アキレス腱断裂・再断裂の記録!

●簡単に自己紹介

アラフォー中間管理職(本厄)。
R5.6.24 久々のフットサルでアキレス腱断裂→6.28手術→8.31再断裂発覚→9.6再手術。

アキレス腱断裂後の症状等について詳しく書いてるものがなく、痛みが出るたびに不安に感じてたので、私の経験が誰かのお役に立てれば幸いです!
※記載内容は、独自で調べた内容と体験(手術療法)を書いてますので、参考までに!
リハビリは最初は軽めで行い、数時間後でも痛みが出ないことを確認してから徐々に負荷を上げていくことをオススメします!

●断裂から再断裂、その後の経過(詳細についてはXを参照)

・術後1週間で装具(全荷重)で退院。
・術後6週で装具完全除去。
・痛みを我慢し、指示より強いリハビリ実施。
・いつまで経っても痛みでつま先に力が入らず、歩く時に常に患側の足が後ろに残る。
・片足での踵上げは全く出来ない。
・術後8週で強い痛みが出て、リハビリからトンプソンテスト反応がないと医師へ報告。

・術後9週でMRI実施し、再断裂が発覚!
(断裂時期や原因は不明。術後早い段階?)。

・再手術後3日、ギプス固定+松葉杖(非荷重)で退院。
・再手術後3週間後、ギプス→装具+両松葉。背屈-35°。
・再手術後5週、ソール1枚除去。片松葉へ。脹脛とアキレス腱が連動してる感覚あり(1回目の時は無かった)。
・再手術後6週、松葉杖なしへ。
・再手術後7週、背屈-5°。ソール2枚除去。座位での踵上げ開始。
・再手術後8週、背屈-1°。ソール全除去。
・再手術後9週、背屈-1°。室内装具除去。立位の踵上げ、タオルで背屈トレーニング開始。
・再手術後10週、立位での踵上げ3時間後に強い痛み発症。トンプソンテスト反応有り、脹脛とアキレスの連動有り。痛みは継続。
・再手術後11週、Dr.の触診で「再断裂なく、負荷の強過ぎと癒着の痛み?」とのこと。翌々日に痛みほぼ消失。
・再手術後12週、背屈-5°。背屈すると痛む為控えて、脹脛等の筋トレのみ実施。
・再手術後13週、背屈時の痛みが消失、足が強くなった実感あり。踵上げも痛みなし。足首、足裏の硬さ有。
・再手術後14週、装具完全OFF。片足踵上げ開始。
・再手術後15週、背屈+2°。片足踵上げ5回可能。歩行姿勢は回復、足首の硬さと時々軽い痛みあり。
・再手術後16週、背屈+8°。片足踵上げ10回程度。歩行は問題なし、足首の硬さ有。運転許可が出る。職場復帰し、リハビリ終了。
・再手術後20週、診察のみ。ジョギングの許可が出る。
・再手術後24週(半年)、7割位のスピードで走れるまで回復。アキレス部の違和感と背屈、脹脛の筋肉はまだまだ。
これからストレッチや運動等で少しずつ改善していくとのことで、定期受診終了!

●アキレス腱断裂後の一般的な経過(手術療法)

・術後4週〜6週くらいで断裂したアキレス腱がくっつく。
・術後6週〜正常なアキレス腱に似た構造になってくる。
・術後8週〜引っ張りに強くなる。

●再断裂の原因と思われること

・『アキレス腱が治る経過』について理解してない。医師やリハビリからの説明もない。
・『治す期間』と『筋肉を付ける、足首角度を拡げる期間』があることを知らない。
・『してはいけない動作』が分からない。
・医師やリハビリの指示を守らない(特に治す期間)
・手術したら簡単に断裂しないとの思い込み。
・痛みが出てもリハビリをする。
・早く治そうと焦って頑張りすぎ。

●断裂してるかもしれない症状

・脹脛が動いたときにアキレス腱が連動しない。脹脛だけが勝手に収縮してる。
・歩行時に健側の足が床に付かないと患側の踵が上がらない(ある程度筋肉付いてから)。
・踵上げの時にアキレス腱と脹脛にビキーッと強い痛みが出る。片足では全く出来ない。出来る気もしない。
※トンプソンテストは癒着や筋力低下で反応しにくいので、素人では判断困難。私の場合、1回目ほぼ反応なし、2回目は少し反応がある程度。右足だけイス等に膝を置いて足首がはみ出る状態でテストすると1番反応が出る。

●手術後に注意すること等

・『アキレス腱を修復する期間』と『筋肉を付ける、足首角度を拡げる期間』を理解する!
・アキレス腱が修復されるまでは特に注意。意外と簡単に切れる。
・ケンケンは再断裂や反対の足も断裂する危険性がある(反対側も断裂し半年入院した人がいましたw)。
・断裂前の感覚でリハビリ、筋トレしない。
・筋肉はすぐには付かない。
・筋肉が弱い状態で立位での踵上げには注意。
・数時間遅れて痛みが出ることがある。
・術部をマッサージし過ぎると痛みが出る。
・痛みが出たらリハビリを中止する。
・強い痛みが出るとしばらく安静となり、治るまでに余計に時間が掛かる。

●個人的に良かったと思うリハビリ方法
  (※自分の状態に合ったものを参考に!)

・座位での踵上げ、足指のグーパーを重点的にしておく。
・痛みが出ない歩き方で筋力と歩く感覚を身に付ける。最初から歩幅は広くしない!
・歩行訓練のときに、両足揃えた状態で患側の踵から上げて爪先で床を軽く踏み込む感じで半歩ずつ前に出して歩くと、負荷を調節しながら脹脛やアキレス周りの筋肉も付く。
・浴槽の壁に足裏を付けて踵上げ。
・背屈は浴槽内でマッサージしながらする。
・底屈は脹脛やアキレス周辺の筋肉が動かしやすくなるため意外に大事。
・立位の踵上げの前段階として、仰向けで寝て両膝立ててお尻を浮かせた状態で踵上げするのがオススメ!
・足首と足裏の硬さは座クッションの上や角で足踏みか、ゴルフボール等を足裏で転がすとほぐれやすい(足踏みは負荷強いので注意)。
・背屈が改善しない場合は、アキレス腱を伸ばすストレッチ(負荷強)!足を入れ替えて前方に体重を掛けると踏込む筋力UPも出来る。入浴時に浴槽の中で立って手すりに掴まってするのがオススメ!
・Dr.の指示で治療のスピードが決まるので、診察日は万全な状態で!前日のリハビリ軽めで!
・痛みや筋肉痛にはエアーサロンパス!

●アキレス腱断裂術後あるある

・断裂してない足のアキレス腱も痛くなる。
・松葉杖生活、大変!階段降りるの自殺行為!
・断裂した足の細さにショック受ける。
・アキレスや脹脛などにチクチク痛や水滴が流れるような症状が時々ある。
・術部が掻くと止まらなくなる。
・装具で身長が10㎝程度高くなる!
・医師の診察、ヒアリングのみ。またリハビリの指示も曖昧。
・リハビリ強度の調整ムズ過ぎ!
・入浴は座面の高いイスがあると楽!座った状態で浴槽を跨ぐこともできる(転落注意!)
・ギプス除去後、歩くと足の甲や足首が痛む。
・寝起きは足首関節が固まる。
・アキレス部分に棒が入ってる、または紙が貼り付いてる感覚がある。
・運転する時にアクセルとブレーキの踏み替えに前よりワンテンポ遅れる。慣れが必要。
・階段降りる時、少し跳ねる感じになる。
・筋肉のつき方がおかしい。
・足の太さがなかなか戻らない。

●まとめ

・第一に『治る経過』を理解しておく!
・再断裂は簡単に起こると思っておく!
・痛みに敏感に!強い痛みはダメ、休む!
・慎重過ぎる位、慎重に!

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