見出し画像

風の吹き抜ける場所へ ~記憶の欠片~

私達は生まれてから
沢山の道を歩いて来ました

それは過酷でありながら、思い出すとちょっと切ない道
ある夏の日に
お祭りにはしゃいでいた
君が遠くに見え、その笑顔はとても美しい

春には桜を見て
夏には海を見て
秋には紅葉
冬には雪景色

想像が膨らみ過ぎる夢を見て
社会人になり現実を知る
でもその中でも、好きな人に巡り合い
共に過ごす嬉しさを知る事になる

人生と言うのは決して楽な道ではなかった
悲しさや淋しさは
山の様に存在する

若さゆえの暴走もあり
理不尽に泣いた夜もあった

大人になり、更に大人になる

目を瞑る事も
胸にしまい込む感情も

そして、ある日の事
何処からか肌を撫でる様に優しい風が吹いてくる

「きもちいい」

心が爽やかになる感覚と、お腹の空く様な匂い
過去の辛さも忘れて少しニヤけてみる

「懐かしい風」

いや、そうじゃないよ

その風は君が生まれてから、ずっと吹いている風なんだ

初めてハイハイした日も
君が自電車で転んだ日も

あの人と別れた日も

ずっと君に風は流れていたんだ

でもいつしか忙しくなり
風を感じる事にも気づかなくて


【何を求め生きているのか、そして何処へ行くのか】

僕がルシファーリゲル兎命と伝えたいのは

【全ての答えは君なんだ】


この世界は僕のものではなく君の世界

ニール・アームストロング船長が月を歩いたのか否か
歩いた世界と、歩かない世界
それさえも君の世界なんだ

人は誰かに答えを求めてしまう
それは何故

自分では怖いからだよ

でも振り返って欲しい
例えどんな境遇であり、例えどんな立場でも
今ここにいる君は選択をして来たと言う事

斜め上の視点と言うのはね

【君を見て】って意味なんだよ

昔にTVゲームをやったかな
ドラゴンクエストってRPGゲームがあったね
あれは仲間を集めて皆で楽しく旅をするゲームだった

でも本当はね

それを全てコントローラーで操っているのは君なんだ

電源を入れるのも切るのも君
データを消すのも君なんだ

それは決して「支配」と言うものではない
君の足で歩き仲間を見つける、見つけないの世界
それを間違ってはいけない

人はいつも風の様
水の様に流れ何処かへ行く
それを塞き止めるのではなく、見つめるんだ

君は君でいればいい

時として誰もヒーローになりたい
時として誰もウルトラマンでいたい

でも君は君でいいんだ

【それは君の世界なんだから】


僕は僕の分身を作るつもりはない

それは必要のない事だから

君が自信を持って歩いてくれればそれでいいんだ

だから僕はね、自分から人が離れる時は
「いってらっしゃい」なんだよ
僕を踏んでーって言ったけど、本当に踏む意味ではないよ♪

君の人生にとって、僕は通過点なんだ

小さな小さな時間で出会った風だよ


世界が平和になるのも、美しき緑の星になるのも
誰かの力ではなく、誰かの努力でもない
君の力で世界は形成されるんだ

借金が増えて苦しい
人付き合いが不慣れで苦しい
自分の思っている世界と違う

それは、君の力で変えるんだ

君が幸せだと世界も幸せに映るだろ



そう、もっとちゃんと自分を見て

この写真はどう見える? 暗くて悲しく見えるかい

これを解決させるには誰か必要かな
魔法は必要かな?第7感は必要かな

いらないよね♪

そう、君の力で変えるんだ


僕は長く暗いトンネルを歩いて来た
そこはとても居心地も良く楽しい世界だったよ
でも何処かで苦しくて、悲しくて
いつしか惨めになっていた

人からは華やかに思われた
でも惨めと決めているのは自分だった
そう、自分だったんだ

だから表の世界で綺麗に生きようと更生した

ルシファーリゲル兎命と言うのはね
君に超能力を教える訳でもない
第7感を教える訳でもない

ただ

「この世界は君の世界なんだよ」って教えているだけさ♪


君が歩きたいなら歩けばいい

また戻って来たくなれば戻ればいい

僕が狛犬と言うのは

君は神社の本殿に向かって参道を歩く

その途中で通り過ぎる狛犬

それでいいからだよ

僕は本殿にはなりたくない

だってこの世界は君の神社だろ


道を歩いている時にさ、小さな花が咲いていたら



それも幸せじゃん(#^へ^#)

よく見て☆



人生も歌も全てサビが全てではない

答えはきっと奥の方 心のずっと奥の方
涙はそこからやってくる
心のずっと奥の方


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?