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私のワーク・ライフ・バランス(22)【お産の体験記】

妊娠37週。
今週はなんか身体がダルいような、何もやる気が起きない。寝ては食べて、今週から正期産だから動いて良いと言われたものの、歩くのもあまり気乗りしない。

そんな週の水曜日だった。この日はソフロロジーのレッスンも何となく足が向かずおさぼりして、寝ても寝ても寝られる。そんな日を終えた深夜。いつものように前駆陣痛のような赤ちゃんの自主練?が始まった。今日も元気だなぁ〜と思っていると、下腹部に鈍痛。あれ?

いつものように寝ぼけながらトイレに行くと、ピンク色の液体がでたような、、。あれもこれも気のせいか?夫に寝ぼけながら報告し、一応明日朝に病院に報告して、受診必要か聞いてみようかな〜と再び寝ようとすると、ジワッと液体が出たような、、。今度はメガネをかけてトイレに行ってみると、やはりピンク色の液体が出ている。破水か?出血もありそう。

断続的に弱い下腹部痛も1時間ほど続き、心配になってきて、深夜2時過ぎに病院に電話。破水か確認する必要があるので今から来てくださいと言われる。入院荷物も必要とのこと。夫と慌てて病院に向かうタクシーを呼ぶ。タクシーに乗る前、やや多めの水が出る。あ、破水確定(心の声)。

病院に到着。多めの水が出たと報告すると、LDR室に通される。計画分娩の予定だったのに、計画を立てる前に破水始まりでお産を迎えることになる。が、赤ちゃんはお利口さんだった。平日で朝には麻酔科医の先生に対応してもらえるとのこと。無計画和痛分娩のスタート。破水したので、促進剤を使うしか無さそうだし、麻酔が併用できたのは有り難かった。

私の赤ちゃんは、初産婦さんは予定日より遅れる傾向がある。初産婦さんは子宮口全開まで時間がかかる。といった、プロの方々のあらゆるお見立てをなぎ倒して、なかなかのスピードで降りてきてくれた。そして、私のいきみが力尽きそうな頃に吸引の力を借りて、すっぽりと生まれて力強く生まれてきてくれた!

こうして37週と3日目の11/16(木)夕方16時45分、2682gの元気な女の子が誕生した。
驚いたことは、めっちゃ可愛い♡
ぷくぷくのお顔、泣き声、変なうなり方、、、
全部可愛く感じる自分にも安心した。

これまで不妊治療や流産、たくさん悲しい思いもしたけれど、この子とはご縁があったんだなぁと。
力強く生まれてきてくれた娘を見ながら、そんなことが頭を過った。

今は身体がガタガタだが、それでも数時間ごとに回復してきていて、いよいよ明日から母子同室にチャレンジできそう。ドキドキして眠れないので、体験記をここに残しておこうと思う。

つづく。

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