『ガリレオ 容疑者xの献身』を見て・・・

 先日、友達と『ガリレオ 容疑者xの献身』(2回目)を見ました。その時の感想や友達と話し合ったことなどをメモ書きで残しておくことにします。

4色問題

 大学のベンチで4色問題の証明方法を模索する石神に湯川が声をかけることで二人の関係は始まる。石神が留置場で天井に4色問題を想像で描いていたシーンもあった。なぜ、作者は4色問題を取り上げたのか?(湯川が石神に査読を頼んだのはリーマン予想だったし…)
 4色問題の「隣同士が同じ色にならない」という点に関連がある!作中での石神と花岡家族との関係が殺人の罪を逃れるために協力関係を持ち掛けた。しかし、この関係が続くことは花岡家族が殺人以前の生活が送れないと思い、自身で罪をかぶった。しかし、後悔が残ったため、納得させるために留置場で4色問題を思い出していたのではないかと思った。

手紙の内容

石神が自首する前、花岡靖子に茶封筒で今後の行動を指示するシーンがあります。この手紙内で石神は、「これまで通り事実を述べてください」というシーンがあります。これはトリックの伏線でしたね!2回目を見て初めて気が付きました。花岡家族が殺人を犯す日と当初発見された死体の死亡推定日が違います。だから、事実を話すだけでアリバイが証明されました。(殺害時刻はほとんど同じ…というより多分、石神が揃えたので)

石神の計画

 上記の話と少し関連するが、石神はどうして自身が罪をかぶるようにしたのか疑問を持った。石神ほどの頭脳を持っていれば、自首をせずとも事件を迷宮入りにさせられるのでは?!実際、被害者の死体捜索は自首するまで行われなかった。それどころか、全く見当違いの捜査を警察はしていた。凶器のこたつのコードも自室ではなく、スノードームと一緒に川に捨てればよかった。どうして罪をかぶる気でいたんだろうか・・・

1か月以上も放置していたメモ書きなので”石神の計画”について、歯切れ悪く終わってしまったことは申し訳ないです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?