ゲートルーラーの世界交流戦ももちろんヤバい

ゲートルーラーの世界交流戦が公式サーバーで行われた。
日本時間の11月20日午前1時から行われたそれは、初めての世界交流戦ということで、海外ユーザーのためのイベントであることやそれに伴いプレイ中は英語でのやり取りが求められるイベントだった。

海外ユーザーメインというのは良い。
むしろなんで今までやらなかったのか不思議なくらいだ。

公式ページのコラムより

上記のコラム内より抜粋したが、ゲートルーラーは大本営発表を信じるなら海外売上だけで日本の数倍を誇っており、今後の展開継続のための資金はそれだけで賄える、転じて日本での展開は必要ない状態になっているそうだ。
にもかかわらずゲートルーラーはそろそろ発売開始から丸2年経とうかというにもかかわらずこうした海外ユーザーを主眼に据えたイベントを一切行って来なかった。
それがようやく海外ユーザー向けのイベントをやると言うのだから、少しはまともに…なっていなかった。

そもそもゲートルーラーは現在大炎上真っ最中である。
ユーザー総数がアンチや野次馬を含めても雀の涙ほどしかいないので他のカードゲームからしたらボヤ程度にしか見えないかもしれないが、それでもゲートルーラーからしたら大炎上真っ最中だ。

理由は当然新弾のあまりにも品質の悪い出来のせいだ。

カードサイズが違う、厚さが違うから数枚重ねるだけで如実に差が出る、硬さや背面加工が違うから触れば新弾のカードか否かが判別できる…といったカードそのものの問題から、カードテキストの不備どころか途中で印刷が切れていてフレーバーテキストにかかった結果、効果が

◼️自分の侵略次元のカードから君が受けるダメージはヴィルス。侵略次元よりもたらされた謎の瘴気により、肉体を変化させられ自我を失った者達。

という珍テキストになってしまっているタカオニ

話の途中でヴィルス。で区切るヴィルス構文はアンチの間で大人気

や、ドレッ『ト』ノートを指定しているが現実に存在しているルーラーはドレッ『ド』ノートなので使用する相手がいない。
「デッキの上のカード」でも「デッキの一番上のカード」でもなく「デッキの上」という何もない虚空を見つめ、謎の存在「それ」をデッキの上か下に戻すという無を操作することを要求される。
スライム・バディ・ゾンビを指定して禁止しているが、その後に書いてある型番が間違えているせいで何も禁止していない。
という問題まみれの正真正銘のクソカード、進撃の誓い

虚空を操作できる方は使ってみてください

これは誰も使えなず、虚無の操作がメリット効果扱いされ、なんか知らないカードを禁止とめちゃくちゃな誓約を課せられた後にデッキレベル上限が下がるという酷い仕様。

公式から発表されたエラッタ集にも含まれていなかったので、これは公式の想定通りの仕様みたいですね。

ちなみにドレッドノート(英語で恐れ知らず、勇敢なる者)が何故ゾンビを禁止されているのかですが、世界観やストーリーで説明…など当然あるはずもなく、某氏がドレッドノートゾンビデッキ強すぎるイケ〜!という自身を持ち上げるツイートをしたのが発端と思われ、単にインフレが予測できなかっただけではないかと言われています。
オナ禁の誓いとかで良かったんじゃないですかね?

さて、前置きが非常に長くなってしまいましたが、世界交流戦。

交流戦前の夕方、公式サーバーは俄にざわついていました。
というのも交流戦まであと数時間なのに交流戦の案内が全くされない。
それどころか参加は抽選と事前発表があったのに参加申し込みをした人に当落通知も届かない。

本当に交流戦やるの?前日の炎上で拗ねてドタキャンするのかな?そんな思惑渦巻くサーバーにポンと現れた公式アカウント。
大会開始時間には連絡するから待てと言うだけでまともな案内をまるでしない。

大会開始時間にいきなり言われても困る。そもそも参加者どれくらいいるの?サーバー内のどのチャンネルでやるの?日本人同士でも英語でやらなきゃダメ?観戦とかってできるの?

当たり前の質問が多数飛び、それに対して公式アカウントの取った対応は

質問したユーザーを片っ端からBANする大粛清だった。

当たり前の質問をした者も茶化したりした者と見境なくBANしていく様相はかつてのAによる無差別大量BANをはるかに超えて異常であり、サーバーは静まり返った。
そしてその粛清対象の中には、今回の交流戦参加者としてのロールを付与された者までいた。

これにはさすがにコメントが必要とばかりにサーバーの内外から不満が噴出。
公式も大慌てでBANやタイムアウトを解除したのだが、よほど慌てていたのだろう名前の同じ別の人に交流戦用チャンネルに入れるロールを付与してしまい、真っ当な質問をしたのにタイムアウトされ交流戦参加資格すら奪われたユーザーが出てきてしまった。

阿鼻叫喚の地獄絵図、本当の日本はいらないを見せてやると言わんばかりの状況で始まった交流戦、意気揚々と現れた某氏は「ゲートルーラーは世界中の人が楽しめるように作った」と妄言を垂れる。
たった今公式の手によって日本の人たちがゲートルーラー交流戦を楽しめなくなったのにである。
どうやら某氏の言う世界中には日本は含まれていないらしい。

交流戦自体は大した問題も見どころもなく終わったが、何故か公式は今回の交流戦参加者が29人いたと主張している。
実際には16人なので13人の行方不明者が発生しているのだが、これは一体どういうことなのだろうか?
参加できることに気付かず落選したと思い込んで意図せずドタキャンしてしまったのならば公式の不手際そのものだし、そうでなければそんなに大量の人たちをBANしたのだろうか?
そもそも今回の参加人数は募集フォームには上限32人と書かれていた。
そう、大本営発表が真実でも定員割れしているのである。

そりゃ観戦なんかさせないわけだ。
人数だって水増しするだろう。

海外では日本の数倍売れてる!海外売上だけでゲートルーラーは維持できる!日本はいらない!交流戦日本人は抽選!英語できないなら応募はやめておいた方がいいよ〜!などと散々イキり散らかした結果が定員割れの過疎大会なのだから。

お笑いレベルもとい笑われレベルが世界規模へと発展したゲートルーラー。
年末には新しいストラクも出るし、年明けにも新パックが出るという。
笑い納めも笑い始めもゲートルーラーが提供してくれそうで、年末年始は楽しく過ごせそうだ。



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