4パタとの出会い
こちらはジャグリングアドベントカレンダー12月10日分の記事です。
こんにちは!リキです
今回は僕のお気に入りの技である4肩パタと練習するに至った経緯を話していこうかと思います
自己紹介
いきなり書き出すのもアレなのでまず僕がどんなジャグリングをしているのか紹介させていただきます
メイン道具はトスリングで、ジャグリングは高校生の時に始めたので今年で10年目になります。
最近だと紅白ジャグリングにも出場させていただきました。
その時の動画がコチラです
いっぱい投げずにリングならではの技をするが最近のモットーです
それでは、本題
どんな感じで4肩パタにはまっていったきっかけを大きくまとめるとこんな感じ
Emil Dahlとの出会い
とある同期からの影響
Zak McAllisterの投稿
ずっと抱えていた疑念
もう一つの確信
正直僕もちゃんと書かないとわかんないので一個一個まとめていきます
Emil Dahlとの出会い
時は4年ほど前、JJF2018まで遡ります。
この年のJJFゲストと言えば…そう、Emil Dahlです。
おそらくリアルタイムで見ていた人にとって大きな衝撃だったと思います
実際、彼のゲストステージ翌日から多くのジャグラーがヘッドバランスの練習を始め、バランス技中心のスタイルを行うジャグラーがいっぱい増えました。
まさに、日本のジャグリング界に大きな影響を与えた存在、そんなEmilのJJFワークショップの時に彼はこのような言葉を残しています
あの技そんな仕組みだったのか…(違うそこじゃない)
この言葉を聞いた時に自分のジャグリングに対して一つ疑念が生まれました
というのもご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、私のジャグリングはJJF2014などにも出場されたカーキさんこと松村高朗さんの影響を強く受けています
彼は非常に手首が柔らかく、その手首を柔軟に使うことでものすごい回転量でリングを投げる事を可能としているのです。
でも僕の手首は特別柔らかくもないので彼の後を追うだけでは意味が無いのではないか…そんな疑念が生まれたのです。
そして、次はそんなEmilの言葉にも影響を受けたとある同期ジャグラーの話です
とある同期からの影響
誰かというとこいつです
磯野ハラコこと親方です
実は、高校からの同級生なんですね
リアルタイムで彼のジャグリングを見てきている僕としては、彼がこんなにも良いジャグリングをしている所を見せられては黙っていられません
自分にしか出来ない事を探すいいきっかけにもなりましたし、またここで一つコンセプトとなりうる物を見つけました、それが新たな面の開拓です
今までのリングジャグリングは先述のカーキさんの影響もあり、体と平行な面を見せる技が多い印象でしたが、それに限らず地面と平行な面や奥行きを使えるようになったらもっとひろがるのではないかと感じました
Zak McAlisterの動画
これです
初めて見たときの感想としては「理論上可能やったんかそれ…」となりました
実際やってみるとわかるのですが一枚当てるだけでも結構難しいです
それが4ファウンテンで1カン…相当です
しかし、実際やってみると意外と出来たんですね
どうやらZakは手首の柔らかさを活かして投げられているのに対して、私は
私本来の腕の長さもあってキャッチまでのタイムリミットが少し長いのが理由でした
もしやこれは答えなのでは…??
ずっと抱えていた疑念
Emilの言葉とは別に考えていたことがあります
それは、リングの大きさについて
一般的にトスリングというと直径32cmのスタンダードリングと直径40cmのラージリングの2種類がありますが、実際これだけ違うと出来る技も違うのです
道具の違いというとディアボロの固定軸と回転軸の違いが挙げられますが、リングも似たような所はあると思います
なら、32cmのリングであるべき技をしたほうが良くないか?
ソレってシークエンスだけなのか?
そんな疑念の答えとなったのも4肩パタです
サイトスワップ4の軌道で肩パタを行うときどうしても腕全体を使えず手首頼りになります
だからこそ、重いリングで行うのはとても難しいのです
そのため、小回りが利いてなおかつ軽すぎず重すぎないちゃんと投げれる大きさのスタンダードリングが最適なのです
もう一つの確信
もう一つ4肩パタをやるべきだと感じた確信があります
それは、従来の肩パタと4肩パタが似て非なるものであるという点です
従来の肩パタは
腕をしっかり肩に近づける
大きいリングのがやりやすい
投げると言うより肩にぶつけて転がすイメージ
こんな感じでしたが、4肩パタは
キャッチまでの時間が短いので極力手を上げずに投げる
大きいとうまく投げられず難しい
どちらかというと肩に当たるように投げるイメージ
と、実際に要求される技術やコツが全然異なるのですね
なので、従来の肩パタメインの人たちがやろうとすると意外とハードルが高い技となっています
さらに、4肩パタは外側から投げるいわゆるリバースファウンテンの軌道です
そのためには、しっかりと外側からでも投げられるアウターフラットの技術やキャッチの際のレイジーの技術なども求められます
実はこれらの技って僕の得意分野なんですね
先天的な体つきだけでなく、後天的に身につけた技術も踏まえると4肩パタとの出会いは運命だったのかもしれません
まとめ
今回は、僕の4肩パタとの出会いについて語ってきましたがいかがでしたか?
この経験から僕が伝えたいことは「ちゃんと自分のジャグリングを見つめてみよう」という事です
Emilの言うとおり自分の体にあったジャグリングをするべきだと僕も思います
しかし、それに限らず自分がどんなことができるか、どんな技が出来るかを改めて見つめてみることこそあなたらしいジャグリングを見つけるきっかけになるかもしれません
走り書きとなってしまいましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました
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