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楽天カードは今作るべき?2023年12月からの改悪の影響は?

楽天カードは、2023年12月1日から大幅な商品改定が行われます。
改善されるポイントはある一方、改悪される点も多いので、楽天カードに関心がある人は改悪内容を踏まえて申し込みを検討しましょう。

主な改善内容
SPU(スーパーポイントアッププログラム)の最大還元率が「15.5倍」から「16.5倍」にアップ
・楽天モバイルのRakuten最強プランかつダイヤモンド会員の楽天市場での還元率が「+3倍」から「+4倍」にアップ(ただし、獲得上限ポイントは7,000ポイントから2,000ポイントにダウン)
・楽天モバイルのRakuten最強プランかつダイヤモンド会員以外の楽天市場での還元率が「+2倍」から「+4倍」にアップ(ただし、獲得上限ポイントは6,000ポイントから2,000ポイントにダウン)

主な改悪内容
楽天プレミアムカードのプライオリティ・パスの海外ラウンジ利用料無料が「無制限」から「年間5回まで」に変更
・楽天プレミアムカードの楽天市場での還元率が「最大5倍」から「最大3倍」にダウン
・5と0のつく日キャンペーンの楽天市場での還元率が「5倍」から「4倍」にダウン
・楽天市場での月間獲得上限ポイントが「15,000ポイント」から「5,000ポイント」にダウン

改定前の楽天プレミアムカードは、年会費が11,000円かかる分楽天市場での還元率が5倍と高いのが魅力でした。しかし、今回の改定により楽天カード(一般)・楽天ゴールドカードと同じ3倍にダウンしたので、以前よりポイントを貯めづらくなりました。

楽天証券での投信積立の還元率は
楽天カード(一般)・楽天ゴールドカードよりも高いため、クレカ積立をするなら多少の旨味はあるといえます。しかし、楽天プレミアムカードでの積立によって還元されるポイントは年間最大6,000円分にとどまるので、11,000円の年会費の元を取るのは難しいでしょう。

また、SPUの最大還元率が16.5倍にアップしたものの、大きな旨味はありません。なぜなら、【主な改善内容】の2つ目・3つ目に記載しているとおり、楽天モバイル契約者のポイント獲得上限が大幅にダウンしたためです。還元率が上がったからといって実際に獲得できるポイントも増えるわけではないので、ポイントを特段稼ぎやすくなったとはいえません。

今回の改定により、楽天カードの最大の強みである「楽天市場でお得に買い物できる」というメリットが薄くなったのは事実。楽天ではこれまで多くの改悪が実施されているので、今後もさらにポイントを貯めづらくなる可能性が大いにあります。
楽天のサービスを日常的に使いこなせないなら、ほかのお得なカードの申し込みを検討しましょう。楽天カードは、楽天のサービスを使うほどポイントをお得に稼げるカードです。楽天に集約できない人は、別のカードを申し込んだほうがポイントを効率よく貯められますよ。


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