すこしのkiseki
【すこしのKiseki(1)】
朝日に反射したガラスコップは
人の瞳の群れを表していた。
大阪の朝、
騒がしいな、
何でも火事があったみたいだ。
4階建てのビルの一階のゴミ置き場から。
放火された、と報道が、あり、2階まで燃焼したといわれている。
野次馬の影は少しずつ去っていった。
その日の朝、ビル(MCD)の二階のバー🍸店長(40)は寝ぼけたパジャマ姿で、TVをつけると火事のニュースがあり、半目でみてみると、
「自分の店Kisekiやんか」
?!そうだよな。
AM6:00.爽やかな朝、日差しのキツイ日。
昨日のお酒が残っている。が、いつもの感覚。
今日は仕事休みです😊
ゆっくり録画した番組でもみるか、
TVをつけると、ニュースがやっていた。
火事か、大阪。ん?
店の近く!
バーKisekiのビル(MCD)!
店長からメールが届いた。
「今から店見に行きますので、また今日中に連絡しますので、待っててください」
わかりました、と心で思う。
まぁ、アイスコーヒーを飲み。
待ちますか。
時間が経過し.....
店長からメールが。
「火事があったのはMCDで、
ちょうど二階まで、火の手が回っていて、店まで焼けてました。少し時間かかりそうなので、店開けるまで時間かかりそうです。2週間は最低でもかかるます。申し訳ない。その間はどうします?何か働きたいですか?」
星野好古紙「すこし休み頂くかもしれません。考えさせてください、明日メールします」
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