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13階層の現実:仮想世界論の新たな展開

  1. はじめに:13階層の世界という概念

  2. 仮想現実論の背景

  3. イーロン・マスクと仮想現実の可能性

  4. 感覚遮断実験:増田さんの洞察

  5. 13階層仮想現実説の展開

  6. 宇宙の不思議と仮想現実の関連性

  7. 結論:現実の本質を問う

本文:

1、はじめに:13階層の世界という概念

こんばんは、海田陽介です。今回のブログでは、私たちの世界が13階層から成る仮想現実である可能性について探ってみたいと思います。一見すると突飛に聞こえるこの概念ですが、現代の科学技術の進歩と哲学的考察を踏まえると、決して荒唐無稽な話ではありません。

2、仮想現実論の背景

私たちの住む世界が仮想現実である可能性は、近年多くの科学者や哲学者によって真剣に議論されています。この考えは、技術の進歩によって現実と見分けがつかないほど精巧な仮想世界の創造が可能になるという予測に基づいています。

実際、現代のVR(バーチャルリアリティ)技術は日々進化しており、より没入感のある体験を提供しつつあります。そう遠くない未来には、現実世界と区別がつかないほどリアルな仮想環境が作られる可能性も十分にあります。


3、イーロン・マスクと仮想現実の可能性

テスラ社のCEOであるイーロン・マスク氏は、この仮想現実論の熱心な支持者の一人です。マスク氏は、私たちが仮想現実の中に生きている確率は約50%だと主張しています。

この主張の根拠は以下の通りです:

  • 広大な宇宙には、全宇宙をシミュレーションできるほど高度な知的生命体が存在する可能性が高い。

  • そのような種族が存在すれば、彼らは必然的に宇宙のシミュレーションを行うだろう。

  • 技術の進歩速度を考えると、私たちもまた近い将来、完璧な仮想現実を創造できるようになる。

これらの点を考慮すると、私たちの世界が既に仮想現実である可能性は決して低くないのです。

4、感覚遮断実験:増田さんの洞察

ここで、ある興味深い実験結果をご紹介します。仮名で増田さんと呼ばせていただく方の体験です。増田さんは、感覚遮断タンクを使用した瞑想を日常的に行っていました。

感覚遮断タンクとは

  • 人肌程度に温められた高濃度の塩水で満たされた容器

  • 内部は完全な暗闇で、外部の音も遮断されている

  • 浮力により体が水面に浮かび、身体感覚が薄れる

  • 結果として、純粋な意識状態に近い体験ができる

増田さんは、この特殊な環境下での瞑想を続けるうちに、ある驚くべき直観を得ました。それは、この世界が13の階層から構成されているのではないかというものでした。

さらに興味深いことに、増田さんは自分の未来の行動を思考するだけで、その結果がどのように展開していくかを瞬時に知覚できたと言います。これは、私たちの現実が何らかのプログラムやシミュレーションによって構築されている可能性を示唆しているのかもしれません。

5、13階層仮想現実説の展開

増田さんの体験を基に、私は次のような仮説を立てました:私たちの世界は、13層に重なった仮想現実なのではないか、というものです。

この仮説の詳細は以下の通りです:

  1. ある高度な知的生命体が最初の仮想現実を創造する。

  2. その仮想現実内で新たな知的生命体が誕生し、彼らもまた仮想現実を作り出す。

  3. このプロセスが繰り返され、最終的に13層の仮想現実が構築される。

これは、ロシアの伝統的な人形「マトリョーシカ」のように、世界の中に世界が入れ子状に存在するイメージです。各層の住人にとっては、自分たちの世界が「現実」であり、その上の層の存在を認識することは困難でしょう。

6、宇宙の不思議と仮想現実の関連性

この13階層仮想現実説は、宇宙の様々な不思議を説明する一つの可能性を提供します。例えば:

  • 宇宙の精密な調整:私たちの宇宙は、生命が存在できるように驚くほど精密に調整されているように見えます。これは、この宇宙が意図的にデザインされた仮想環境である可能性を示唆しています。

  • 量子力学の不確定性:量子レベルでの現象の不確定性は、仮想世界のレンダリングプロセスと類似しているかもしれません。

  • 意識の本質:私たちの意識が、実は高次元の存在の一部分であり、この仮想現実に「ログイン」しているだけかもしれません。

これらの考察は、私たちの現実の本質に対する深い問いを投げかけます。


7、結論:現実の本質を問う

13階層の仮想現実説は、確かに大胆な仮説です。現時点では、これを科学的に証明することは困難です。しかし、この考えは私たちに重要な問いを投げかけます:「現実とは何か?」「我々の存在の本質とは?」

この仮説が正しいかどうかに関わらず、それを考察することで、私たちは自身の存在と宇宙の本質について、より深く洞察することができるでしょう。それは、哲学的、科学的、そして精神的な探求への扉を開くかもしれません。

私は、この13階層仮想現実の概念を基に小説を執筆しています。もしこのテーマに興味を持たれた方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度お読みいただければ幸いです。

現実の本質を問い続けること。それこそが、私たち人類の知的冒険の本質なのかもしれません。皆さんは、この13階層の世界についてどのようにお考えでしょうか? ご意見やご感想をコメント欄でお聞かせください。

では、また次回のブログでお会いしましょう。

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