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【後編】シリコンバレーのHR Tech / BetterUpを実際に使ってみた

皆さん、おはようございます、こんにちは、こんばんは!Lraough LLC Founder, CEOのshimotaku(しもたく)です。

本日は、前回こちらの記事に話題で上げたBetterUpの実践編として書きました。なんでも試さずにはいられない性格ですが、ToCに展開するBetterUpが提供するサービスに実際に触れてみて感じたことをそのままお届けします!

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BetterUpのサービスはどうだったか?

BetterUpについては前回の記事を参考にしてもらうとして、今回は実際にどんなサービスだったかについてお知らせします。

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いまいちサービスのオンボーディングだけだと何が出来るかわからなかったBetterUpですが、その根幹は「コーチング」であるということがわかりました。

従来はToBをメインに展開していたようですが、ヘンリー王子Joinのタイミングで一気にToCへの展開を行っているようで、僕のような一般Userにもコーチングが提供出来るようなサービス体系になっているようです。


コーチングとは

促進的アプローチ、指導的アプローチで、クライアントの学習や成長、変化を促し、相手の潜在能力を解放させ、最大限に力を発揮させること目指す能力開発法・育成方法論、クライアントを支援するための相談(コンサルテーション)の一形態。ただし、世界的に合意された明確な定義は存在しない。

Wikipediaの上記説明2が、その概要を説明してくれていそうです。

特に「相手の潜在能力を開放させ、最大限に力を発揮させることを目指す」の部分が重要になりそうで、今回のBetterUpのサービスの中でも感じられた良いポイントかと思いました。


BetterUpが提供するコーチについて

僕が今回受けたコーチは日本語が話せる方に担当してもらいました。
始めにBetterUpが推薦してきた3名のコーチは誰もがNative Speakerでその効果を100%実感するのは難しそうだったので、日本語もNativeにお話できる方に担当して頂きました。(4月時点で2名の日本語スピーカーがいる様子)

基本的に外注でコーチングの経験者や資格保持者がアサインされる仕組みになっており、約30分ほどのコーチングが1st Stepとして設けられます。そのサービスが良ければ、Monthly Subscriptionになるマネタイズになっており、コーチングを体験版で受けてみて良かったり次のステップに繋げたければ契約してね。という仕組みのようです。

こういうサービスだと1番始めにどんな人とマッチングするか。ユーザーがどれほどの期待値を持っているか。が大切になりそうですね。だから根掘り葉掘り、色んなステータスをアプリ上で聞かれたのか。と勉強になりました。


コーチングの内容について

僕に担当としてついて頂いた方は、BetterUpでのコーチングで既に4年以上、コーチングでいくと12年も経験されているプロでした。ToBへのコーチングプログラムを担当されていたり、シリコンバレーのIT企業ともお仕事されている様子だったので、Techに特化しているキャリアの相談や今まさに起業したての所などお話スムーズに行うことが出来ました。

予約した時間になりアプリを開くと、Facetimeのような形で相手とのセッションが始まります。始めは色んな話ができるように信頼関係を築いていくことが重要だそうで、まさにテニスやフィギュアなどのスポーツのコーチの如く、お互いに信頼出来るのか。相性が合うのか。場合によっては他のコーチが良いのでは?といったことまで見極めと相談が行われます。

2回目以降はゴールを意識しながらセッションを繰り返していき、コーチングを受ける側の人のコアになる部分を徐々にポジティブな方向へ変容させていくことが重要だそうです。

対象者自体が気づきを得られるような会話や、行動を起こせるような問いを行うことが重要なため、オープンで正直なコミュニケーションが出来るようお互いの距離やスペースを上手くバランス取りながら進めていく必要有ります。


コーチングと面接・採用は実は似ている

ここまで体験してまず始めに感じたことは、僕自身が面接や採用の過程の中で特に気にしていたこととほぼ同じ。だということです。

日本での面接の多くは採用する側と採用される側という立場上、採用する側がマウントを取るケースが多くあまり気分の良いものでは有りませんが、Tech関連の企業の多くがそうしている様にお互いを見極める良い機会にすることが重要です。まさに相性確認と言っても良いのではないか。と思います。

更には求職者側(採用される側)が面接体験を通して「この会社・この人良さそうだな」と感じてもらう必要があり、それはまさに信頼関係を短い時間でどう築くかが重要になってきます。特に就職の意思決定はその人にとって非常に大きな出来事なので、ただ単に条件のすり合わせだけではなく(勿論それも大切)最終的に自身で納得するような形で「ここに決めた!」と感じてもらう必要があり、これはまさにOnboarding Experienceの一つだし、入社(ゴール)までコーチが伴走する。という形が理想的かなと思います。

意外な所で共通点を見つけた後は、あっという間に時間制限の30分が過ぎてしまい有意義な時間が過ごせました。


BetterUpがToCサービスで目指す世界

これは今回のコーチングセッションの中で、そのコーチと僕自身が感じた結論なのですが

・今まで高価であったサービスが
・企業だけでなく個人の誰もが
・いつでも、どこでもコーチングが受けられるように

設計されたのがこのBetterUpなんじゃないか。と思いました。

突然のパンデミックで日々人と出逢うこともままならず、既知の関係性があったとしても疎遠になってしまう状況が1年も続きました。会社で働く従業員、離れ離れになった家族や友達。そういったものを繋ぐサービスとしても、オンラインコーチングは価値が高いと思います。

同時に自らコーチングを受けてみて、このサービスは起業家であればなおさら、いや本当に誰しもが体験し自らを高めるチャンスがあるんじゃないか。とさえ思いました。私生活や業務のマルチタスクで日々忙しい人、自分のことや夢を考える暇さえない人にとっては、コーチングを受けて新しいステップや未来への舵取りを行っていくことが出来ると思います。

Lraoughのコミュニティや転職コンサルティングの活動の中でも、こういった体験を積めるような仕組みを今後も考えてみたいと思いました。


お知らせ

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