が全く見えなくなっていた。

「へへへ今日もお楽しみの時間だぜ」
五分刈りの男が突然目の前に現れるとあたしの乳房を激しく揉みしだいた。
昨日の繰り返しだ。
凄まじい快感が全身をつらぬいている。
クリトリス、およびGスポットに対する念動力による直接攻撃だ。
それは昨日よりも激しく感じていた。
「ぁ、あ、あー!あ〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!」
あたしは叫び声を上げながら4画面の動画を観せられてた。
「誰かたすけに来てぇ!」と泣き叫びながらモヒカンの大男に犯されて上体をのたうち回されている花奈。
「いや、いやぁ!いた〜い!やめてえ〜」とリーゼントにつらぬかれている加世。
「ノー、イターイデス、ぁ、あ、あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!」
そう言って膣穴に差し込まれた陰茎を暴れさせられてどこからどう見ても口から泡を吹いているようにしか見えない、シルバー。
それを観せられ続けながらあたしの膣穴に大量の精液を立て続けに噴射している角刈り。
「あ、あ、あ、あー!あ〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ〜!あー!あ、ぁ、、、、はぁ、はぁ、はぁ、せめてあの娘たちだけでも」
あたしが言いかけた時に花奈の膣穴に深く突き刺さってもなお入り切らずに飛び出している陰茎の太さがみるみる太くなって膣を引き裂いて血まみれにしているのがわかった。
「や、やめてー何が目的なの?」
『バキバキ』という音がして花奈が苦痛に歪んだ表情を見せると彼女の体内からすごい勢いで打ち出された精液の弾丸によってこっぱみじんに粉砕された。
あたしも同様にさっきから犯され続けている。
「東京都都庁ビルに大型タンカーを激突させろ、お前がなすことはそれだけだ」
「それだけって、それだけで数千人の死者が出るのは確実なんじゃ?」
この娘たちには申し訳ないけどそれは出来ない相談だった。
「なれば次は加世を破壊する」
山田先輩が五分刈りと交代してあたしをつらぬきだした。
「あ、あ、あー!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ、ぁ、あ、、、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、」
あたしの膣も血まみれだ、さっきから張り裂けそうに痛い。
でもそんな目の前で加世の身体が粉砕されつくされた。
「いや、いや、いやぁ!」
「ふん、貴様の無力さを思い知れ、次はシルバーだ、貴様には妊娠というご褒美(ほうび)を上げるとしよう
「なんであの娘たちを巻き込むの?関係ないだろ」
あたしが言うと彼は高らかに笑いはじめた。
「関係は大いにあるさ、まあ自分の後輩が次々と惨殺される様を見るがいい」
今度はシルバーが粉砕される番だ。
そしてその次はけつ穴ならぬ謎穴をつらぬかれて喘ぎ口から泡を吹いている冬河だ。
「月海さん今朝の会話を思い出して」
突然に花奈の声が聞こえた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「だってそんなの幼稚園の頃から知っていたから」とクールに加世ちゃん、続けて花奈は言った。
「あれってほとんど災害みたいなものだしね、どんなに強い願望達成能力者が何十人いてもその穴に入れちゃったらどこに飛ばされるかわからないし」
「あ“!」と思わずあたしは叫んでしまった。自分の迂闊(うかつ)さに腹が立って来た。
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【ごめんごめん、ここの時空を特定するのに時間がかかっちゃったぁ】
と花奈。
「そうだね、本物の山田先輩なら知っているはずだもんね、下心丸出しで冬河のスカートの中に手を入れてスカイツリータワーのてっぺんに飛ばされたことのある本物の山田先輩ならね」
どちらにしろ碌(ろく)な奴じゃなかった。
「ふん僕の願望達成能力を持ってすれば貴様らなんざ精神から八つ裂きにできる、僕を愛している花奈ならわかるだろ?」
偽山田先輩が言った途端に近くの車や建物、人が私たちに目掛けて飛んできた。もうあたしの能力はアンコントローラブルに陥った、と思った瞬間に花奈と加世が私を挟(はさ)むようにして立つと飛んで来る物が次から次へと消滅していった。
「ケイトお兄ちゃん」、彼女は確かにそう言った。
「いくらケイトお兄ちゃんでもやって良い事と悪い事があるんだよ」
いつもの彼女の甘えた口調が完全に消えていた、完全にブチギレている。
「花世ねえさっきまでエネルギー化した物体のエネルギー、再物質化は済んでいるよね?」
花奈が言うと加世も「もちろん挟むようにしてね」と続けた。
「何故?、何故僕の願望達成能力が効いていない」
「だから月海さんやりたいっ放題しちゃってぇ」
あたしは花奈さんのリクエスト通りに時速500km以上の速度で偽山田先輩を重さ800kgの正面体ブロックで5回は挟み撃ちにして完全にペシャンコ、じゃないスプラッター状態にしてやった。
「あ、そうだ言うの忘れていたけれどケイトお兄ちゃんの願望達成能力が効かなかったのは単にあたしのOSをバージンアップしたからだぉ、、、て聞ける状態じゃないか」

「さてと私たちは元の時間軸に帰るけどホンモノのあの娘たちは駄菓子屋でつまみ食いしているからお金がないから払ってやってね」

そう言ってふたりは消えてしまったけどあたしはどうすればいいのか?
と思っていたらいきなり地面に叩きつけられていた。
寝転がり上を見上げれば絶景かなスカートの中にいた。
「きゃぁ〜!叫び声と同時にすぐに彼女は両手でそれを隠そうとしたがよっぽど慌てていたのか自分の謎穴に指を突っ込んでしまったらしく次の瞬間には彼女の姿は「あ、あ〜!あ“〜!あっは〜ん」と言うエロい声と同時に消えていた。
「ヤッパーリ、ツキミサーンハ、ド・スケーベデシターネ」
いやいや、シルバーよあんたにそれを言われる筋合いはないぞ。
それにあたしは冬河のマン汁でびしょ濡れだった。

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それからというもののひと月経つがあたしには月ものが来なかった。
妊娠してしまったのか?そうなのか?と思いあたしは薬局に急ぎ妊娠判定薬を買おうとしたがその高さにびっくりした。とてもじゃないけど小学2年生の庶民のおこづかいで買えるようなお値段ではなかった。
「やっぱりカツアゲしかないよね」
あたしはそう思い、休日の夕方にゲームセンターでたむろしている男子高校生5人組を見つけた。
しかし残念なことに彼らはすでに営業を始めていたらしい。
気の弱そうな、しかもケンカする体力もなさそうなおとこの娘がカツアゲされていた。
あたし好みの可愛いおとこの娘だったので助けてやることにする。
「ねえねえ、あたしの妹になんてことしてくてるのよ」
そいつらのひとりの背中をポンポンと叩いて振り返った顔面を思いっきり殴り飛ばした。
そいつらがおとこの娘から奪い取った万円札を5枚をその娘の元に飛ばしてやると近所の派出所に逃げるように指示を出した。
その中に厄介なテレキネシスと時間操作能力者が言いたことに気がついたからだ。
「飛んで火に入る夏の虫とはオメーのことだな」
奴らのひとりがそういうと周りの動きがほとんど動かなくなってしまった。
「奥歯にスイッチでも仕込んでいるのかな?」
とあたしがいうと男のひとりがあたしをにらみつけると私が着ていた服が一瞬にして全て引き裂かれて、あたしは布ひとつまとわぬ全裸にされていた。
「あ、あ、あ、あー!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!」
あたしの二つの乳房は触られてもいないのに激しく上下に揺らされていた。
その間に両手を縄で後ろ縛りにされるとクリトリスとGスポットに対する念動力による攻撃が始まっていた。
「い、い、いやぁ〜いやぁぁ〜‼︎いやぁ!」
喘ぎのたうちまわるあたしは両足を払われて仰向けに倒されると床に強く頭を打ち付けると一時的に気を失ってしまっていた。
「や、や、やめて〜!」
気がついた時はすでにあたしは犯されている最中だったモヒカンの男があたしの膣穴に長くて太い陰茎を押し込むようにして何度も激しく腰を振っていた。
体全体が激しく揺さぶられているせいであたしの二つの乳房はプルンプルンと揺らされていた。「あ、あ、あー!あ〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ〜!あー!あ、ぁ、、、、、あ、い、い、いやぁぁ〜‼︎いた、いた〜い!いた〜い!」
まだまだ続ける、気なのか?と思った。
そんなあたしを笑いながら見下ろしている視線を感じていた。視界が揺れてはっきりとは確認できなかったがあの日図書館で助けた女の子だった。
「ど、どうして、あ、あ、あ、あー!あ〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ〜!あ、あ、ぁ、、、、、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、なんであなたが、」
あたしは首を激しく横に振って上体をよじらせて喘ぎ声混じりにきいた。
「まだ気が付かないの?あなたは私に嵌(は)められたのよ」
またしても『え“!』だった。
「え〜と、はぁ、はぁ、はぁ、、できればきみとエッチをしたかったな、あ、あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あたしは、あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!、きみのこと、あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!嫌いじゃないよ、、あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ〜!あー!あ、ぁ、、、、、はあはぁ、はぁ、はぁ、」
そう言った途端にあたしは口にハイヒールの先が食い込んでいた。
困った、これでは文句も言えない、それにこんな女に惚れちゃったあたしは一体なんなのよ。
「言いなさい!あなたたちは奈津菜摘をどこに匿(かくま)っているの?」
「うがうかおがえあ」
その瞬間あたしの口の中がハイヒールの先でグリグリされた。
「花梨様、それではしゃべれないかと」
あたしの膣穴に陰茎を突っ込んでグリグリ暴れさせて喘ぎまくらせのたうち回らせている男のセリフである。
「あんあおいああいお」
そういうとその花梨という女はそのままあたしを蹴り飛ばした。
「さっきから知らないって言っている」
口から大量の血を吐きながらあたしは言った。
今度は顔をハイヒールの踵で踏んづけられた。
「ウソおっしゃい、淫魔刑事のあなたが知らないわけがないでしょうが」
今度は臍(へそ)の下あたりをグリグリされた。
もう痛いなんてものじゃない。
「大体淫魔刑事ってなんなんですか?もしかして最近のアイドルが主演のドラマですか?」
「シラを着るおバカさんにはお仕置きが必要ね」
そう言われても知らないものは知らない。
「葉類亜希、もしくは風間亜希くらいは知っているでしょう」
花梨はあたしの短い髪の毛を鷲掴みにすると壁際に投げつけた。後頭部を壁にしこたま打ちつけられたと思った途端にあたしの中にひとつのイメージが浮かんで来た。
「そうだ、私たちはこの渦巻き状の青雲の外からやって来た、理由はわからない」
あたしがそう呟いているとモヒカン男に「寝言寝て言いな」言われて顔に蹴りを入れられた。
おそらく見られたくもないほど変形させられているだろう。
しかし、私の論理回路はほとんど暴走状態にあった。膣を攻撃されている脳の下垂体が暴走をして快楽麻酔を生産しまくっているからかもしれない
「私たちはこの渦巻き状の星雲に巣食う邪悪な精神生命体の・・・・・・」

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そこまで言いかけて月海は意識を奪われていた。
「ここから先はこいつらに知られちゃ困るんだよねぇ」
ショートカットで小柄な癖に胸だけはやたらとでかい可愛い女の子が言った。
「もうそろそろメンバに加わってくれたらあたしとしても助かるんだけど」
「膣も辛そう、あたし以上に悲惨な境遇だものね」
波瑠沙芽の義母であり佐原詩織の親友である波瑠幸恵によく似たおっとりとした顔つきの美少女が言った。
「だからわざと間違えないでねって何度も言っているでしょ!」
「膣ちゃん怖い、でもこの娘もちつちゃんのときみたいに大変な状態よ、早くここを立ち去って安全な場所で手当てをしなくちゃ。
その娘は今の加奈よりも少し大人びた表情で月海を見つめていた。
そして次の瞬間そこのゲーム機が次々と閃光を放つと消滅していた。
残されたものは何もなくなった空っぽになったゲームセンターとその中で気絶している数人の男子生徒と花梨を名乗っていた女の遺体だけだった。

「ねえ、どうしてあの首謀者があの花梨って名乗る女だとわかったの?」
椎は不思議そうにきいた。
「今の膣ちゃんは知らないだろうけどこれから先あの女こそケイト兄と組んであたしと加世ねえを仲違いにさせて地球と火星間の性感帯戦を起こしてこの太陽系を絶滅させようとした張本人だからよ」
椎は思った。『どうでもいいけどその【性感帯戦争】って一体何?どんなAV作品ですか?』

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以前水無月海を花梨が陥れた事件で花奈と椎は救出に向かったが直接、月海に対する性的な暴行を何度も加えた男子高校生に対しては意識を奪って気を失わせる程度に済ませたが『花梨』に対してはほぼ花梨自身による肉体再生が不可能な程その身体は破壊されつくされていたようだ。
それだけ花奈は花梨に対する憎悪を抱いているのかもしれない。もちろん私が花奈には内緒で花梨に手助けをして再生した事は言うまでもない。
玄関のチャイムを誰かが押したのか母が対応に出ていった。
『花奈ちゃんだけどどうする?』
うろたえる母の心の声が伝わってきた。
もちろん通して彼女と対面させることは再び彼女を暴走させる事態に発展しかねない。
結局、私は居留守を使う決心を固めていた。今の花梨は誰がどうみても5才くらいにしか見えなかった。彼女が4人の男達に輪姦された時は擬態化が解けていたとはいえ18才の容姿は保っていた。しかし実際には30才は超えていた筈だ。彼女はたったの3ヶ月で25才ほど幼児化したことになる。

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去年のことだった。彼女は街中で偶然にも擬態化を解いていた花梨と遭遇してしまっていた。
いや、正確には擬態化を解かされってしまっていた、というのが正しいのかもしれない。
もうその頃には彼女たちの家族は崩壊して花奈や加世にとって父親も母親も実在しないケイト兄と花梨が作り出した架空の存在だったことが判明していた。

ただし本来なら実在しなかったはずの人物がひとりいた事を花奈も加世も知っていた。
時には花奈に擬態して姉の加世を嘲笑うように挑発して加世の花奈に対する憎悪を煽っていた。
そしてある時は加世になりすまして身重の加奈の腹を蹴り踏みつけて、花奈に自分が悪いから大好きな加世ねえから目のかたきにされているという負い目を感じさせていた。
そして決定的だったのはふたりの目の前で小さな女の子の片腕をエネルギー化の能力を使って吹き飛ばして花奈には姉の加世がそれをやったかのように、そして加世にはそれを花奈がやったかのように見せる複雑な擬態化をしてさらにふたりの対立を煽っていた。
兄ケイトが願望達成能力を使ってその女の子から花奈を引き離してその女の子が加世の能力によって殺されたという偽の事実を花奈の中に植え込んだのは事実だった。しかし事実は私が加世に協力をしてその女の子が一命を取り留めたのは花奈にとっては知らない事実だったし、事実花奈は兄から与えられた偽情報によってその女の子が自分の未来予知のミスによって助かっていたはずの命を失ったと思い込ませたのも事実だった。
そして加世は花奈がいたいけない女の子の腕を理由もなくエネルギー化の能力を使って吹っ飛ばして殺そうとしたと思い込まされたのも事実だった。
そしてそんな花梨の存在を暴いてふたりに教えたのはうちのチームの可奈野椎だったがそれ以降花梨はふたりの前からだけではなく敵の組織からも行方をくらませていた。

そんな花梨だったからこそ擬態化を解いて街に出ることはあり得ないと思われていた。

私は彼女に組織の実体を聞き出すために擬態化を条件に喫茶店での待ち合わせを約束していた。
もちろん私もそれなりに変装をしたつもりだった。
しかしふたりが店に入って予定していた席に着くなりハプニングが起きていた。
店員が運んできた水から大量の毒性が高い気体が泡を出しながら発生して中にいた客が次々と絶命していった。
どうやってその店を特定したのかは知らないが定員さんも次々と倒れていく中でひとりだけがハンカチで口と鼻を押さえて店を出てゆく姿を見て追いかけてしまったのは今思えば悪手だったと反省している。
もちろん私も花梨にもその程度の毒は通じなかった。しかし花梨の擬態化を解くには十分な効果はあったようだった。
そこに運悪く花奈が通りかかったのは今思えば決して偶然なんかじゃなかったと信じている。

そこから先は憶測さえ出来ない。何故なら私は迂闊(うかつ)にも現場を離れて怪しいウエイターを追っていたからだ。
相手が逃げそうな逃走ルートを予測してわずか3分程で犯人らしき男は取り押さえられた、しかしその男は私に右腕をつかれた途端に崩れ落ちるようにして倒れてしまっていた。
その男の額と自分の額を重ね合わせてみたが彼の脳波は全く感じられなかった。
【ふん、まあ良い目的は遂行出来た】
その代わりにその男のものでない思念が伝わってきてすぐに途絶えた。
その時に私と花梨が待ち合わせて会っていた店付近で大爆発が起きていた。
悲鳴と共に町中の道が逃げ惑う大勢の人々でごった返していた。
そして次々と起きる大爆発は繁華街に向かっていた。
私はその時は逃げているのが花梨だとは気づいていたがまさか彼女を追って連続爆破を仕掛けていたのが花奈だったとは気がついていなかった。
十数分間その爆破は続いてそれは機銃掃射の音と共に沈黙に変わっていた。私がその現場に駆けつけると原型をとどめないまで銃弾の嵐に打ち砕かれて木っ端微塵の肉片と化していた元花奈だった物が路上に転がっていた。
手に負えないと判断した特殊警察が動いたようだったが少々手際が良すぎたのが気になっていた。
私は現場付近で怯えていた花梨を連れて現場を離れようとしたらいきなり複数人の特殊警官に銃を突きつけられていた。
相手の持ち物はベレッタARX160やロシア系のサブマシンガンなど統一性がないことが気になったので黙ってついてゆくことにした。
もちろん連れてこられたのはマトモな警察署であるはずもなく私が知る限りどの公安や内閣調査室にも該当しない施設だった。
「ここがどこかなんて私は知ったことじゃないですが何を聞きたいのですか?」
私は彼らに向かって問いかけてみた。この部屋には筋肉モリモリの特盛男たちが私たちか弱い女性に3丁のベレッタARX160.の銃口が向けていた。
「答えろ、この地球になんの目的で侵入して来た」
やれやれな質問だった。どうしたらそんな発想が出来るのかこちが聞きたいくらいだ。
目的も何も「観光地巡りです」とでも答えればこの人達は納得して返してくれるんだろうか?
「ところであなたたちが蜂の巣にした女の子なんですが」
私は一旦そこで言葉を区切った。
やっぱりみんな露骨に警戒しているのがわかった。
「そんなにも警戒していないでお茶のひとつでも入れてくれませんか?」と私
「お茶請けに『都こんぶ』ならいつも持っていますよ」と花梨。うんさすがによく気がつく子だ。
「貴様らは我々の質問に何ひとつ答えていないではないか」
1番偉そうな男が左手の拳で激しく机の机上を叩きつけた。反動で私たちの体が30cm以上跳ね上がったような気がした。
「むしろこっちが聞きたいのですがどうしてあの女の子を機銃掃射して殺害をする必要があったんですか?」
案の定返事がなかった。すると部屋の外からマジックミラーの向こうのメガネをかけた男がマイクスピーカーを通じて答えて来た。
「爆発物の投棄による連続爆破事件それでは不十分かな」
その男はそういうと今度はコルト45の銃口を私の額に押し付けて言った。
「またカビが生えたようなものを」
私はそういうとトレンチコートの内ポケットから1リットルの水筒と4個のマグカップを取り出して水筒の中の熱い液体を注いで「どうぞ」と勧めた。
中身はただのほうじ茶だったがそれでも驚かれるとは思ってもいなかった。
「これが宇宙人のテクノロジーか?」と言った男のひとりに私は「単なる某アニメのパクリです」と笑って答えた。
「そろそろお腹が減って来たんですけどカツ丼とか注文してもらえませんかね?」
私がいうとさっきの男がすかさずに言った。
「あの便利そうなポケットを使えばいいだろうが」
まあ確かにそうなんだけどそれはアレと違い好きな時になんでも出せるような代物じゃじゃない。
「承認ゴキママ、今すぐ食べられるものを送って」
私がそういうと男たちが口を両手で押さえている姿が見えた。マジックミラーの向こう側の女性5人と男たち3人も同じだった。さっきの事件に巻き込まれて恐怖を体験した人たちかもしれない。
ここの施設のチャイムらしき音がすると10代前半の少女がインターホンのカメラを覗き込んでいた。
「お届け物です」
彼女はそういうと大きなピザボックスを5箱、カメラの前に差し出した。
「ゴキママ、ありがとう」と私がいうと彼女は一礼をして去って行った。
「爆弾でも毒ガスでもないから取りに行かせて」
私はそう言いながら自分のポケットから取り出してマグカップに注いだほうじ茶をひとくち口にした。
「にしたにせんせい」
私がボソリと口にしてみたが男たちの反応はなかった。どうやら私の単なる思い過ごしかもしれない。
「その西谷とやらが今回貴様らが起きしたテロ犯罪と何か関わりがあるのか?」
取調官のひとりと思われる白いトレンチコート着た男が私に詰め寄った。
「いえ、今ちょっと頭の隅に浮かんだだけです」
と私は軽くやり過ごしたつもりだったがその男にとっても何か引っかかるものがあるらしくしばらくは考え込んでいた。

数日間にわたり私たちは拘束されたがやがてテロを起こした証拠が何一つとして見つからなかったのか私と花梨は解放された。
新聞やテレビでの報道では喫茶店内で提供された飲料水による店内客や従業員の毒殺に関しては全く触れられずに連続爆破事件のみが大々的に報道されていた。
奇妙なことに犯人の特定は困難な筈なのにすぐに顔写真と氏名が公表されてしまっていた。
ボブヘアよりも少し伸ばした髪型のおっとりとした表情の美少女のバストアップと全身の写真が画面に表示されていた。がその見た目はどう見ても女子大生くらいにしか見えない。
しかし『武蔵学園附属小学5年生夏乃可奈11才』と個人情報までダダ漏れに晒されていた。
もしもここの学校の特殊なデザインのセーラー服を着ている姿画像でなければ誰もそんな情報は信じないだろう。
しかしその頃にはその理由が政府が貧困層に向けて配布されていた支援食糧に大量に含有されていた『二次性徴促進剤』に原因があったことは一部医療関係者の間では噂にはなっていた。
しかしそれを公表しようとした医療関係者は謎の行方不明になるか不審な死を遂げるかのどちらかだった。

私と花梨が待ち合わせていた場所付近は長さ約500m幅が100mに渡って爆破され尽くされて瓦礫の山となっていた。途中には地下鉄の駅もあり改札階はおろかホーム階までが爆破によって天井が崩れ落ちてその路線は運行停止となっていた。
私と花梨の存在に関しては全く公開されず、どうやら花奈の単独犯行でSWATによる銃殺とだけ発表されていた。

私と花梨は数日後に連絡し合って先日の系列店である別の喫茶店で待ち合わせをすることにした。全ての電話もメールもすっぱ抜かれていることを考慮して私と花梨が分身であり本来なら同一人物であることを利用して脳波による直接リンクを使うことにした。
『姉さん、それはいいんだけどどうしてお子様メニュー専門店な訳?』
花梨は周囲をぬいぐるみや戦闘機を持って走り回っている幼稚園児達に気を取られながら私に聞いて来た。もちろん自分達も4〜5才の幼女に擬態化することを忘れてはいないし、ゴキちゃんママに送ってもらって来て「夕方には迎えに来ますのでよろしくお願いします」とすぐに帰って行って行ってしまった。
「あの2人の保護者、身分証明書には『佐原組子24才』って書いてあったけどほんっとうに大丈夫かしら?」「とてもじゃないけど小学生にしか見えないわよね」「それに何?職業専業主婦、12人の子持ちの処女で〜すってどんなアピールなの?頭おかしいんじゃないのあの娘」「警察か病院に電話しておいた方がいいんじゃない」
コソコソ話をしていても全てまる聞こえなんですが?
「おね〜ちゃん、あたし金時シェークがよかったんだけど」
『あの時私たちははめられていたってこと?』
もちろん太いカッコの方が心の声だ。
「いやよ、わたしあんずシェークしか受け付けないの」
『あの手回しの良さはまさにそうとしか思えないわね』
「すみません、わたしの妹たちがご迷惑をかけていませんか?」
その聞き覚えのある声を聞いて私たちは心臓が止まりそうになった。
彼女もまた花梨とケイト兄に幼少期の人生をきっかき回されたひとり、秋草花世だった。
もちろん彼女の体は政府によって強制的に『二次性徴促進剤』と超高蛋白質を誇るコオロギ加工粉末を過剰に含んだ食料を食べさせられているので見た目は女子大生以上にしか見えない。
『私たち、いいえ正確には花梨さん何者かにマークされていますよ』
加世はいきなり私たちの会話に割り込んできた。
『静かに、現状報告をしておきます、花奈は肉体再生を済ませてある場所に身を潜めています、しかしそれがどこかはまだ言えません、わたし自身さえ知らないのですから』
「すみませ〜ん追加料金を払えば保護者なら大人でも払えるんですよね?」
加世はウエイターに確認をとった。
「え〜とプリン・ア・ラモードとココナッツミルクをぬるめでお願いします」
彼女はそう言うと少し顔を険しくして伝えて来た。
『お姉さんたち、ここが敵の本陣だと知っていてこの店に入りました?』
もちろんそれは承知の上だ、どうやらこの店が花奈が暴走した原因だと考えていた。
『私と花奈は13ループ目にしてやっと信長、崖信介と恵萌、つまり濃姫の身柄確保に成功しました、しかし私たちの目の前でふたりは3メートルを超える2匹の獣に頭から喰われて絶命しました最初は肉体再生で交戦していたふたりでしたがその間にアストラルボディも喰らわれ始めて最後に残った信長、岸信介の生首を少女が髪の毛をつかんでぶら下げながら獣の左肩の上に乗って去ってゆくのを黙ってみていることしか出来ませんでした』

『それはどういうことですか?』
花梨はきいた。
『彼ら信長でさえ、崖信介でさえ彼らにとっては捨て駒の一つだったんです』
そう言うと彼女は注文したものに手をつけずに私たちにもシェークを飲むことを制止した。
『今から見せる彼女、彼らが真の姿です』
彼女がそう言うと店内の様子は一変した。

私たちの目の前で見覚えのある野党議員や新聞記者、ルポライター、コメンテーターたちが3メートルは超える大きな獣に馬乗りにされてその生肉を、ある者は股間の割れ目から、ある者は腕の肉を、太ももを『バキバキ』と大きな音をたてながら喰らいつくされていた。頭部を残したその死骸はしばらくすると元の姿に戻ったが明らかに彼らや彼女たちは幼児化していた。
『10才も一回だけで幼児化するとなるとこの子たちもあと一回喰われたら用無しと見なされ頭部から喰われて消滅してしまうわね』
彼女はそう私たちに伝えると店員さんに「急用が出来たからごめんなさい、これ迷惑料だから」と言って5千円札を渡して店を出た。

彼女はしばらく歩いてから空を見上げて呟いた。
「花奈、弱い私たちを守ってくれてありがとう」と。

それが今から約1年前の出来事だった。
「とても残念そうな顔をして帰っていかれたわよ」
そう言ってゴキちゃんママに居留守を使って帰ってもらったのは正解だったようだ。
彼女、は3ヶ月前の謎の男子生徒4人組による輪姦事件にあってからと言うものの毎日一度はこうして発作を起こして今まで擬態化してきた人たちに次々と姿を変えながらのたうち回って苦しみながら少しずつ体が縮小、幼児化されて行った。

もうあの輪姦事件から6ヶ月は過ぎていた。
『この状態で彼女の中では何が起きているのだろうか?』
私はそう考えて花梨の中にダイブすることを決めていた。

深い深い深海の中でいまだに彼女は陵辱を受けていた。

いや、正しくは喰われていた。
リーゼントの獣が花梨の女性生殖器、膣(ちつ)から喰らいはじめ、中の子宮、卵管、卵巣を喰い荒らしていた。
オールバックの獣は花梨の細い右腕を喰らい、モヒカンは彼女の頭を噛み砕き、割れた頭蓋骨から飛び出した脳髄をうまそうに、あたかも人間が蟹味噌をフォークスプーンでえぐり出して食うように大きく長い爪で喰らっていた。七三分けは左足のつま先辺りを骨ごとボリボリとむさぼり喰らっていた。
花梨は激痛で暴れようとしていたが4匹の獣に四肢を押さえつけられて身動きが取れないようだった。
私は自分の身体を四つに分身させて彼らに襲い掛かろうとした。
しかし4匹の獣は私の接近の気がつくと振り向きざまに私たち全員の左胸から右の腰までその太く長い爪で引っ掻くと私の肋骨のほとんどが一瞬にして砕かれて私の胸や腹から真っ赤な鮮血とともにズタズタに引き裂かれた内臓が飛び散るのが見えた。その瞬間、私たちは完全にその獣に四肢ををさえつけられて身動きが出来ないまま、剛毛が生えた太い陰茎で膣(ちつ)をつらぬかれたまま砕けた肋骨ごと肺や心臓だった肉片を喰らい尽くされていた。
獣の剛毛が生えた陰茎が激しく脈打ち始めて火山弾のように熱い精液を射精し始めて子宮や肝臓腸などを焼き尽くすとその獣は私の膣だった穴から剛毛の生えた陰茎を抜き取り股間の肉からはらわたまで喰らい尽くすと今度は右手を骨ごと噛み砕くように喰らい次には左腕を喰らった、そして右足を食いながら私たちに言った。
「貴様らはどこから来た」
そう言いながら左足を喰らい始めるとその獣は言った。
「言いたくなければそれで良い、ただ我々に永遠に喰らい尽くされ続けるだけだがな」
「あなた達は何者なの?崖信介と何の関係が」
私は遠くなる意識の中でその獣の1匹にきいた。
「それをきいてどうする?我らはもうこの国の女子や少女を母体に男どもを誘惑させて射精を同時に、まあ良い貴様はここで消える運命だ」
そのころには私の肉体は再生が終了していた。
だがその獣は余裕たっぷりに私に言った。
「言ったはずだ、貴様はここからはもう逃げられぬと、なぜ頭を食い残しているかわかるか?貴様は全身喰らうと厄介な生き物だからな、だからあえて貴様に関しては脳は残しておく、我らが射精した精液に含まれる毒物がどんどん蓄積されるようにな」
獣はそう言うと再生を終えたばかりの私たちの身体を、四肢を4本の逞しい足で押さえつけて身動きが出来なくしていた。そして剛毛に包まれた太くて長い陰茎を私の膣にねじ込むと激しく腰を振り始めて膣の内面を激しく傷つけた、これにはさすがにたえられず私は気が遠くなる中初めて自分の喘ぎ声と叫び声を聞いた。「いた〜い!いた〜い!いやぁ!いやぁ!いやぁぁ〜‼︎い、い、いやぁ〜‼︎、、あ、あ、あ、あー!あ〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!長い射精が続いて私がのたうち回っている最中に獣は私の乳房に喰らい付き肋骨ごと肺や心臓を喰らい始めていた 。
「貴様にはもう何も出来まい、もはや分身する能力もの残っておるまいて」
確かに私の分身は解けて今、4匹の獣にはらわたと手足の骨が噛み砕かれながら食い尽くされる激痛に耐えるしかなかった。
「いた〜い!いや、いやぁ!い、い、いやぁ〜あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!……………」
自分の叫び声がだんだん遠ざかっていくように感じていた。どうやらこれが花梨の生体反応を弱らせていた原因だったようだ。
女子大生に擬態化していた花梨を襲った4人組は私たちの星系の人類を襲うために仕掛けられた罠だったようだ。
「ファファファファ、今更気がついたようだがもう遅い、奴らのうちの何人かにはもうすでに我らの種子は打ち込んだ後だまずは『ケイト』を使い加世と花奈に打ち込んだ、次に椎と月海、そして香織と冬河銀、そして月輪にも我らの種子を撃ち込んだ。シルバーも同様に我らが手中にある。
1番間抜けなのが貴様らのリーダー葉類亜希と風間亜希だな偽風間達也と気付かずに毎日のように種子を植え付けられていたことに気がないとは愚かな女どもだ。
私は獣にもう何回目か覚えていないほどつらぬかれ、大量の射精を撃ち込まれながら肉体を喰らわれて泣いていたかもしれない。
「もしかしてあたしを花梨に合わせなかったことを後悔しているのかなぁ」
どこからともなく甘ったれた声が聞こえた。
「来ちゃだめぇ、あなたが立ち向かえる相手じゃない」
私は叫んだがすでに花奈は獣の1匹に刀を持って飛びかかろうとしていた、それよりも一瞬早く獣の太くて長い5本の爪が花奈の持った刀ごと彼女の豊満な乳房を引き裂いて砕け散った肋骨と一緒に肺や心臓などの引き裂かれた内臓が鮮血とともに獣の身体に降り注いだ。
その瞬間、強烈な光を放って、その獣は消滅していた。
「月海!」花奈が叫ぶと同時に3m四方の立方体が別々の方向から飛んできて獣の1匹を挟み打ちにした。そのその瞬間に立方体の間が鋭く光ると挟まれた獣は立方体ごと消滅していた。
その時はすでに花奈の肉体は完全に元の姿に戻っていた。
「何故、なぜキサマは1ns(ナノセコンド、1/1000000000秒)以下で肉体再生ができる⁈」
おどきを隠せない獣になにかが凄まじいスピードで激突していた。
「ボディアターク‼︎」
その獣が一瞬にして吹っ飛んでこの部屋の壁に激突して肉片に変わってから必殺技の名前が響き渡ったのは少々ダサかったかも知れない。「だ、だってしょうがないでしょ、この必殺技音速を軽く超えちゃうから叫び声はあとからしか聞こえないのよ」
白い透き通った髪を肩まで伸ばした小柄な少女、波瑠沙芽がぶーたれながら言った。
残るは1匹だ。
「ねえ、あなた、あたしの顔に見覚えはない」
両手を組見合わせて指を『ポキポキ』鳴らしながら夏野明美は残った最後の獣に迫った。
「な、なぜキサマがこんな辺境に」
獣が言うと夏野明美は怪しげな呪文を唱え始めた。その獣が透明な立方体の中に封印されると彼女は不機嫌そうにつぶやいた。
「たまにはあんたにも活躍の場をあげるから、後はよろしく、星紫亜ちゃん」
「ちょ、あんた如きにちゃん呼ばわれされるいわれはないわ」
「やるの?やらないの?」
夏野明美に挑発されるように言われた星紫亜ちゃんは別の呪文を唱え始めていた。
最初のうちは立方体の中で苦しみ悶えていた獣だったがやがて足元から粉末化すると消えて無くなってしまい、その透明な立方体もみるみる小さくなって消えてしまっていた。

「何で?どうしてきちゃったの?あんな化け物に嬲(なぶ)り殺しにされちゃうかもしれないのに?」
私は花奈に詰め寄った。下手をすれば花奈も加世も沙芽さんも月海も明美さんも嬲り殺しにされていたかもしれないのに。
もちろん私は彼女達を責めることは出来ない、私自身の甘い判断で自らカリンの中にダイブして輪姦されながら肉体を何度も何度も再生されるごとに種子と毒を撃ち込まれて脳髄まで犯され続けていたのだから。

いつの間にか朝を迎えていた私と詩織の部屋だったこの部屋の窓に朝日が差し込んでいた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

私たちは花梨が輪姦事件に巻き込まれてから8ヶ月を過ぎた頃、花梨を寝かせている部屋に集結して会議を始めていた。
今回は事件の解決に貢献してくれた波瑠沙芽さんと夏野明美さんにもきてもらっている。
とはいえ今回の事件に関してはモヤモヤすることが多すぎた。
とりあえず火星における第三次核融合爆弾戦争は回避できたし火星での地下シェルターでの男性どもの暴走による女性専用シェルター襲撃事件も回避できた。
ただひとつ、今回の首謀者だった織田信長、こと崖理事長を名乗っていた崖信介と堀恵萌、そして濃姫は一瞬にして惨殺されて謎の大男、いや獣を引き連れた前髪に癖のある肩まで髪を伸ばした少女が崖信介の生首を持って立ち去ったことだけは事実だ。
「あたしはまずこの女子高生が何者かを考えていました」
花奈は珍しく真面目な口調で語り始めていた。
「被害者は正体不明の女子高校生、一見何の違和感も感じない普通のレイプ事件だったけど、その後の捜査で色々と違和感を感じ始めていました」

ここからはしばらくは彼女、夏乃可奈に擬似サイコメトリーと未来予知に集中してもらうために私、佐原観萌はあえて口をはさまずに彼女の考えを聞くことに集中した。

まず、事件が発覚後、最初に狙われたのが月輪さんと葉類亜希さんでした。しかも、彼女達に関しては2年以上前から目をつけられて月輪さんはファッションモデルの勧誘という形で拉致されてAV撮影に強制参加させられました。しかしそれも偽りで本当の目的は売春行為で客を取らせてその中のひとりに彼女の胎に中出しをさせることによって月輪さんの胎の中に種子を打ち込むことだったと思っていました。

そこであたしは自分とさらに2年近く前に起きていた私自身と加世姉に起きていた事件を思い出していました。
あたしは2年生の春にすでに8才間近となって割と生理も安定してきていましたそこで起きたのが男子高校生達による集団暴行事件でした。
当初あたしはケイトお兄ちゃんによる願望達成能力によって操られていましたが、2年生に進級した当初はその暴行事件とケイトお兄ちゃんの関係を考える余裕はありませんでした。
ただ確かだったのは『自分が自分ではなくなる』という不思議な感覚を持ち始めていたことです。
しかしあたしはケイトお兄ちゃんと禁断の行為を重ねてゆくうちにその感覚も麻痺していきました。
もしかしたらあたし自身の記憶にないだけでケイトお兄ちゃん以外の多くの男の人とも交わっていたかもしれません。その辺りの記憶が全くないのです。
今考えると私は最初のレイプの時点でその男の人たちにさっきの獣たちの種子を植え込まれていたのかもしれません。ケイトお兄ちゃんは仲間を利用してあたしという果実を手に入れたつもりでいたのかもしれませんが実際に種子を、その精巣に撃ち込まれてまんまと利用されていたのはケイトお兄ちゃんの方だったかもしれません。

そして種子がその当時、ケイトお兄ちゃんと付き合っていた偽花奈であり偽加世でもあった花梨さんを操って加世姉に擬態化してあたしがケイトお兄ちゃんを操って加世ねえを罠に嵌めることをさせました。
加世ねえのあらゆる能力を奪い視力や聴力さえ奪い加世ねえを父に擬態化させたケイトお兄ちゃんに陵辱させて射精させて孕ませました。

この事件が解決した後であたしは妙な違和感を感じていたんです。この辺りから妙な不安を感じ始めていたあたしは皆さんに非常に失礼だと思いながら淫魔刑事全員の過去をあらいなおしていまいした。まず月輪さんですがみなさんも知っての通り10才でファッションモデルを騙るAV出演詐欺に遭っています、最初はそういうこともあるのかと思いましたがよくよく考えた月輪さんは強力なテレパシー能力の持ち主です。そんな方が相手の下心を見抜けないわけがないんです。
過去にポニテさんが言っていたらしいですね。

   (ゆうかいらちじけん)
文月輪の誘拐拉致事件      実際に志乃が銃殺された頃
 4月末(当時10才と2か月        4月
実際には何者かの記憶操作で 5月ボサボサ葉類亜希が実際に
本当の誘拐拉致事件は10月 捜査の協力をし始めていた頃
| (まだ文月輪は誘拐拉致されていなかった?

少なくとも6ヶ月はタイムラグが生じていたことになります。
そこで疑問なのですが何故わざわざそんな小細工をする必要があったかどうかです。

今一度、確認したいと追います。
あの年の4月にあなたの身に何が起きたかご存知ありませんか?

月輪さんはしばらく考えていたが答えは出ないようだった。

「そういえば月輪ちゃんに関して妙な記録がうちの病院にあった、そんな記録があったが公安と内閣調査室の圧力で廃棄された記憶がある、4月の中頃から2週間に渡って入院していたはずなんだけど、理由が思い出せない、本家亜希に聞いても義母智恵に聞いてもわからないと言った」
そう言い出して頭を抱え出したボサボサ亜希先輩だった。

どうやら月輪さんはこの4月の半ばごろあたりに例の男達、もしくは別の男達のグループに襲われて輪姦されながら獣の種子を何個か撃ち込まれた可能性があります。

これによって月輪さんの脳は何者か、おそらくあの獣達にでしょうけどコントロールされてテレパシーのルーターとしての機能を失ってしまいました。

次に冬河銀とシルバー・ウインターリバーさんに関してですが彼女、彼らに対しては月に一度の数十秒しかない排卵期を狙って済ましたかのように謎の穴に射精されて妊娠させられたとありますがそんな事は可能でしょうか?

失礼ですがあなたたちの過去に女性歴はありますか?
あたしはふたりにきいてみた。
「実は・・・・・」と銀。
「ユキズリノオンナト・・・・・」とシルバー。
「それで相手は?」とあたし、嫌な予感しかしない。
「樋口由紀というショートカットの可愛い娘と」と銀ちゃん。これは許し難い。
「ヒグチユウキトイウキンパツロングヘアノキレイナムスメト」とシルバー、しかし2人の名前に覚えがあった。
「ねえ、ちつちゃん、あなたが地球と火星が衝突する幻覚を見せられたのはいつの頃か覚えている?」とあたし。あの時間帯も何度かループしているのでちつちゃん自身の記憶も曖昧かもしれない。
「それは幾つの頃からの話か覚えていますか?」とあたし。
「小学3年生」と彼女は言ってから『あ、』と小さく叫んだ。
「もうひとりお聞きします、香織さんはあたしがあの事件が解決後に不安定になってよく暴発していた頃によくお世話をしてくれましたよね」
あたしは再確認の意味で香織さんに直接確認をとった。
『あのレイプされそうになったけど返り討ちにした件の真相をバラしちゃうことになっちゃうかもしれないけどいいかな?』
彼女はしばらく考えていた様子だったが
『それで真相がわかるなら仕方がないわね』と許可をしてくれた。
今まであいつらに種子を撃ち込まれている可能性があるのは、いいえ確実に撃ち込まれているのは月輪さん、と葉類亜希さん、そしてあたし、花奈と加世ねえ、さらに残念だけどちつちゃんも話を聞く限りでは限りなく確実に撃ち込まれていました。

「月海さん、あなたは確実に撃ち込まれています、あなたが小学2年生の時、時系列的にはあたしと加世ねえがまだ1年生だった頃に図書館で上級生に輪姦をされていた高校1年生の女子を助けましたね?彼女、実は擬態をしていた花梨さんだったのです、そしてあなたは数週間後数人の男子生徒から輪姦行為を受けました、ここで種子を撃ち込まれた可能性があります」

「さらにその後、下校途中で異空間に導かれ山田将暉先輩に陵辱されました、これは幻覚だった可能性があったので何ともいえません」

「しかし月海さんはゲームセンターでたかりにあっていたおとこの娘を助けようとして罠にハマってしまいます、首謀者はかつて図書館で助けた少女、それは擬態していた花梨でした、加世ねえとあたしに仲違いをさせようとしていた許し難き女ですがここは一旦保留にしておきます」

「しかしここでも月海さんは複数の男子高校生から輪姦されながら獣の種子を撃ち込まれている可能性が高いです。

「「そして椎は何者かに苛されて強姦されて種子を撃ち込まれて樋口姉妹に助けられています、椎さんが意識を突り戻すまでのその期間早くとも3ヶ月以上、あなたが彼女達の家を出る前に彼女達に異常はありませんでしたか?例えばあなたに対する拷問のような行為とか?」

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「そうう言われれば確かに」、椎は自分の過去の記憶を掘り起こしていた。

「どうやらかなり混乱をしているみたい」
由紀は言いながらあたしの焼けただれた乳房に触れて来た。
思わず大声で叫んでのたうち回って暴れ回っているあたしをみてその姉妹が残忍な笑みを浮かべている、そんな既視感があった。
「いや、いやぁ!い、い、いやぁ〜」
あたしがのたうち回って叫んでいるのを笑いながら有希さんはその立派な男根様で陵辱している。
『ドピュピュピュピュピュピュピュ』と灼熱の精液をあたしの荒れた膣ちゃんに打ち込んできた。
「い、い、いやぁ〜いやぁぁ〜‼︎いた〜い!」
男根様を膨らみさせ続けてあたしの膣を引き裂きながら笑い続けている有希さん。
『こんなの嘘だ、あたしはこの2人のことなんて知らない』
『バキバキ』と嫌な音を立ててあたしの骨盤が割られていた。
次はドライアイスの精液を機関銃のように打ち尽くされてこの身体は粉砕されていた。

「ヤバいよおねえ、」
「そうね残念だけどまたリセットね」
そう言った声がすると私はいつのまにか子供部屋に寝かされていた、勉強机の上には何機もの戦闘機のミニチュアが所狭しと並べられていた。

『どう思う?由紀』
あたしの膣に溶岩弾のような精液を解き放ちながら笑って言う、
『いやぁ!い、い、いやぁ〜いた〜い!や〜もうこれ以上壊さないで』

『これは高度な精神攻撃を今もなおも受け続けているわね』
あたしは由紀さんに力強く抱きしめられながら言われている。
『ボキボキ』と肋骨(あばらぼね)が折れる音がして心臓や肺が潰される音がした。
『ゴキちゃん、なんとかならないのこのままだと本当にこの娘死んじゃうよ』
笑いながら有希さんは出刃包丁を私のお腹に何度も腹を突き刺しながら言った。
「手が滑っちゃった」と言ってあたしの顔に突き刺さった包丁。
あたしはもうなにも見えなくなっていた。
「発信先は特定できた、これから娘たちに攻撃に行かせるわ」
『カサカサ』と音がして今度はあたしは身長が1.6mもある巨大なゴキブリの陵辱を受けていた。
「い、い、いやぁ〜」
泣き叫ぶあたしに容赦なく腕を次々と刺しこんでくるゴキブリ。
「いやぁ!もう許してぇ、な、なんでもしゃべります」
『全然改善していないじゃないですか』
と由紀さんは笑いながら巨大な電気ドリルであたしの胸に大きな穴を開けながら言っている、
言っていることとしていることがまったく噛み合っていない。
『どうしたんですか?』
と巨大なハサミであたしの右腕を切り落としながら有希さん、快楽に酔いしれた顔をしている。
『観萌も亜希も月輪も反応しないの』と言いながら由紀さんはあたしの口に巨大な陰茎をねじ込んで何回も射精を繰り返した。
あたしのお腹が大きくなって破裂するのを笑いながら見下しながら『もう役に立たない人たちね』と言いながらさらに陰茎を太くして顎(あご)が外れる音がした。
『犯人の見当はついているんだけどちつちゃんの願望達成能力さえ封じ込んじゃうようなやつじゃ太刀打ちできないよ』と有希さん、他人の乳房をむさぼるように喰い荒らしながら言わないでください。
『一方的にちつちゃんの能力封じ込めちゃうような化け物なの?』
「い、い、いやぁ〜やめて〜!」
有希さんに太ももをかじられながらあたしはもうなにも考えられなくなっていた。

「それだけですか?」とあたし。

「そう言われたら」と椎。

ポニーテールの「今は何年生だ?」という問いに「小学3年生、です』とあたしは答えた。
「あんたは月輪のAVモデル詐欺事件を知っているか?」
「いいえ、知らない」とあたし。そもそも月輪って誰?
「だろうね、あたいはずっとこの世界にいるけど奴がこの世界に現れたのは1年以上後なんだ、だから樋口姉妹が葉類亜希と連絡が取れなくてもなんら不思議はない、あいつは当時の被害書、由紀と有希がその事件の関わっていた事を秘匿するためにあえて過去にタイムリープさせたからな、だから彼女たちの記憶に葉類亜希は存在はしていてもいざ連絡を入れようとしたら実際には存在していなかったというわけだ、しかしオメーが観萌も月輪も覚えていないとなると防衛本能が働いて自分の記憶を消去したか?」
それからポニーテールの女はあたしの上に乗りかかってくるように抱きついてくると耳も元で囁いた。
「あいつらは風間亜希、とはあたいのことだけどもうひとりの存在、葉類亜希の正体を探っていた、そこで飛び込んできたのがあんた、可奈野椎だったと言う事だ、ここからは憶測なんだが、そこであんたを拉致して追跡ウイルスを撃ち込んだという事だ、それによって探ろうとしたがウイルスは機能しないで暴走を始めちまったと言う事だな。
「少し待って、でも、あたしはあなたも葉類亜希も知らない、あたしは彼ら、カルト宗教団体と政府の関係を探っていただけ、それがどうして」
「わからねぇ」
とポニーテール言ったがすぐに青ざめた表情になった。
「ヤバイ、ああのウイルスが樋口姉妹に感染している。
あたしの目の前にあの部屋がうつしだされていた。2mほどの身長の大きなふたりの男の下で全裸にされてつらぬかれている由紀と有希が上体を激しく暴れさせられて熱い精液の弾丸を打ち込まれていた。目が虚になって叫び声が頭の中に響いてきた。
「いや、いや、いやぁ!い、い、いやぁ〜、ぁ、あ、あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!」
彼女たちと大男の生殖器同士の結合部から真っ赤な溶岩が噴きだして上にある陰茎を焼き尽くしていた。
「あ“〜!」
彼女たちの白く透明感溢れていた肌が下腹部周りから焼き爛れていってプリンプリンにやわらかだった胸の乳房を硬く炭化させていた。
あたしはすでに彼女たちの前に立っていた。彼女たちの元に、すぐに急ぐことを強く願ったからだ。

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私、観萌は今までの話を波瑠沙芽の中にいる佐原詩織と話し合いながら今までの経過をまとめ始めていた。

「彼女たちの体にはもっと前からウイルスや種子が撃ち込まれていたとしたらには、彼女たちはもっと以前から奴らに操られていたことになる、あの姉妹が瀕死状態のちつを見つけて救助したのは本当に偶然かなぁ?」と花奈。

「椎自身が奴らに直に種子を撃ち込まれていたとしたら椎は毎日のように、いいえ、それ以上に拷問を受けさせ続けていたことになる、それでも椎が連中が求めていた情報を吐き出さなかったとしたら?」と香織。

「納得ですね、樋口姉妹を操って代わりに拷問させたと、連中は椎と樋口姉妹の間に深い関係があると考えていた」
と納得したように冬河銀。

「ところで銀ちゃんとシルバーさんが樋口姉妹と関係を持ったのはいつ頃ですか?」
あたしが聞くと2人とも渋々答えた。
小学生5年生の冬、1月の終わり頃だったと。

「そして香織さんも『返り討ちにしたと言っておきながら実は少なくとも4回は種子を撃ち込まれていたと・・・・

「つまり私たちのメンバーの中で種子を撃ち込まれた可能性がないのは」
私、観萌は周囲を見回して言った。
「肉体再生で生き返ったとしても例えば頭部、脳髄や子宮など身体の一部でも残して再生したとなるとそこの部分に種子が逃げ込んでそのまま体内に潜んでいる可能性が高いです」と私。
「じゃあ観萌さんや葉類亜希さん、風間亜希さんは除外されますね」
冬河。
「それがそうもいかないのよねぇ」
と私。
「波瑠沙芽さんや夏野明美さんならわかると思うけど、私は色んな人とやりまくってその精液を集めるのが趣味じゃないかと言われている女なの、その中に例の獣の種子を持った男とやっていれば当然撃ち込まれているのは確実と考えた方が良さそう」
私が言うと香織も月海も同意した。
「まあその件に関してはあたしもハルサメも否定できないね、あとはうちの咲も、と言うか崖信介に関わった人物は全て対象内になってしまうけどね」
とナッツこと夏野明美。
「でも亜希さんはどうですか?相手は風間達也刑事に限定されているみたいだし」と冬河。
「はあぁ」私は思わず深いため息をついてしまった。
「その相手が問題なのよ、ついたあだ名が『中出し刑事』、誰それ関係なくレイプしまくる警視庁最大の汚点だから、どこで種子持ちの女性と交尾しているかわかったものじゃないしハッキリ言って『種子インフルエンサ ー』と改名したいくらいだわ」
ボソリと葉類亜希は言った。心中お察しいたします。
私は時々思わずこの葉類亜希という女とやりたくなる衝動に駆られてしまうがそれはきっと彼女にとってはすごく迷惑な行為だろう。それにどうやらメンバーみんなから見たら私は『男喰いの女』と思われているようだし、事実そう思わせておいた方がこのチームはうまくいくと思う。
「発作の方はどうですか?」
突然、波瑠沙芽さんがきいていた。確かに私は彼女はもとより今の自分の分身である『花梨』が時々狂ったよように自分の乳房をもみ出したり、股間の生殖器に指を2、3、本挿し込んで中を掻きむしるようにして喘ぎながら全身をのたうち回させることがある、大抵そんな時はあの獣に肉を、特に股間あたりの生殖器を喰らわれていた時じゃないのかと思うのだが?
「どうしてそれを」
「今回のケースはちょっと違う気がするけどあたし達の友人で不幸にも戸籍上の実の父親に5才という幼さでレイプされた娘がいて、その娘は遺伝子上の父親はあの崖信介だったんですが彼女の実の母親もまた彼に操られて、当時その会社の反原発派だった男を誘惑らせられて崖信介の目の前でレイプさせられました、その時にはその実の母親の胎の中にはもうすでに崖信介との胎芽が育ち始めていたんだけどそれを既成事実として認めさせて法律上での実の父親に仕立て上げました、その娘は崖に操られるままにその男にまだ幼い5才の娘を強姦させて瀕死の重傷を負わせました」
「あ、その話なら知っている、その後もその母親の再婚相手の別々の男に7才の時と9才の時にも強姦されているんだけど何故か上からの圧力がかかって捜査がストップさせられたって聞いている」
葉類亜希が話に割り込んできた。
「実はこの時は妖魔絡みの事件だったわけですが私たちは何故彼女がその後、私たちに出会い、その妖魔を打ち倒すまで彼女は自虐的に男達に自分を襲わせていたのか謎でした」と沙芽さんが続けて言った。
「誰がどう見ても彼女が男たちを誘っていたにも関わらず彼女自身はその男を恨み、そしてそんな自分自身も恨んでいた」と明美さんが続けた。
「その妖魔、というにはめちゃくちゃ強いやつだったんですがそれを倒した後でしばらく地球を離れていたんだけど、地球に戻ろうとした時からその花梨さんのそれと酷似した発作が始まってしまったんです」と沙芽さん。
「最初のうちは過去のトラウマからくる発作だと思っていたんですが、地球に戻ってふたりの亜希さん達に手伝ってもらいながら彼女の過去の記憶をたどってゆく過程でとんでもない事実が発覚しました」と明美さん。
「実は私たちはその娘に取り憑いていた妖魔が自分自身の私利私欲のためにその娘を操っていたと思っていたんだけど事実は全く異なっていた」と沙芽さん。
「ここから先は私自身の口から語らせて」
突然、私の背後から声が聞こえた。
「咲ちゃん、それはあまりにもあなたにとって酷い過去、無理して語らなくてもいいよ」と明美さん。
「ううん、それは自分自身の口で語りたいの、私の中の妖魔ももっと辛い思いをして、最後は消される道しか選べなかった本当は優しい妖魔だったから・・・・・」そう言ってから咲さんは続けた。
「私の実の父は皆さんがさっき言った通り崖信介でした、彼は何の意図があったのかは知りませんが事あるごとに男に私を陵辱(りょうじょく)させてきました、しかし私が9才を過ぎて異常に早過ぎた初潮を迎えた頃、よりにもよって学校の先生の自宅訪問の日に彼は父母が多忙なことを理由に若い男の先生の話を聞くことを約束してくれました」
「最初のうちはおとなしく『祖父』として先生の話を聞いてくれていたのですが突然、父は先生を殴りつけて動けなくした上で自分の服を脱ぐと先生と妖魔の前で私を犯し始めました」
「さっきの皆さんの話を聞いていて思い出しましたがその時の父は実は大男というよりは獣、そのものでした、私を助けようとして私の中にいた妖魔はその獣を引き離そうとしましたが強い腕の先についた長くて太い爪で引き裂かれて部屋の壁まで吹っ飛ばされて血まみれになっていました」

「その時に父の背中から彼の分身が数匹現れて私と彼女を同時に犯し始めました、私の中で大事な穴が引き裂かれるほど、の獣の陰茎は太く大きくなって、私の口の中に捻り込んだそれをあごが外れるほど暴れさせていました、私からは見えませんでしたが彼女はもっと酷いことをされていたと思います、私の口の中のそれと私の大事な穴の中で暴れ回っていたそれが激しく脈打しはじめてそれが打ち出した熱いドロっとした液体で私のふたつのお腹(胃と子宮)をぱんぱんに膨(ふく)らまさせられて破裂させられるかと思うくらいの痛みを感じた時その獣は私の妖魔に対して提案をしました」

「しかしそれは明らかに提案じゃなくて脅迫でした、『いまここで咲の命を助けてやる代わりに自分自身を犠牲にするか咲を見殺しにするか好きな方を選べ』と、しかし父は彼女がどちらを選んでも同じ結果になる選択肢を提示したに過ぎなかったのです、優しかった彼女は自分さえ犠牲になれば私が殺されずに済む、これ以上父からの乱暴を受けずに済むと考えて思わず自分が犠牲になる道を選んでしまいました、その瞬間から彼女の自由は奪われて、私を操り私が私自身を犯すように周りの男を誘惑させました」

「私のせいで多くの男性や女性達の人生が狂わされました、でも私は決して自分を操った妖魔さんを恨んでなんかいません、あれは私を守ってくれるための苦渋の選択でしたから」

しばらく黙り込んだ後に咲は続けた。
「私はむしろ懺悔しなければならないのは自分の方だったと、口は封じ込まれても心では通じ合えたはずです、『私のことは自分で何とかするから、もっと自分を大事にして』と、それに父が私と彼女を消せない理由があることに私は気がついていました、それは日本中の原発再稼働と地震や火山およびテロによって全ての原子論に事故を起こさせて放射性物質を世界中にばらまくことだったと思っています」
「マジか?」とポニテ。
「彼らがあの1匹の獣と1人の少女に惨殺された今となっては確認出来ませんがとりあえずこの花梨さんを蘇(よみがえ)らせたいとおもいます、なので花梨さんの中にダイブできる方に案内していただけると助かるのですが」と咲は言った。

とはいえ咲さんは崖信介直系の娘さん、彼女が行ってややこやしい事態にならないかどうか不安しかない。まあともかく花梨は私の分身だったのだから私自身が行かないと話にならないのだが。

「それよりも獣の本体はわたしたちが倒しましたが花梨の中で育ち続けている獣の幻影(ファントム)がまだ無数存在して私たちを襲ってくる可能性はあります、なので強大な戦闘力と同時に彼女の凍た心をとかすメンバーで臨む必要があります」と私、1番来て欲しい者は確実に1人はいるけどその娘の花梨に対する確執が解けたとはいまだに思えない。
「あたしは行きますよ、観萌さんってあたしのことをいまだにそんお子ちゃまだと思っているんですか?」
口をとがらせて花奈は言った。『いやそんなつもりは』と言いかけた途端彼女は続けた。
「確かのこの中であたしはおめでたいくらい幼いですよ?でも幼いからこそ見える何かがあるあると思うんです」
「じゃあ私も付き合わせて」
花奈に続いて加世も名乗り上げた。
「やれやれそうなるとリーダーの私も出向かないわけにはいかないな」と葉類亜希が重い腰をあげた。
次の瞬間、私たちの姿はその部屋から消えていた。

彼女の海の中はどんよりと澱んでいて光がとどかない世界だった。

「以前よりも暗くなっている」
と私。獣を退治してから何度かダイブしたが一向に改善している気配が感じられない。

「くるよ」
花奈が言った時にきたのは大勢の男達だった。
「あたしをレイプした男達がいる」と花奈が言った。
「あたしを滅多刺しにした奴もね」と加世、ここまでは想定内だった。
「どうして?どうしてあの人たちがいるの?」
急に動揺し始めたのは咲の方だった。
「私をあのマンションで何度も犯した名ばかりの父、母親の再婚相手、再再婚相手、その後の愛人達、家庭訪問の際に訪れ私を父に操られらままに犯した先生、小学校に入った時私を犯した男性教師達、その教師が私と言う果実を食べたせいで狂った彼らに襲われて何度も強姦されて泣いている女性教師や女子生徒達、中学に入ってからも私は男子教師だけでなく上級生の男子も誘惑してその甘い果実を喰らい味をしめた彼らは弱い立場の女性教師だけでなく女子生徒まで喰らい強姦をした」
「みんなごめんなさい、こんなわがままな娘のために」と咲、続けて言った。
「そしてそのなかのひとり、晴美ちゃんが私が誘惑してしまっていた男子上級生達に強制性交をさせられ、無理矢理オナニーをさせられてその現場を撮影されてネットでばら撒かれ、それをネタに本番生だしAV撮影に参加させられて自死を選んだ娘、私はそんな頃別の学校に転校して知らなかったけど、、、本当にごめんなさい」
私には、いいえ他の人、花奈や加世には見えないようだったが咲は土下座をして大粒の涙を流しながら謝罪を続けていた。

気がつくと加世も同様に今まで手にかけてきた若者や例のトイレ誘惑をして彼らの身体の細胞のごく一部をエネルギー化させて肉片に変えた事を詫びていた。

そして花奈もまた土下座をしていた。
「あなた達があたしにした性的な暴行はあたしにとってはいまだに許し難い事だよ?でもあの時はケイトお兄ちゃんに操られて仕方がなかったんだよね?あたしもあなた達同様に操られていた、一見同じに見えるけどあたしにはそれを跳ね返す能力があったはず、なのにそれをしないで自分を甘えさせてみんなを蒸発させて殺してしまった」

「ねえ、私を好き勝手にしていいよ、学校をクビになったり、自暴自棄になって風俗に走ったり、その後もレイプされ続けたり、許されないよね、こんな悪い娘、特に死にたくなるほど恥ずかしい写真や動画をばら撒かれてこの世の中に希望を失い川に身を投げて死亡した晴美ちゃん、私を好きにしていいよ、悔しかったでしょ?私のことを恨んでいるでしょ?私には何の言い訳も自己弁護する資格もない、どうか好きなようにして」

「私は義兄や義父、そして花奈を偽花奈とも見抜けず彼らに対する復讐心だけでいっときの快楽をエサにしてあなた達を利用したその結果あなた達の貴重な命と時間を奪ってしまった、許されないよね、そんなこと」

「あたしは今思えばあの現場から逃れる方法をいくつか検索出来たはずだった、あなた達に性的暴行以外にも楽しいことがいっぱいあるという道標を示すことが出来たはず、だから今度は自分で見つけて、自分が本当に楽しいと思える女との、接し方を、何度でも何度でもいいからそれで気が済むまではあたしの体を好きにしていいよぉ〜」

裸にされた咲が何度も何度もつらぬかれて口から泡を吹ながら何か見えない刃物で胸や腕や太ももが切り裂かれて真っ赤な血を噴き出しながら臓器を引き出されていた。

「やめて〜!」
叫んでいるのは私だとばかり思っていた。叫んでいたのは花梨だった。

加世も裸にされ何度も何度彼女に身体を破裂させられた男達につらぬかれながら出歯包丁で胸や腹を突き刺されながら内臓を抉り出され吐血をしながら言った。
「そう、それでいいのよ、あなた達は何ひとつ悪くない、悪いのはあなた達を誘惑して弄んだ挙句殺害した私、遠慮しないでもっともっとつらぬいて私の腹や胸を抉り出して、あなた達にはその権利がある」
これがまだ13才の少女がいうセリフかと耳を疑ってしまった。

「どうしてあなたたちがそこまでされる必要があるの?責められるべきは私でしょ?」
花梨は大声で叫んでいた。

花奈もまた全裸で何度も何度も何度もつらぬかれていた、『ドクン、ドクン、ドクン、ドクン、ドクン、ドクン、ドクン』と激しく花奈の膣内に射精された音がするたびに彼女の下腹部が激しく揺れて大量の精液が子宮に流れ込んでいるのがわかった。それが終わると花奈自身の身体が強い光を放って消滅してまたすぐに復活すると花奈は別の陰茎につらぬかれていた。そして『ドクン、ドクン、ドクン、ドクン、ドクン、ドクン、ドクン』と激しく花奈の膣内に射精された音がするたびに彼女の下腹部が激しく揺れて大量の精液が子宮に流れ込んでいるのがわかった。それが終わると花奈自身の身体が強い光を放って消滅してまたすぐに復活すると花奈は別の陰茎につらぬかれていた。そして・・・・・

「やめて〜!こんなことをしてなんになるというの?もしかして私にもそれをやれと言いたいわけ?」
花梨は最初は叫んでいたがその声はだんだん弱く小さなっていきその場にへたり込んでしまった。
「そうじゃないよ」私の声と咲、加世、花奈の声がシンクロした。
「私たちはこうしないと自分で自分が許せないからこうしているだけなの」
ほんの一瞬だけど咲の胸の上で泣いている少女の姿が見えた気がした。
「もういいよ、会ったことのない私にさえそこまでしてくれてありがとう」
そう言っていたような気がした。

「加世さん、今度生まれ変わったら君みたいな娘の悩みを聞いてやれる男になりたいな、いや、べつに女の子でもいいか、俺、女の子たちを馬鹿にしていた、みんなを代表して謝る、ぼくたちはきみがぼくたちを手にかけた時に大粒の涙を流して泣いていた事に気が付かなかったんだ、本当にごめん」

「最後に言わせてくれ、君に対して僕たちがやった行為は殺人に等しかった、それなのにこんなに優しく抱き止めてくれるなんて夢にも思っていなかった、花奈さん本当にごめなさい、てか僕たちの方が花奈さんの息子みたいだね、さようなら、本当に君の息子として生まれたかったよ」
不良っぽいリーゼント頭の男子生徒とオールバックの男子生徒、そしてモヒカン頭の男子生徒は泣きながら消えていった。
まあ花奈の身体を鼻水とよだれでびしょびしょにしなければ最高の別れと言えたかもしれない。

「どうしてあんなことが言えるの?、また忘れた頃に同じことを責められるかも知れないじゃない。慰安婦だって強制労働だって同じでしょ?相手にも落ち度だってあるのに」
花梨は泣きながら言った。

「失礼ですけどそれを言ったら終わりですよ花梨さん」
咲はそういうとしゃがみ込んで花梨を抱きしめた。
「私とあなたが置かれた境遇はとてもよく似ています、私はあの男、崖信介に利用されて性欲に男たちを狂わせてきただけでなく、彼らが手をつけた女性や少女まで種子を撃ち込ませてしまいました、その女性たちや少女たちが今度は私のような加害者側に回るかもしれない、だからと言って崖信介に罪を被せたところで何も変わらないよ、関東軍に罪を被せたところで彼女たち、彼たちの受けた痛みの100億分の1でも消えるわけじゃないですだから私たちは責任と謝罪から逃げちゃいけないんですよ」

そこに花奈が歩み寄ってつぶやいた。
「あなたはもう忘れてしまったかもしれませんが、あなたが命懸けで守ろうとした命、奈津️菜摘さんが今、枕元であなたの手を握ってくれています、不思議な巡り合わせですね、彼女は今は夏野明美を名乗り中学1年生として生活しています、彼女の親友は波瑠沙芽という名の娘で私たち加世ねえとあたし、花奈の両親です 」
「でもあの子は私が罠に嵌めてロシア系の国の地下核融合実験場で素粒子よりも小さなチリとなって消滅したはず、それがどうして?」と花梨。
「その奈津菜摘って娘は花奈と加世の娘として産み直したんだよぉ〜、正確には波瑠健太くんにも手伝ってもらったけど崖信介に存在がバレちゃうといけないからふたご、ふたくみの子として産んで過去の遡りひとりの3才の娘として組み直したんだぉ、、、」と花奈。
しばらく花梨ぶつぶつ呟きながら考え込んでいたが深くため息をつくとつぶやいた。
「何?その与太話?夏野明美さんが奈津菜摘の生まれ変わりでその夏野明美と波瑠沙芽さんと波瑠健太くんの間に生まれた娘が花奈と加世でそんでもってそのふたりがケイトに孕まされた娘が双子ふた組でそれを合わせたら・夏野明美さんって??・・・・あ“〜!なんだか私の悩みがすごく馬鹿馬鹿しく思えてきちゃって・・・・・」
そう言いながら花梨さんは笑いながらも大量に涙を流しながら目覚めた。

私は今回の事件に関してはほとんど何もしていない。
信長、こと崖信介と濃姫、こと堀恵萌に関してはいずれ波瑠沙芽さんと夏野明美さんが波瑠健太くんと私の妹、佐原詩織を交えて語ってくれるだろう。

ただ崖信介は火星では叶えられなかった野望を地球上で達成しようとしていたらしい。

私たちは少々疲れていたので眠気に勝てずにうつらうつらと眠りかけていたがそれを叩き起こしたバカがいた。

「ちょっとぉ!あんたたち毎日美味しいもの食べて満足なんだろうけどぉ〜!私なんて8ヶ月以上何も食べていないんだから!お腹が減って仕方ないんだから!何か作って食べさせてちょうだい!」
と言ってもなあ、私はパスした。夏野明美さんも波瑠沙芽さんもパス、月輪も冬河もパス、シルバーは・・・・バージンオイルの代わりにショジョ油(愛液)をふんだんに使ったイタリアンとか作りそうなのでこっちから願い下げ。
月海も椎もダブル亜希もやる気なさそうな連中の中でたったひとりだけ元気よく手をあげて「ハイ!ハーイ!あたしが特性あんかけパスタ作りま〜〜す!」
と言い張った。
「ほ、ほおんとぉ!優しい花奈ちゃんならきっと美味しい名古屋名物のあんかけパスタ作ったくれるだろうなぁ」と大喜びの花梨。
「やめろ〜!おま、死ぬ気かぁ!花奈の作るあんかけパスタは名古屋名物なんかじゃない、とにかく辛いんだよぉ〜」
叫んでいる私を横目に花奈は嬉しそうに調理を始めていた。

その後、花梨が某アメリカンなロックバンドのベーシストよりも大きな炎を噴いていたのはいうまでもない。

アダルト版淫魔刑事JC編9佐原観萌と 終わり

あとがき

ねえ、次は『〇〇の野望編』だよね 花奈は言った。
やめて〜そんな丸パクリンなタイトルは

じゃあ『獣王〇』なんてどぉ?と椎も言った。

そんなメガドラ買えと言いたいの?と加世。

mm

ミニメガドラ1と2両方買えば?
月海あんたまでステマする気か?とあたし

「とりあえず『獣王記』は名作だよね」と花奈。

「うう、アフターバーナーⅡを忘れないで」
と冬河

「いやいやサンダーブレードっしょ」と加世

「ギャラクシーフォースの忘れんなよ」とポニテ

「ファンタシースターを忘れないで」と星紫亜

「ほうきに乗った女の子がいっくぽーんと言っていた、シューティングゲームなんだっけ?」と楓凛

「でもこんだけ出ていてもあのハリネズミが出てこないのはある意味すごいよね」とシメでボサボサ。

ここから先は

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まだまだ更新中ですが頑張ってみます。

新米淫魔ハルサメと熟練悪なナッツの愛とえろすの物語 20才以上推奨ですが、、特に、、、、過剰な期待はしないでください(笑)

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