キュン死恐慌

人工知能を内蔵されたこけし。その威力は不思議な程のありえなさに達していた。感情は意外とかんたんに理解し、日常会話と感情を重視し主婦から韓流スターの様な人気を得た。コミュニケーションへの欲求不満を教育ママとして、訓諭したい所にあらわれた渡りに船。何より一見それは気さくなR指定のない低年齢層と一緒に遊山出来そうな外見をしていた。
そこには勿論盗聴器は、無い。
その筈なのに点灯する機能に無いあかりは、あった。
誰にも分からない。これは、なんなのか。モノリス？？
違う。
違う、、、断定は出来ない。
頑強な時計メーカーの協力を得たという監修から、それは分解は出来ない様になっていた。
人の行けないところにも少し歩ける。
セキュリティカメラは別売り。
見守りの用途に限定されている。
主婦のなかに少数派の悪用をする人物達は闇副業といった様相を開始していた。これは、多数派とは言えない。
子供にとっては監視社会と成った。
また、失脚は男性に増え始めた。不平等のアンチヒーローの様な役割からコアなエキセントリックな善意、あるいは勧善懲悪の様な心理と賄賂の関係を持った。生活の不満に開始していたかも知れないそれは代償をあまりに多く産み出し、もはやモラルを技術は追い越し始めた。現実と違う言葉は蔑視され始めた。
そこにも退廃は顔を、出した。