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【愛知杯2024】全出走馬個人的長所・短所まとめ

※全て主観です。あくまでも参考程度に。
※予想オッズは1/11 18時時点のものです。
※1/12追記 枠番追加


ミッキーゴージャス(7枠12番 一番人気1.7倍)

騎手:川田将雅 厩舎:中内田充正

長所
リーディング上位ジョッキー、川田将雅がわざわざ第三場まで来て乗るレベルの本気度。一回凡走はしているものの小倉競馬場はこの馬にとって走りやすいコースとは思う。
短所
とはいえ開幕週の小倉は展開的に合わないと思う。そのうえ天気もしばらく晴れ予定で、ほどほどに渋っていた方が強いパフォーマンスを発揮できるこの馬からしたらありがたくない馬場になりそう。

コスタボニータ(2枠2番 二番人気8.3倍)

騎手:鮫島克駿 厩舎:杉山佳明

長所
競馬場を選ばない安定した走り。先行できる馬であり、開幕週の馬場と合っていそうなのもいい。前走は最終直線でやや詰まるところもあったので、見直し可。
短所
4走前の高速馬場だったメイSでしっかり差のある凡走をしているので、オープン、重賞級のレースでどれだけ速い時計に対応できるかは疑問が残る。「アタマ」という観点で見ると、騎乗する鮫島駿騎手は1着に比べて2.3着の比率が非常に多い騎手なので勝ち切れない可能性は高いと見ていい。

セントカメリア(7枠11番 三番人気8.9倍)

騎手:西村淳也 厩舎:高野友和

長所
前走のパフォーマンスは圧巻の一言。気性は多少荒いが爆発力のある馬なので、噛み合えば出走馬の中でもずば抜けた力を持っていると思う。
短所
開幕週の馬場で陣営が「溜めて後ろから行く」宣言。そのうえ乗りなれた北村友騎手から大凡走経験のある西村淳騎手へと乗り替わり。「そのころから成長している」とは言うが…最後に坂があるコース向きとも思う。

ウインピクシス(3枠4番 四番人気11.8倍)

騎手:松岡正海 厩舎:上原博之

長所
関東圏、関西圏問わず平坦小回りコースが大得意。前走はマイルの流れについていけなかっただけと思う。ハナを切る可能性が高い馬なので、開幕週の馬場は合う。
短所
この馬もまた時計のかかる馬場ばかりで走っているのでこのクラスでの高速馬場への適性が未知数。ゴールドシップ産駒の特徴を考えてもそんなに早い馬場に強いイメージもなく…といった感じ。

ルージュスティリア(5枠7番 五番人気12.1倍)

騎手:L.モリス 厩舎:藤原英昭

長所
明らかにこのクラスで1600-1800の流れについていけていなかったので距離延長は歓迎。そうすれば先行力も戻って来そうなのは好材料。
短所
単純に中京がベストで、それ以外はさっぱりな可能性はある。そのうえ、鞍上モリス騎手は来日してからここまで(1-1-6-51)と日本競馬にかなり苦戦しているので、不安なところではある。

アレグロモデラート(4枠5番 六番人気23.6倍)

騎手:富田暁 厩舎:武井亮

長所
富田暁騎手とは相性良し。ミッキーゴージャスとのハンデは前走から3kgも開いており、二つを加味すると肉薄できる可能性は高くなる。2勝クラス勝ち上がり時がかなりの高速馬場だったのも評価していい。
短所
2勝クラスが少頭数で行われたもので、なおかつ3勝クラス戦も一回しか経験していないので地力不足の可能性アリ。

フラーズダルム(8枠13番 七番人気24.6倍)

騎手:斎藤新 厩舎:松永昌博

長所
近走はどんな条件でもそこそこの着差にまとめている。右回りで遠征もない方がよさそうな馬なので、初の小倉で一変してもおかしくはない。2000mでもマイルのように足を溜められれば。
短所
ベストは阪神芝1600の外枠感がある。距離伸びたら伸びたで足が溜まらないのか先行してしまう。これがいいのかどうかはわからないが、3勝クラス勝ち上がり時のような競馬が一番なのなら微妙。

ローゼライト(5枠8番 八番人気25.3倍)

騎手:幸英明 厩舎:清水久詞

長所
腕力で促すタイプの騎手が合っていると思うので、幸騎手に乗り替わりになったのは良い。前にも行ける馬なので、馬場も味方しそう。
短所
過去に二回小倉でコンビを組んでどちらも凡走させているのはあまり印象が良くない。また、この馬が好走した時は全て距離延長時または前走同距離の時のものなので、些細ではあるが気になる。

タガノパッション(3枠3番 九番人気25.5倍)

騎手:菱田裕二 厩舎:武幸四郎

長所
小倉ではかなり堅実に走ってくる馬。末脚を伸ばしていつも最後に追い込んでくる。展開が合えば爆発を起こせる。
短所
菱田Jのテン乗り成績があまりよくない。また、格上挑戦の小倉日経OPでは最後に脚が鈍ったのもあり流れについていけず不発に終わる可能性も。

エリカヴィータ(6枠10番 十番人気31倍)

騎手:佐々木大輔 厩舎:国枝栄

長所
前走は好位追走からよく脚を伸ばし四着と復調気配を見せた。重賞勝ちこそ東京競馬場だが、走りを見ていると直線が短い競馬場の方がいいのかな、と感じたので小倉挑戦は面白い。
短所
G2勝ち馬なのでしょうがないのだが、やはり55kgは少し重い。鞍上も恐らく田辺Jの次に手が合っていたと見られる北村宏Jから佐々木Jに替わるのはいいところまで戻ってきている馬にとっては不安。

ミスフィガロ(4枠6番 十一番人気37.6倍)

騎手:藤岡康太 厩舎:友道康夫

長所
前走は長期休養明けなので度外視してもよい。叩いてよくなっていくような馬のように感じるのでここでどうか。紫苑Sや函館、札幌で好走しているので小回りコースは向いていそう。
短所
かなり後ろからの競馬となるので、開幕週の馬場で前を捕まえられない可能性が高い。藤岡康Jも小倉芝はあまり振るわないので、コース理解度がモノを言う局面になった時に強くは出られない。

グランスラムアスク(1枠1番 十二番人気55.9倍)

騎手:丸山元気 厩舎:矢作芳人

長所
やや出負けし挟まれて終了した二走前と、適性外のダートを走らされた前走を度外視すると、まだまだ見直せる馬。新潟での二連勝は強い押しきり方であり、想定人気の割にポテンシャルは過小評価されてる印象。
短所
ローゼライト、ウインピクシスと逃げのポジションを争う形になるのはやや厳しいか。また、四勝すべてが左回りのものなのも気になる。

エニシノウタ(6枠9番 十三番人気79.2倍)

騎手:永島まなみ 厩舎:笹田和秀

長所
馬券絡みのほとんどが平坦コース。永島Jは最近差し、追込も上手くなってきたので、「女性騎手=斤量を活かした粘り込みだけ」と考えている馬券購入者が多くいたら人気の盲点に。
短所
小倉記念では圧倒的軽ハンデを貰いながらも見どころ無しの厳しい現実を突きつけられた。3勝クラスですら力の差を感じたので、展開の助けは必須。

テリオスマナ(8枠14番 十四番人気79.9倍)

騎手:藤懸貴志 厩舎:松下武士

長所
49kgという異次元の超軽斤量。藤懸Jも小倉を得意としており、無理やり前に行かせることができたらまさかがあるかも!?
短所
前走2勝クラスで軽ハンデを貰っておきながら勝ち馬と0.6差はやはり心もとなさがある。地力不足。


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