兵庫県の斎藤知事をモンスターにしたのは神戸新聞ではないのか

兵庫県の斎藤知事をモンスターにしたのは神戸新聞ではないのか?
このように考える人は兵庫県には多いはずだ。筆者の周囲では、特に県庁の職員に神戸新聞の体質を問題視する人が多い。今回、斎藤氏の独裁的体質が明らかになってからは、筆者の周囲の県庁職員はほぼアンチ神戸新聞になってしまった。

まずはこの記事をご覧いただこう。

SNSの誹謗中傷対策へ、兵庫県が新条例を検討 差別的な投稿や真偽不明情報の拡散「是正すべき」
2023/10/5 19:35

交流サイト(SNS)上で偽情報の拡散や、個人を誹謗中傷する書き込みが絶えないことを受け、兵庫県の斎藤元彦知事は5日、被害の抑止や被害者支援などを盛り込んだ新条例を検討すると明らかにした。
世論形成への影響力が増すSNSを巡っては、差別的な投稿や真偽不明情報の拡散も問題になっている。

 斎藤知事は同日の会見で「名誉やプライバシーを侵害されて苦しんでいる人が多い。是正すべきだと認識してもらいたい」と指摘。新条例には、県民への啓発▽被害を受けた人へのサポート▽相談体制の充実-などを盛り込む方針を示した。今後、弁護士や専門家を交えて議論するという。
 また斎藤知事は、明石市立図書館の跡地利用を巡って、前市長の泉房穂氏に事実と異なる情報を発信されたと言及。「誤った内容が数十万人に拡散したことが恐ろしい」と話した。

 この問題は、知事と丸谷聡子・明石市長が電話で意見交換した後、泉氏が自身のX(旧ツイッター)で「斎藤知事から明石市におわびの電話があったとのこと」などと投稿。知事と市長が「謝罪はなかった」と投稿内容を否定したほか、情報の出どころをめぐって同市庁舎で盗聴器の有無を調べる事態になっていた。(金 慶順)

この記事の内容、当時からいかにもおかしな話だと筆者の周囲では話題になっていた。ネットの誹謗中傷を兵庫県が独自に条例を作って規制するというのだ。ヘイト投稿を条例をつくって規制している例は川崎市などで前例はあるが、記事を読む限り、いかにも曖昧な印象を受ける。今振り返ると、知事は自分への誹謗中傷を規制したいがために条例までつくってしまおうとしていたのではないか?そんな気さえする。

そもそも、行政がこのような規制をすることは、言論の自由にもかかわってくる問題であり非常にあやうい。それをなんの批判もなく報道している神戸新聞の体質にも疑問を感じる。このような報道が昨年何度も繰り返し行われていたのだ。いったい神戸新聞は何を考えているのか?と常識のある人間なら思っただろう。筆者もこの記事を読んだ時に神戸新聞にたいして強烈に違和感を感じた。

予備知識のない方のために補足しておくと、この斎藤氏はとにかく元明石市長の泉氏の動向が気になる方なのだ。おそらく次の選挙のことばかり考えていたのだろう。加えて問題なのは、神戸新聞がとにかく兵庫県や神戸市の太鼓持ちをするメディアだということ。神戸新聞もとにかく日頃から明石市を攻撃するメディアとして筆者の周囲では有名である。筆者の周りには、癒着しているのではないか?と勘繰る人も多い。

例えば、少し前くらいから、主に明石市を流れる河川がPFAS(分解されない永遠の化学物質)によって汚染されていることが判明して地元では大騒ぎなのだが、神戸新聞はこれについては大いに報道する。しかし、実のところ、汚染源は河川上流の神戸市にあり、つい最近、神戸市内で製造されたミネラルウォーターも汚染されてたことが全国紙にすっぱぬかれ、住人の間ではこの話題でもちきりのなのだが、神戸新聞は追跡報道をほとんどしない。

筆者の周囲には、神戸新聞が住民の側に立ったメディアだと考えている人は皆無である。

次回は、住民を地獄に落としかねない神戸新聞の恐ろしい論理についてさらに深堀りした記事を提供する。
(マングース山本)

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