プレミア第1節チェルシー戦プレビュー~今季もよろしくお願いします~

いよいよ新シーズンの幕開けプレミアリーグ開幕。また頭を使うシーズンが始まる。実はこのシティなびはサッカー見るの好きでないんですよ。だって戦術とかSYSTEM配置とか考えながら見るのでしんどくなるじゃないですか。どっちかと言うとサッカーはやる方が好き。見るよりやる方が楽だと自分は思う。現役時代のポジションはFW。DF以外ならどこでもできますね。ちなみに一番初めにやったポジションはGKで後にFW。全国大会に出場したことあり優勝もしましたしそれなりに実績はありますし今はジュニア世代の指導者として見に行ったり見に行かなかったりとチャランポランですが少し現場復帰してます。サッカー見るのは殆どシティの試合でnoteでレビュー書く為に見てる。でもここ数年のシティは優勝して当たり前になってるし応援するというより戦術の勉強で見たほうがよいかなと。どうせ最後はシティが優勝してしまうんだし。
で、プレミア5連覇を狙うシティは開幕戦でシティのコーチ時代グアルディオラの右腕だったマレスカ監督率いるチェルシーと激突!

簡単に今季一発目のプレビュー開始

プレシーズンのチェルシーの試合をチェックしたけどマレスカの戦術はグアルディオラのコピーのようにポジショナルプレーの数的優位と位置的優位を使う、そしてワイドは突破力に長ける右マドゥケ、左スターリングが質的優位を生み出す。ビルドアップ時は左SBギュストを内側へ絞らせて偽SBを担わせ3+2を結成する325へと可変。プレシーズンではビルドアップがおぼつかなくてボールを前進できず奪われてピンチを招くことが多かったように思う。チェルシーとしてはビルドアップからワイドに開くWGへとスムーズに繋げたいとこではあるけどもハイプレスでハメられると前進できずWGまで入れれるとすればエンソ・フェルナンデスを起点としたパスであろう。WGの右マドゥエケ、左スターリングとも突破力があり質的優位を生み出している。問題はWGへのサポートがない。追い越しがない。シティであれば可変3バックの右ウォーカーはチャンスがあればオーバーラップを仕掛けるのだがチェルシーのSBは追い越しがなくWGの単独突破頼み。追い越しはないがWGが深さを作って守備者2枚を引き付けて戻しパスからファーへクロスという形はある。左が攻撃の起点となれば逆サイのマドゥエケが右からボックスへと侵入して頭で決める。マドゥエケは突破力だけでなくヘディングがかなり強い。HOエンクンクは得点能力とチャンスメイクを兼ね備え戻しパスから絶妙なクロスを入れる。
守備面ではカウンターを受けやすい、高いラインの裏を狙われる、プレスバックが乏しく以前ならリトリートで撤退守備からスペースを埋める固いチームだったイメージあるがプレシーズンを見ると組織化してなく守備に問題を抱えている模様。

シティで懸念されるのはEURO2024を決勝まで戦ったことに伴う休暇で合流が遅れおり最近トレーニングに復帰したばかりでコンディションが万全でないロドリが開幕戦欠場濃厚とのこと。ロドリ不在のダメージは昨シーズン充分分かっており負ける確率が高かった。ロドリ欠場がなければ昨シーズンの優勝争いは最終節まで持ち込まれることはなかったはずだ。それくらいロドリの存在感は絶大なのだ。代わりなんていない。ロドリがいるといないとでは攻守の強度が違う。開幕戦ロドリ不在だとCMFを2枚にした方が良くコヴァチッチとベルナルド・シウバでCMFを組む4231か。次はボブとグリーリッシュの負傷欠場。右が主戦場となるボブが欠場だと出場が不透明なイングランド代表組のフォーデンか新加入サヴィーニョが右サイドで起用か。左はグリーリッシュ欠場でドクかサヴィーニョだろう。サヴィーニョをコミュニティーシールドで見た感じ縦の仕掛け一辺倒のサイドアタッカーでなく左でボールを受けてから中央へと切れ込んで守備網を引き付けてからスペースへパスが出せたりと周りを使える。シティの新たなストロングとなるだろう。

展望としては後方からショートパスを回すチェルシーに対してシティはハイプレスをかけてハメ込むだろう。プレシーズンで戦った時はおぼつかいないチェルシーのビルドアップミスからボールを奪いそのまま得点へと繋げた。シティの前線の守備は3バックに対してそのままハメ込みにいく。左右WGが内側へ絞って3バックの外側のCBへと寄せて牽制をかけSBにはシティはSBが前へと出てアプローチをする。CMF2枚はHOとCMFの一角が監視してパスコースを消す。マンツー気味にハメ込めばチェルシーの不安定なビルドアップにミスを誘えるので得点のチャンスは広がるだろう。間違いなくシティはそこを突くはずだ。
次はチェルシーのWGについてたが右マドゥエケ、左スターリングはプレスバックの意識が低くボールロスト後カウンターを受けやすい。シティはポゼッションの他カウンターも鋭い。コミュニティーシールドで見られたのは左サイドで左SBグヴァルディオルはポゼッション時3バック左としHOマカティーが左サイドへと流れてWGーSB間の距離感を埋めていたこと。要するにチェルシーはWGのプレスバックの意識が低いしシティはボール奪取後ポジティブトランジションからスムーズにボールを左から前進させれるわけである。次はシティのボール保持vsチェルシーの守備だがチェルシーはミドルブロックを組む際のWGのポジションが曖昧で中途半端にミドルサードに立ち位置を取るとサイドからフリーでボールを運べるしシティのWGがワイドに張ればチェルシーのWGは押し下げられ5バック、6バックとなり重たくなる。WGを押し下げられればボール奪取後のカウンターに移行するのは難しくなるしチェルシーの攻撃の形を消すことにも成功する。WGを押し下げるならシティのWGはワイドで張らした方が良いかなと。
シティの守備で気になるのはグヴァルディオルの守備で間を取られたり軽率さが際立つ。対峙するのはマドゥエケであればヘディングが強いので対人で負けることがあれば失点に直結するだろう。ここ右にパーマー使ってくると突破力とカットインが加わる。あとはエンクンクのパス&ゴーからの抜け出しも要注意だ。まぁプレシーズンのレアル戦のチェルシーをチェックしただけなので開幕スタメンはまた違ったプレイヤーが出てくるかもなのでそこはあしからず。

　で、シティの予想スタメン

EURO出場のイングランド代表組がスタメンに加われば申し分ないけど。右SBは守備を考えるならリコ・ルイスよりウォーカーだしで33歳のデブライネに運動量低下が見られるならフォーデンだし。

そんな感じでいよいよシティの5連覇に向けたシーズンが始まる。
今季もシティのプレビューやレビューを書いていくのでよろしくお願いしますm(__)m

そんなところ。