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暗殺の森

今日、映画館で観賞した。
日本公開は1972年、30年くらい前に観た記憶があるものの、今回観た教授夫妻の暗殺の場面、美しい映像しか記憶に残っていなかったが、あらためて観賞して、そこに至るストーリーや、背景がある程度理解できた。

ファシズムを主張していた主人公の、最後の衝撃的な結末にも衝撃を受けたが、なんという展開か。

ベルナルド・ベルトリッチ監督の見事な演出、ヴィットリオ・ストラーロの映像にも吸い込まれた。

ジャン・ルイ・トランティニャン、演技にますます磨きがかかっていた。また、ドミニク・サンダ、ステファニア・サンドレッリ、それぞれが魅力的で、素晴らしい映画だったと思う。
今年は、1月に、戦場のメリークリスマス、今回の暗殺の森と、ベルトリッチの作品との出会いにより、ますます映画への魅力が深まったように思う。
坂本龍一さんが亡くなり、ベルトリッチとの思い出を語っていたのを思い出す。

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