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やってみたかったことを仕事に〜カードリーディング〜

私は、昔から、オラクルカードにハマっていた。

きっかけは、私の大学時代からの友人で、オラクルカードが好きで何種類か持っていた。私は、アラフォーの時、2つ仕事を掛け持ちしていた。メインの仕事の合間に、副業をしていたが、仕事を2つするのが体力的に厳しくて、どちらかひとつにしたかった。

とても迷っていたので、その友人に占ってもらった。オラクルカードの答えは、メインの仕事を続けるのは大賛成で、副業は辞めた方がいいとハッキリ出た。

それから、10年経ち、50歳になった今、私はメインのお仕事を続けている。この職場の人間関係はいろいろあるけれど、言いたいこともきちんと言えるし、時にプライベートなことも相談できたりするから、風通しが良い職場だ。一方、副業の仕事は、辞めてしまった。上下関係が厳しく、何度か泣いたし、自分には合わない職場だった。

オラクルカードの通りになったこともあり、その頃から、カードリーディングに興味を持つようになった。自分でオラクルカードを使うようになったのは、3ヶ月前に、リーディングとチャネリングの講座を受講してから。その講座の中で、オラクルカードを使用するリーディングを習った。

受講生の一人の質問に対して、他の受講生がひいたカードの絵を観て、直感で感じたことを伝えあう。人によって、観る側面が違うのが、興味深かった。観る人のそれまでの経験も関係するらしい。

私は、ずっとnoteに投稿を続けている。文章は、その人の個性が出る。文章とリーディングは共通点があると思った。

今では、カードを毎日ひくようになり、細々と、他の人にも、リーディングをしてみたいと思うようになった。お客様第一号は、私の姉だった。モヤモヤした悩み事の答えが出たと、喜んでもらえたので、とても嬉しかった。

そんな中、私が入っているオンラインサロン「京都暮らしの編集室」での不定期勉強会が開催された。今回は、「小さなビジネスの始め方」だった。

私は、副業をするなら、できれば自分の好きなことで稼ぎたいと思っていた。私は、私にしかできない仕事をしてみたい。でもずっと「こんな私ができるはずない。」と思っていた。

勉強会で、講師の方も、そう思っていた時期があったと知って、なんだかホッとした。その方の収入が、最初は微々たる金額だったのにも驚いた。いろんな場所に見に行き、実際に自分がしたいと思っている講座に参加した話を聞いて、私は結局、何もやってないことに気がついた。『今、できる範囲でやってみること』という言葉が胸に刺さった。

その講座を受けた週末に、近くでハンドメイドマルシェが開催されているのを知り、早速、出向いた。私がやってみたい「カードリーディング」をしているブースは、行列だった。2時間程待って、受けた感想は、「こんな感じなら、自分もできるんじゃないか」。質問ひとつで1000円かかったのは、さすがに高い。でも、とても勉強になったし、そのブースの方が、「カードリーディング」をすることに対して、とても私の背中を押してくれた。

もう進むしかない。そう思って、インスタに新しいアカウントを作って、「オラクルカードリーディングをします。」と宣言した。まだまだ、お客様はこないけれど、私の小さな一歩がやっとスタートしたのだ。

オラクルカードにもいろんな種類があるけれど、私は、優しいメッセージのカードが好きだ。

でも、その中でも、私を突き放し、自分で考えさせるカードもある。最初は、なぜ、このメッセージが出るか分からないと思っていても、自分の内側に向き合うと、後で、答えが見つかることもあった。

質問の答えは、受けた人の心の中にある。自分がメッセージを伝えることで、その方の背中を押せるリーディングをしたい。

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