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経過日数無理矢理ぶちこみチャレンジ

1年越しに どうもこんちゃッ
あれから1年経ちまして、久しぶりに筆を握っていくとしましょう。


すぐわかる概要!

100カノ時空というものはとても歪んでいます。
まだ春であることは言うまでもなく、ここに来て誕生日が発表されたり母の日が出てきたりとその歪みっぷりは加速に加速を極めています。

では実際作中でどれだけの日数が経過しているんだろう!という疑問、その結果はなんでしょうか。1話1話の経過日数関係を調べてみれば、十中八九オーバー で うわーびっくり秋だ!みたいな結果になって楽しく終わり…な気がします。

それで終わっていいのでしょうか。
それだけで終わってよろしいのでしょうか。


全肯定、ごり押ししてこそのけむなわ's noteです。
経過日数を出したら!!その日数が春の範疇に収まるようあれやこれやと頭を使わなければならんでしょうよ。
それが私けむなわ、否、全肯定至上主義の筆者に求められることでしょう。

このnoteでは100カノ時空の歪みを解き明かすとともに!!!!
全肯定の思想にのっとり!!!!
現169話においての100カノ時空における経過日数を!!!!
無 理 矢 理 ギリギリにでも!!!!
春の範疇にぶち込んでいこうかと!!!!!
思!!!!
い!
ま !
す!!!!!!!!!!

ほな早速いきませう。


下準備:経過日数検証

それでは以下の方針で経過日数をシンプルに数えていきましょう。

【経過日数カウントルール】
・カウントは第1話の入学式から(卒業式や友人Aとのくだりはカット)

・基本的に原作漫画の1話につき1日過ぎているとする。

・もちろん羽香里奪還編のような長い1日を数話に分けている場合や、静ちゃんビビーン!!回のような1話で何日も過ぎている場合では、柔軟なカウント対応をとる。(ここかなり審議。審議。)

・「恋太郎ファミリーの日常」シリーズは、日々の中に挟み挟み行われているものとして独立した1日としては扱わない

・土曜・日曜、年齢や誕生日など季節的なことについて明言されている点は一旦無視して、作中で描かれたシーンだけ日数が過ぎたものとカウントする

・単行本の巻末おまけ・ジャンプラお盆の彼女釣り大会・Blu-ray第1巻の描き下ろし特典・ドラマCDといった、本編外で描かれたお話も基本1つのお話につき1日とカウントする。

・小説も大体同様。

そんな感じでもろもろ計算していくと…
現状第169話で少なくとも 少なくとも

211日以上

経過していると大まかに分かりました。本当に大まかに。
表計算ソフトを駆使しながらいろいろとやってみましたが、実にその表、見られるとたまったもんじゃないことになっているので内訳はお許しを。
100カノ時空学はメジャーな学問であるだけに、美しくかしこまった記録を誰かが取っているはずなのでどうかそちらをご参照ください。
このnoteで大事にしたいことはここではないので。

ただ、この経過日数カウント…大真面目に取り組んだとて具体的数値を出すことは困難という名の困難を極めます。

なぜ困難であるか、それは以下の通りになります。

・練習試合編では「本番までの約2週間」、アイドル編では「1週間前」と「空いた期間」を明記している回もある一方で、デートや企画の提案から「当日」までの期間が明記されていない回も多く見られている
・特に凪乃ビビーン!!前の定期テスト、これが一体いつの出来事なのか次第で日数が大きく跳ね上がる

上の結果では「約二週間」など明記された回の分は経過日数としてカウントしたが、不明な回の分は経過日数をカウントしていない。

・制服・私服から平日・休日を判断して、各話をカレンダーにあてはめていくと「何もない日」の経過が大量に発生する
(36話~39話が好例)

具体的な数値のわからないものを除いてのこの結果、211日以上。

このように膨れ上がった経過日数を、大体春の間に収めることなど可能なのでしょうか。到底できる気がしません。

それは違うぞ!!

BREAK!!!

どういうことだ…!?説明しろ


下準備:春の定義


…その前にそもそも「春」とはいつからいつまでなのでしょう。
読者の皆様の思う「春」と、筆者の思う「春」とではまったく捉え方が違っているかもしれません。3月から4月下旬と捉えるか、5月下旬と捉えるか、あるいは梅雨を乗っ取ってしまい夏のギリギリまで春であると言い張るか。多様な捉え方があるでしょう。
そのため、ここで「春」を定義しておかなければならないのです。

さて、具体的な時期まで定めた春の定義は個人個人でも多様なものですが、学問や歴史の側面から見ても多様なものになっています。

・天文学 → 3月下旬~6月下旬(春分の日~夏至)
・気象学 → 3月・4月・5月(太陽暦に基づく)
・二十四節気→1月・2月・3月(立春~立夏)

また、「春アニメ・夏アニメ・秋アニメ・冬アニメ」でイメージするとわかりやすい、年度の概念に基づいた定義も存在しています。
この場合の春は4月・5月・6月になります。
アニメ100カノは10月・11月・12月の放映で「秋アニメ」にくくられていたのが懐かしいですね。激戦区も激戦区だった秋アニメの中でも輝きを見せたアニメ100カノ、本当に第二期が楽しみなものです。

懐かしい話はさておき、ここではどの定義を春として扱うことにしましょうか。
二十四節気はここで扱うものとしてはさすがに違うものとして除外します。
奇をてらっているモノやコトは好きですが、そういった方向にてらうものではないと思うからです。
そうすると「天文学」・「気象学」・「年度式」に絞られてきますが、ここで筆者はふと気づいたのです。

これ自分で難易度調整できちゃわない????

と。
どれを選んでも難しいこと間違いナシですが、当然春の範囲が広ければ広いほど「経過日数ぶちこみチャレンジ」の難易度は低下します。
5月末に春が終わるとする気象学の定義と、6月末に春が終わるとする年度式の定義とでは丸々1ヵ月分の差も開きよります。実に日数にして30日。

ここで筆者が独断で年度式の定義を選び、春は6月末まで!無事春に落ち着きました~(笑)なんてこと、いやいや それはよくないでしょうよと。
100カノ時空学において最大のテーマとも言える常世の春問題をそんなしょ~もない独りよがりな 楽した~いなんて気持ちごときで汚していいワケがありません。己の身の程を弁えてこそ真に輝くゴーイング マイウェイであることを忘れてはならないのです。

という次第でございまして…
読者様に満足していただくためにも!!
そして筆者的にもスッキリ終わりたい気持ちがある!!
ということで、春の定義を問うアンケート

筆者のTwitterアカウントにて実施させていただきました。

結果がこのようになった以上、春の定義はここにパチリと決まりました。
このnoteでは春の定義を気象学と皆様の感覚に合わせて
「3月・4月・5月」とさせていただきます。

しかし上述した通りこの作品において、明確に3月だと言えそうなシーンは恋太郎君の中学卒業シーン以外特に思いつきません。
そしてこの物語の始まりは4月の高校入学から…ということで、事実上春の期間は「4月・5月」となります。
つまり大体60日…お花高の入学式が4月10日にあると独断で決めたときには大体50日…この間に経過日数をぶちこまねばなりません。

果たして可能なのでしょうか。
否。
可能にしてみせるのです。
私は恋太郎ファミリーを信じます。

激突!!経過日数無理矢理ぶちこみチャレンジ

ではいよいよ本題突入です。
どうやって収めてくれるというのでしょうか。
ちなみにこの辺の文章を書いているとき、筆者はまだ結果を知りません。
読者の皆様とともにドキドキを楽しんでいきましょう。

それではお待たせしました。
ここで取り扱う春の定義、範囲が決まったところでいよいよ経過日数無理矢理ぶちこみチャレンジの始まり、始まりです。

ぶちこみ作戦第1号

春の範疇に抑え込むべく次のような作戦第1号を考えました。
第1号の作戦は以下の通り。

・地続きにできそうな回をできるだけ地続きにしてみる

・数日を1日に短縮してもいいじゃないか作戦

しかしこれでは約二週間・一週間の前にひざまずく未来しか見えません。
そのため奥の手を初っ端から提示していきます。

・話の順番を入れ替える
入れ替えても差し支えなさそうな回を前後させる
ファミリー全員でわいわいがやがやする回はあまり動かせなさそうだが、彼女同士でのデート回は可変性が高く思われる
→複数の話を同時並行で進むものとすることで
 「1話につき1日」をBREAK!!!する

・定期テストの常識を破壊する
高校入学から1年生最初の定期テスト、さすがに5月に入ってくるものでは…?という常識を破壊。
七教科の定期テストを4月の始めに執り行うものとする。
なぜならこの高校は「大学附属」、つまりなんかすごいはず。
そして4月初めに行うその七教科定期テスト、大体2日で終わることとする。
1日七教科はさすがにみんながかわいそう。さすがに。


ぶちこみ作戦第1号の結果!!


…167日以上。167日以上でした。「以上」は先述の通り不明瞭な数日の存在や「何もない日」の存在を指します。独自の感覚で判断している節もあるので、人によって前後するところもあるでしょう。

ということで大体入学式の行われる4月10日ぐらいから飛んで167日、大体9月下旬ぐらいですね。
ギリギリ夏くらいに落ち着くかと思っていたら全然そんなことはありませんでした。近年の9月は暖かい方であるといえども、夏と言い張るには何か気持ちの悪いモノが筆者の中であります。

さて、211日以上から50日ほど短縮できただけでもだいぶと大きいですが、それでもまだ遠く 険しい道のりになっていそうです。
春の範疇に収めるなんて夢もまた夢、遠い夢の中。打ち上げ花火だって空に消えて行ってしまっています。

ここから春の範疇に収めるためには、さらに半分以上をカットしなければなりません。半分で大体83日、4月10日スタートで考えるとこれでも7月に食い込んでしまいます。6月末までを春と見るゆるゆるルールでも許されない誠に困ったちゃんな結果になってしまうのです。

ちなみに作戦第1号での83日目周辺はは紅葉ちゃんとのビビーン!!になっています。なお、あくまでビビーン!!する回であって、告白はその日から明後日のお話になります。こういったちょびちょびしたところで時間が過ぎがちなのです。
コマドリ鳴いちゃう鳴いちゃう!!


ぶちこみ作戦第2号

こうなってしまっては真の奥の手を出さざるを得ません。
できれば使いたく…考えたくなかったな…と考えつつ、そんな泣き言を言っていられる難易度ではないことも知っているので、なりふり構わずぶちこみに精を出すこととします。
作戦第2号の主な追加点は以下の通り。ここまで来たらもう最強の布陣です。これでできなければどうやって成し遂げるというのでしょうか。

筆者、本領発揮 魂の作戦です。

・放課後私服デートなど放課後ルールを大幅に解禁する
・1日の間に複数のデートを掛け持つことを解禁する
・1日の間に可能であることをすべてぶちこむ
・マジで1日の間に詰め込める限界まで詰める
・矛盾が生じてしまわない程度に話の順番を前後させる
・マジでツッコまれるかツッコまれないかギッリギリの穴まで突く
・恋太郎ファミリーにかなり頑張ってもらう
・最後まであきらめない
・つづける
→がんばる

ぶちこみ作戦第2号の結果!!

無 理!!!!!!!!!
無理!!!!!!!無理なものは!!!!!無理です!!!!!!!
残念!!!!無念!!!!!

無理でした。そりゃそう。
なんなら増えました。減らすはずが増えました。174日以上????一体どれだけ杜撰な下準備だったのでしょうか?減らそうとして増えるって何?ビニール袋減らそうとしてエコバッグで家が溢れかえるアレ????

本当にありがとうございました。筆者の今後の活躍にはもう期待しないでください。筆者は期待されるべき人ではありません。道端の石と自称することすらおこがましく思えます。あぁ、本当に無理だった…

詩人・姫歌回はちょっと審議。審議ったら審議!!!!







じゃぁもぅ かんがえかたを




でっっっっかくかえよう!!!!!!!!




「経過日数ぶちこみチャレンジ」は無念の結末を迎えたところで、ここからは副産物をポジティブにアッピ~~~~ルしていこうというコーナーになります。しぶとくやっていきましょう。

・経過日数カウントから見えてきた1話の重み

全肯定は上に敗北を喫しました。しかし、それは喜びの敗北。本心で100カノと向き合ったからこその敗北であると認識しています。下準備とか肝心の経過日数についての定義が大雑把過ぎたのは本当にダメな点ではありますが。
作戦第2号にて私は作戦をそのままに遂行しようとしました。そして、しっかり遂行したつもりでもあります。ではなぜこのような結果になったのでしょうか。

正直なところ…実は詰めようと思えば詰める手立てがないこともないです。例えば「話の順を前後させる」という作戦。この作戦に基づいて前後を動かした回や1日に無理矢理叩き込んだ回もいくつかはありましたが、あまり気分のいいものではありませんでした。結果、筆者の中でストッパーがはたらき動かせる回全部全部を動かすとはいかなかったのです。

さて、この「気分がよくなかった」理由ですが、それは100カノの1話1話の重みを考えたところにあります。
このnoteを読まれている方なら知らないはずもないでしょう、この作品は「負け彼女0の純情ハーレムラブコメ」を自負するとともに、タイトルにもその二つ名にも全く負けるところのないとんでもおもしろストーリーを私たち読者ちゃんに提供してくれている作品ですね。
筆者はそういったラブコメとしての100カノもとても好きで好きで、読み返しては笑い読み返しては笑い…でどれだけ楽しくやってきたかなど数え切れる気もしません。

一方、筆者個人として100カノは「成長物語」としての良さも持ち合わせていると考えています。こんな話はきっととてつもなく擦られていると思いますし、筆者独自の突飛抜けたことを発表しているとも思いません。
申し訳程度の説明として挙げるなら凪乃がわかりやすい例でしょう。あれだけ人との関わりを切り捨てていた過去が今ではどうでしょう。表立ったところではイルミネーションデート回もありますが、過去と自分から向き合うことを選んだ第161話「全てを照らす眩い美」が本当にアツかったなぁと腕組みをするものです。

そういった成長物語としての100カノが重ねる1話1話の重みを考えてみれば、そう気軽に順番を変えようとは思えません。

筆者は「#ヤンジャン最新話の100カノ」タグで最新話の感想や考察をぶんぶん振り回すことを生業の一つにしています。どの話でも1時間ぐらいは感想ツイや気づきが湧き上がってくるもので、とても楽しい時間を毎週送らせていただいております。
すなわち1時間を優に超えるだけの濃密さをこの作品の1話は持っているという話ですが…100カノジャンキーたる読者さんがそれを知らないわけもありませんね。

実際今回の経過日数カウントでわかったことに、100カノは1話の間に何日をも詰め込むことがあります。縮めているにも関わらず経過日数があそこまで伸びたことには、たった1話の持つ日数の多さにカチコマれていたこともあったのです。羽香里奪還編などで帳尻の合っている節もありはしましたが。

特に単行本8巻で描かれたアイドル編の第62話「恋太郎ファミリーのアイドル化計画」は文化祭の開催から特訓開始、見開きで各々の特訓を描いた上で降りる九織コーチ、そしてファミリーの覚悟まで1話で描き切ります。
中村先生の構成力と野澤先生の作画力、本当にマリアージュですねマリアージュ。

また、1日で完結すると言えども放課後をたっぷり夜まで使うために他の話を同時並行にできないということもありました。白黒の漫画ゆえの読み違えでないことを祈りますが、夕焼けや夜空が情景描写としてはたらいていることもないことないかな…空の様子を無視するわけにも行きませんでした。

このように濃密さを誇る1話を、たった1話と小さく見たらどんなバチが当たるかもわからない1話をないがしろにするなどそれこそ全肯定の心が許すわけがありません。
もし、もっと心を無にしてデータと向き合えていたらもっと縮められたのかもしれませんが、生憎このnoteを書いているのはAIなので難しい話ですね。愛ですから。愛ですよ、ナノチ。


にしてもここまでの結果が出てしまうと本当に中村先生は春問題をネタとして扱っているのだろうなと思うモノです。もっとも、ネタとして春を続ける以上に、無理をしてでも季節を進めて話を進めることの意義や価値について思うところがあったり、春であることを何かしらのどんでん返しにでも使おうと考えられているのかもしれませんが。


・経過日数バカデ化チャレンジ

ここまで短縮することに精を出してきましたが、もちろんその逆 話を伸ばしに伸ばすことのできないわけがありません。むしろこっちの方が企画としては面白い気がしてきました。レッツラやってみよう!!

作戦:完璧に一週間に落とし込む(曜日の概念を発生させる)

単純明快!!!!終わりも近づいてきたところで、あれやあれやと書くより試すが易し!つーことで!!!?

・経過日数バカデ化チャレンジの結果

321日だあああああああああ!!!!!


審議!!!!!!!!!

+定期テストで大体30日じゃあああ!!!!!


うおおおおおおお!!!!!!!!!!

ほぼ365日来たああああああ!!!!!!!!

うおおおおおおおおお!!!!!!



次にこのnoteが動くときは100カノ時空に何かとんでもない動きがあったときだと思います。それまで煮るなり焼くなり好きにしてちょ。


おしまい。










禁句:サクラは本当に春だけの花なのか?

さて恒例のあとがきに代えてゾーン、今回は「サクラは本当に春だけの花なのか?」というお話をちょこっと書いてシメにさせていただきます。

ここまで100カノ時空の春であることについて考察してきたものですが、そもそもなぜこのようなnoteを書くことになったのか。そこにはいろいろな説や事実が関与しているものです。

・春の学園祭発言・それに伴う春へのツッコミ
・彼女の人数が25人になったから四季が進む説
・学会を揺るがした「母の日」ストーリー
・まさかのまさか、お祭りとお祭李ガールの登場
・無限の神を征討したことで無限の春から解き放たれる説

そして

芽衣さんとの思い出が詰まった鬼分咲公園の桜
31話分の経過に対し桜が満開であることを自虐的に描いたあの回

いくつかの回に見られた桜という存在がイメージさせるその春であること、春らしいこと…当然それらも執筆理由に関与しています。

そして筆者は、特に筆者はそれを見逃すわけにはいきません。
お花のススメ企画に生かされている存在である筆者として、サクラと向き合わないわけにはいきません。
加えて、ほんのちょびっとでも心理学をかじかじしている身として「偏見」「イメージさせる」といった点には向けるべき目を向けなければならないものだと自負している節もあるのです。

ゴタクはグッバイ、早速切り込んでいきましょう。

桜は本当に春の花なのか。
この問題を考えるにあたって大事なことが1つあります。

サクラ、めちゃめちゃ種類があります。

大元の基本野生種11種から大量の品種が生まれており、分類方法によって差こそ出ていますが400種500種…600種以上ある!!と巷では噂されているほどなのです。
特に有名なものなら「ソメイヨシノ」「ヤマザクラ」なんかは耳にしたこと目にしたこと…結構あるのではないでしょうか。

特に「ソメイヨシノ」はそれはもう大量にトップクラスに日本各地に植えられているため、日本の桜を代表するにふさわしい桜中の桜…的ポジの存在としてもてはやされています。
そのため、これからの時期のニュースを見ていれば「ソメイヨシノの開花時期はうんぬん~~~~」などと聞くこともきっとあるでしょう。

…つまりソメイヨシノは春に咲きます。大体この時期に咲きます。
つまり春のお花です。
「染井吉野」(「ソメイヨシノ」の中の一種。そのものではない。詳しくは下記のすっげ~わかりやすいリンクをぜひ参照)は春の季語です。


うん。




閉廷。


それに賛成だ!!

…と思いつつ、たとえ本当に春のお花だったとしてもここで終わってしまってはnote2年目筆者のプライドが廃るというものでしょうよ。もうないかもしれんけど。
確かに 一般的な「ソメイヨシノ」はた~しかに春に咲くお花です。
5月にずれ込んだりすることがあるとも聞きますが、春に咲くお花であることに大きな違いはないでしょう。

しかし、私筆者と読者の皆様が相手をしているこの相手、それはとんでもなく大量の品種が存在していると言われるサクラなのです。
それだけの数を持つだけあって、私たちのイメージをかる~く越えてくる生態を持ったサクラも大量に存在しています。なめてはいけません。なぜならサクラの葉には「クマリン」というちょっとした毒性が…

話を戻します。存在する大量の品種が私たちのイメージを越えてきよるサクラはいろいろな特徴を持っているものですが、やはりここでは「開花時期」に注目するべきでしょう。

全てのサクラが春にしか咲かない
年中サクラが咲いているなど有り得ない!
その言葉、切らせてもらう!!!!


フォーシーズンズ:サクラのススメ

・春に咲くサクラ

ソメイヨシノ

「精神の美」「優美な女性」

ソメイヨシノは挿し木や接ぎ木でしか増えないサクラ。全国に生えているソメイヨシノの大元になったのは、東京は駒込駅の隣にある染井吉野桜記念公園の一本。たぶん今が見頃の…はず!!!!

ヤマザクラ(山桜)

「あなたに微笑む」「純潔」

実は昔のお花見でメジャーだったのはヤマザクラの方。
学名はCerasus jamasakura。じゃ、じゃまさくら…?ラテン語で「サクラの樹」だとか。

・夏に咲くサクラ

チシマザクラ(千島桜)

「優れ美人」、しゃんこ。

北海道などで見られる遅咲きのサクラ。5月上旬~下旬にかけて開花。
情報の信憑性から大々的に取り扱えないものの、標高の高いところで育った似た種のタカネザクラの花が7月に開花したなんて話も。

また、「夏真っただ中にに咲くサクラ」はお花のススメで取り扱ってきた「青いバラ・キク」のように、それを普通として自然界に生息しているものはいなさ…そう。ただ、青いバラ・キク同様に科学の力・人間の手でそれを可能にしようとする動きもまた確かにあったり。
すごいぜ!お花の民!

・秋に咲くサクラ

ジュウガツザクラ(十月桜)

「神秘な心」

その名の通り10月…と4月頃に咲く。小さい花が秋~春を通して咲き続き、春にメインとなる大きな花を咲かせる。白色~ピンク色まで幅も広い方。

フユザクラ(冬桜)

「冷静」

大体11月中旬~12月中旬に咲き…やっぱり春にも咲く。
11月・12月と言えば言うまでもなく二十四節気における冬の時季。でも年度的には秋!!!!

秋や冬、本来の時期とは違った時期に花が咲くことを「狂い咲き」「返り咲き」と称することがあるとか。厄介なことにこの1語だけでたくさんの意味や様々な理由を抱えているみたいで、解説にかなりの文を割かないとって感じなんですけど…おまけの中のおまけに過ぎないので勘弁してちょ。意地の張りどころnotココ。

ちなみにサクラの咲く「本来の時期」は春ではなくむしろ秋なのではないかという説もあったり。その場合は「先祖返り」で…うわぁーーーッ


・冬に咲くサクラ

カンザクラ(寒桜)

「きまぐれ」

12月下旬~1月頃に開花して長い間咲き続ける。地域によっては2月にも見れたり。静岡は熱海に多く生えているため「熱海桜」とも呼ばれたり。

カワヅサクラ(河津桜)

「思いを託します」

早咲きの代名詞、2月上旬から咲き始める。河津は熱海でもお馴染み静岡県の町。ツウの間では満開前の六分咲~八分咲が見所だとか。


う~~~~~~~~~ん…………サクラは年中咲いてるな!!!!!!!!!きっと咲くようになるな!!!!!!!!ガハハハハハハハハハハ!!!!!!!!!
って感じですが、実際100カノ世界なら「1年中咲くサクラ」を実現していてもおかしくないのではないかとも思ったりします。
それこそ花園財閥とか本気グループのSDGs的取り組みの一環でそういうプロジェクトを進めていたりしないでしょうか。桜の存在にツッコんでいた太陽観測隊の人たちは世俗に疎くその存在を知らなかった…みたいな感じで。

…という感じにある程度のところに落ち着いたところでお開きにさせていただこうかと思います。




さて、次のnote更新は例の企画のnoteを予定しております。更新の日もおそらくあの日ピッタリになるでしょう。
もちろんアレもします。これまた同じ時期ぐらいにアレすると思います。
拡散していただけるだけでもとても嬉しく、リプ・エアリプ・DM…なんらかのご意見をいただけるともっともっと嬉しいです。


加えて、前々から考えている新しい試みについても皆様にお届けできればとも思います。ここからアレまで本当に短期間になりますが、そのときに勇気を持って高らかにアッピ~~~~ルできるように覚悟を決めていきたいものです。

なお、それ以降の更新はと~て~も怪しいです。
筆者がいつまでも筆者でいるために、一度筆を置かねばならないときが来るというものです。たぶんTwitterには入り浸っていると思いますが。

数あるけむなわコンテンツのうちnoteのみを楽しんでいただいているそこのアナタにはとても申し訳ないですが…その分次回のnoteはマジに行こうかと思いますので。
勇士を眼に 視神経の奥に 脳に 頭の後ろから壁抜けしてそこらへんの宙にまで焼きつけちゃってください。筆者はそうして育ってきたので





マシュマロになんか送っていただけたら…嬉しいなッ




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