男性は困っている女性に惹かれる
このタイトルで想像する事と言えばりりちゃんだろう。若い娘さんが高齢の男性から大金を巻き上げた。被害者はりりちゃんが目の前でお金に困っているのを見て放っておけず貢いでしまった。だいたいりりちゃんみたいに若くてかわいい女性が高齢者と付き合う訳がない。被害者もその辺自覚してお金で繋がろうとしていたんだろうが。
今日のテーマは男性は困っている女性に惹かれる。これはすごいですよ。男性に助けてあげたいと思わせることで無限のパワーを引き出させることが出来る。
昔、テレビのおしんで貧しいおしんを見た視聴者が米を送ってきたのは有名な伝説。ドラマであって現実ではないのに行動を起こさせる。
助けてあげたいの裏には自分はこの女性を助けることが出来るという驕りがある。募金とかボランティアとかする人の心理と同様。こういった優越感を得る機会は普通に暮らしていると無いので困っている人が現れるとなんとか出来ないかとフル回転してしまう。騙されてたとしてもね。
時代劇の定番で鼻緒が切れた女性を助けるなんていうのも困っている女性の魅力を表現しているシーン。今なら高給取りが働いていそうなビルの前でヒールのかかとが取れちゃったどうしようと困っていれば沢山の男性が助けてくれるかも。
いろんなフェチがあるがアメリカで結構人気のジャンルで「故障したクルマのボンネットを開けて困っている女性」フェチというのがある。根強い人気でカレンダーとか売ってるくらい。アメリカでは女性が強くなって弱みを見せる事が無い。そんな女性がトラブルにあって困っている様子がクルマ社会のアメリカ男性にはすごく魅力を感じてしまう。そう、困っている女性は何割増しか綺麗に見える。りりちゃんの被害男性も報道やYouTubeで見るりりちゃんよりも何倍もかわいく見えていただろう。
芸能人で言えばperfumeののっちが困り顔の代表だ。ハの字の眉でずっと困った顔をしている。3人中ひとり困っているぞ応援しなきゃとファンになる人が多数。顔が困っているだけで実際困っている訳じゃないのにね。でものっちはひとりだけ遠くからレッスンに通ってたとか、ひとりだけダンスの先生が違ってたとか、ゲームばっかりしてるとか、カリカ家城と友達だとか困った要素は他の二人よりあると言えばある。応援したくなっちゃうね。
男性のみなさん、困った女性を助けるのは自由だけどそれに下心は無いか冷静な判断も出来るようにしよう。難しいけど。
女性のみなさん、あなたたちは強いので時には困ったフリをして男性を喜ばしてあげましょう。面白いから。
橋のたもとでフルサイズのアメ車のボンネット開けて困り眉で鼻緒が切れたと言いながら手にかかとが無いハイヒール持ってるのっち風の女性が居たら2000万円くらい貢いじゃうね!