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今更、たまごっち遊び…

また流行ってるんだそうですね。

昔は流行り物に興味がなく…というより、そういうもので遊べるような都会とはかけ離れた山中のど田舎育ちでして、当時は友達と遊ぶのが超楽しくてそれどころではなかったので、安室ちゃんが〜なんて話は、私の中では微塵も記憶にありません。

仕事についてからたまごっちの話を知った程度でして。仕事についてからも、精神的な余裕はなく、最初の就職先にて半年ほどで挫折して退職しておりました。

もう30年近く経つんでしょうか…、テレビでブーム再来の話を聞き、そこから興味が湧いてしまい、今まであえて使ってこなかったメルカリに手を出すまでになりました。(どうしても中古の出回り絶対数がこっちに多いので)

ネットで調べてみると、それほどの時間が経過したたまごっちは、新品未開封が非常に危険だと書いてありました。未開封で絶縁シートがついていても、電池が液漏れてしている事例をみつけ、その確立は高めといいます。でも、分解してお掃除すると復活するものもあるのだとか。そういう話を見つけてしまったので、中古品に手を出しました。
あわよくば、分解清掃で復活しないかなーと。

ついに手を出してしまったのが、
1つは、初代でボタンを押し込まないと動かない、というもの。
もう1つは、ヤフオクでネジが開かないてんしっちを。

ネジが開があかないやつ、ねじ山が完全に潰れてしまっていて、本当にあけられませんでした。まぁ、クーポンでお安く手に入れたものなので金額的ダメージは1000円以内、いいんです。そんなもんなんだって、そこはあきらめました。(あわよくばと試みたのですが、ダメでした)かわいいので、オブジェとして保管。

もう1つの初代は、分解してみると、やはり液漏れしていたらしく、電源は入りますが、液晶の映りや反応がちょっと怪しい。端子の交換は難しいですが、通電すればいいらしいので、端子の液漏れ箇所をごりごり削り、ボタン部分を清掃して元に戻すと、液晶が映ったり、消えたり…。さらには映ったなーと思うと、どんフェードアウトしていくんです。本体を抑えると映る感じだったんで、液晶部分の接触?と思って、そういう処置してみたのですが、変化なくやっぱりフェードアウトしてしまう状態なので、平日は一旦諦めました。

30年近く経過しているものだから、基盤もヤバいのかしら?と思い、新品を1つ購入してしまいました。欲しい柄は在庫がなく、フリマで購入。運よく割引クーポンあったので、すこしお安く手に入りまして、こちらを先に遊び始めました。
あと、もう1つ、ちびたまごっちなるものが25周年で出ていて、これが発売されたのが2017年だというので、これもフリマでお手頃なやつあったので、うっかり購入…だって、ちいさいのかわいいじゃないですか?(笑)
到着待ちなので、届いたらまた載せようと思います。

…が、状態が悪化してしまった初代がなんとも心残りなので、日曜日に再度分解して、もう一度液漏れ端子の今度は外側部分にこびりついたサビを削り、基盤の液漏れ箇所周辺清掃をしてみました。良くみると、基盤の液漏れ箇所近くに茶色い汚れが。なんだろう?と思いましたが、とにかく綺麗に清掃するのが一番と思い、無水アルコールをつけた綿棒でゴシゴシと拭き取り、他の場所も拭き拭き。一通りお掃除完了したので、閉じてねじどめして、電池をいれてみたら!!!
なんと、復活してしまいました〜〜!!!

そんなわけで、現在2匹目も育成中です。

基盤ってデリケートなんですね。汚れに敏感!しかも、液漏れしたときのサビだったんでしょうね、変にショートしてしまっていたっぽいです。でも、緑の塗装に守らているので、無水アルコールで拭き取ってあげれば、見事に復活するという始末。技術ってすごいなー!!!って実感したところでした。

左は初代、右は昨年発売のやつ

調べてみた感じ、ボタンの動作が鈍いあたりは基盤清掃で直るようですね。それを当てにして、この初代たまごっちは購入したので、分解清掃前提でした。一時は諦めましたが、復活してくれて嬉しい次第です。

ねじ山潰れも多いみたいですね。ちょうどいいサイズの精密ドライバーを用意できていないのか、はたまた捻る要領がわるいのか…。一定数ねじ山潰れも多い印象です。しっかりネジがかんだ状態で、真上からほどほど力をかけて、ドライバー本体を回せばいいんですが…難しいのかな?完全に潰れてなければまだ対処できそうですが、私が買ったものは完全に潰れてました。

たまごっちの新品未開封は危険ですねぇ、絶縁シート抜いたときに茶色い物質がって話みかけたので、これは危険とw 電池交換して動作確認までとれていないと、使用不可能な場合もあるので、分解する前提なのに、お値段は結構するというギャンブル感。そんなん買うんだったら、中古の液晶問題ないのが確認できたものを買うのがベストかも、と思いました。

液晶は基盤から剥がしてしまうと、戻すのが大変な様ですし、ぽろっと外れてしまうのは液晶接合部分のパーツが劣化してそうなので、よろしくない予感しますね。

裏側、新旧ならべてみました。形状が変わっています。ねじ山潰れの対策なのか、ネジがマイナスドライバーが使えるタイプに変わっています。
ボタンもラバーからプラに変更。細いもので押すときに貫通しやすかったのかも?
古いものに多い紙ラベルの数字刻印は、製造番号だったのかしら?同じものをよく見かけましたが、新らしい方は、数字が本体に直接印字されてます。
ボールチェーンも太めに。新しい方は海外にも出してるものだそうで、雑に扱うと切れやすかったんでしょうかね。

裏蓋の構造に違いが。

こうしてじっくりみてみると、頑張ってるんだなーって思います。
ネットでいろいろと修理事例を漁っていましたが、「ドブに子供もろとも落ちたたまごっちを分解して、洗浄、乾燥したら復活した」というのもあったので、電子玩具といえども、結構丈夫なんだな、って思いました。

なんだかんだありましたが、ジャンク遊びも楽しいという結果になりました。
この初代の復活っぷりに、心置きなく分解清掃できそうで、一安心。
あと2つほど届くので、それも到着楽しみです。


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