ゲートルーラーにカードゲーム史上最強レベルのぶっ壊れカードが実装されるらしい

ゲートルーラーで6月中頃に外道ビートというデッキが発売される。
外道ビートとはよくある除去ビートやジャンドと言われるデッキタイプを自身のオリジナルだと言い張っている痛いデッキタイプで、言うなれば「ジャンケンでグーを出すのは僕のオリジナル」と言ってしまうくらいの妄言なのだが、10年近く前に作って未だに縋り付いているコレをゲートルーラーで再現するというコンセプトだ。

外道ビート自体の強さはと言うと、当時でも大して強くなく、むしろそれをとんでもない高値で売っていたことの方が有名という「汚点」と言って差し支えないレベルのものだが、デッキの強さについては割愛する。語るほど中身ないし。

問題はこの外道ビートを「再現」するというところだ。

そう、外道ビートは他社のカードゲームで作られたデッキタイプなのだ。
それをゲートルーラーで再現するということは当然効果をパクることになるのだが、驚くなかれゲートルーラー公式というか某氏は堂々とパクリ元のカード名を公式のTwitterで公言しながらパクったカードを公開するという暴挙に出た。

キショいおっさんなりきりコスプレセットを販売するためだけに平気で他社を足蹴にする。
ゲートルーラーを作った理由はカードゲーム業界への恩返しだと嘯く某氏だが、これが恩返しになると思っているのだろうか?

しかし先日公開されたカードは格が違った。
当然悪い意味で。

常に発展を目指し、失敗には反省をもって対応してきたカードゲーム業界と、自分にはカードゲームを作る才能があると盲信するだけのおっさんが作ったカードゲームごっことではやはりその差は歴然だ。
そのカードこそがこちら


伏字とはいえ平気で他社のカード名を出しているのに連日辟易するが、問題はそこではない。
このカードのカードテキストに注目していただきたい。

パクリ元のカードをパクリたかったのだろうが、なんと「カードの効果を打ち消し」や「カードの効果を無効化し」ではなく「カードを打ち消し」と書いてある。
テキスト通りに読むならばカードそのものを消滅させるという前代未聞のテキストである。

当然元の外道ビートに使われていたカードにこんなバカ丸出しのカードテキストが書かれたカードは存在しない。当たり前だ。

さて、ゲートルーラーはデッキの構築ルールが非常にめんど…厳しく、公式でも何度もミスをしている。
無論その筆頭は某氏であり、何度も何度もルール違反デッキをドヤ顔で公開しては恥の上塗りを重ねている。
その厳しい構築ルールはデッキ枚数にも反映されており、カード枚数は厳格に定められている。

つまり、このカードを使えばカードが消滅するため相手のデッキが構築ルール違反となり、即座にジャッジキルが成立する。
しかも汎用的なカウンター効果なためにさっさと引いて撃てば勝ちという酷い内容。
理由としては相手のルール違反ということにできるため、何度も使って相手をジャッジキルし続ければルール違反の常習犯としてショップや大会からもキルできるかもしれない、某氏風に言うと化け物カードだ。

初期のゲートルーラーは坊主めくりと揶揄されたが、このカードの登場でクソカード早引きゲームにまで格を落とすことになる。

実際には外道ビート発売時にゲートルーラーのお家芸であるエラッタで無理矢理対応させるのだろうが、ゲートルーラーは過去にもルール整備不足やテキストの稚拙さでさまざまな問題を起こしてきた。
よく物語に作者より頭の良いキャラクターは登場させられないと言われるが、他社のカードをパクることすらまともにできないゲートルーラーを通して作った人物の創作者としてのレベルが透けて見えるようだ。


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