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clusterカンファレンスを振り返ってみよう

おはくら、るーしっどです。

本日、2021年11月1日にclusterカンファレンスが開催されますね。テーマは「メタバースを再定義する」。

メタバースといえば、今大きく話題になっているもので言うと、10月29日に旧Facebook社がConnect2021にて社名をMetaに変更したことが記憶に新しいかと思います。マーク・ザッカーバーグがメタバース事業へ注力して投資していく姿勢をアピールしたこともあって、注目されてます。

これまでのcluster

さて、メタバースを再定義する…ということですが。そもそものclusterがどのように変遷してきたかは御存知でしょうか。

(将来的なカタチとしては俗に言うメタバース的なものも見据えていたと思いますが)2018~2019年の頃は"イベントプラットフォーム"という立ち位置でした。VTuberさんやバーチャルタレント/アーティストのライブやバラエティを中心としてイベントが盛んに行われていた時期です。

ああ、またこんな体験をしたいなあ…と思いつつ。ここを踏まえた上で第一回カンファレンスの話をします(時系列でいうとカグヤルナライブの少し後)。
今では当たり前になりつつありますが、当時では斬新だったバーチャル空間でのカンファレンス。ここで今後のclusterについてビジョンが語られました。

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改めて振り返ると、この頃は今当たり前に存在しているVアイテムやワールド機能もなく、ましてやバーチャル経済圏ほんとにできるの?って状態でしたね。コアなユーザーコミュニティもほぼ存在していない状態でした。
そして、くらすたーちゃんを中心とするゆるくら会がはじまり、イベント・エンターテイメントとしてのclusterが始まりだしました。

そして年が明けて19年の2月、第二回カンファレンスが開かれました。

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当時のclusterはまだスマホ対応がなく、PC・VR専用プラットフォームだったのですが、実は今みたいなレーザーUIではなかったりしました(割と不便でしたね…)。また6点トラッキングもまだ実装はされてませんでした。このカンファレンスでは新元号(当時はまだ平成)に向けて、近況報告やビジョンを語ったというのが主な内容でした。

それから間もなくして(当時の)クラスター公式バーチャルアイドル、バチャカリ大鳥一姫ちゃんのライブが披露され、KMNZ、朝ノ瑠璃さんをはじめとして、様々なVRライブやイベントが展開されていくようになります。

くらすたーちゃんライブでの視界ジャックも話題になりました。

そして第三回カンファレンス。

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動画再生機能(この時点では既に解放済み)、フルトラッキング、Webのイベント一覧ページ公開、そして会場作成機能(イベント会場限定のワールド作成機能)と、個人でも本格的にイベントを開催するための土台がここで大きく作られました。Web動画機能は有料イベント限定の機能で、イベントページ内で会場の様子をYouTubeLiveのように見ることができました。主に会場に入れないスマホやスペック不足のPCユーザーをターゲットにした機能でした。
様々な発表の中でも、目玉となるのは実装を宣言され続けていたアーカイブ機能のリリースでしょう。過去のイベントをそのままそっくり空間再生してくれる、タイムマシンのような体験のできる機能でした。自由に移動したり写真も撮れるので、イベント当時と違った視点から楽しみ直すみたいなこともできました。現在は封印されてしまってますが、いつか復活もあるといいなと思います。

そうしてこの間にも様々なバーチャルライブが実施されたり、映画館イベントが開かれたり、機能面で言えば(企業イベント向けに)ストリーミング機能の実装、UI周りのアップデートなどもありました。

そして時は2020年3月。clusterコミュニティと知名度を一気に引き上げることになったのが第四回カンファレンスです。

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イベントしかなかったclusterに「ワールド機能」が実装され、24時間人がいられる場所へと進化し、イベントプラットフォーム clusterからバーチャルSNS clusterへとサービスとしての肩書を変えることになりました。さら驚愕だったのはスマホ対応です。Quest来るかなどうかなとか言われてる中でそれを飛び越えて(?)まさかの対応。潜在的に参加したがっていたユーザーが一気に参入できるきっかけとなり、既存ユーザーもまたどこからでも手軽にアクセスできるようになり、このアップデートは過去一番に大きなアップデートだったと言えます。加えてワールド機能実装に伴い、ClusterCreatorKitのリリースと作成を促進させる定期ワールドコンテストの実施もあり、クリエイティブ環境を加速させました。

以降もREALITYアバターとの連携、CCKの度重なるアップデート、バーチャル渋谷やポケモンのイベント、ClusterGameJam、大加速祭等を経て大きく加速していきました。

以上がざっくりとした振り返りです。果たして何が実装されるのか、これから期待をして望みます!

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