クトゥルフ神話 TRPG用語集


クトゥルフ神話:ハワード・フィリップス・ラヴクラフトが作ったホラー世界。

TRPG:テーブルトークロールプレイングゲームの略。サイコロやトランプなどを使って、人同士でやり取りしながら行うRPG。クトゥルフ神話 TRPGの他にダブルクロス、シノビガミ、マカロギア等、他のシステムもある。

CoC:クトゥルフ神話 TRPGの略称だったり、クトゥルフ神話のことを指す。

ダイス:サイコロのこと。6面ダイス、12面ダイス、20面ダイスなどがある。よく「d」「D」で表される。

1d6:6面ダイスを 1回振ること。後ろにくる数字がダイスの面数、前に来る数字がダイスの個数を表している。

2d3:3面ダイスを2回振ること。最低値が2、最高値が6。この表記は多用される為、覚えておこう。

PC:プレイヤーキャクター。操作するキャラクター。

PL:プレイヤー。

NPC:ノンプレイヤーキャラクター。KPが動かすキャラクター。

GM:ゲームマスター。 TRPGの進行役を務める。 TRPGのシステムによって呼び方が変わったりする。

KP:キーパー。クトゥルフ神話 TRPGの進行役のことを指す。隠された知識をキープしている者ということからキーパーと呼ばれる。

能力値:PCのステータス。STR、CON、SIZ、INT、POW、DEX、APP、EDUの8つの要素からPCを作り上げていく。

STR(Strength):筋力を表す。筋肉でできることはこの値によって左右される。何か重いものを動かす時などに使われる。
3d6で決める。最低値が3、最高値が18。呼称はエスティーアール。

CON(Constitution):体力を表す。健康状態やバイタリティ。この数値が小さければ、病気にかかりやすかったり体が弱かったりする。他に、毒の抵抗したり首を絞められた時などに使われる。
3d6で決める。呼称はシーオーエヌ。

SIZ(Size):体の大きさを表す。単純に身長を表すだけでなく、体格も表す。おっぱいを大きくしたり骨太にしてもいい。2d6+6で決める。最低値が7、最高値は18。呼称はサイズ。

INT(Intelligence):知性を表す。いかに物を学べるか、ちゃんと覚えているかなど。忘れた物事を思い出したり、目の前の現象を理解できるかどうかはこの値を使用する。地頭の良さみたいな言い方もする。
2d6+6で決める。呼称はイント。

POW(Power):精神力を表す。CoCの代表的なSANチェックはこの値で成功率が決まる。つまり、一番重要な値。意思の強さを表したりするので、迷う状況の時はPOW×5で判定が入ったりする。3d6で決める。呼称はポウ、パワー。

DEX(Dexterity):敏捷性を表す。DEXの値が高ければ素早く俊敏で、自分の肉体を自在に扱うことができる。単純な素早さも表すが、手先の器用さ等もこの値を参照する。
3d6で決める。呼称はデックス。

APP(Appearance):見た目を表す。その人物の容貌や好感度を表す値。単純に見た目がイケメン、美女という値でもあり、第一印象に与えるイメージを表す。
3d6で決める。呼称はエーピーピー。

EDU(Education):教養を表す。学校教育で受けた得た知識とその年数を表している。例えば、EDUの値が12の場合、小学生(6年生)+中学生(3年生)+高校生(3年生)の12年間の教育を受けていることになる。ハウスルールで必ずしもEDUの値=学歴とはしないこととする。(詳しくはハウスルール⑮を参照)
3d6+3で決める。最高値は20、最低値は6。呼称はエデュ、エデュケーション。

SAN(Sanity):正気度。CoCの中で一番重要な値。基本的に減少していく。怖い体験や常識が覆るような現状を目の当たりにすると減っていく。0になると、廃人と化す。呼称はサン、サン値。
初期値はPOW×5。
※これから掛け算や足し算の数式が出てきますが、実際に計算する必要はないです。ただ、どの値がどの数値に反映されるのかを把握する為に参考してください。

初期値:ゲーム開始時点の値、もしくは技能の最低の値。技能の数値は初期値+自分の振り分けた技能値になる。
例)POW7のPCのSANの初期値は35。
目星の初期値は25。技能値を20を振り分けた。目星の値は45。

HP:ヒットポイント。耐久力を表す。怪我したり殴られたりしたら減少する。応急手当や時間経過で回復する。2以下になった場合、自動的に気絶し、0になると死亡する。
初期値はCON+SIZ÷2。

MP:マジックポイント。魔力を表す。呪文を使ったり対抗したりするときに使用する。0になると気絶する。基本時間経過で回復する。
初期値はPOWと同じ値。だが、MPが減ったからといってPOWが減ることはない。

IDE:アイデア。直感力、物を見て理解する能力。PLが困った時にヒントが欲しかったりKPがヒントをあげたかったりする時に振ったり、物事を正しく理解できるかどうかで振ったりする。またSANチェックで振ることもある。
初期値はINT×5。

幸運:適切な時に適切な場所にいるかと言う能力。運が良ければなんとかなる場面が多々ある。
初期値はPOW×5

知識:頭脳の中にどんな情報が入ってるかを表す。アイデアが直感力なのに対して、知識は今までの経験から基づく情報から探る感じである。
初期値はEDU×5

DB:ダメージボーナス。一般人のパンチと吉田沙織選手のパンチは圧倒的に相手に与える打撃の強さは違うだろう。その差がこの値である。肉弾戦を行う場合、DBが付与される。尚、マイナスもある。
DBはSTR +SIZの合計値をルルブ掲載のダメージボーナス表を参照して出す。(計算する必要はないです。)
人間の場合、- 1d6から+ 1d4まで。

職業ポイント:EDU×20の値をPCの決めた職業とその職業に対応する技能セット(ルルブに掲載)に振り分ける。

趣味ポイント:INT×10の値をPCの興味のある好きな技能に振り分ける。
【大事なのは、EDU、INTが高ければいろんな技能の数値の成功率を上げることができること。】

技能値:初期値+自分の振り分けたポイント=技能値。0〜100まで。100を超えることはない。技能値の初期値はキャラクターシートに書いてある。

技能ロール: 成功するか失敗するかを決める 1d100のダイスを振ること。単純に%表記されることもある。


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