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【全文無料】CL愛知 エクストラ 6-2 パワフル虹ルギア 解説

◆はじめに

はじめまして、なきです。
CL愛知 2024 エクストラへ参加し、6-2の成績でまけんきハチマキまで届きました。
その際に使用したデッキについて解説します。

全文無料ですのでエクストラに触ったことのない方も是非読んでみてください!


デッキは器用なサイドプランを選択でき、コントロールにも強く出られる虹ルギアを選択しました。

◆デッキリスト

VkFF5V-GpZgie-5555VF

どの対面でも2-2-2を通すことを目標にしています。
レジドラゴに先手を取られたくないため先手を取ります。
各採用理由については後程記載します。
こだわりポイントは目次から飛べるようにしています。

◆環境考察

殴って勝つデッキの使用率上位の動向は以下のように遷移したと考えました。

・レジドラゴは依然トップ
・虹ルギアの増加、龍ルギアの減少
 →それに伴いパワフル無色エネルギー、Vガードエネルギーの採用減少
悪リザードンの登場黒馬とミュウVMAXの減少
・テツノカイナやテツノイバラ等のHP230ラインの増加

以上から、ルギアのHP280・打点240〜280の価値が増したと考え、ルギアを1度メインアタッカーとしてぶつけるためにパワフル無色の採用に至りました。

コントロール系はルギアを見るためにソーナンスやイバラで特性を止めるタイプのものが一定数以上いると考え、その対策として隠密フードを採用しました。
また、触れられるようペパーも採用しています。

◆採用カード

●ポケモン

■ルギアV 3
■ルギアVstar 3
 ・一陣目のアタッカーとして非常に強かった

■アーケオス 3

■テツノカイナex
 ・コントロールや小粒相手に出すと一気に楽になるため採用
 ・逃げエネがデカく、スタートすると厳しいことだけがネック

■トドロクツキex
 ・HP280~のポケモンや1プライマルターボ+手張りでレジドラゴを取るのに使用

■アーゴヨン&アクジキングGX
 ・主に2-2通した後に勝ち切るために使用
 ・280出ない盤面の相手にカオスオーダーを使用して盤面を埋めたままサイドを取る、ぼうしょくでアーケオスを切る、致命的なサイド落ちを無理矢理拾いに行く等、顔に合わず器用に立ち回れて〇

 ★かがやくゲッコウガ

 ・リザードンやサーナイト、一部コントロール等の小粒主体のデッキに使用
 ・アメイジングライコウではないのはリザードンが立った際に裏の2枚を取り、リザードンに付き合わずにサイド2進行ができるため
 ・エネ多めの構築のため隠し札のドローが偉い

■ウソッキー
 ・ルギアのHP280をワンパンしてくる連中(コライドンex、雷タイプ等)にサイドをずらしながら返せるため、コライドンexやディアルガGXのギミックはないが採用
 ・イバラ対面でベンチに置いてエネを貼って置いておくだけで強い

■カプ・テテフGX
■デデンネGX
■クロバットV
 ・切れない札がある場面でもに引きにいけるようにデデンネクロバットを1-1で採用

●トレーナーズ

■クイックボール 4
■ハイパーボール 4
■バトルコンプレッサー 4
■バトルサーチャー 3
■スペシャルチャージ 2
 ・3枚欲しいが枠がないため最低限の2枚の採用

■フィールドブロアー
 ・シンオウ神殿を考えると2枚欲しいが枠がないため1枚の採用

■キャンセルコロン
 ・アローラペルシアンGXを倒すために採用
 ・ソーナンス(Break)やイバラ対面の当たりになる
 ・ペパーから触れる

 ★アンフェアスタンプ

 ・捲るプランが薄いため採用
 ・ネジキ、グズマと手札干渉を合わせたい場面が何度もあり、ビリリターンGXで無理やりターンを作る等していたが流石に動きが弱いのでこちらを使用することに
 ・ペパーでも触れて〇

 ★隠密フード

 ・今回のMVPその1
 ・イバラ下でのアッセンブルナンス下でのプライマルターボだけでなく、ダスト下でのプライマルターボにも使用できるため辛いところに手広く刺さった

■博士の研究
■グズマ
■ネジキ
■ミツル
■ザオボー
 ・ポケモンレンジャーとの選択でシンオウ神殿やダストオキシンを重く見てこちらを採用

■ナンジャモ
 ・自分が引きたくて使用する際、手札にエネルギーが嵩んでいる場面が多いためNではなくこちらを採用

■フウとラン
 ・ロック解除できる上にドローソースにもなるため採用

 ★ペパー

 ・今回のMVPその2
 ・隠密フードに触れるように採用
  …だけでなく、「ルギアは立ったがアーケオスが落ちていない!」や「スペシャルチャージが欲しい!」等の特定の1枚が欲しい状況で縦引きせずにピンポイントで必要札を探してこれるのがルギアデッキとマッチしていた
 ・ソーナンス前の盤面でワンダータッチからキャンセルコロン、隠密フードを持ってくることでアーケオスまで起動できるだけでなく、次の動きまで強くすることができた
 ・中盤以降はアンフェアスタンプとしても使える

■サイレントラボ

●エネルギー

■プリズムエネルギー 4
■レインボーエネルギー 2
 ・オーロラエネルギーはアーケオスを切れるが、手札コストが重すぎるためこちらを採用
 ・色エネルギー要求のアタッカーでも1回あたり多くて2枚しか必要としないため計6枚でも余裕があった

 ★パワフル無色エネルギー 4

 ・今回のMVPその3
 ・ルギアのVガードエネルギー、ミュウ、こくばの減少によりルギアで見られる相手が多くなった
 ・基本ルギアにのみ使うが、1度強いルギアを押し付けるだけで強い動きができた
 ・ルギアと色アタッカーで使用エネルギーが分かれている上、色アタッカーの無色エネ部分に余ったこれを充てられるため、エネルギー管理が楽になった
 ・アーケオスでサイド2システムポケモンを取ることでサイドがずらせるようになった

■ダブル無色エネルギー 3
 ・3枚あると余りがちだが、逃げエネとして優秀なため3枚採用
 ・220を取る場面ではパワフル無色を隠してダブル無色×2のルギアを立たせる動きも強い
 ・手裏剣のコストに使用することが多々あり

◆不採用カード

どれも枠の関係で入らなかったカードです。
■コライドンex
 ・ウソッキーのおかげでレジドラゴ対面が楽になるが、色エネルギーが6枚採用の関係で現物をアタッカーとして運用する際には燃費が悪すぎたため抜けていった

■ディアルガGX
 ・捲りプランの用意、ディストーションの解除ができるが、デッキコンセプトと合わず不採用となった

■アメイジングイベルタル
 ・最強のサイド1アタッカー
 ・動くのにリソースを消費しないため無視もできない存在だが、要求エネルギーが重すぎる上にアーケオス1匹で起動もできないため隠密フードとの相性が悪く不採用に

■トレーナーズポスト
 ・便利枠は最初に抜けていくため泣く泣く不採用

■頂への雪道
 ・アローラペルシアンを倒すのに必要な枠で、ビワで割られない
 ・汎用性は高いがサーチもできないため今回は採用を見送った

■ギフトエネルギー
 ・終盤強くなるカード
 ・無色エネルギー枠はパワフル無色を採用しており、エネルギーも平均より多いため枠がなく不採用
 ・最後はカオスオーダーで勝ち切れるため、終盤の要求を抑えることができ優先順位が落ちた

◆マッチアップ

1 ナンスクレッフィ 先○
2 レジドラゴ 先○
3 レジドラゴ 後○
4 イバラ研究所 後○
5 イバラナンス 先○
6 ウガツホムラ 先○
7 エヴォコン(優勝者) 先×
8 虹ルギア 後×

イバラやソーナンス相手にはキャンセルコロン・隠密フードを当てて走り切り、レジドラゴとウガツホムラにはパワフル無色のルギアが仕事をしてテンポ勝ちすることができました。

エヴォコンは急いでアーケオスを1体立てられれば十分だと高を括っていたところ、ネオアッパーエネルギーをつけたラフレシアGXにアーケオスを取られて敗北しました。
完璧に考慮外からやられましたね・・・

最終戦はルギアミラーでしたが、1ターン目にルギアを置けずにそのままテンポ負けしてしまい、トーナメントへ一歩届かずの非常に悔しい結果となりました。

◆おわりに

結果として、環境考察外のエヴォコン、エレキレインが1,2位となったため感服しました。
CL自体へ初の参加となりましたが、非常に楽しかったのでこれからも参加していきたいです!

ルギアはパワーが高く、気持ちのいいデッキなので是非使ってみてください。
エクストラを触ったことがない人でも楽しめると思います!
ご高覧ありがとうございました。


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