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Vol.15-「令和2年7月豪雨での球磨川氾濫の水害被害」インタビュー最終回 “水害はなくならない”

前回は“新生 道の駅”についてお話ししました。今回は水害はなくならないです

水害はなくならない

「災害が起きてもうすぐ3年になろうとしています。振り返ると被災直後とその2年後、そして今とは言うことも変わってくるんですよね。どんどん未来に向けてっていう気持ちにならざるをえないし、そういう区切りが一つひとつ出てくるんです。”3年経ったけどあの人も戻ってこないな。土地は更地になってるけど家も建て直さないんだな。”と町を通るたびに思いを馳せる。となると残された住人でやっていくしかないという気持ちになっていくんですね。」

「ただその残された住人も年々年をとって高齢化してくきているので、外から新鮮な空気を運んできてもらうようなことがあると本当にリフレッシュできるんですよ。こういう会話ができるのは嬉しいです。」

これからも水害はなりません。起きないに越したことはないけども起きなくすることはできない。であれば備えておくしかないと思うんです。今年も全国どこかでまた水害が起きていますしこれからも起きるでしょう。線状降水帯、内水氾濫、河川の氾濫など場所場所によって水害のパターンが違いますよね。なのでいろんな地域に行っていろんな方の話を聞いて、取り入れられる事前の対策や復旧対策ところをうまく取り入れていくしかないんだと思います。どこかの地域の復旧がうまくいっているからといってコピーしてもってくるだけでは有効な対策にはならないんですよね。ただ共通していることは、もうこれだけ水害が続いてると、水害は他人事ではないということがいえますよね。わたしたち一人ひとりがいつ水害被害に直面してもおかしくないということを認識して備えをしておかなければならない。それを伝えなくてはいけないし、情報発信をしていかなければならないと考えています。」

これで道野さまのインタビューは終わりです。最後までお読み頂きありがとうございました。

Special thanks 道の駅坂本 館長道野さま

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