keyball44のキーマップをやりこんでいる
こないだこ↓んな記事を書いてから一か月がまだ経っていないが、キーマップを試行錯誤していたのでその記録を残す。なんかデータふっとんだら嫌だし、こういうの残しておくとあとで懐かしくなれたりするかもなので
自作キーボードを始めてからやりたいことがいっぱいある(あった)
例えば…
ケースを作る
既にほかに人が作ったものがboothにあったが、ピンヘッダに対応していないようで断念。自分でやるしかないのかも
キーキャップやキースイッチを好みのものに変える
これはちょっとだけやってて以下のスイッチを気に入っている
60gだと固すぎたし疲れるというのがわかった。こっちはこっちで軽すぎてまだ誤タイプするのが悩みではあるが…試打した時はタクタイル軸のキースイッチに一目ぼれしたのだが、これを打って気持ちいいのは人差し指や中指のような力を込められる指で打つキーだけという学びがあった。タクタイル軸自体は好きなので、次は静音タクタイルを買うか...となっている
リストレストやテンティングを試す
これの在庫が復活していたので購入してみた。手の負担の軽減を感じる一方、滑るとトラックボールを回すときにつかれるという知見を得た。
テンティングはこれから。カメラのパーツ使う方法が出てくるけどちょっと高いんだよな…
この辺のパーツはソフトウェアとハードウェアでいうとハードな部分なので試行錯誤に金がかかる。ハードウェアたるゆえんである。
やりたい気持ちはあるが年末に金を使い過ぎたためここでアクセルを踏むわけにはいかない
...…がソフトな部分をやりこむのは金がかからない、というわけでソフトなやりこみ要素がキーマップというわけ
キーマップの結果と方針
結果を画像で示すが、マクロはこうなっている
Macro0 (
Macro1 )
Macro2 {
Macro3 }
Macro4 ^
Macro5 $
Macro6 %
Macro7 _
Macro8 *
Macro9 +
Macro10 @
Macro11 !
Macro12 "
Macro13 :
Macro14 <
Macro15 >
キーマップはこう。左右端は使っていない。が整理していないのでlayer0以降にも残っている
方針は以下
3キー押しを控える
最初はlayer2つでやりくりしていたが、layerとshiftが入る3キー同時は著しくテンポが悪いと学んだ
押し間違えも多いので頻度が低い#&の二つ以外はマクロに設定してlayer切り替えだけで設定できるようにしている
テンポの悪さはa[x]と打つときに、[]それぞれに3キー同時が必要だと思うとテンポの悪さがイメージしやすいかと思う
右手の作業量を減らす
元々分割でトラックボール付きを購入したのは右側の肩だけ凝っているという指摘が整体師からあったため
よくよく考えると各種カッコやEnter,BSあとvimのキー移動で右手の作業量が多すぎることに気づいた。左は長押しのキーが多いが右手は連打が多い
vimmerであるため、hjklの移動は変えたくないのでEnterとBSだけでも左に逃がしたいトラックボールは左の方が良かったかも…
二つ目を買うか
ホームポジションから可能な限り動かない
触って気づいたが、これをやろうとすると自分の指の長さでは、両端の列のキーはブラジルぐらい遠い。Pキーでもちょっと苦しさが残る。指が伸びればいいのだが人体はハードウェア以上に加工がむずいためそうもいかない
推しポイントその1はl長押しとh/jでできる言語の切り替え。
今までctrl+spaceで作業してきたが、このままだとspaceとctrlの配置に制約が生まれてしまうことに気づいた。かと言って左端にctrlを残すと指が辛いなぁと思っていたらそもそも言語切り替えのキーがあるということでこれで解決。英字キー長押しでlayer切り替えは神です。
hjklはちょっと厳しいけど(今回lは右移動が普段vimのwやeなので妥協)aとか長押ししないもんね
vim作業中、l長押し->jで英語化->jj(これをescにしている)でinsert抜ける、という体験が神がかっている
推しポイントその2はs長押しとその周辺キーで、Enter,BS,Tab,Deleteをここに配置している。これらのキーは前使っていたHHKBだとブラジルに配置されていたのでホームポジションに移動。手が滑ってsdをタイプすることがままあるが、この辺は慣れればなんとかなるでしょう
a長押しで左手でいろんな記号を打てるようにしたので、ここもまだ混乱ポイント
ここに来るまでほぼ毎日キーマップをいじっていたがようやくしっくり来た感じで今は慣れるフェイズに入ったところ。
参考資料は以下
30%で作業する人たちのキーマップ調べたらヒントがあるだろうと思って調べたら大変ためになる情報で助かった
ソフトウェアの部分は試行錯誤がしやすくて楽しい。成果がそのまま使いやすさというフィードバックになるところも体験として非常に満足度が高かった。沼たるゆえんである
本業というかプログラミングの勉強が少し疎かになった事実もここに書いておこう。キーマップ最適化で上がった効率でもって取り返す所存であるため…
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?