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新環境デッキ解説 ジオングキーナリー

おもろい山を思いついたので久しぶりに記事を書きます。
まだこの山での実績はありませんが無料なので良ければ読んでくださると助かります。

1.はじめに

新環境においてアナカラーはかなり冬の時代と言いますか、蝉と揶揄されるように夏の終わりになるにつれてやや勢力を衰えつつあります。

小型メタを並べる時代は終わり、速度はアポロ赤単に負け、アビスは余裕でメタを乗り越え、パルテノンが抜けフルパワーと化した青魔導具にも最速CRYMAXするしかないという始末…。

なので正直今回のデッキに関してもtier1‼️環境激変‼️最強‼️みたいなデッキではありません。そこはご了承ください。ただ噛み合いが非常に良く、ある程度は環境でも戦える"ちょうど良い"デッキだと思うので興味のある方はぜひ触っていただけると無名のモブが喜びます。

2.デッキリスト

基盤に関しては新環境で話題になった獰猛キーナリーの亜種のようなデッキになります。

禁王創来収録の最凶カード。
圧倒的な場持ち能力、トリガーも封殺、盤面にも触れて自分は展開できる化け物スペック持ちフィニッシャー。

獰猛なる大地+キラーキーナリーの組み合わせは言うまでもなく、蘇生対象のコストに合ったクリーチャーをマナから引っ張り出してcipは使わせないといういやらしくも美しい噛み合いをしています。

とにかく早出しの圧が強く、3→5→8獰猛の流れで出るキラーキーナリーは中速以降のデッキに対して圧倒的な封殺力を誇ります。

ただとにかくビートに対しての回答が少なく、赤単アポロには苦戦を強いられており、そこでまず試しにこのカードを採用してみました。

相手依存とはいえ実質的なキラーキーナリー早出しにも繋がり、EXライフブロッカー盤面処理とかなりの噛み合いの良さを誇る受け札です。悪くないと思った一方で獰猛が呪文であることがネックとなり呪文を捲り不発の試合が多く良いカードはないかと探していたところ…

あった。
こいつを見つけたおかげでなんとか受けを兼ねたデッキとして完成することができました。

3.主な採用カード解説

配球の超人/記録的剛球×4


後述するシウバと繋がる2→4のマナカーブを取れる、キーナリーの蘇生先としても強力で紋章で捲れてもブロッカー付与と面処理が行えるため採用。

運命の親衛隊シウバ/その運命、我らもそれに従おう。×4


アナカラーの貴重な受け札兼マナ加速札兼面処理という何でもカード。現環境そこまで小物を処理しなければならない場面は多くないが、ブレスラ見えてる5Cのデドダムを処理したり、横に添えられてるポレコを取ったりとあれば嬉しいくらいのMFが良い感じ。
また、ツインパクトがかなり多い関係上7コス以上のカードが非常に多いため追加ドローもかなり期待できる。
トリガーしてキーナリーの蘇生先を準備したり、アポロにもガイアッシュ込みで数ターンもらえる痒いところに手が届くカード。最近のお気に入りです。

ドンド・ラフーイ/ネオンジオング×4

単体の出力は獰猛に劣るものの、ツインパクトである一点で紋章でハズレにならず、墓地に何もなくてもネオンジオング→キーナリー出す→ラフーイ蘇生ができるという小ネタもある。

また選ばない除去の為紋章で捲れた場合アポロのランデスを喰らわず除去することができます。

後述するスペリオルシルキードとは相変わらず相性がよく、ネオンジオング→シルキード→キーナリーと動いた場合
ジオング効果バトルで21000火力
シルキードcip12000より小さいクリーチャーを全体マナ送り
キーナリーcipバウンス
キーナリーcipでラフーイ蘇生で一体マナ送り
という脅威の盤面処理能力を誇ります。

スペリオル・シルキード×2

ネオンジオング、紋章とどちらとも最高峰の噛み合いを誇るクリーチャー。稀にアビス等のデッキに対してガイアッシュ軽減でそのまま出すこともあります。 場に残すと4点のデカブツ、除去するとキーナリーに化けるという相手視点相当触りにくいクリーチャーでもあり、ポン起きした後でもラフーイで無理やり起動することも可能。

ジオングも紋章も勝手にマナに飛ばす為、当然のようにキーナリーに化け、盤面リセットし蓋をする。盤面リセットからのキーナリーの強力な蓋がかなり強固な壁となり、ただでさえ除去にしにくいキーナリーに拍車をかけるミラクルカード。

キーナリーのEXライフは維持したいが、ジオングと紋章では剥がれてしまう…というジレンマもこいつを挟むことでEXライフを維持できるところも体感かなり良いです。

獅子王の紋章×3

アグロデッキと付き合う為にコンセプトとして採用したカード。光込み多色なのでドルファがいてもアルモモがいても撃てる、えらい。

このカードを採用したからこそ加速札を全てツインパクトにし、獰猛からラフーイに変えこの山が生まれました。

環境的に呪文ロックしながら殴る山が多いので正直環境的にクソ強いカードではありませんが、アビスや赤単アポロにかなりワンチャンスを作れるカードです。

使用後にクリーチャーがマナに行くのでガイアッシュ込みでキーナリー着地が見えたりもします。

シルキードが捲れるとリセットしながら大型ブロッカーとなり、キーナリーが着地
ワーナーが捲れると盤面触りながら14000ブロッカー。
キーナリーが捲れるとEXライフブロッカーバウンスと脅威の3面止め。
ガイアッシュデドダムシウバのようなカードが捲れてもワンチャン山に戻った紋章を探しに行けるのでジャスキル+1程度ではだいたい止まりません。CRYMAXジャオウガ引いたら泣きましょう。

4.対面

アビス 微有利
赤単 五分
アポロ 微有利
5C 有利
サムライ 微不利
アナハン 有利



青魔 帰宅

5.まとめ

かなり器用な動きをしつつ、いろんなゾーンを経由しながらデカブツが飛び交うので使ってて非常に面白いデッキです。

獰猛キーナリーに関してはのすけ選手(@DnosukeM)の記事がかなり分かりやすく解説されている為気になる方は購入おすすめです。

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