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読む瞑想🧘‍♀️7

奇跡はいつも起きている
宇宙を味方にする方法

ヨグマタ相川圭子

P 129

神につながると、無限の力が生まれる

生命エネルギーの話をもう少ししましょう

神の存在から出たエネルギーは生命エネルギー

といわれ、私たちを生かしているエネルギーで

す。それは、創造の源の存在から発せられる基

本のエネルギー、気ともいわれています。

生命エネルギーは、実にさまざまな動きをして

くれます。生きるために、栄養を取り込む力に

なります。酸素を取り込みます。空気を吸い込

む力になります。こうした取り込む力を『プラ

ーナ気』と呼びます。そして取り込んだ酸素を

燃やすのは『サマーナ気』吸収して残った不要

物を排除する力(排泄)に関わるのが『アパー

ナ気』その気を上に上げるのが『ウダーナ気』

です。気を全身にまわしているエネルギーを

『ヴィヤーナ気』といいます。 

私たちは、これらの5つの生命エネルギー

(気)によって行動ができ、生かされていま

す。こうした生命エネルギーは、神とつながる

ことで引き出されます。さまざまな能力が発達

し、苦しみからも解放された幸せな人生を送る

ことができます。人はストレスを感じると、

ぐったりと疲れますね。心が迷うと、生命エネ

ルギーが消耗するからです。そして、生命エネ

ルギーが少なくなると、免疫力が低下して病気

になります。生命エネルギーがあるということ

は、神の力が満ちて活動する力があるというこ

となのです。また、才能を発揮したいときも神

の力が必要です。生命エネルギーには集中する

力があるからです。源の至高なる神からのパワ

ーには無限の力があります。そこからすべての

力が生まれます。全知全能の力によって、すべ

ての才能が現れるのです。神のパワーを生命エ

ネルギーという形でいただくと、エネルギーの

センターが開かれ、さまざまな才能が開花して

いきます。エネルギーには、全知全能のエネル

ギーから個別のエネルギーまであり、それぞれ

にチャクラというエネルギーのセンターが存在

します。聖なる音の波動のマントラ瞑想や

クリヤという光の瞑想は、それらのエネルギー

を浄化して活性化させます。チャクラに応じて

段階を追って秘法の瞑想をしていくことで、

これらの能力を的確に開花させ、十分に才能が

生かされ、この世での成功も得ることができま

す。神が実に多彩な力を持っていることは、

八百万〈やおよろず〉の神がいることでもわか

ります。神には、ブラフマンという至高なる

存在があります。そこから3つの神が生まれま

す。ブラフマ(創造)という生み出す力の神、

ヴィシュヌ(保持)という愛を維持する力の

神、そして浄化し、変容し、生まれ変わる力の

シヴァ(破壊)の神です。この三神が一体とな

って宇宙の基本の働きをしています。このほか

にもサラスワティーという智恵 の力の神、

ラクシュミーという富の力の神、ガネーシャと

いうクリエイティブな力や企画する力の神、

ケラデヴィという母のエネルギーですべてを生

み出すパワーの存在である神、ハヌマンという

身体能力の猿の神。そしてドゥルガというすべ

ての源のパワーである神々がいます。

インドの神の名前を少しあげましたが、実にた

くさんの神々がいるのです。こうした神々は、

すべてのエネルギーのセンターをもち、そこか

ら力を引き出せます。



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