見出し画像

自分へのご褒美

引っ越しを決めたのが2年前。息子が大学生になり移動しても問題ないのと住んでいるところが坂が多く、3年前に軽度の脳梗塞で歩く時に杖が必要になった母には辛い場所だったから新居を探す時には1人ひと部屋確保できることと平坦な土地で探して見つけたのが去年の夏。
暑かった夏だから内覧に母が同行することはなく引っ越し前もトイレが使えないからいいわと言って見に来ることはなかった。
引っ越し前日に最後の片付けをしていたら突如母が尻餅をついてめまいがするとその場で横になったのだが明らかに呂律がおかしくてすぐにかかりつけの大学病院に電話をしたところ救急車を呼んで連れてくるようにと言われ作業を中断して救急車で大学病院に行った。救急車に乗った時には呂律がおかしいもののまだ救急隊員の問いかけに返事をしていてそのまま病院の処置室へ行き私は待合室で待機。次に呼ばれて救急の病床に行った時にはいびきをかいて寝ているように見える母がいて「脳出血です。早く運び込まれたけれども脳梗塞の時に出されて飲んでいた血液サラサラの薬の影響で出血量が多いので緊急オペをします」とのことでした。
私は明日引っ越しなのにどうするの?もう転出届け出してるけどどうなるの?と引っ越し前日というタイミングで倒れた母にパニック。
正直母の心配もしたけど、どうしよう!が1番大きかった…私はひとりっ子だから頼れる兄弟もいない。1人で決めるしかないというプレッシャーと怒涛の手続きの書類で夕方に帰宅した時にはもうクタクタ。
結果的に母は今も入院中。
最初は心ない医師の対応や言葉に泣いたりしていたり、母が使う部屋だったところを見て切なくなったり今後どうしたらいいのか?などわからないことだらけでかなり疲弊していた。
1個ずつなんとか乗り越えて今日まで来たけど、なんという役所に行かなくてはいけない書類の多いことか💦
母は動かないので身体障害者の申請をして今日受け取りに行く日だったのだがなにせHSP気質で具合悪くなったらどうしようとか予約制のものには不安になってしまって私はとっても苦手。しかも説明があるから90分くらいかかるって言われてかなり憂鬱な日だった。なんとか乗り切って解放されたけど気持ちが疲れてるのがわかったからなにか自分へのご褒美が欲しい!ってなって私の必需品のコーヒーを買って帰ってきた〜自分に甘いなと我ながら思うし、これくらいみんな普通にやってることだよねと思ったけど自分への投資だってことで(笑)
スタバのお姉さんと談笑しつつ、コーヒー豆のサンプルも貰って気持ちがほっこりして帰宅できたから今日はいい日だった!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?