【心理学コラム】ヒトは悲しいから泣くのではない。泣くから悲しいのだ。
あなたは悲しいことがあるから泣きますか?泣くから悲しくなりますか?
ほとんどの人は,”悲しいこと”や”嬉しいこと”があって初めて泣くんだと思います。
僕もみなさん同様,悲しかったり,嬉しすぎたり,感動したり,そのような体験を通して涙を流します。
しかし,心理学には,この順序に注目して,それを覆す理論を提唱した人たちがいます。
これは心理学の分野ではわりと有名で
【ジェームズ=ランゲ説】と言います。
アメリカの心理学者ジェームズ(W.James)とデンマークの心理学者ラ ンゲ(C.Lange)によって,1884~1885年の同じころ唱えられた情動の 本質についての説。刺激→情動→身体変化ではなく,刺激→身体変化→情 動という道筋を考えたもの。「悲しいから泣くのではなく、泣くから悲し い」という表現で象徴されている。
要するに,”悲しい出来事”(刺激)があり,それをヒトは認知して,”涙を流す”(身体変化)。すると,涙が流れることによって”悲しくなる”(情動)ということです。
「うそやん?!」そう思いましたね?
僕も最初にこの理論を知った時は,「絶対嘘だ!」と思いました。
でも,この理論,実は結構,理にかなっているんですよ。
”ため息”をつくと”幸せが逃げる”なんてよく言いますよね?
まさにそのことなんです。
マイナスイメージのことをするとどんどん感情の泥沼にハマッってしまうのです。。
では,この理論を応用して,幸せになるヒントを
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