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「岡山1泊2日の1️⃣」 吹屋ふるさと村と備中松山城。


お立ち寄りいただきまして、ありがとうございました。

いつもの拙い文章です恐縮ですが、暫しお付き合いいただければ嬉しく思います。

今週は3連休ですね。
まずまずのお天気と言う事で相方つんを誘い、岡山に行ってきました。

岡山の何処に行く?

「二人の行きたい場所をピックアップしてみた」

相方つんが行ってみたいとあげたのは
①吹屋ふるさと村
(ジャパニーズレッド発祥の地)
②鬼ヶ城
(桃太郎伝説で有名な鬼退治のお話し?)
③備中松山城
(現存12天守の一つで唯一の山城)
④王子が岳
(おじさん岩?が面白い)
⑤牛窓オリーブ園
(小豆島を含む瀬戸内の風景)
⑥岡山フォレストパーク
(ドイツの村をモチーフにした農業公園)

私が岡山で行きたかったのは
⑦吉備津神社
(三備一の宮、長い廻廊が有名)
⑧夢二郷土美術館
(大正ロマンを代表する竹下夢二の生家)
でした。 

さて先ずは何処から行く?

とりあえず一番遠いところにある「吹屋ふるさと村」を目指す事となりました。

あとは大阪に戻る方向の中から選ぶ事に…

まあ、予定を決めずその時に決めよう!

「吹屋ふるさと村」とは

岡山県高梁市にある石銅色の石州瓦と弁柄(ベンガラ)色の外観で統一された、見事な町並みが整然と続く吹屋の町並み。

この町並みこそ、江戸末期から明治にかけて、吹屋の長者達が後世に残した最大の文化遺産なのです。

昭和52年に文化庁から国の重要伝統的建造物群保存地区に指定され、令和2年に「ジャパンレッド」発祥の地、弁柄と銅の町.備中吹屋として日本遺産の認定を受けました。

ジャパンレッド発祥の地

11月3日(金)
朝6時半に相方つんをピックアップ、でも少し吐き気がするとの事…大丈夫かいな?

中国池田ICから中国道を西に向かいました。 

最初は工事渋滞で低速走行を余儀なくされましたよ…
思う様に進みません…

またその後も兵庫県福崎辺りから真っ白な濃霧に包まれました、ヤバい💦


結局、大阪から「吹屋ふるさと村」へは4時間かかり11時半に到着。
駐車場には先客が30台程おられました。

お土産屋さん
ドローンからの町並み
静かな町並み
公衆電話BOX
旧片山家住居
べんがら染めのお店
個人宅の玄関先にて
秋祭りが開かれてました
車上には神輿、華やかな衣装の子供達

「旧吹屋小学校」


ここ旧吹屋小学校は明治6年(1873年)に開校し、同32年に吹屋尋常高等小学校と改称して現在の場所に移転。

そして平成24年3月末まで、現役最古の木造校舎として使用されていたのです。
凄いですねぇ👏

正面より木造校舎を望む
歴史ある建物に近づく
入場料500円で校舎内にも入れます
温かみのある木造校舎
ま、一応紅葉🍁も

弁柄のふるさと村、1時間ゆっくり散策しジャパンレッド発祥の地を堪能しました。

日本国旗の日の丸の旗🇯🇵

この真ん中に色づけされているのは「赤色」でなく「紅色」なのです。

もっとゆっくり見学したいのですが行きたいとこは目白押し、なので後ろ髪(禿頭なので無いけど…)を引かれる思いで次に。

山間の道を1時間程走りました


さてこの後向かうは「備中松山城」です。

ここ「備中松山城」は国指定重要文化財で、現存する12天守の一つであり、天守が現存する「唯一の山城」。

標高490mの臥牛山小松山山頂にそびえ、今の時期には雲海に包まれる「天空の城」となるのです。

そして今日も猫城主である「さんじゅーろー」がお出迎えしてくれました。



「吹屋ふるさと村」から小一時間、国道180号線から山手に入ると道幅減少…対向車に気をつけながら城見橋公園駐車場へ。
え〜もう満車やん💦

でも係の方の誘導で端っこに停める事ができて一安心、ホッ😌

ここから遊歩道を歩いて天守に向かうと、小一時間歩く事になります。

ちょい手抜きの登城に。

ここ「城見橋公園駐車場」からシャトルバスが15分間隔で「ふいご峠」まで運行(往復500円)してます。
狭く急勾配の道をバスが唸りをあげながら登ります。
場所によってはガードレールもありません…

ふいご峠からは400〜500段程の階段や小石混じりの登山道を、何度も休憩しながら登りました。

見えてきた石垣

元々ある岩場を上手く利用し新たに石垣を積む独特な工法が見受けられます。

今日も前を進む相方つん
天然の岩場の上に工夫しながら石垣を積む
天守に向かう
猫城主「さんじゅーろー」
奥に二重二階の複合式望楼天守が
見えました
空が綺麗だったので…
ここにも岩石を上手く利用して石垣を築く

天守内に入りました。

釘を使っていない
籠城時に暖房と食事用に造られた囲炉裏
最後の事まで考えて造られた「装束の間」

最後に天守の裏にある二重櫓にも向かいます。

「えっ…疲れたので待ってる?」

「うん、あんた折角ここまで来たんやさかい、最後まで行っといで。
わたし、そこで休憩しとくし」

まあ、つんは朝から少し体調悪そうやし…
この後、夜にひと騒動が起こります。

吹屋ふるさと村で歩いて、ここ備中松山城では何百段も階段登ってきたしなあ。

仕方なく

一人で二重櫓の裏側に

天然の岩盤の上に石垣を築き、山城の特徴をよく表してます。(国指定重要文化財)

二重櫓全景

最後に紅葉🍁を

天守に登れば降りなければなりません。

下りの方が足に負担がかかり辛そうなつん。
普段余り歩かないからなあ…

頑張って!

また、ふいご峠まで山道を降りシャトルバスに乗車。
車を停めている城見橋公園駐車場に着いたのは午後3時半過ぎ。

当初、予定していたのは「鬼ノ城西門」
ここもまた山城、つんもかなり疲れてる様子なので今回は「鬼ノ城」パス。


先に進み、イオンモールに立ち寄り少し買い物をして岡山市内のホテルに向かう頃には薄暗くなってました。

18時をまわると岡山市内のはずれの県道は街灯も余りなく暗いです。
何処やろ、目指すホテルは??

スマホのナビ画面見ながら案内するつん。
「あっ、ここやで。この細い道左折して」

あわてて左折し少し走るとネオンがあちこちに見えてきました。

ビジネスホテルは部屋もお風呂も狭く、お値段もツインで15000円程。
そして最近の傾向として禁煙が大半。

煙草を吸うつんには我慢できないらしい。

なので今回のお泊まりもラブホ。
「魔法のパンプキン スイート&シークレット」
早めに入ったので延長料含め1泊12390円。

広々としたキングサイズのベット

入浴剤を入れ、ゆっくりお風呂に入ったつんはご機嫌。
バスタオル姿で「あんたも早よ入ってき」

入れ替わりに足を伸ばして湯舟に浸かると、今日の疲れが溶けていきますねぇ。

私がお風呂から上がる頃には、燗酒セットで日本酒呑みながら惣菜を食べてるつんはより一層ご機嫌モードに。

「こう言う瞬間が一番好きやねん」

なんやかや話しながら飲み食いし22時頃、いつもの様につんからのお願い。
「もう一度お風呂に入るから入れてきて、あんたも入るやろ」

「あんたもおいでよ」のひと言を残し、バスタオルを置いてお風呂に向かうつん。
ま、いつもの会話やし。

広いお風呂から足だけだして湯舟に浸かるつん、その横に同じ様に座ります。
同じ態勢なのに足の長さが違いすぎる💦

「あんた、ホンマに足短いね」
毎回の言葉に
「どうしようもないわ」

そのまま15分ほどして湯舟から出るつんの様子がおかしい…
「少し気分が悪いわ、吐きそう…」
タイルの上に座り込むのを支え、そばにあった洗面器を手渡しました。

こんな事は久しぶり。
呑み過ぎてもどしてしまった事は10数年なかった…

食事中の方、ごめんなさい🙏

「ごめんねぇ…ごめんね。こんな女嫌やろ」
食べた物を吐き出して落ち着いたつんを何とかベットに連れていき寝かせます。

20分ほどして少し気分の良くなったつんの身体をマッサージ。
12000歩近く、吹屋ふるさと村散策と山城を歩いたりしたので足腰やお尻を揉みほぐし。
「今日は気合い入ってるね、ツボぴったり押してくれてるから気持ちええわ」とつん。

「頑張ってます」

そこあと12時前に眠りにつきました…

此方はすぐに爆睡、夢の世界の中に

ここまでお読みいただきありがとうございました。

二日目はまた後程に

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