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ハイジャンプ作戦とバード少将の南極探検:地底世界の都市伝説


こんにちは‼ 海田陽介です。

はじめに

アメリカが1946年から1947年にかけて実施した「ハイジャンプ作戦」は、南極大陸の調査と基地建設を目的とした大規模な軍事遠征でした。しかし、この公式な目的を超えて、作戦には数多くの都市伝説や陰謀論が取り巻いています。その中でも特に有名なのが、バード少将が南極で地底世界に案内されたという話です。今回は、この都市伝説について詳しく掘り下げてみましょう。

ハイジャンプ作戦の概要

ハイジャンプ作戦(Operation Highjump)は、アメリカ海軍が主導した南極調査プロジェクトで、1946年8月26日から1947年2月までの期間に実施されました。この作戦の目的は以下の通りでした:

  1. 南極の氷冠と地形の調査。

  2. 南極におけるアメリカの基地建設の可能性を評価。

  3. 南極の気象、地質、鉱物資源の調査。

この作戦には13隻の船舶と4700人以上の人員が参加し、その規模は極めて大きなものでした。

リチャード・バード少将の役割

リチャード・バード少将は、ハイジャンプ作戦の主要な指揮官として任命されました。バード少将は、すでに1920年代から1930年代にかけての南極探検で名を馳せており、南極飛行のパイオニアとしても知られています。彼の豊富な経験とカリスマ性が、ハイジャンプ作戦の成功に寄与しました。

地底世界の都市伝説

ハイジャンプ作戦の終了後、バード少将が南極で地底世界に案内されたという奇妙な都市伝説が浮上しました。この話は、バード少将が南極探検中に未知の飛行物体に遭遇し、それに誘導されて地底世界へと導かれたという内容です。

都市伝説の詳細

都市伝説によれば、バード少将は飛行機で南極上空を飛行中に謎の飛行物体(しばしば「UFO」とされる)に遭遇し、その後、彼は地底世界への入り口に案内されたとされています。地底世界には高度な文明を持つ存在が住んでおり、バード少将は彼らと接触したとされています。この文明は「アガルタ」と呼ばれることが多く、地球内部に存在する高度なテクノロジーと文化を持つ理想郷として描かれます。

なお、都市伝説によれば、この時、バード少将が出会った地底人は、皆友好的で親切だったということです。彼等は皆背が高く、中には7メートル以上もの背丈がある人物もいたということです。

バード少将は、地底世界で重職にある地底人と会合したそうなのですが、その地底人は、地上人が核を使用して地球環境を荒廃させているのを非常に憂慮していたという話です。

都市伝説の根拠

この都市伝説の根拠としてしばしば引用されるのが、バード少将が残したとされる「日記」です。この日記には、彼が地底世界で経験した出来事が詳細に記録されているとされます。しかし、この日記の存在や、その内容については公式には確認されておらず、多くの専門家はこれをフィクション、または誤解の産物と見なしています。

都市伝説の影響

バード少将の南極探検と地底世界の都市伝説は、多くのSF作品や陰謀論に影響を与えました。特に、地球空洞説や地底文明の存在を主張する人々にとって、この話は重要な証拠の一つとされています。また、ハイジャンプ作戦自体がナチスドイツの残党や、UFOと関係しているという陰謀論も根強く存在しています。

結論

ハイジャンプ作戦とバード少将の地底世界に関する都市伝説は、事実とフィクションが入り混じった興味深い話です。公式な記録では、ハイジャンプ作戦は純粋に科学的および軍事的な目的で実施されたものであり、地底世界に関する証拠は存在しません。しかし、この都市伝説は冒険心を刺激し、未だに多くの人々の想像力をかき立てています。真実がどうであれ、この話は南極探検の歴史における一つの魅力的なエピソードとして語り継がれていくでしょう。

最後に、僕はこのような話をもとに小説を描いていますので、もし良かったに読んでみてください。

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ではまた‼

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