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いつか会えると信じて①
私にはたくさんの中国人の友達がいた。彼らはみんなとても親切で、人懐っこくて、そして私達日本人のことがとても好きだった。
skyがリリースされてからまもなくは、日本人のプレイヤーよりも圧倒的に海外のプレイヤーが多く、その中でも中国人がとても多くを占めていた。
けれど中国側の規制が入り、中国人は光偶に誘導され、私達のあそぶグローバル版には簡単にアクセスできなくなってしまった。
会えなくなってしまった、思い出深い友達のことを話していきたいと思う
友友
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友友は、相方のサカキの野良フレだった。
サカキと遊んでいるときに飛んできた友友が、私にもフレンド申請をくれたことがきっかけで友達になった。
比較的早い段階でチャットを解放したけれど、今みたいにゲーム内翻訳がなく、翻訳キーボードに頼っていたのでお互いにたくさん喋ったりはせず、ただ一緒の時間を過ごすことが多かった。
友友はいつもINしたら必ず会いに来てくれて、一緒に裏世界を探検したり、キャンマラをしたり…
多くの言葉を交わさなくても、一緒にいるだけで心地良いんだ、と思わせてくれた人だった。
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「もうここにはこれなくなる」そう打ち明けられたとき、本当に、本当に悲しかった。
肝心な時に言葉が出なくて、「そんなことを言わないで、またいつか出会えると信じてる」というだけで精一杯だった。
その日はとても綺麗な虹がかかっていて、しばらく、二人で静かに虹を眺めた。
私は一緒にみたこの景色をずっと忘れないし、ここに虹がかかるたびに、あなたを思い出している。もちろん、ブロックもしていない。あなたの星は今も私の星座盤に輝いているよ
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