カルヴィン・フィリップスがマンチェスターシティからウエストハムへ期限付き移籍


イングランド代表MFカルヴィン・フィリップスがマンチェスターシティからウエストハムへと期限付き移籍

レンタル期間は2023−2024シーズン終了までで契約に買い取りオプションは付随しておらずレンタル料と給与の全額をウエストハム側が負担するという。ちなみに背番号は11

カルヴィン・フィリップスはロドリの負担を減らす為にシティへ移籍してきたが失敗に終わった。昨シーズンは12試合出場でスタメンは2試合、今季は4試合出場でスタメンはなかったように出場機会に恵まれてなかった。それも今季はロドリ出場停止だった試合にベルナルド・シウバのアンカーやヌニェス、コヴァチッチの2CMFを起用していたことからカルヴィン・フィリップスはグアルディオラ監督の信頼を充分に掴めていなかったのだろう。カルヴィン・フィリップスの使い方に関してはロドリとCMFを組ませて4231だったりインサイドハーフに起用して433だったりと考えられた。しかしロドリとタイプ的に似ていることもあり2枚同時に並べると被ってしまいバランスが悪くなる。インサイドであればグアルディオラ監督は攻撃力を求めるし攻撃時は325へ可変するのでトップの位置まで上がらないといけなくなる。ボックスに入ってフィニッシュに関与する動きは少ないのでインサイドに入れるのも難しくなる。パスが出せることから配給力を活かす使い方もあるがそこは状況によってインサイドに絞るSBがこなすので問題ない。ということでカルヴィン・フィリップスの使う場所がなくなっていたのだ。レンタル移籍するウエストハムではウォード=プラウズ、エドソン・アルバレス、ソーチェクがいてカルヴィン・フィリップスが加わることで中盤の層が厚くなる。サイドから仕掛ける、SHがダイアゴナルに中へ入る動きを取り入れているからカルヴィン・フィリップスの配給力が活かされる。
とりま今年はEUROもあるし出場機会が得られるとこに移籍するのは当たり前。イングランド代表にとってもウエストハム移籍は良いと思う。シティでは難しいから今季終了後ウエストハムからまた他のチームへの移籍となるだろう。実力あるから夏の移籍市場人気銘柄になりそうだ。

そんなとこかな。







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