見出し画像

明日がきみを苦しめる

兼ねてから推している子が鬱になっちゃって、心が苦しくなりました。
その子が綴る文章の空気感がいつもよりも脆くて、寂しそうで、ちいさくて、心がキュってなっちゃいました。こめかみのあたりがツンとして、頭にほろほろと靄がかかって。
それと同時に、わたしが心の中に押し込めていたものが溢れてきてしまったようで、とてつもなく心がざわざわして。わたしが心の中に隠しかけていたものは、やっぱり隠せなかった。嘘ついちゃおっかな〜、ができなかった。

手に力が入らないな〜、眉間に力を入れていないと、すぐにでも涙が溢れそうで、これも自分に嘘ついちゃっているなと思って寂しくなります。嘘はつくなと親に教えられたのでだめなことをやっているようで、でもわたしは社会に近いところで生きているからこの場では泣けなくて、素直でいることができなくて心がギュッてなります。心が誰かに握られているように苦しいです。

あの子に何もできない自分に勝手に憤って、ああ、どこまでも自分中心で生きているのだと、そんな自分を嫌いになって。うーん、なんか変な文章しか書けなくて。それでも書くことでしか自分を表現できないので、どうにもしようがない人間です。

タクシーがビュンとスピードを上げる瞬間に遭遇しました。頭の奥の方がスーッとしました。自分に向けられたわけじゃない攻撃をちょっとだけ怖がったりしてみました。そう、してみただけです。
ほんとうはこわい。

繊細なくせに図々しいところがあるので、大丈夫です。今はちょっとシュンとしちゃってるだけなので、でも幸せに眠ることができるから大丈夫です。今はお腹が空いているだけなので、美味しいものを食べて身体を重くして、寝ようと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?