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「くるま」の水没を防ぐための方法について

前回まではV2H についてまとめましたが、今回はくるまの水没を防ぐための方法について考えてみたいと思います。以下に3つの方法を列挙しました。いずれの対策も安全を確保するため、豪雨や台風などの接近前の段階で行っておくことが必要です。

冠水リスクの少ない駐車場を選ぶ

駐車場を選ぶ場合は、ハザードマップを確認するなどしてできるだけ冠水リスクの少ないエリアにある駐車場を選ぶようにしましょう。立体駐車場であっても、立体駐車場の装置が冠水することで駐車場全体に影響する場合があるため注意が必要です。自走式駐車場は地震や台風、豪雨などの自然災害に対して比較的耐性があるとされていますが、水害は想定外の水位になることもあるため、完全にリスクを回避することは困難だと考えておきましょう。

高台にくるまを移動させる

豪雨の接近が予想される場合、近くの高台などへ事前にくるまを移動しておく方法があります。特に川沿いや海岸沿いなど、冠水リスクが高い場所では早めに移動をしておくことが重要です。ただし豪雨が接近する状況で高台を探しまわることや、避難する場所を求めて遠くの高台まで移動をすることは、ドライバー自身に危険が及ぶことにもなりかねません。高台へくるまを移動する場合は、その移動途中に渋滞がなくかつ十分な駐車スペースがある場所を前もって決めておくことが必要です。

防水カバーを使用する

上記2つの方法をとれない場合は、くるま全体を包むタイプの防水カバーを備えておくようにしましょう。カバーは必要な耐水機能を備えているものかどうかをしっかりと確認しておく必要があります。また近くに高台がある場合でも防水カバーを備えておくことで、想定外の避難渋滞が発生した場合でも、くるまはカバーで包んでおき、家族や大切な人の避難を冷静に判断することができるます。

高台がある場合でも、防水カバーを備えておくといざという時に安心です
(写真はイメージです)


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