兵庫県の斎藤知事を告発した元県民局長には未だ語られてない大変な功績がある
神戸新聞の恐ろしい論理については次回にまわしまして、前回の記事の続きを書きます。
筆者らのグループは日頃どちらかというと公務員批判にまわることが多いのだが、この元県民局長さんには未だどのメディアでも語られていない大変な功績があると考えている(筆者らのグループは基本的に是々非々です)。筆者はその点をこの記事で強調しておきたい。どのような功績があるかと言うと、前回の記事を見ていただければわかると思うが、「兵庫県民の言論を守った」という功績である。
前回の記事でも書いたが、斎藤知事はネットの言論を統制しようとしていた(今後どうなるかまだわかりませんが)。元県民局長さんがこれを問題にしていたかどうかは今となってはわからないが、結果的にこれを防いだなら、兵庫県民にとっては英雄と呼んでもいいほどの功績があると思う。まさに赤穂義士の再来と言っていいだろう。
今の百条委員会の状況を見ればわかると思うが、権力者によって誹謗中傷の範囲が恣意的に拡大され、正当な批判すらも誹謗中傷として処罰されかねない。筆者は、自治体が条例ごときでネットの言論を規制するなど本来あってはならないと考えている。川崎市などのヘイト規制条例が前例となって(大阪市にもある)、自治体が条例でネットの言論を規制することが当然のことのような流れになるのは問題である。
今回は元県民局長さんが捨て身で言論を守ってくれたが、この方がいなかったら、もしかしたら、兵庫県が大変な独裁者を生んでしまっていた可能性がある(今後どうなるかわかりませんが)。兵庫県民は今回の出来事から多くを学ぶべきだろう。
(マングース山本)
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