一人の娘の父として
「好きな女性のタイプはなんですか?」
若かりし頃よく飲み会で聞き合ってた
子供の頃女の子が配ってたプロフィール帳で必ず含まれる質問
「あなたの好きなタイプは?」
「芸能人なら?」
「動物に例えると?(真顔で考えてた自分が恥ずかしい)」
実はこの質問を心から納得して答えられたことがなかった。
しかーし!
今日、いや、さっきから明確に答えられるようになった!と思う。
好きなタイプは、、、
しずかちゃんのような人
うん、今はこの答えに大満足しています。嘘偽りがないですw
その理由について書くのはちょっと気持ち悪いので
きっかけを。
アマゾンプライムで
明日から保育園が始まる子供たちに特別に何か映画でもと思って選ばせようかなぁとテレビ画面にアマゾンプライムの画面を出したら、映画公開記念なのか、「スタンドバイミードラえもん」が無料で見られるではありませんか。
選ばせるまでもなく勝手に私が選んで上映開始!(文句を言わず一緒に見てくれてありがとう、子供たち)
子供たちを寝かせねば行けないので、全部は見られなかったのだけど、
結婚前夜のしずかちゃんとしずかちゃんパパの会話をする場面までを見た。
ああ、父としてしずかちゃんパパの愛・言葉に美しさを感じる。
そして、その父に育てられ、実際に三人娘を育てた作者が描いたこのしずかちゃんもまた、尊く美しい。
そんな気持ちになって「好きなタイプ」が決まったのだ
言葉を補って言うなら、好きなタイプは、「しずかちゃんパパや家族と過ごして育ったしずかちゃんのような人」
その結婚前夜(最後の実家での夜)の会話がこちら
「パパ! あたし、およめにいくのやめる!! わたしが行っちゃったらパパさびしくなるでしょ。これまでずっと甘えたりわがままいったり……
それなのに私のほうは、パパやママになんにもしてあげられなかった」
「とんでもない。君はぼくらに素晴らしい贈り物を残していってくれるんだよ。数えきれないほどのね。 最初の贈り物は君が生まれてきてくれたことだ。午前3時ごろだったよ。君の産声が天使のラッパみたいに聞こえた。
あんな楽しい音楽はきいたことがない。病院をでたとき、かすかに東の空が白んではいたが、頭の上はまだ一面の星空だった。こんな広い宇宙の片隅に、僕の血をうけついだ生命が今、生まれたんだ。そう思うと、むやみに感動しちゃって。涙がとまらなかったよ。それからの毎日、楽しかった日、満ち足りた日々の思い出こそ、君からの最高の贈り物だったんだよ。少しぐらい淋しくても、思い出が温めてくれるさ。そんなこと気にかけなくていいんだよ。」
「あたし……不安なの。うまくやっていけるかしら」
「やれるとも。のび太くんを信じなさい。のび太くんを選んだ君の判断は正しかったと思うよ。あの青年は人の幸せを願い、人の不幸を悲しむことができる人だ。それが一番人間にとって大事なことなんだからね。彼なら、まちがいなく君を幸せにしてくれるとぼくは信じているよ。」
自分が知っている狭い世界の中でという限定だが
世界一美しい 父娘の会話だと思う。
将来自分も、あんなに温かく愛に満ち溢れた言葉を素直に娘にかけられる日が来るかな。
娘の人生だから、結婚するかどうかも自分の判断でいい
ただ、どこかで、娘が何かしらの決断をする時に、この日を思い出して、父としての言葉を伝えよう
それが伝わるような日々を過ごそう
そんな娘も今年は小学生。早いな。。
そう言えば、映画を見ながら3歳の息子が妻を見て一言
しずかちゃんってかわいいよね〜
息子と好きなタイプが一致した!!
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