シオカライブ05

イカ界のスーパーアイドル、人間界にて鮮烈デビュー! シオカライブ2016

スプラトゥーンに登場するイカ界のトップアイドルユニット「シオカラーズ」が人間界にてライブを行う。その発表を聞いて、いざ鎌倉! と思ったイカ(スプラトゥーンファン)は多かったであろう、かくなる私もそんなイカの一匹だった訳だが、女房を質に入れてでもというわけにもイカず、資金繰りに失敗ライブ参戦はかなわず、自宅からニコ生で視聴することになったのである。

そして当日、自宅のリビングにて小学生の息子とふたりでノートパソコンのモニターを見ると、そこにはアオリとホタルのシオカラーズが、舞台に設置された透過スクリーンに映しだされ、幕張メッセのステージに降臨していた。「キミ色に染めて」を歌うふたり。振付がとってもキュートで釘付けになる。これは大画面で観るものだ! 急いでWii Uを立ち上げ、ニコ動のアプリを起動させる。画質は悪いがTVに映し出し、ライブの雰囲気がグンと増した。

ステージでの曲もライブバージョンのアレンジが施され、オーディエンスの期待値を上回るステージを魅せる。1曲目が終わり、MCに入るかとおもいきや、畳み掛けるようにふたりの掛け声が響く、「イマ・ヌラネバー!」だ! ステージ狭しと細かく愛くるしいステップをリズムに合わせて踏むふたり。ナニコレ・カワイイってレベルじゃないぞ! とテレビに映るシオカラーズにもうメロメロになる私。息子もノリノリで手拍子を始める。

2曲歌い終わってMCに、なんとイカ語をステージ後方のモニターに同時翻訳という手法でオーディエンスとシオカラーズのコミュニケーションがはじまる。MC後は「ハイカラシンカ」。歌い終わってゲームプレイをしたイカは思わずニヤリとできるファンとの共通語を散りばめたMCから、しっとりと歌い上げる「マリタイム・メモリー」に突入した。

持ち曲が少ないのでこの後もMCをはさみ、最後の曲へ。聞けば天国 歌えば極楽、トリに相応しいシオカラーズのアンセム「シオカラ節」のロックアレンジバージョンが響く。私の隣ではスプラトゥーンのサントラにあった歌詞カードでイカ語の歌詞を覚えた息子がシオカラーズと一緒に「シオカラ節」を歌ってさらに盛り上がる。会場も最後まで大盛り上がりで、アンコールの声も聞こえたがここは予定通りに持ち曲全5曲、約25分の夢のライブが終了した。

このライブを見終わったあと、私はなんとも言えない幸福感に包まれた。この感情誰かに伝えねば! そう使命感に駆られたのだが、どういう言葉で伝えればいいのか、ダラダラと文章を綴った今でもよくわからない。ライブの動画は後日、720pの画質で任天堂が公式でYouTube、ニコニコ動画にて公開したので、その動画を見てくれたらそれですべてわかるのだが、それではなく私のフィルターを通したほとばしるパッションをぶつけたいのだが、言葉が出ない。

もう10回ほど同じライブの動画をみて、私はなんでこのライブ何度も見ているんだろ? と考えてみたが、出てくる答えは、シオカラーズがこの世のものとは思えないぐらいカワイイから。カワイイは正義! これにつきる!! もう、カワイイからだけでいいじゃない!

とまぁ、今年43歳になったオッサンがそう思った、カワイイ地獄。

まだこのライブを見ていない人はイカの動画を見ること!
見ないとタイホなのだ!


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