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66前期501のジーンズ修復物語

リーバイスのビンテージジーンズ、特に501モデルが今市場で高騰していることは皆さんご存知でしょうか?
中でも66前期と呼ばれる501は1973年から1978年ごろに製作されたジーンズであることもあり、ダメージがあったり、劣化している部分があっても恐ろしい値段で取引されています。
リーバイス好きな著者もオークションで色々と物色していましたが、とにかく高価でなかなか手が出ない・・・
そんな中、著者の後輩である通称「ホラッチョ」がリーバイスジーンズのコレクターであり、なんと66前期の501を数本所有しているというのです。
ホラッチョは誰が聞いても嘘だとわかる話を、さも真実かのように話す名人。次々と延々と息をするように嘘をつく。ただし彼は単に嘘をつくのではなく、また彼の嘘は決して悪意のあるものではないのです。むしろ、盛り上げ役としての彼の魅力と言えるでしょう。

そんなホラッチョが自身のコレクションの中から66前期501のジーンズを一本をプレゼントしてくれると言うではありませんか!
著者は半信半疑でホラッチョのマンションを訪れた際、部屋中にダンボールが山積みになっているのを目撃したのです。その中はすべてリーバイスのジーンズで埋め尽くされていました。

嘘では無かった・・・

好きなのをどうぞということなので、自分に合ったサイズの66前期の501ジーンズを1本選びました。しかし、先述したように66前期の501は1973年から1978年ごろに製作されたジーンズであり、著者が選んだ物も両膝部分に大きな穴が開いており、かなりダメージがある状態でした。

補修前の両ひざに空いた穴

日常で履けるようにしたいと考えた著者は修復してくれるお店を探し、幸い自宅近くに修理可能なお店があったためすぐに依頼。

一週間後修理完了の連絡があり、逸る気持ちを抑えながら早速取りに行ってきました!

補修を終えた66前期501

しっかりと補修され、破れていた部分は完全にふさがり、生地が弱くなっている箇所には裏から二重に布が充てられています。これで普通に履けますよと言って渡してくれました。完璧な仕上がりに感謝。ホラッチョにもつくづく感謝です。
これで大切なコレクションの1つになりました。まだ履いてないけどね^^;

補修を依頼したショップ:Pcifica 096-337-8805


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