京まふ2024備忘録


背景

推しが京まふ2024おこしやす大使に就任。(ハイパーめでたい)
京まふ2日間での経験を忘れたくないため、読んでもらうことを目的とせず、雑多なメモ書きとして記載する。

クラウドファンディング

京まふでは、通常のチケット販売に先駆けてクラウドファンディングが開催される。

販売開始と共に即座に最高額(15万)の『おこしやす大使思い出集合写真コース』を購入。

【コース内容】

  • 集合写真撮影

  • おこしやす大使による見送り

  • オープニングステージ観覧券

  • オープニングステージ内で大使が名前を読み上げ

  • おこしやすチケット 他

チェキやサインのコースも欲しかったが「そのせいで入場枠が不当に埋まってしまうのでは?」と考え購入を控えたが、その後のチケット販売を顧みるとそんな配慮はする必要なかった。

おこしやすチケット

京まふには複数種の入場チケットが存在する。
その中で各ステージイベントの最優先入場を可能とするのが『おこしやすチケット』と呼ばれるチケットになる。

おこしやすチケットの入手方法は2つだけ

  • 120枠を抽選で争う

  • 15万の5枠をクラウドファンディングで入手する

120枠を狙う場合、20以上あるステージの中のあるステージを前方で見たい!と考え応募する人達と争うこととなる。

購入前はあまり深く考えていなかったが、抽選結果発表時のXを見るにかなりの高倍率だったことがわかる。
熱心に推しを追っかけていると、かなり多くの同志(オタク)を認識することになるが、おこしやすチケットを握ることができていた人は一握りだったように見える。

おこしやすチケットは全てのステージイベントに当日優先参加することができる。
その他チケットの場合、チケットとは別にステージ観覧の事前抽選に申し込み勝ち取るか、当日会場後に配られる当日観覧枠を確保するか、はたまた立ち見観覧枠のために事前待機すると行った長き道程が待ち受けている。

かくして、おこしやすチケットを確保した自分は推しの出演するステージを錚々たる席陣で観覧することができた。

ややさんが出演した全5ステージのチケット
(階の表記有りが京まふステージで中央は18番、無しがみやこめっせステージで中央は15番)

いつかあなたの推しがおこしやす大使になった時は思い出してほしい。
私は今後同様の機会があれば、何度でも15万を支払う道を選択する。

前入り

集合写真コースにはオープニングステージの指定席が存在するため、東京からであれば、早朝出立でもなんとかなりそうではあった。
が、理由あって決断した前入りは想定以上のスタートダッシュを切らせてくれた。

着物レンタル

集合写真コースはオープニングステージ直後に大使と購入者での写真撮影となる。

大使のお二方が着物を着ての出演となることは明白だったので、それに合わせて着物をレンタルするという選択をした。(そのための前入り)
正直かなり迷いはしたが、この決断も大正解だった。

リハーサルと自分の中で称して臨んだ、推しトークフェスのツーショットチェキでの「お着物素敵です」というミサワさんのお声掛けが迷いを断ち切ってくれたので、ミサワさんにはとても感謝している。(ややさんからも同じ言葉を掛けていただいたので完璧な演技といえるでしょう)

京まふ1日目

出立

起床し、自身で着物を着付け。
外を数十分も歩けば慣れたが、出立するまでは妙に緊張してしまった。

八坂神社付近のホテルに宿泊していたため、会場までは1kmほどの距離であったが、草履での移動は30分近くの時間を要した。

入場

おこしやすチケット所持者は、当日に本人確認を行ったうえでの入場パス配布となる。
9時開場に対して受付は8時開始。そんな必要あるのか、と思いながらも受付開始時間には足を運んでしまうのが浮かれオタクの性である。

ブースへの入場もおこしやすチケット所持者が優先入場。
「せっかくだから人がいないうちに」と即座にリゼロブースを目指した。

初めての会遇

人が来る前に撮るぞ~といった感じで一番乗りでパネルを撮影した。
他の勇み足の人たちはみんな物販に向かったようだ。

それは開場から数分での出来事。
着物の人が横を通ったため「俺以外にも着物の人いたー!」と顔を向けた。

おこしやす大使の岡本信彦さんだった。
リゼロ出展ブースの真横の少し奥まったスペースにメッセージボードがあり、そちらにメッセージと記念写真を取りに来たのだ。

『岡本さんとスタッフと俺』

客がいない。「このまま居てもいいのか!?」と思いながらも期待に胸を膨らませながらその場に立ち止まった。

数分が経ち、KADOKAWAブースの物販を終えた人が2名ほど同じように待機していたところに山根綺さんもやってきた。

着任メッセージの映像とは違う純白の着物に身を包んだ姿での登場。
「美しすぎるっ・・・!」
既に万感の思いで心が満たされ、元を取れた気がした。

退場の際、ややさんの演者パスが落ちてそれを拾ったのだが、声を掛ける勇気が出ず、付き添いのスタッフさんの肩を叩き「落とされましたよ」と小声で呟き手渡した。
もう少し慣れたあとだったら御本人に声をかけれたかもしれないが、この時はこれが精一杯だった。

京まふ オープニングステージ

大体のステージが最前方の男女比2:8くらいの印象だったが、こちらは5:5くらいだった気がする。集合写真組は最前中央にまとめられた。

ステージとの距離に周りが歓喜する中、したり顔で待機した。
豪運により今年は幾度なく最前を経験している。気持ち悪いモンスターが生まれたもんだ。

ステージ内容は「挨拶=>市長さんらのお言葉フェーズ=>京まふステージ・グッズ紹介=>支援者読み上げ=>支援者お見送り=>支援者集合写真」といった流れ。

支援者の名前を読んで探すフェーズ、見返したら読み上げた後探すでもなく即座にこちらを見てくれていてめちゃくちゃ気持ちよくなってしまった。

集合写真は支援者5人が椅子に座り、後ろに大使2人が立っての撮影。
何枚か撮影される中でポーズせっかくだから変えてくださいねーと言われたけど素人には無理ゲーでぎこちなくなってしまった。発送は12月頃になるらしい。不安だ。

撮影後、ジャンプブースでもらったショッパーに触れ喋りだすお二人。
お二人が出演されるるろ剣の面が後ろになっていたので「こっちの面見てくださいよー」と裏返した。
「剣心だぁ…青エク憐くんいますよ!!」と声を当てられている岡本さんより早く気づいてリアクションするややさんが可愛かった。

お見送りは声がけなしとのことだったが、上記の流れでその後もややさんと少し会話できてラッキーだった。
「お着物、とっても似合っていますね。素敵です。(ニコッ」(一生忘れたくない)

散策フェーズ

次のステージまで4時間ほど時間があったため散策。
再入場ゲート付近でお二方と早速の遭遇も人だかり多く軽く眺めるくらいで終了。

一通り見た中で一番テンションがあがったのが「Tokyo Otaku Mode」。

先日展覧会に参加してからずっと再熱している伊藤潤二熱。
そんなところに『うずまき』25周年記念と銘打って商品が販売されたとあっちゃ買うしかない。

しかも購入者に抽選でややさんのサイン入りボードプレゼント。一石二鳥すぎる。Happy~🍀

大使考案バーガーを食べた後は地下の展示ブースへ。
オープニングで紹介されたイラストレーターLAMさんの展示を拝見。

楽器で戦うタイプ好きになりがち

最近のイラストレーターさんの名前はあまり存じてなかったけど、色使いの感じが昔好きだったOKAMAさんに近しいところを感じるな~なんて思いながら見ていた。
『PROJECT KAGURA』映像化の際には是非山根綺さんをよろしくお願いします…。

休憩しているとややさんが浴衣に着替えたという情報を発信。
ここからは正直推しの浴衣を間近で見たい一心でブースを練り歩いた。
厳密に言うと、散策開始直後に芸大ブースで会えたんだけど、見送っては一旦離れて別の場所を散策する、という行動を繰り返した。(その後は2.5次元の誘惑とるろ剣ブースで遭遇)

京都アニものづくりアワード

夕方になり、みやこめっせステージ側のイベントに初入場。
勝手がわからないのでスタッフに声がけ。「おこしやすチケットの場合は15分前から受付開始なのでそのくらいの時間にいい感じに専用受付に来てください」とのこと。

ほな30分前やな、ってことで邪魔にならないようちょい離れた見える位置で待機して、オタクたちが受付で断られるのを眺め続ける。
5分程たったところで折れたのか断らずに受付前に整列させるスタッフ。
やはり15分前からとはならなかった。即座に近寄り列に合流。

みやこめっせステージのイベントはおこしやすチケットの場合、前から好きな席を選ぶことができる。
オープニングでの大使の席が下手だったからかな?最初に並んだグループがちょい下手側の席を選択したため、最中央の席を選ばせてもらった。
実際のややさんの席は上手側。ただ、席とモニターの導線上の席が中央だったため、モニターを見る姿を正面からじっくり見ることができた。

ものづくりアワードは、企業や地方団体がアニメーションを活用した作品を表彰するというもの。
仕事で関わったことのある企業が何社かあり、知っている人が登壇しないか少しビクビクしてしまった。

浴衣姿で微笑む推しが眩しく美しく、登壇者が前で会釈する度に「惚れすぎるなよ」と念を送った。

京都国際マンガミュージアム

初日最後のステージが終わった後は18時から生アナウンスをするというマンガミュージアムへ移動。

この時点で10時間も草履で練り歩いていたため前坪部分が痛く、時間も無いので躊躇なくタクシーを配送。

SideMやダンジョン飯の展示が行われていたがしんどさが勝り、散策はせずに空いてる席を探した。

やっとこさ見つけた空席は1階の裏通りっぽいところに数席のみ設けられたスペース。
眼の前の本棚に恐怖新聞があったため”ここだな”となり時間を待つことにした。

1巻が読み終わる頃、真後ろの部屋からよく知る声の挨拶が聞こえた。
その部屋は裏口があるのだろうか、部屋から突如ややさんが現れて正面の校長室へと入っていった。どうやら校長室が待機室らしい。

わずか数秒の出来事で不意打ちだったため、座ったまま顔を向けるだけとなったのだがこちらに気づいたややさんが笑顔で手を振ってくれた。
自分以外の3名は外国の方で気にせず本を読み続けていた。着物であることが功を奏したのだろう。現場で特徴的な装いをする人の気持ちが少し理解できた瞬間だった。

ただその後、この場で本を読み続けていいのかという迷いが生まれた。
「恐怖新聞を読むという目的はあるものの、これ出待ちでは?」
そういった感情が芽生えながらも居座った結果、その後の出入りは顔を向けられず、耳だけで楽しむというムーブになってしまった。小心者である。

京まふ2日目

入場

1日目で気持ちが出来上がりすぎた結果、暴飲暴食してしまい寝不足絶不調での参加となった。(ラーメン→豚丼→鯖姿寿司→フラペチーノ)
が、人が少ない会場を練り歩くのは気分が良い。昨日と変わらないブースを改めて練り歩き始める。


嘘、無理だよ。開始30分程で力尽き、地下の休憩スペースへと向かった。
リゼロステージは11:40からなので1時間程、畳のうえでスマホをいじっていた。

リゼロ3rd season放送直前ステージ

みやこめっせステージと異なり、京まふステージは前ステージの入場が完了すると即座に整列を開始する。
前ステージの開場が10:30なので10分程経過したところに訪れると既に10名ほどの女性が待機していた。

この2日間で女性はこういったイベントに慣れてる、もしくはバイタリティに溢れていると強く感じた。見習っていきたい。

京まふステージのおこしやすチケット勢へのチケット配布方法は前方席チケットをランダムで配布する形だった。
ステージ中央に席が並び、私は上手側の席の正面となった。
着席しガッツポーズをした。この手のイベントは告知の際のキャストの写真順の通りに登壇するんだ。僕は詳しいんだぞ。

私の隣など最前列でも数分の間埋まらない席が存在した。
もしかするとステージ観覧応募組でも数席は最前がご用意されているのかもしれない。

「カララギ式和風マナークイズ」というフリップに回答を記入しながら答えていくコーナーでは、1問目の回答後からコーナー終了まで、ペン尻にはめた蓋を一生外せずにあたふたし続けていたややさんを見ることができて最高だった。(クイズ自体は全問正解。流石すぎる。)

苦戦する様は配信でもしばしば映るが、ぐぬぬとなっているところは抜かれていないようだった。とんでもない損失。

最後にとった集合写真はややさんどん被りだったので映り込み無し。これもまた誇らしい。

散策フェーズ②

しんどさもあったので多くは回らなかったけど、初日にできていなかった工芸・体験工房に向かった。
布製コースターを購入し、好きなデザインで染料できるというもの。

当然ながらるろ剣の操を選択。カラーもややさんラッキーカラーの水色。
染料を終え、ドライヤーを当て乾かしていると同じテーブルに剣心・薫・左之助・操が揃っていて盛り上がり軽く談笑した。

エンディングステージを控え待っている中で感謝の念がカンストしてしまい、クラウドファンディングの『伝統工芸品 組み紐コース(大使がカラーとデザインの組み合わせを選択):50000円』を追加支援していた。
エンディングステージで組み紐が紹介された際に「買うたで!」と胸を張れたのでこのタイミングで買ってよかった。

京まふ エンディングステージ

再度みやこめっせステージへ。
待機列形成が徐々に早まっているかもという情報を仕入れたので初日よりも早めのに向かい受付に尋ねると奥の死角となるスペースに既に待機列が形成されているようだった。
とはいえ9番目。やっぴ~♫

中央は埋まっていたものの、前日の舞台配置から上手を選択。
入場すると大使の席はやはり上手側。分析・推測の重要性を実感。

ステージ内容はこの2日間を振り返るというもの。
これまで着物2種浴衣1種と和装で登場してきており「推しの和服って最高だ~」となっていたところへの洋服での登場。
「うわ~洋服もかわええ~~~」となったので何着ても喜ぶ生き物なのかもしれない。

大使に何回遭遇したのか挙手で確認するシーン、初日だけで岡本さん3回ややさん5回と遭遇していたので恐れず手をあげていると「そうだよね~」とのリアクション。
その場ではホクホクだったが、後で見返すとやはり呆れられているのではないかと不安になってしまう。

るろ剣 京まふ スペシャルステージ

エンディングステージとこのステージは会場が異なるうえにチケット配布開始まで25分しかなかったためそそくさと移動。
正直最前列は諦めていたのだが、思いの外列は長くなく17,8番目くらいの案内で最前をゲット。
席は下手側であったため、ややさんとの距離は4m程あっただろうか。
遠く感じてしまった。慣れは恐ろしい。今後が本当に心配だ。

コーナーは「以心伝心クイズ」というもので、◯プリーグでもお馴染みの回答4文字を出演者が1文字ずつ答えていくというものだった。
正直このコーナーは八代くんが終始面白くて八代くんばかり見てしまった。

るろ剣 先行上映会&トークイベント

京まふ全ステージが終了したが余韻にしたっている場合ではない。
京都駅そばの映画館にてこのイベントがあるからだ。

京まふステージの終了時刻が17:25。6駅移動して京都で行われる上映会の開始時刻は17:30である。
急ぎ向かった結果、どうにか2話目の途中から見ることができた。
ちょうど操の最初の見せ場のシーン。ほとんどの参加者が同じムーブなのかなと思っていたがそんなことはなく7割くらいの人は上映会のみの参加だったようだ。

こちらの席は流石に前方とはいかず中腹のあたりだった。
それでも見つけてもらえるのはありがたい限りだね。こちらも幸せな時間となった。

帰宅

今回の旅程は結構悩んだ。日曜で帰宅するか、もう一拍京都で過ごすか、月曜のみ名古屋で過ごすか。
熱田で月曜にアイマスイベントがあったからね。
結局は日曜で帰ることにした。土曜あたりでもう猫恋しくなったので。

グリーン車を取った時点では前後共に席が空いていたのにいざ席にたどり着くと前の席にはスーツのおっさんが最大限にリクライニングを倒し、靴下を脱いで酒を片手にイビキをかいていた。

最後の最後だけ最悪な気持ちになってしまった。東京駅まで他に空席あったし本当に移動したかった。

でもその時の感情はもう残っていない。
圧倒的に幸せが勝る旅だったから。

おまけ

呑み屋

店舗名だけで選んだ店。メインターゲットが海外旅行者なのだろう。
しっぽりいく感じではなかったので飲み比べと炙りものだけ楽しんで退場。

ラーメン

旅といえばラーメン。中でも強烈に印象に残ったのが「麺鶏 佰鶏」。
隠れ家的な立地にカウンター8席のみでの営業。

前入り時の夕食として利用し感動、次の日も訪問してしまった。
値段は正直ラーメンとしては高い。祇園料金ってやつだろう。でもまた行きたい。


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