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ことばのたまり場27

なんで?

うちの長男が4歳なのだが絶賛色んなことに疑問を持ち始める頃で
「なんで歯磨きするの〜?」とか「なんで早く寝ないといけないの〜?」とか
まぁこっちが説明できるものであればそれを説明して
納得することもあれば聞き流されることもあるのだが

ある時、野球を観ていてスコアボードに得点とヒットの数が書いてあり数字を読めるようになった長男が
「ヒットが5本ってことは日ハムが5点で勝ってるの?」
と質問してきた。

違うよと、ヒットが5本で得点は2点だよとストアボードを見て説明すると

「なんで5本なのに2点なの?」

ヒットは塁に出ることでホームに帰ってきたら点が入るんだよ、と説明したが長男の頭の中は
「?????」

まぁそうだろう。笑
塁?ホーム?知らない言葉が続け様に投げ込まれ訳がわからなくなったのだと思う。

それと同時に、僕も野球を4歳児に伝えられないもどかしさがたまらなくあった。

よく仕事の世界で
「小学生でも分かるように説明しなさい」
と言われることがある、 

専門的な言葉を使うのではなく小学生でも分かるように噛み砕いて説明するという意味だが

もっと知識が少ない、だけど興味に溢れている未就学児に対しての言語化能力は訓練が必要だと思った。

知ってる言葉の組み合わせ方や伝え方、理解度の確認など一般人に話すよりもはるかに高度な技術が必要になる。

でもこれがビジネスシーンでも大事だなと思った。

どうしても大人になると、ある程度知ってる前提で話してしまい理解度がズレたまま進んでいくことがある。

しかし、話す内容によっては知ってるの前提ラインが違うなんてことはよくあることだ、
だからこそ理解度を段階段階で確認して置いてけぼりにならないようにする必要がある。

そんなことを4歳児から学ばせてもらった。

まだまだ未熟なパパの勉強にこれからも付き合ってもらおう

そんな今日もコツコツやってこ☀️

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