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【英語】極限状態の「さみぃ!」は「コールド!」っていうの?

みなさんこんにちは!アメリカ留学中のはと屋です。今回は、アメリカ人の友達に聞いてみた素朴な英語の質問とその答えをまとめておきたいと思います。

一応、タイトルの答えを記しておくと、どんなに寒い状況でも、英語ネイティブは、

”cold! cold! cold!”

などということはないそうです。その代わりに、

”it’s fucking cold outside there”

とかをちゃんと言うらしいです。日本語ネイティブの私としては、寒い時には「寒い寒い寒い」と狂ったように言っておけばよいので、英語のこの言い方には少し違和感を感じます。

日本語の「さみぃ!」

さて、日本語では寒いを連発しておけば良いと言うことはみなさんお分かりいただけるかと思います。もしくは、寒いと連呼する人がいても、「ああ、寒いんだなー」と思うだけで違和感は特にないのではないでしょうか。

これは日本語が、主語を必要としない言語であるからだと考えられます。動詞もしくは形容詞の主語を文中に明記しなくとも、誰の、また何についての描写であるか推測で補完することができます。

この極限に寒い状況でも同じように、「寒い!」と叫べば、叫んだ本人が寒さを感じていることを理解できるかと思います。

英語の「さっみぃ!」

さて、本題となります、英語の場合はどうでしょうか。

英語では、どんな文章でも基本的に主語が必要です。慣用句になっている表現となるとまた別になるパターンもありますが、ほぼ全てで主語が必要であることは間違い無いでしょう。

そして、死にそうなくらいに寒くて、口から寒いという思いが溢れ出そうな時、アメリカ人は何を発するのか。私の友人の答えは、絶対に”it’s”をつけるということでした。必ず発する言葉は、

it’s cold. it’s freaking cold. it’s freezing.

とかになると言うのです。必ず、気温とか外とか何が寒いのかを示すようにit’sをつけるようです。まじで死にそうな時にこんな文章を考える暇があるのかと少し疑問に思ってしまいましたが、これはただ単に日本語ネイティブである故の思考なのでしょうか。

もし英語で「コールド!」を連呼していたら?

それではもしも、英語で「コールド」を連呼していたらどのように周りから見られてしまうのでしょうか。

友達曰く、マジで頭狂った人のように見えるらしいです。まるで、単語を繰り返すことしかできないくらい脳みそがぶっ飛んでいるような人に見えるそうです。一体何が寒いのかを示す主語がないということがここまで、不気味さを醸し出すのですね。

文章で言ってみる

何か焦った時に、単語だけを発するのがやっとの状況に陥るかもしれません。自分一人なら、それで事足りますが、誰かほかに英語で自分の状況を伝えないといけない場合は、なるべく、頑張って主語を見つけ出すようにしてみます。

最後まで読んでくれてありがとうございました!
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Cover Photo by Julien Lanoy on Unsplash

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