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パタゴニア独り旅 その1 そうだパタゴニア行こう♪

2023年9月、長年勤めた監査法人を卒業し、念願のアフリカでのサファリ三昧も果たして、「さぁどうする?」の日々が始まった。
次のキャリアに向けた就活も、それはそれで色んな会社・人に出会えて刺激はあるけど、このまま再就職してまた仕事に追われる日々に戻るのもなぁ…

そんなもやもやした気持ちで、長年コーチングしてもらってる方とお話していたら、「どっか他にも行きたいところないんですか?」との問いかけが。
ここ10年くらいは、海外といえばアフリカ!という感じだったけど、ちょっと違うエリアにも行ってみたいような。じゃあどこに行きたいんだろう?
とにかく大自然、しかも『圧倒的な』大自然が良いな~。せっかくだから3週間くらいじっくり堪能できるところ。

その時思い浮かんだのが「パタゴニア」
正直、パタゴニアについてそれほど知ってるわけではなかった。ずっと昔に職場の後輩が、パタゴニア良かったっすよ~って言ってたなぁとか、NHKのドキュメンタリーで、登山初級者のおじさんがパタゴニアでトレッキングするって企画で、強風で這いつくばりながら、疲労困憊しながらも、山々を超えて最後氷河にたどり着くっていうのが頭の隅に残っていたためか。「いつか私もこんな冒険してみたいな」って。

5,6年前から山登りにはまって、近所の丹沢・奥多摩から、夏は八ヶ岳やアルプスに登っていて、そこそこの体力・技術はついてきたかなと、今なら私もパタゴニアの山を歩くことができるって思えたタイミングだったのかも。

ということで、パタゴニア行こう!と思い立ち、さっそく「パタゴニアとは」をWebで検索しまくる。(それまでは『パタゴニア』が、「アルゼンチン」と「チリ」にまたがる南米大陸の先っぽ辺り(南極に近い方)というのも良くわかってなかった…

旅行会社のツアーを検索しながら、主な見どころを整理すると、パタゴニアといえば
①    ペリトモレノ氷河(カラファテという町からバス日帰り。氷河の上をトレッキングしたり、近くの展望台散策など)
②    フィッツロイ(パタゴニアのトレードマークになってる山。エルチャンテという町から日帰りでも、山のふもとでのテント泊で1泊2日でも。)
③    パイネ国立公園のWトレイル・Oサーキット(NHKのドキュメンタリーは確かこのOサーキット。トーレス・デル・パイネやグレイ氷河、フランス谷など見どころたくさん)
④    ウシュアイア(南米大陸の先端。アザラシやペンギン、最南端の岬など)
などなど。
「圧倒的大自然」とくれば、①~③は絶対外せない。④もいいけど、せっかくアルゼンチン行くならイグアスの滝にも行ってみたい。

早速、2023年12月で①~③に行けるツアーを探したけど、日程やコースがちょうど良いのが見つからない。
HISならなんかあるかなぁとお店までいって直接相談すると、「個人手配なら行けますよ~」とのこと。
英語も通じるか分からないスペイン語圏(英語もほとんどしゃべれないんですけどね)、町中の散策ならともかく、人里離れた山々でのトレッキング…
今まで、ツアーか友達との旅行ばかりで、海外独り旅したことない私が、いきなりそんなところに一人で行って大丈夫なのか??

でも、とりあえず飛行機とホテルと山小屋を押さえておけば、きっとなんとかなる(かも)。しかも、パイネ国立公園内の山小屋は予約制で、問い合わせ時点では満室だったのが、数週間後にキャンセルが出て予約できるようになったとのこと。これはもう行くっきゃないでしょう♪

こうして、12/5から12/22まで、18日間の南米パタゴニア独り旅が現実のものとなったわけです。

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