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ブエノスアイレス7日目 2006/2/16(木) ウルグアイへショートトリップ

ブエノスアイレス滞在7日目に書いていた日記である。事前の計画通り、この日から1泊2日でウルグアイへ。この旅ではカナダ、チリ、アルゼンチンに次いで4か国目となる。ブエノスアイレスの安宿には宿代を払い、部屋に荷物を置いたままウルグアイのコロニア・デル・サクラメントへフェリーで向かった。翌日にはモンテビデオからブエノスアイレスに戻る予定だ。

 昨日は1時半に寝て8時20分起床、9時過ぎに出発。インデペンデンシアからスブテに乗って、サンマルティンには9時半に到着。今は10時のアメックス開店を待っている。今日も暑い!そして10時にアメックスでトラベラーズチェックを両替。トラベラーズチェックをUSドルのキャッシュにするには1%のコミッションが必要らしい。勿体ないが仕方ない。15分で両替終了。走ってブケブスのターミナルまで急いで15分で到着。汗だくだ。チェックインして出国審査。出入国審査はアルゼンチンとウルグアイの審査官が隣同士で並んでいる。10時50分乗船。フェリーはほぼ満席、11時20分出航。

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 12時半くらいにコロニア・デル・サクラメント到着。少し寝たらすぐに着いた。今まで移動は長距離移動ばかりだっただけに1時間はあっという間だ。そしてコロニアはブエノスアイレスより更に暑い気がする。ブエノスアイレスでやったので入国審査はなし!歩いて旧市街方面へ。地球の歩き方に載っていた15USドルのホテルは満室。なのでユースホステルに行くことに。こっちは150ペソ、6USドルくらいか。例によって欧米人しかいないようだ。タオルも付くし、インターネットと自転車も無料だしまあいいか。

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 まずはモンテビデオ行きのバスのチケットを買って両替を行い、旧市街へ出発。街は綺麗で静かで落ち着く雰囲気だ。とにかく暑い!長ズボンは失敗だったので、一旦ユースに戻って短パンに着替えてチャリで出発。信じられないほど気持ちいい。旅行で乗る自転車はまた格別だ。アユタヤといい、京都といい、本当に幸せな気持ちになる。街も静かだし、ブエノスアイレスの喧騒から逃れて過ごすのも良い。観光客も皆チャリやバイクに乗っている。バイクは基本ノーヘルだ。まずはスーパーでビール購入、海岸沿いのベンチで飲む。めちゃくちゃ美味い。暑い日はビールが一番だ。気持ち良すぎる。昼間から外で飲むのもこの上なく幸せだ。そして散策。人が少なくてのんびりできるのがいいな。

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 今は17時半、ブエノスアイレスでは16時半か。まだまだ太陽の位置は高くて最高だな。マヨール広場のベンチに横になってのんびりしている。そういえばチャリに乗っていて、こっちが右側通行というだと実感した。日本の感覚で左に行きがちだけど、一応右側を走る。自転車でも少し戸惑うものだな。

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 20時45分、一度部屋に戻ってトレインスポッティングの文庫本を持って広場で読んでいた。まだ日が落ちていない。ブエノスアイレスなら19時45分なのだから当たり前か。そして街は一向に夕飯の雰囲気がない。まだ夕方という雰囲気だ。こちらは夜が遅い。夕飯どうしようかな。半日過ごしてコロニアももう十分という感じだ。アスンシオンも一泊でも良いかもしれない。でもブエノスアイレスの喧騒から離れるのも少し良いか。夕日は綺麗だったなー。海岸線の正面に見えて素晴らしかった。今は日曜日にボカの試合を見られたらそれでOKという気までしてきた。結構旅に満足という感じだ。でもブエノスアイレスに戻ったら同じように思うかは微妙だけど。小さい街は落ち着くけどやることないしな。

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 コロニアはとにかくバイクが多い街だ。みんなすごい低速で走っている。そして停まっている車は窓を開けて放置しすぎだ。それだけここは安全ということなのかな。さっきビーチ沿いを走っていたらスポーツクラブを発見。柔道をやっていた。奥にはスタジアムもある。陸上トラックがあるけどサッカー場だろうな。チケット売り場も雰囲気がある。こんな小さな街にもちゃんとサッカークラブがあるのか。日曜日は盛り上がるのだろうな。土産屋にもコロニアのクラブのペナントが売られていた。ウルグアイもサッカーはアツいのだろう。あとはマテ茶を飲んでいる人が本当に多い。みんな魔法瓶とマテの器を持って歩いている。これには本当に驚いた。

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 今は22時45分、公園のベンチにいる。さっきまで1時間ほどユースの隣のレストランにいた。チーズサンドとサラダ。相変わらずメニューは何を書いてあるのか分からないのでろくなものを食べられていない。食後はトレインスポッティングを引き続き読んだ。面白いなー。ユースではアサード中らしい。こういうパーティーの時に日本人一人では入っていけない。そこがユースホステルの辛いところだ。結局23時半頃にユースに戻って24時に寝た。

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スペイン語も英語も流暢でない私にとって、欧米系か南米系のアッパーな性格の若者達と相部屋で過ごすユースホステルは苦手なタイプの宿だった。ブエノスアイレスの街角では大勢でつるむ日本人旅行者を見て苦い顔をしていた一方で、誰も日本人がいないユースホステルもそれはそれで居心地が悪い。我ながらデリケートな性格の旅行者だ。

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